おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

自分さえよければ・・・

2012年03月04日 09時20分41秒 | 日記
大震災の被災の中でも福島原発の事故は重苦しく今も胸を塞いでいる。非難を余儀なくされている方々のことを考えるとまことにやるせない。そして東電に対する怒りが煮え滾る。

原発事故は現代的な社会問題をグローバルに投げかけた。それは近代のあり方そのものを問うている

さて最近のニュースを見て、腹立たしく思うことがある。福島を中心とした東北被災地の瓦礫の処分問題だ。
これを受け入れることを決めた東京都は凄いと思う。こういう時には若干独善=思い上がりを感じるけれども石原知事の指導力は素晴らしいと思う。感心するし、感謝したい気持ちだ。

受け入れたいと町長が表明した静岡の島田市のケースは市長が受け入れに積極的なのに逆に!!市民が受け入れを拒絶する反対運動が起きているとはーしかも瓦礫の放射能検査を詳しく測定し公開し、全く問題ないと言っているのにだ

あちこちでこういうトラブルが起きているようだが、日本人の倫理観、道徳性も地に墜ちたものだ。

「子供の健康を考えると将来が不安・・・」これは独善ではないか。エゴイズムそのものだと私は考える。子供のためー確かに大義名分として成立しているかに見える。親が子を心配するは当然のことだが、3・11という未曾有の災害に見舞われた被災者の悲惨と窮状を思う時、何故利他的な判断が出てこないのだろう。

もし地元にという提案が行政からなされるなら積極的に受け入れに賛成するけどなー。

もっと腹立たしいのは福島の被災した家庭で他県に移り住むことを余儀なくされた幼児を山梨県のある保育園が入園を拒否したという。それと公園で非難している福島の子供が遊ぶことを「自粛してほしい」と家庭に申し入れたとのこと。

こんな酷い話はない

放射能を少し被ったからって他人へ伝染するの?出鱈目な情報に踊らされ、非科学的な判断で人を差別してはならない

関東大震災の際に実際起こった朝鮮人虐殺事件は歴史的な日本人の非道行為だが、これをまた日本人同士で行っている。


「福島県人はここから出て行け」とプラカード掲げて被災者=避難者の住宅の周りをデモ行進するの

日本はこんなヒドイ国になっている。

馬鹿タレが

ああいかん興奮した、心臓病はもっと穏やかに暮らさないといかんのだけど・・・

野田さんよ、次の選挙のことばかりすなわちあなたの頭の中には政局しかないのだろうけど、足元をしっかり見なさい

日本はこんなヒドイ国になり墜ちている

無理はいかんよ、アラカン

2012年03月03日 09時25分07秒 | 日記
一昨日の夕方、冬用仕様の体重を何とか減らそうと長めのウォーキングに出た。最近、1時間の行程中、半分くらいジョッグを入れるようにしている。

体重82kgの重い体になっているので、走ることは心臓に無理をきたしているのかもしれない。その晩から調子が悪くなって体が鉛のように重く感じるようになった。

体調の変化は晩酌の量でわかる。

いつもは缶ビール1本と芋焼酎のお湯割り2杯。ビールはプリン体カットのグリーンラベルの発泡酒を飲んでいる

一昨日は缶ビールだけ。昨晩は焼酎も飲んだが、1杯止まり。

昼間の午睡も2時間と長めに取った。というよりも体が重くて、目覚めてもぼーっとしていて(いつもぼーっとしてるじゃないのーとは妻の声)ベッドに臥せていた。

もう62歳、決して無理はできない歳になっているのだろうあーあ

ベッドで眠れぬ時、読書する。今久坂部羊の「廃用身」という小説(?)を読んでいるが、どうも薄気味悪い。

初めて聞く言葉で、重度の疾患で腕や足が神経麻痺して全く用を成さなくなったものをいうのだそうだ。リハビリしても復活が望めない患者にこれを切断すること。それを「Aケア」と呼ぶのだが1例目の手術で、患者は両足を切断した後、心の様子も怒りっぽい正確が穏やかになり、腿の付け根からの切断にも関わらず、残された両腕で歩行を積極的に試みる。足が駄目だった時には寝たきりで人生を悲観的に送っていたその人が見違えるような生き方に変わったというのだ。

これを見た老人施設の他の人もAケアを希望するようになり、そのデイケアに通う老人の多くが足や腕を切断するようになっていく。

確かにこれは小説だが、書いている久坂部は医者で、書いた意図はこのケアではなくキュアだろうが、それも介護者(施設のスタッフや家族)の負担を軽くするためでもあるというのだ。

私は身長174cm、体重82kg。もし寝たきりになったら妻や施設の介護スタッフに迷惑をかけるだろう。だから動かない重い両足を切断する・・・

ドイツの戦前のファシズム的志向ともいえまいかーユダヤの強制収容所でやっていたというのならスンナリ理解できるのだが。現代の合理主義社会では「無駄」は極力「排除」すべきなんだろうか。根底にあるのは「安楽死」と通じるものがあるように感じる。


負ける時もありゃあ負ける時もあるさ・・・

2012年03月01日 10時15分27秒 | 日記
テレビのゴールデンの番組が最近どれをとってもマンネリ化しているので、サッカーがあるというとワクワクしてしまう。

夕食の座のすぐ横に火鉢を置いているが、火を起こし、鉄瓶(お湯割り用)を載せ、風呂に入ってからビールと芋焼酎を用意していざ観戦

見ていてどうもいつもと様子が違う。解説はヨーロッパから帰ったばかりなので体が重いようだと初めから選手を庇う。

長友もあのスピードがまったく感じられぬ

エース香川もぐんぐん抜いていくテクニックが見られない。194cmのフォワードもだめ。岡崎はいつもの動きをしていたと思うが全体的にウズベキスタンに圧倒されていた。時に向こうのデフェンスが帰りが早く、堅固で崩せなかった。

しかし、シュートを打たなければ入らないし、勝てはしないのに誰も打とうとしなかった

こんな時は本田みたいな自意識の強い個性が必要だし、19歳と恐いもの知らずの年齢の宮市をザックが何故使わなかったのか

この試合は監督采配のミスだと思う

北朝鮮とも試合ではアウェイで応援がどうのこうのって負けたけれど仕方ないみたいな雰囲気だったけど、元々アウェーってそんなもんだよな・・・回はホームですよ!それで負けたんだから結局弱いってことだ



なでしこジャパンは流石に横綱相撲だった。自信ってすごいなあ

川澄や澤、宮間、それにいろいろあったけど熊谷はいいねえ

ノルウェーの選手の体と日本人を比べて見ると関取と幕下の違い。大袈裟に言うと大人と中学生1,2年の違い。それでも抜いていくスピードとデフェンスの体の寄せ方は負けていなかった。

なんといってもチームワークの良さがピカイチ

男子はスターが多くてどこそこでチヤホヤされて、「オらが大将」意識があるのか女子みたいなチームワークが感じられなかった。

「偉そうなことばかり言って、お前ならできるんか?!!」という非難が聞こえてきそう。

そうです、私は弱冠62歳の心臓病持ち、ゴメン走れませんし、今腰が痛くって痛み止め服用中

しかし、サッカーってエキサイトするねえいかんいかん興奮は血圧を上げる、卒中や心筋梗塞の恐れあり