国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

220円の損

2024-04-22 | 日記
昨日の天気予報は良くて曇り。そして金→土→日曜朝と悪化の一途を辿るばかり。でしたが、当初の予定通り小旅行に出ました(理由は後述)。米原駅7時3分発の新快速に乗り、京都駅で下車。15分ほど歩いて着いたのは・・・・・・


東寺でした。毎月21日開催の弘法市にLindaが行きたがっていたので。(それゆえ天気が悪くとも「では来週」という訳にはいかず。毎月第1日曜日にも「がらくた市」が開かれますが、そちらはより小規模という話だし、加えて直近は5月5日でゴールデンウィークの真っ最中ともなれば大大大混雑は必至。それで少雨決行となった次第です。)早いもので前回から4年と8ヶ月も経っていました。


ところでLindaは次回ボリビア帰省時の土産物としてこいのぼり(それもミニチュアでないもののフルセット)を買うと宣言していました。私はどのくらいの重量なのか想像もつかないものを家まで背負って帰るのは億劫だったし、帰省時のスーツケースもそれで結構占有されてしまうと考えたら気乗りはしていませんでした。が、幸か不幸か出品はなし。

それで彼女は着物の帯や生地、半纏など和物をセッセと買っていました。

観光地と同じく、ここも時間とともに人は増える一方。私たちは10時過ぎに出ましたが、午後はさぞかしごった返していたことでしょうね。

2月の竹の径散策の時もそうでしたが、わざわざ京都まで来て1箇所だけというのも何なので少し足を伸ばすことに。今回は前もって行き先を決めてありました。

JR京都駅の奈良線ホームに下りたところ両側に発車待ちの電車が。うち先発の普通電車は通勤ラッシュ時のような満員でした。理由は明らかで稲荷駅(伏見稲荷の最寄駅)で降りるであろう観光客(多くは外国人)が大勢乗り込んでいました。一方、次発の快速電車には空席ありで目的地到着も1分遅くなるだけなので私たちは当然こっちへ。ちなみに発車するまで「この電車は稲荷には止まりません」というアナウンスを多言語でしつこいほど繰り返していました。

宇治駅で下車し、まっしぐらに向かったのは、当然といえば当然ながら最大の観光スポットである平等院鳳凰堂。(なお私も宇治は初めてでした。)いくら世界遺産とはいえ、京都市からそれなりに離れているので訪れる人もそんなにいないだろうという私の読みは外れ、外国人観光客の多さにビックリ。もっとも考えてみれば京都⇆奈良の行き帰り途中に寄るには絶好のロケーションでした。




拝観料700円を払って中へ。フジの花が見頃を迎えていました。しばし撮影。

そして鳳凰堂。(これまた満開のツツジも一緒に。)Lindaは逆さ鳳凰堂が気に入ったようで何枚も撮っていました。なお画像右に橋を渡る観光客が写っていますが、鳳凰堂の内部拝観は別料金(300円)です。(加えて入場時に申し込みが必要。)

周囲の観光客がいなくなった一瞬の隙を突いて撮影。なお10円玉も持ってもらったのですが、本栖湖の千円札のようには映えなかったためボツにしました。

さらに境内を一周しましたが、とくにこれといった見どころはなし。これで700円はちょっと高いなあ、というのが私とLindaの一致した見解でした。京都市内のお寺なら大抵500円以下(金閣寺は400円、清水寺は300円)で入れてしまいますからね。

その後は宇治川沿いをしばし散策。既に小雨が降り始めていました。

奥に見える朝霧橋を渡る途中に・・・・・

川上に向かって撮影。この先、滋賀県に入ると瀬田川になり、さらに上流は琵琶湖です。

お茶の名産地ということで、天気が良ければそれ関係の交流館や歴史公園も訪れるつもりでしたが、傘差しで長くは歩きたくなかったのでスキップ。宇治橋(注)を渡って駅に向かいました。(注:こちらにある通り「日本三古橋」の一つに数えられているのですが、それをすっかり失念していたため撮影を怠りました。)

途中にベーグル専門のパン屋があり、お昼はそれでと考えていたのですがあいにく休み。(京都はパン激戦区として知られ、京都駅構内や周辺もこの通りです。それらの店は日曜も営業しているようですが、一般的には日曜は閉めるみたいですね。)それでコンビニのおにぎりで済ませました。(先に弘法市でワカサギの天ぷらといちご大福を食べていたため空腹感もさほどではありませんでしたし。)あとは帰るだけ、ということで米原までの乗車券を購入。

今度は大和路快速を待つと京都駅到着が数分遅れるため、入線した普通電車に乗り込みました。この通り空いていたのは途中まで。

案の定、稲荷駅で観光客がドドッと乗り込んできました。(そうなるのを予想していたので先頭車両に乗っていました。)

あと少しで京都に到着というところでふと思い当たったことがあり、「やってしまったか!」と天を仰ぎました。切符を取り出してみたらやっぱそう。

こちらはクレジットカードの利用票(上が行きで下は帰り)。クレジットカードやデビットカードで購入すると1%相当のポイント、もしくはキャッシュバックが受けられるため、私はなるべく(時間に余裕があれば)みどりの券売機で購入するようにしています。なお、行きの京都→宇治は近距離(少額)のため券売機で買いました。240円×2=480円です。お分かりになったでしょうか?

乗車区間が長くなるほど距離当たりの運賃は安くなるため、乗車券は通しで買った方が得になる場合がほとんどなのですが、こちら(別ブログの過去記事)に書いたような例外もあります。この米原〜宇治もそうでした。(営業キロの関係でそうなるのか、私鉄 (近鉄) との競合のために安く抑えているからなのかは判りませんが。)

上が昨日の実際の旅程でした。


ということで、もし2枚に分けていたら110円/人の安上がりになっていました。そして京都駅では17分の乗り継ぎ時間があったので、一度改札を出て買い直す時間もありました。めんどくさいですけどね。

なお次ですが、GWのいずれか1日(なるべく曇りで暑くない日を選んで)に上でリンクを貼った竹の径散歩の日にも少しだけ通った西国街道のさらに南寄り(約13km)を歩きたいと思っています。この人たちのようなキセル(無賃乗車ではなく途中でJRに乗ること)は一切なしです。

後日追記

次回(3連休のいずれか)乗車予定の経路です。


同じ京都分割なのに逆効果(60円割高)になるのが面白い。もちろん途中下車はしません。
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