(ぼくの画力ではその可愛さを描ききれていないのはさておいて)
(ぼくの画力ではその可愛さを描ききれていないのはさておいて)
とある日のお昼前。
時間つぶしの必要があり久しぶりのお一人様カラオケ。
時間帯によってはファストフード店あたりよりお安く時間を消費することができますね。
この時は22/7を中心に歌いましたよ。
特に「シャンプーの匂いがした」を何度も繰り返し歌いました。
その時々で自分の中でヘビーローテーションされる曲がコロコロと変わるのですが、ここ数週間は毎日必ず数回聴いている曲がこの”シャンプー”なのです。
女の子が同性である先輩に憧れる思いを歌った楽曲です。
22/7にしては珍しい「百合」ですね(秋元康コンテンツの中でも珍しい?坂道とかよく知らないけど)
もう切なくて切なくて胸がぎゅぎゅーっっと締め付けられるのです。
こんなマーチのリズムを刻む曲にこんな切ない歌詞を合わせるなんてヤッパアキモトハテンサイ……
♪他人(ひと)に言えないくらい好きだった。
♪そばにいるだけでときめいた
♪想い 気付かれぬように隠して
♪ずっと 告白できなかった
♪他人(ひと)に知られたくない恋だった
♪ずっとさりげなく見つめてた
♪何か話したらばれちゃうから
♪ひとり 心をおちつかせた
想いを隠し続けていた苦しみが憧れの先輩との別れで爆発してしまった切なくとも情熱的な歌詞です。
最近の萌アニメのまず”百合”ありきなスタイルにはちょっと食傷気味なのですよ。
同性同士の恋に偏見や差別的な意識を持っているわけではありませんし、今では世界的にそれも普通なことなんだと意識が変わっていっていることも知っています。
それでも数の上ではどうしてもマイノリティだし、あっけらかんとできるまでに相当な悩みや苦しみもあったことでしょう。
この歌にあるように好きな相手が同性の恋愛に対してどう思っているかがわからない状態では尚更でしょう。
ぼく自身は偏見は無いと言ってはいても実際に娘が女性を相手として連れてきたら相当なショックを受けてしまうでしょう。
もしかしたらこの歌の存在が今のジェンダーレスに反していると言われてしまうのかもしれません。
でもやはりこの隠して隠してそれでも苦しくて出てきてしまう想いが綴られたこの歌の世界観に”尊い”と感じてしまうのです。
世界から(なぜか主人公の父親以外)男という種族が消滅したかのような中、メンバー全員が”百合カップル”であることに”尊い”もなくない?
男性がいて男女の恋愛があって、その上での想いが”尊い”んじゃないか?
それをファンが勝手に妄想。二次創作するならともかく公式側からそれを当り前のように発信されては萎えてしまうのです。
あ、でも「アサルトリリィ」はそのまま百合満開でいてね。
なんと言っても”アサルト:急襲、強襲””リリィ:百合”なのですから。
今日東京競馬場で開催される第84回オークス。
(Cygames「ウマ娘 プリティダービー」プレイ画面より引用)
昨日の南極祭はなんだったんだろう?