国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

5月6日

2019-05-06 | 家族来日
とうとう本当の最終日です。あっという間でした。4月27日に予行演習を済ませているので、あとはそれに沿ってスケジュールをこなしていくのみではありますが、何せ総勢10名による大移動。いつ何時トラブルに見舞われても対応できるよう早めに家を出ました。それで当初の予定より3本前の(1時間半早い)大垣行き普通に乗車。

リハーサルでは前寄り車両はそのまま豊橋行きになったのですが、今回は全車両が大垣止まり。そのため乗り換えが必要でしたが、その先へ行く電車は別のホームで待機。スーツケース携行のためホームと改札階との往復はエレベーター。しかも10人組なので半分ずつ分乗。そうなると数分ではどうやっても無理です。ということで見送って1本後になりました。早く出発していたお陰で別にどうということはありませんでしたが、これがピッタリのタイミングだったら相当焦っていたはずです。だいたい同じ路線の乗り換えならなら向かい側のホームで待っているべきでは? でもなぜか大垣駅はいつも離れています。文句を言いたくなりました。

名古屋駅でも1時間以上の余裕がありました。ご家族にとっては新幹線に乗るのも外から見るのも立派な観光になるのは分かっていました。東京でも滋賀に戻ってからも猛烈なスピードで駆け抜ける高速列車を見て、「あれは何キロぐらいでているのか?」「東京までいくらかかるのか?」等いろいろ尋ねられました。いかにも乗りたそうな気持ちがアリアリでした。が、予約済であることは伏せていました。いわば「ウェルカム・サプライズ」だったのですが、前日にLindaが漏らしてしまったので、その後全員から感謝の言葉をもらいました。

先に述べたように発車まで時間があるので、ご家族はホームで写真やビデオを飽きるまで撮影されていました。一方、私はキオスクでドリンク券10枚を全てプレミアムモルツに換えました(他にビールを飲まない人のためにコカコーラのペットボトル数本を現金で購入)。既に弁当も買ってありました。あとは乗るだけです。

さて、上画像には比較対照(普通車)がないため分からないかもしれませんし、こちらはLindaにもご家族にも言いませんでしたが、席を取ったのはグリーン車でした。(私も前回がいつだったか記憶にありません。初めてかも?)実はこれがぷらっとこだまの最大の御利益、というか、ひとえにそれを選んだ理由です。名古屋〜東京ならたった1000円の割り増しで普通車指定席からのグレードアップが可能。これを通常ルート(ネットや窓口)で買うとグリーン券だけで8210円(自由席特急券のほぼ2倍)も取られます(下画像参照)。むしろ、ぷらっとこだまならグリーン車にしないのは損と言っても過言ではないと思います。(リハーサルは普通車でしたが。)

飛行機に準えると座席と周囲スペースの広さはエコノミーとビジネスぐらい違います。できる限り快適に旅してもらいたいと思ってのことですが、スーツケース携行の皆さんにとってはこれが大きい。さらに新大阪発ではなく名古屋発のこだま656号(入線してくるのは無人の車両)にしたのも考慮の上。乗車口の先頭に並び、乗り込むと同時に車両最後部(最後列座席の後方スペース)にスーツケースを押し込みました。(左右2個ずつ、計4個入りました。)どうやらそこは早いもん勝ちという不文律があるようなので。が、判ってみれば他の乗客がそうしていたように標準サイズのスーツケースなら上方の棚にも十分置けたのでした。



もう一つサプライズが。当日9時半頃にK君から送信されたメールだったのですが、気が付いたのは車内。奥さんのAさんが見送りのためターキッシュのチェックインカウンター近くで待っているというものでした。後で聞いたところでは、帰りは関空か中部だと思い込んでいたらしいのですが、前日Lindaに尋ねて成田と知ったので行くことにしたそうです。それを伝えたら皆から歓声が上がりました。(なお、あわよくばと思っていた富士山は全く見えず残念。リハーサルの日もそうでしたが。)

先日確認していた通り、下車位置のすぐ近くにエレベーターがあったため、2回に分乗してもバス乗り場には出発時刻の約15分前に到着。それでこの日も1本前の便に乗れました。

無事日本へ来られたので帰りのチェックインも問題ないだろうとは思いましたが、念のためサポート。職員さんはトルコ人のようでしたが日本語は堪能。ところが、「お客様の名前は搭乗者リストにはありません」と言われ、「やっぱり・・・・」で、私が姓の入力ミスの件を伝え、「そのことは備考欄に出ていると思いますが」と言ったら、向こうはニヤッと笑って肯いたので私も胸を撫で下ろしました。こうして8人のチェックインが完了。一応付き添っておいて良かったです。

(こうして往路も復路もちゃんと手続きできました。ということで、「パスポートの氏名と1字でも違っていたら搭乗不可能」という件について 、ここに私が生き証人として反例を提示しました。 よって、ネットでそのように書いている輩は (いかにも旅行のプロっぽい執筆者はとくに) 単なる半可通と判断させてもらいます。そういう連中は有害無益な都市伝説を作るのに貢献しているだけです。どうせ他でもフェイクニュースを鵜呑みにして拡散させたりしてるんでしょう。)


搭乗開始まで少し時間はありましたが、私たちの帰りのバスの時刻のこともあるので、その後しばらく歓談した後お別れしました。(成田からトンボ返りして新大阪行きのひかりに乗れるかギリギリのタイミングでしたが、乗り遅れて高速バスも満席だったら悲惨なので、最初から29日夜と同じ彦根行き夜行便を予約していました。翌日は午前にセミナーがあるため、帰宅後朝食を摂って直ちに出勤です。)

これでようやくお役御免です。この10日間、道を間違えるといった小ミスは(とくに東京では地下から出た後に進むべき方向が分からず引き返したことが何度も)ありましたが、乗り遅れなど致命的な失敗はせずに済みました。また空港へ向かう途中に地震などで列車が止まったらどうしようと心配していましたが、それも杞憂に終わりました。(自分が旅行する時よりもプレッシャーはずっと大きかったです。)

振り返れば、先々月くらいから暇があればご家族の滞在中のことばかりを考えていたような気がします。バスと新幹線の予約、宿泊の手配はもちろん、何日にどこを訪れるか、効率的に名所を巡るにはどういう順番にすべきか、ベストの移動手段は何か、電車は何時発のどれに乗ったらいいか、等々。まるでツアーコンダクターになった気分でしたが、結構楽しんでいたように思います。(適性があるのかな?)と同時に、この仕事がいかに大変であるかも少しだけ理解できました。(好きでなきゃやってられませんよね。)

なおLindaは帰宅後(翌朝)、ご家族が寝泊まりしていた部屋の前で「みんな行ってしまった」とつぶやき、目からは涙がこぼれていました。その気持ちは痛いほど解ります。この前の帰省直後には当分(少なくとも5年は)ボリビアには帰らないと宣言しましたし・・・・・ですが、再会の日は意外と早く訪れるのでは? そう私に思わせるだけの理由がない訳ではないので。
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5月5日

2019-05-05 | 家族来日
毎年のことながらゴールデンウィーク中は曜日の感覚がなくなってしまうものですが、ボリビア人のご家族とずっと過ごしていると今日が何の祝日だったかも考えたりしないですね。

さて、実質最終日のこの日はまず近所(町内)を散歩。この時期の田園にはどこにでも出現する水鏡はまさに「日本のウユニ」(さすがに言い過ぎ?)どうせなら人工物でないこういう風景を見せたかったところですが・・・・(わざわざ父母ヶ浜まで行く必要もないな、と思ってしまうほど美しい。)

家に戻り直ちに彦根へ。車では行ったことがない場所だったので父が先導しました。8時半の開門には間に合ったのですが・・・・近くの駐車場は既に満杯。それでちょっと歩くことになりました。





ここも撮影順に。

天守閣を出てからひこにゃんのハリボテと一緒に記念撮影したのですが(この日は10時半に登場 (登城) 予定とのことで実物は見られず)、逆光でイマイチだったのでスキャンしたこれらを代わりに。






続いてセット券で入場できる玄宮園へ。


その後、私の職場へ行き圃場を少し案内。


学生に教えているのと同じく、コムギとオオムギ(六条と二条)の違いを説明しました。毎日パンを食べていても畑で麦類を見るのは初めてとのことでした。高地のコチャバンバでの栽培はありませんから納得です。

彦根城のお堀を模した環濠の近くでランチ。


これらはアイガモで「鴨部」というサークルが世話をしています。そのため人慣れしており、すぐ寄ってきます。

それはいいのですが、背後(死角)からそっと忍び寄ってきて弁当箱の食べ物を突いてきます(被害者2名)。まったく油断も隙もあったもんじゃない!

食後はブックオフも入っているリサイクルショップへ。ここでも古着や日用雑貨などのお値打ち中古品を買い込んでおられました。(Lindaは「どうしてもっと早くここに連れて来てくれなかったの?」と言われたそうですが、何せ過密日程だったので、こればっかりはねえ。)


で、帰ってきてからが一騒動。これまでの買い物の様子を見て、たぶんこうなるだろうと予想はしていましたが、全員がパッキングに悪戦苦闘。それでも最後は何とか閉まり、制限重量(23kg)内にも収まりました。(なお、皆さんが望まれるなら昨年うちで栽培・収穫した米を持ち帰ってもらおうと考えていたのですが、その余地は全くありませんでした。)

「最後の晩餐」のメニューはアサード、ただし日本式の鉄板焼きです。何かの引き出物としてもらったものの一度も使っていなかったホットプレートが陽の目を見ることになりました。用意したのは肉(牛豚鶏)とソーセージ合わせて2kg、他に焼きそば&それ用の豚肉500g、あと野菜とキノコ類。

予想外に好評だったのがモヤシ。美味しかったようで「これは何?」と尋ねられましたが、原材料のリョクトウ(緑豆)はたぶんご存知ないので、とりあえず「豆を暗黒で発芽させた野菜」と答えておきました。


Lindaはここでも仕切り役(鉄板奉行?)として大活躍。普段は私が作っている焼きそばも見よう見まねで上手に味付けしていました。なお彼女が事前に「みんな麺類はあまり食べないからそんなに要らない」と警告したのを無視して6玉買っておいたのですが、私の見立て通り見事完食。(10玉でも良かったかな? 残っても翌日の朝食に回せるので。)

晩餐会もそろそろお開きというところで父が「何でもいいからボリビアの歌を」と所望したところ、皆さんが選んだのは・・・・・・

これでした。(前に紹介した動画では気が付きませんでしたが、とにかく休止符の多い旋律ですね。)そして行きがかり上、父と私も返礼をすることになりました。(歌ったのはパラグアイへ行く前の語学訓練中以来かも。そうなると30年ぶりですね。ただし、あの時は口パクでしたが。)別に強制された訳でもないので不快ではありませんでした。ちなみに私も教育機関に勤務していますが、どこかの自治体みたいにアホな首長でなくて良かったです。
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二方よし

2019-05-05 | 日記
ボリビアーノ (ボリビアの通貨) から直接日本円へ両替するのはまず不可能なので、ご家族には米ドルを持って来るよう伝えてありましたが、さらに「空港では両替しないように。私が日本円を準備しておくから。」とも言っておきました。

成田空港のあちこちで提示されていたレートは1USドル=108〜109円だったので、私は1USドル=110円で交換することにしました。逆に私が業者から米ドルを買う場合には1USドル=113〜114円のレートになりますので、これは「三方よし」とまではいかなくとも双方にとって得な取引なのは間違いありません。

その最初の両替時には「本当にそれだけでいいんですか?」と訊きたくなるほど少額だったのですが、その後あちこちを観光する度にお土産を買われるので、その都度追加の両替を求められ、100枚用意していた千円札が昨日ついに底を尽きました。

それでイオンモールのゆうちょのATMで50千円(5万円)おろしました。それはどうでもいいのですが・・・・・・

少し前に利用した人が捨てたと思われる明細票が目に入りました。そして目が点になりました。他行(りそな銀行)と休日のどちらかまたは両方のためなのでしょうが、たった5000円を引き出すために216円(4.32%相当)という不当に高い手数料を平気で払う人が世の中には存在するんですね。この金銭感覚は全く理解できません。(ちなみに私のメインバンクはネット銀行で、ゆうちょやセブン銀行 (セブンイレブン) のATMなら月7回までは365日24時間手数料なしで引き出せますが、そうじゃなかったらこの超低金利時代に誰が?)
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5月4日

2019-05-04 | 家族来日

前日までは本当に慌ただしい毎日でした。落ち着いて朝食を摂れたのはこれが初めて。帰国まであと3日です。

Lindaと相談の上、この4日と翌5日も予定を入れ替えました。皆さんの疲労が相当に蓄積しているようだったため、ゆっくり寝てもらうことに。遠出もしません。要は半休養日といったところです。

家を出る前に庭で記念撮影。





10時のちょっと前にここへ行きました。徒歩でも十分行けるところにある総合ディスカウントストアです。心からショッピングを楽しんでおられるのがよく分かりました。

11時過ぎにいったん切り上げ、その隣の回転寿司店に移動。(父に先に行ってテーブルを2台押さえてもらっていましたが、あまり待たせると店にも悪いので。既に混み始めていました。)

行くかどうかギリギリまで迷っていたのですが、Lindaは「生魚以外にもいろいろな寿司があるから大丈夫」という意見。また「大皿で持ち帰って家で食べても」という父にも「皿が回ってるところを見てもらわなくては意味がない」と主張。結局それに従うことにしました。

私と同席した5名のうち、上画像中央のOrlandoさん以外は案の定生魚を敬遠し、玉子、蒸し穴子、炙りチーズサーモンやシーチキンといった調理済み食材の握り、あとはカッパ巻きや揚げ物などを食べられていました。ところが、もう一つのテーブルではほとんど何でも口に運ばれていたようです。Lindaがうまく誘導したからでしょうか?

彼女は皿を取るだけでなくタッチパネルも駆使して器用に注文していました。ここに来た回数は私よりも断然上回っていますから、お手のものといったところでしょう。(ちなみに画面は英語表示に切り替え可能です。)


D店の後は私もよく行く酒類のチェーン店LMへ。皆さん留守家族からお土産として日本酒を所望されていたようです。


その後は百均のC店へ。買い物三昧の1日でした。

この日も早く帰ったので共同で夕食の準備。前の週に買って置いたチキンステーキ5パックを解凍しフライパンで。また前日錦市場で買った鶏モモ肉の照り焼きも少し残っていたので、こちらは細かく切ってグリルで。

合わせると3kgを超えていたはずですが、きれいサッパリなくなりました。やはり皆さん「魚より肉」でした。実は翌日の「最後の晩餐」も肉です。
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5月3日

2019-05-03 | 家族来日

弁天町からJR環状線外回りで京橋、そこから京阪電車の特急と普通を乗り継いで伏見稲荷駅へ。この日も7時半前に到着しています。皆さん意味は解らなくともキツネに興味を示されていました。以下撮影順にどうぞ。









ここまでとくに説明は不要ですね。やっぱり来た時より格段に人は増えていました。

おやつ代わりに焼き鳥を。



再び京阪に乗って清水五条駅まで。改修中の清水寺はパスして三年坂→二年坂と歩くことにしました。皆さんにとってショッピングの時間は観光と同じくらい、いやそれ以上に重要であるというのがこれまでの印象でしたから。それでここも自由行動に。



(土産物屋に入って買い物に没頭されていた人はあまり写っていません。)






合流後も道なりに進んで八坂神社→白川へ。

もう昼前だったので、さらに歩いて錦市場で鶏の照り焼きを買い、こんな風にして食べたのですが、浅草寺を上回る混雑に往生しました。ただでさえ狭い通りに観光客が殺到するのだから当然そうなりますわな。ここでも食後に少し買い物をして市場を抜けましたが、時刻はまだ2時過ぎ。さて、どうするか?

Lindaは金閣寺も見せたがっていましたが、私はあまり気が乗りませんでした。今からバスで向かったとしてもチケット売り場で大行列ができている可能性は大。入れたとしても押すな押すなの大混雑で長くはいられないだろうし、撮影禁止になっているかも。(紅葉シーズンの東福寺がそう。)帰りも大変で金閣寺道や金閣寺前のバス停で待っていても満員なら素通りされてしまう。(一昨年もそういう目に遭いました。)といって最寄り駅まで歩くのもしんどい。(泊まり旅行のため皆さんそれなりの荷物を抱えていました。)何せへんぴな所にあるので。

それでも皆さんが行きたいということなら覚悟を決めて向かうつもりでした。が、もう帰りたいとの意向だったので私も胸をなで下ろしました。最高気温28度と5月にしては暑い日に結構歩いたので、かなり消耗されていたはずです。

それゆえ帰りの電車ではこの通り。Lindaを除く女性陣6名と男性1名が撃沈し、中には大口を開けて寝ている人もいました。Orlandoさんにけしかけられたので全員を撮りましたが、載せるのはあまり恥ずかしくない1枚だけにしておきますね。恨まれても困りますから。

米原駅まで迎えに来ていた父は「えらく早く帰ってきたな」と言ってました。帰宅後少し休んでから女性陣が協力して夕食を作ってくれました。なお、ハードスケジュールはこの日が最後でした。

(玄関にこれだけのスリッパが並ぶのも最初で最後かな?)
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5月2日

2019-05-02 | 家族来日
今回企画した京都・大阪1泊2日の旅ですが、初日を米原(早朝出発)→京都→大阪(1泊)、2日目を大阪(早朝出発)→京都→米原と少々変則的にしたのは理由があります。Lindaは過去3度訪れた京都でとくに気に入った2箇所を家族にも見てもらいたいと願っていましたが、どちらも早く行くに越したことはない。ドドッと人が押し寄せたら写真撮影もままなりませんからね。(そのため京都〜大阪の移動も行きは阪急、帰りが京阪と変化に富むコースになりました。けど関係ないか? 少なくともJRオンリーよりだいぶ安上がりにはなりましたけど。)

ということで米原で6時台の新快速に乗り、予定通り7時半過ぎにJR嵯峨嵐山駅へ到着。目指したのはここです。



案の定、人はまばらで目論見は成功しました。



8時半の開門を待って天龍寺へ。ここでも寺院の建物よりは手入れの行き届いた庭園の方を堪能されていたようです。

その後、京福電気鉄道嵐山本線(嵐電)の嵐山駅へ。2年間Lindaと来た時はここで乗車し、仁和寺→龍安寺→金閣寺と世界遺産巡りをしましたが・・・・・・

今回はスルーして渡月橋を渡りました。逆方向(西)へ進んだのも理由が。

アマゾンを除いてアメリカ大陸に野生の猿は生息していない。となれば実物を見てもらう価値は大アリ。という訳で目指したのは嵐山モンキーパークいわたやま。ただし誤算がありました。

私にとっても初めて訪れる場所だったため、猿が出没する場所(山頂)までの登りがこれほど長く厳しいものとは知りませんでした。それで年長のお二方は息が上がり何度も休憩を取ることに。「こりゃ無謀だったかな」と後悔しましたが・・・・・・

それでも15分ほどの遅れで到着され、猿を見て大喜び。「苦労して来た甲斐があった」と言ってもらえたので、こちらも安堵しました。









以上、適当に。

阪急嵐山駅から大阪へ。天神橋筋六丁目(天六)駅で一旦下車し、ファミリーレストランで昼食。

その後これを買いました。当初のプランでは大阪には夕方に着き、宿に荷物を置いてからから道頓堀、心斎橋、日本橋といったミナミの繁華街を見て回ることにしていました。が、Lindaが「海遊館は絶対に外せない」と言い張りました。(ネットで世界最大級の水族館であることを調べていたようです。)海の魚をほとんど見たことがない人達なので気持ちは解ります。それで最初にそちらを訪れることに変更。このOSAKA海遊きっぷ(大阪市内版)は地下鉄(Osaka Metro)が1日乗り放題になるという以上に海遊館でチケット売り場に並ばなくても済むというメリットの方が大きいです。

大阪港駅で下車し、徒歩で海遊館へ。







ここも適当に貼っときますね。こういうのは2年前に沖縄でタップリ見てきたので私としてはとくに感慨はありませんでしたが・・・・・




気に入ったのを挙げるとすればウツボとクラゲですかね。

あとご家族が撮影されたビデオも一つ。

海遊館の中では集合時間だけ決めて自由行動にしました。出たのは18時の少し前だったでしょうか。駅に戻る途中の歩道上で土産物が安く売られていたので皆さん買い込んでいましたが、スペイン語も器用に操る売り子のお姉さんに米ドルでの支払いも可能か訊いてみたところ、「OKだけど1ドル=100円で計算している」という返事でした。買い手にとってはかなり損ですが、いちいち細かい計算をしていたら商売にならないので無理もないでしょうね。(決してボッタクリではありません。)おそらく私たちが海外で買い物をする際も同じでしょう。仮に米ドルが使えたとしても現地通貨で払った方が十中八九得になるはず。面倒なのは最初の両替だけです。

変更前の5月2&3日プランでは中心街の近く、それも地下鉄駅の真ん前の宿を予約していたのですが、それをキャンセルして取り直したのは、大阪港駅からは地下鉄で二駅と近いもののミナミまではちと遠く、しかも駅から約1km離れたアパートメント。(リビング+ベッドルーム2部屋、もちろんトイレとシャワー付きでスペースは十分。にもかかわらず価格は東京の宿1泊分の2/3とコスパは抜群。立地だけがイマイチだったので、ここも評価は☆☆☆☆★です。)着いたのはほぼ19時でした。で、皆さんに少し休んでから中心街へ繰り出すか、それとも今日はこのままここに残るか尋ねてみたところ、全員の回答が後者だったので、近くのコンビニで飲食物を買って夕食を済ますことになりました。そのため道頓堀のグリコサインなど名所の数々は見られなくなりましたが、今思えばそれも仕方ないでしょう。(なお地下鉄も結局2回しか乗りませんでしたが、OSAKA海遊きっぷは海遊館の入館料 (2300円) より300円高いだけなので損はしていません。)かなりお疲れの様子だったし(やはりモンキーパークの山道で疲弊)、翌朝も早起きする必要がありましたから。
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5月1日

2019-05-01 | 家族来日

この日は南信州への日帰りバス旅行。乗車地が草津なので米原から新快速に乗りました。


私たち11人組は3列を占有。名神では一宮と小牧のジャンクション前で少し渋滞しましたが、それほど酷いものではなく、中央道に入ってからはほとんどスイスイでした。

最初の観光地に到着。





残念ながらちょっと遅かったみたいですね。既に散り始めていた芝桜は魅力半減。それでも珍しい花なのか、セッセと写真を撮られていました。

バスに戻ったら座席に弁当が。添乗員さんから「時間がないので昼食は移動中にお願いします」と言われていました。


細かく区切った弁当が珍しいのか、とても喜ばれていました。

次の訪問地はさらに残念。全長2.5kmにもおよぶロープフェイ(乗車時間15分)も視界が利かなければ閉所に押し込まれているだけです。

標高1400mの山頂駅に着いてからも南アルプスの山々はまったく見えず。


「山野草の森」とやらもこれといった見どころはなし。

「水芭蕉の小径」も数日前の大雨で大半が倒れてしまったそうで踏んだり蹴ったり。


とにかく寒いので山頂駅の休憩所で暖かい缶コーヒーを飲み、集合時間よりだいぶ前に引き返しました。このままでは最悪のツアーで終わってしまうところでしたが・・・・・



最後に訪れた花桃の里は、予め車中で見頃を迎えていると聞かされていた通り、まさに絶景!(感嘆した父は「桃源郷」と言っていましたが、それも納得です。来年は叔母達 (父の姉妹) を連れて再訪したいとのこと。)




満開の桜(ソメイヨシノ)を見てもらえなかったことが前日の八重桜である程度リカバーできたと思っていましたが、これでお釣りが来た格好です。早起きして遠方まで来たのが報われました。

帰りのJR車内ではこの通り。旅の疲れと時差ボケが重なれば当然こうなります。
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