ma_kunの徒然日記

日々の出来事を綴っていきます。

池田の古い町並み

2012年06月21日 | 風景・風物


五月山から阪急池田駅に行く途中に古い町並みが気になり見てきました。
時間を掛ければもっと見れたのでしょうが一部だけです。


資料にれば
池田村は大阪高麗橋(大阪市中央区)から道程5里といわれ、
能勢街道筋にあたり、村の南を西国街道が通るという交通の要衝にあり、
その他に湯治の道の有馬道・巡礼道の中山道・亀岡への余野街道が通っていた。
このため北部山間集落の諸物資の集散地として発展した。




稲束家住宅(登録有形文化財)
元禄年間は問屋を、その後は酒造業を営んでいた池田有数の商家。
建物は1700年代中ごろの建築といわれる。
切妻平入の屋根をかけたつし2階建で
低い2階壁面に虫籠窓を設ける近世商家の原型をよく留めています。

 


 

             この建物は、清酒 「呉春酒造」
     この建物もまた、古(いにしえ)の時代をしのばせる。
             池田は“酒のまち”としても栄え、
    最盛期の元禄時代は造り酒屋が38軒もあったという。


       地酒「呉春」は大阪でも入手が困難です。


 

 







路地を入れば屋根を波板で覆った民家も残っています。




池田炭は能勢一帯で生産されるものが池田に集まって
池田炭として各地に出荷されたもので、

切り口が菊花状になる外観の美しいものが生産され珍重されたそうです。




「紅屋呉服店」跡。
今も呉服店の看板が掲げられるが中は飲食店です。





旧加島銀行池田支店


建物の右隅に国登録有形文化財の案内プレートがあって、
そこには「設計は辰野片岡建築事務所で、
東京駅や日本銀本店、大阪市中央公会堂などを手がけた
近代建築の開拓者・辰野金吾がかかわっています。」とあります。

一見レンガ造りのようだが実は木造建築らしい。



五月山は止めて一日探索したい池田です。

コメント
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