
マリヤ手芸店で開催中の、アジアの手仕事展です。
アジアの民族に伝わる美しい手仕事の作品が、会場いっぱいに展示されています。

望月真理さんの作品、「カンタ」というインドの刺し子です。
ものすごく緻密な針目で、全面に模様を刺してます。
とにかく針目の細かさに「へぇぇ~

針仕事をなさる方にはぜひ見てほしいです


かなり大きな作品ですが、こちらも全面に刺し子が施されています。

民族衣装を着た女性や、お家などの可愛いモチーフです。
この一家の生活の様子なのでしょうか。

帽子の部分などは、とても細かいステッチで模様を描いています。
背景にも全面に地刺しがされています


小さな作品には、お値段が付けられていました。
藍色の風合いが素敵ですね。
小さいけどほとんど全面に刺してあって、立派な作品です。
本当は実際に使うものなのでしょうけど、もったいなくて使えないかも・・

こちらの白い羽織も・・

全部にこんな細かい刺し子が刺してあるんです

白い布に白い糸で刺してあるので、本当にきれいです。
これは晴れ着なのでしょうか。
一針一針思いを込めて服を縫うって、今の日本ではほとんどなくなってしまいましたね。
望月さんによると、インドでもこの「カンタ」は今は誰もする人がいないそうです。
望月さんは、この貴重な文化が途絶えてしまうのを残念に思い
古いカンタを譲り受けて研究なさり、この日本で受け継いでいるのだそうです。