国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

4月27日

2019-04-27 | 家族来日
ついに迎えの日が来ました。昼間の移動なので(米原から普通列車を乗り継いで東京まで行くことも可能ですが)常識的には新幹線です。ただし変化球を使うことにしました。(この連休中は繁忙期ということで特急料金が普段よりも高く設定されているためです。さらにゴールデンウィークは (お盆と年末年始もそうですが) お得な回数券も利用できませんので。)

それがぷらっとこだま。ただし米原発着は販売されていないので名古屋まで別列車(新幹線なら通しで買う方が安く付くため無意味、ということで乗るなら普通列車の快速)で行く必要がありますし、当然ながらひかりやのぞみより停車駅が圧倒的に多いため時間はかかるものの、とにかく安いのが魅力。(ちなみに普通車指定席プランの名古屋〜東京は繁忙期9500円で、これに米原〜名古屋の在来線運賃1320円を足すと米原〜東京の新幹線回数券 (普通車自由席) の1枚分とほぼ同じになります。)それで以前から気にはなっていましたが、これを機に利用することにしました。しかしながら注意点もいくつか。

まず、ぷらっとこだまは乗車券(きっぷ)ではなく募集型企画旅行商品なので乗り遅れたら全てがパー。また、こちらに要点がまとめられていますが、途中下車はできないし、改札を出るのも東京駅に限られる(乗車券は都区内ならどの駅でもOK)といった制約も。さらにルールを厳格に適用するならば在来線から新幹線へ乗り換える場合(およびその逆)にもいったん外に出る必要があります。(乗り換え用改札は通れない。)これは面倒だし、タイムロスは最小限にとどめたいところです。

実は最終日の5月6日はご家族にこれで東京まで行ってもらおうと考え(注)、既に購入も済ませていたのですが、万一しくじったらえらいことなので、この出迎えを利用してリハーサル(シミュレーション)をしてみようと思い立ったのでした。(注:新幹線に乗ってもらうだけなら米原〜東京の指定席を事前にネットで予約しても、あるいは自由席特急券を当日買って並んでもいい訳ですし、その方がずっと簡単です。そうしなかった大きな理由があるのですが、それについては後日。)ということで、本番とほぼ同じ(ピッタリ1時間遅いだけ)のタイムテーブルを組んでみました。具体的には名古屋駅での乗り継ぎがスムーズにいくか(指定された新幹線にちゃんと乗れるか)、東京駅で予約した空港バス(THEアクセス成田)に間に合うかを確かめるためです。(満席で乗れなかったら拙いのでバスも予約を入れておくことにしました。ただし乗車時刻2時間前を過ぎたらキャンセル不可です。)さらにスーツケースを抱えての移動になるため、エレベーターの位置もチェックしておく必要があります。

名古屋駅にて。有人改札なら乗りかえ口で在来線の乗車券とぷらっとこだまの乗車票を見せればOKという情報を得ていたので、その通りにしたら問題なく入れてもらえました。

ご家族が乗ることになるのは下から二つ目のこだま656号ですが、私たちはその1時間後の660号。ということで、早く来すぎました。

待合室の売店に様々な駅弁が並んでいますが、お目当てはそれではなく・・・・

ぷらっとこだまには1ドリンク引換券が付いてきます。日本酒は不可でワイン(187ml)も追加料金が必要と一部制限付きながら、基本的には何でもOK。となれば単価の高い飲み物を選ばなければ損です。私的にはサントリープレミアムモルツの1択(強いて次点を挙げるならヱビスビール)で、わざわざソフトドリンク(コーラやお茶の類)を選ぶのは愚の骨頂であると敢えて言わせてもらいます。(そういうのは別途現金購入すればいいでしょう。)

東京駅には定刻(17:16)に到着。私たちが乗ったのは前の方の車両(たしか13号車)でエレベーターまでは少し歩かなければなりませんでしたが、本番は8号車で真ん前にあると判明。これは助かります。

予約したバスは17時40分発。バス乗り場(八重洲南口を出て徒歩1分)まで20分もあれば十分と思っていましたが、実際には10分以上前に着けてしまいました。1本前(17時半出発)の便が待っていましたが、予約の前倒しも可能ということなのでサッサと乗り込みました。

これまでは山手線で日暮里駅まで行き、そこで京成本線に乗り換えていたのですが、今回は東京駅で強制的に出されてしまうため初めてバスで成田へ向かうことになりました。が、判ってみればこっちのほうが安いし所用時間も短いし、圧倒的に快適。何で今までこれを使わなかったのか!(唯一怖いのが渋滞に巻き込まれることですが、これを言い出すと人身事故で止まる鉄道も五十歩百歩でしょう。)

予定より10分早く成田空港第1ターミナルの到着ロビーに着きました。あとはここで待つだけです。


フライト情報のサイトで逐次状況を確認していましたが・・・・・

どうやら定刻より少し(7分)早く着陸しそう。これはラッキーと手を叩いたのですが、表示が「到着」から「通関中」に変わってからが長かった。(なお下はご家族が撮影されたものです。)

この時間帯は到着便が立て込んでいたらしく、入国手続きと税関の通過にかなり時間がかかっているようでした(電光掲示の起点と便名、およびゲートから出てきた乗務員や乗客の顔立ちと服装による推測)。この様子だと1時間はかかるかな、と覚悟したのですが、実際にご家族が出てこられたのは1時間40分後でした。




何はともあれ感動の再会です。

予約していた宿のチェックイン時刻(期限)の22時には間に合わないため連絡を入れてからバス乗り場へ。

東京駅からは山手線で4駅のところで降り、徒歩で約10分の宿に入りました。初日はこれで終わりです。
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