この日は前日よりも早起きしてゆりかもめの芝浦ふ頭駅へ。Googleマップによれば1.2kmで徒歩16分のはずが30分以上かかりました。理由の一つはすぐ記念撮影が始まってしまうことで、これはまあ仕方ないと思いました。歩くスピードが遅いのも想定の範囲内。Lindaに言われていたので感覚的にいつもの6割程度の速度で歩いたのですが、それでも振り返ると列が長く伸びていて愕然。それも何とか我慢しましたが、信号のほとんど全てで1〜2分ロスする(何人かが渡れず取り残されるため)のはさすがにこらえきれず、こうお願いしました。
「こちらは青になるタイミングを見計らって(速度調節しながら)歩いているので、少なくとも信号は全員一緒に渡ってくれませんか?」(渡る時はゆっくりでいいので、その前だけは付いてきてほしい。)
後でLindaから聞いたところでは、私が真顔&大声で言ったため少し怖いと思ったみたいです。
市場前駅で下車。もちろん目的はここの見学です。(前日が休場日だったため直前に予定を入れ替えました。この日は休日ながら臨時開場でした。)
しかし、一番見てもらいたかったマグロの競りは4時半から6時半までということで既に終了。(ゆりかもめの運行時刻を考えたらちょっと厳しい。)
とはいえ、皆さんそれなりには楽しまれていたようです。全てが新鮮に映っていたのでしょう。
青果物の市場。こちらは運搬作業真っ盛りでした。
この日は東京メトロ24時間券を買って移動することに。まずは浅草。ちょっと人が多すぎましたね。
混雑は酷くなる一方で参道を進むのも一苦労。それで見物を早めに切り上げました。
次に東京タワーへ。(地下鉄の乗り換え駅を間違えてしまったため、結構歩く羽目になりました。面目ない。)
チケットを買うため長蛇の列に並びましたが、その後はすぐエレベーターに乗れました。(スカイツリーだったらそうはいかなかったでしょう。)
とくに補足するところはありません。見たまんまです。
「階段でも下りられるよ」と言ったら3人を除いて付いてきました。
ここで昼食(焼肉定食)を摂っていたところ急に外が騒がしくなったので、様子を見に出てみたら・・・・・
これが現地発信した毎年恒例のアレです。(ロシア語を話す人達と何度かすれ違いました。近くに大使館があります。)
その後ゆりかもめで再び台場へ。(こちらも1日乗車券を買っていました。)
いろいろと見て回るつもりでしたが、皆さんお疲れの様子(私が2日間引っ張り回したのが元凶)だったので芝生に寝っ転がってしばし休憩。
そのため、この実物大像前での記念撮影の後は海浜公園だけにしました。
生まれて初めて海を見る人が大部分のためか、Lindaが「汚いから止めなさい」と制止するのも聞かず水を舐めていました。(ただここで写真を撮っても川と大して変わらないですね。留守家族への自慢にはならないかも。)
ところで「皆さんいったい何をそんなにはしゃいでいるの?」と怪訝に思っていたのですが・・・・・
後日見せてもらったビデオで理由がわかりました。
日没後レインボーブリッジがライトアップされましたが、ネットで見ていた7色のスペシャル版ではなかったため引き上げました。結構寒かったので。宿に戻って預けておいた荷物を請け出し、山手線で東京駅へ。そこからはバス移動です。(滋賀の家に戻る交通手段にわざわざ夜行バスを選んだ理由には、目いっぱい東京観光を楽しんでもらいたいから&安く上がるからという以上に大きなものがありました。新幹線に初めて乗車しても夜間だと感動がそれほど大きなものにはならないだろうと考えたからです。車窓から景色の移り変わりを楽しんでもらいたいし、できれば富士山も見てもらいたい。)
そのバスの乗車地は「東京駅鍛冶橋駐車場」という耳慣れない、そしてこれまで利用したことのない場所でした。(東京駅には他にもJR高速バスターミナルがあり、ちょっと紛らわしい。)が、これがまるでいただけない。駅から少々離れているのは我慢するとしても、待合室のスペースが狭すぎるため、乗客が外の駐車場に溢れかえっており、人混みをかき分けて進まなければバスの乗車口に辿り着けません。(バスタ新宿あたりとは月とスッポンです。ちゃんとした建物を早く作ってもらいたい。)
また電光掲示は日英中韓の4ヶ国語ながら日本語以外はすぐ切り替わってしまうし、音声案内は日本語のみ。(排外主義者が運営しとんのか?)そのせいで乗り損なった外国人が何人もいたんじゃないかと他人事ながら心配になりました。
バスは定刻の22時30分ピッタリに発車。その直後に私は買っておいたコップ酒を一気飲み。そのお陰か熟睡でき、2度設けられたはずのトイレ休憩でも目覚めることはありませんでした。たぶん心身ともに疲れていたためでもあるでしょう。