国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

おしい!

2017-03-22 | 帰省(2017〜18)
先日の検索中に出てきたイベリア航空(スペイン)の東京〜マドリードおよびマドリード〜サンタクルス便を組み合わせたらどうだろうかと思い付きました。ともに直行便ゆえ乗り継ぎがマドリードでの1回で済み、時間的にはダントツ。加えてブラジルを通らないため私のビザが要らなくなるというのも大きい。これなら少しくらい高くても許せます。(というか、一昨年父と行った時より安い。)今度こそ理想的なのを見つけたぞ(何だか嫁さん探しみたいになってきた)、と一瞬喜んだのですが・・・・・


惜しくも帰路が成立していませんでした。(マドリードに着いた時には既に成田行きが出てしまっています。)どうりでこの旅程が「東京〜サンタクルス(乗継1回)」で表示されないはずです。下のは一見良さそうに映りますが、帰りにヒースロー(ロンドン)を経由するのでビザが要るし、それ以前に4日かかる(20時間以上の乗り継ぎが2回)のでは論外。

しかしながら、マドリード〜サンタクルスの直行便はいかにも魅力的で捨てがたい。せめてこれだけでも生かせないかと考え、東京〜マドリード間について他をあたってみることにしました。うまくいけば先の中国国際航空のような激安が見つかるかもと期待しつつ。

同じ日(27日)に出るのでは直行便に敵うはずもなく、いずれもマドリード→サンタクルスに乗れないためアウト。ちなみに最初の二つは意外にもモスクワ経由のアエロフロートでしたが、ソビエト時代の悪評を数々の見聞録で読んでいるため、いくら安くても利用する気になりません。(それにしても、直行便より他所に寄った方が安くなるという料金体系は、前にも書きましたが全く理解できませんねえ。これが鉄道なら「遠回りしても運賃は一緒」が関の山。もし「遠回りした方が安い」だったら鉄道オタク (乗り鉄) で車内が溢れかえることでしょう。)

そこで出発日を1日早めてみたのですが、最初のLOT(ポーランド)はマドリードの乗り継ぎがギリギリ(70分)で、提携関係のない航空会社同士だとしたら無理かもしれません。もし乗れたとしてもワルシャワ(ショパン国際空港!)で長時間待たされ、帰国が11日朝になってしまうため脱落。2番目のターキッシュは行きも帰りも大丈夫のようですが、行きで13時間もイスタンブールで足止めを喰らうし、行きも帰りも夜行バスの利用か東京での宿泊を余儀なくされるとあってはマドリード〜サンタクルス直行便の魅力もほとんど消えてしまう。それなら例えば以前紹介したルフトハンザの方がよっぽどマシです。

念のため名古屋発と大阪発も捜してみましたが、出てきたのはさらに条件の悪いものばかり。やっぱりこういうアクロバティックな技はその道のプロでなければ使いこなせないようなものかもしれないと思ったのでした。ということで、このシリーズはとりあえず今回でお終いにします。

蛇足

東京→サンタクルス(1回乗継)を片道で検索するとこのザマです。まったく不可解な料金設定としか言いようがありません。そういえばLindaも来日する時は安い往復チケット(サンタクルス〜サンパウロ〜パリ〜関空)を買って帰りの分はパーにしたんだっけ。(使われていたらこちらは途方に暮れていたでしょうが。)
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