マリーのアトリエ

札幌時計台近くのハンドメイドショップ、マリヤ手芸店のスタッフブログです。

エッグアートの本

2009-04-01 07:37:44 | 書籍全般
4月の行事といえば、日本では入学式とお花見でしょうか
やっぱり4月は桜ですよね~(北海道ではまだ咲いてないけど

欧米のキリスト教圏では、イースター(復活祭)を盛大にお祝いするようですよ
キリストが磔にされて、3日後に復活した日ということで、今年は4月12日だそうです。
イースターにはきれいに彩色されたゆで卵を交換したり、
子供達に探させたりする習慣があるので、卵を使ったエッグアートが盛んです

そんなわけで、今日はイースターにちなんでエッグアートの本を紹介しますね


 
                                    (裏表紙)

こちらは最近入荷した洋書で、ウクライナ地方の伝統的な模様の図案集です。
精密でエキゾチックな美しい色彩の模様が素敵ですね


 
中のページはモノクロですが、模様の図解がくわしく載っています。
エッグアートだけでなく、様々なデザインの参考になると思います

「Ukrainian Design Book]~3780円





宝石のように美く細工された、すばらしいエッグアートの写真集です
イースターエッグの超豪華バージョンですね
ロシアのロマノフ王朝の時代に、ファベルジェという金属細工の名人が、
たまご型の入物に金銀宝石をちりばめた宝飾容器を皇帝に献上したのが
始まりだそうです。
ロシアの貴婦人の間で流行して、美しい細工のエッグアートを作って、
楽しんだそうですよ


 
卵を開けると中から白鳥が出てきたり、おもしろいですね
様々な趣向と贅をこらした、ヨーロッパの王侯貴族のための
美術工芸品だったのでしょう
洋書ですが、写真を見てるだけでため息が出そう
オールカラーの、豪華な写真集です

「DECORATING EGGS」~3885円





エッグアートは日本でも愛好者がたくさんいるようです。
小さくて繊細な細工は、日本人も好きですものネ
この本はエッグアートだけではないですが、デコパージュの技法を使った
素敵なエッグアートが載っています


 
ヨーロッパの貴婦人の気分で、優雅で繊細なエッグアートを楽しんで
みてはいかが?

「花のデコパージュ」 平本節子著 NHK出版~1680円





コメント
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