札幌在住、長谷川由紀子さんのアイヌ刺しゅうの作品です。
アイヌ刺しゅうは北海道ではとても人気があります。
独特の模様と色合いが美しいですね
長谷川さんの作品は、色合いがとても上品で素敵です。
古いアンティークな風合いと、現代のエレガントなセンスがミックスされた感じで、
マリーがこれまでに見たことのあるアイヌ刺しゅう展の中でも、
個性が際立ったとても良い作品だと思いました。
(あくまでマリーの主観ですが)
アイヌ刺しゅうも、様々な刺しゅうとアップリケの技法を組み合わせた
とても細かい手仕事です。
アイヌ刺しゅうに関しては、保存しようと努力されている方々のおかげで
お教室もありますし、技法書も何種類か出ています。
これも大切に伝えていきたい文化ですね。
こちらは米谷キミエさんの、韓国のポシャギです。
麻布を縫い合わせた韓国風のパッチワークで、落ち着いた色合いと
布の透け感が美しいです。
独特のとても細かい針目で縫い合わせてあります。
ポシャギも日本で人気があるので、文化出版局などから本が出ています。
お教室で習っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
細かい針仕事と麻布の風合いが、日本人の好みにも合うのかもしれませんね。
小さなポシェットなどは、展示即売もしているので早めに。
この展覧会は10月5まで、マリヤ手芸店3階クラフトギャラリーで開催しています。
(10時~18時。最終日は16時まで)