レギュラー温存は世紀の愚策
ロシアW杯グループリーグ最終戦のポーランド戦、西野監督はなぜスタメンを6人も替える策を弄したのか? おそらくグループリーグ突破を見越し、決勝トーナメント初戦のためにレギュラーを休ませる作戦だったのだろう。
相手は敗退が決まり抜け殻のポーランド。ならばスタメン6人替えでも勝てる(または引き分けられる)と踏んだのだろうか? ここが最大の判断ミスだった。6人替えでなく「2人替え」くらいでスッキリ勝っていれば問題なかったし、そうできたはずだった。
いや、そう「すべき」だった。
負けたポーランド戦の内容を振り返るまでもなく、日本はレギュラー組と控え組のレベル差が大きい。いくら相手は敗退が決まっているとはいえ、はるか格上のポーランドなのだ。
ひょっとしたら西野監督には、ポーランド戦を迎える前に「もうグループリーグは突破できた」というようなある種の油断があったのではないか? でなければスタメン6人替えでポーランドに挑む、という非論理性が理解できない。
スタメンをまったく替えずポーランドに勝ったとしても、選手が疲弊し、決勝トーナメントの初戦で負けてしまうーー。それならポーランド戦でメンバーを落とし、休ませておいたほうがいいのでは?
もし西野監督にそんな読みがあったのだとしたら、そこがボタンのかけ違いの始まりなのだ。なんせ、その段階ではまだ日本はグループリーグを突破していないのだから。取らぬ狸の皮算用が甘すぎた、といわざるをえない。
メンバーを落とさずふつうに戦い、ポーランド戦に勝つか引き分けるかしておけば、「フェアプレーポイント騒動」なんてそもそも起こらなかった。そう考えると日本はまったくバカな選択をしたものだ。
ロシアW杯グループリーグ最終戦のポーランド戦、西野監督はなぜスタメンを6人も替える策を弄したのか? おそらくグループリーグ突破を見越し、決勝トーナメント初戦のためにレギュラーを休ませる作戦だったのだろう。
相手は敗退が決まり抜け殻のポーランド。ならばスタメン6人替えでも勝てる(または引き分けられる)と踏んだのだろうか? ここが最大の判断ミスだった。6人替えでなく「2人替え」くらいでスッキリ勝っていれば問題なかったし、そうできたはずだった。
いや、そう「すべき」だった。
負けたポーランド戦の内容を振り返るまでもなく、日本はレギュラー組と控え組のレベル差が大きい。いくら相手は敗退が決まっているとはいえ、はるか格上のポーランドなのだ。
ひょっとしたら西野監督には、ポーランド戦を迎える前に「もうグループリーグは突破できた」というようなある種の油断があったのではないか? でなければスタメン6人替えでポーランドに挑む、という非論理性が理解できない。
スタメンをまったく替えずポーランドに勝ったとしても、選手が疲弊し、決勝トーナメントの初戦で負けてしまうーー。それならポーランド戦でメンバーを落とし、休ませておいたほうがいいのでは?
もし西野監督にそんな読みがあったのだとしたら、そこがボタンのかけ違いの始まりなのだ。なんせ、その段階ではまだ日本はグループリーグを突破していないのだから。取らぬ狸の皮算用が甘すぎた、といわざるをえない。
メンバーを落とさずふつうに戦い、ポーランド戦に勝つか引き分けるかしておけば、「フェアプレーポイント騒動」なんてそもそも起こらなかった。そう考えると日本はまったくバカな選択をしたものだ。