おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

縁故採用における日本の古い精神的土壌

2015年03月02日 07時18分20秒 | 社会


世の中にはいっぱい血縁による人事採用というものがある。

最近の注目事件が大塚家具問題。創業者の会長と娘の現社長との対立。会社を二分しても相克が続いているらしい。

互いに互いを中傷非難しながら、その座を追おうとしている。

醜い関係でどうしてそこまで世間に恥をさらすことが平気なのか普通の感覚ではない。

最近テレビで長嶋の息子がよく出ているが、その生意気な態度。ニュースショー番組なのに「場違い」にもかかわらず「タメ口」で喋るし、教養のなさがにじみ出ている。こんな馬鹿テレビに出すな

韓国の「ナッツリターン」。ここも財閥で航空会社の創業者の娘が若くして副社長で権力に酔い痴れて、今回襤褸を出してしまった。懲役1年執行猶予なし。当然だろうー

日本中にこういう縁故採用が津々浦々に蔓延っている。

公正を期さなければならない行政にも実は地方へ行けば細部ではあるようだ。行政から委託された事業組織への採用なんてざらにある。

親子で、夫婦でよくぞ同じ職場に勤めていられるものだ。正々堂々と公務員試験を受けて、合格してからの採用配置であればいいのだが、例えばそれが正式採用ではなく臨時、時間勤務、アルバイトなど等法的に問題にならないように計らっているのかもしれないが、しかし貧しい村、求人なんて殆どないに等しいような場所で多く応募してくる採用案件に縁故がどう絡んでいるのか?

公務員であれば法的に問題ないとしても自ら襟を正し受験を避けるのが社会的常識だと思うのだがー

田舎ではそんなことどうでもいいみたいだ。私企業だったらまったくすんなり採用されるのだろう。

縁故だらけの世の中を少しずつでも変革していかないと第二第三の「ナッツー」や「大塚ー」が出てくるだろう