三笘と伊東、旗手が先発
18日に行われた日本代表のトレーニング内容によれば、20日のペルー戦で久保建英はスタメン落ちが濃厚だ。フォーメーションが4-1-4-1なら両サイドには右に伊東純也、左に三笘薫、ワントップには古橋亨梧が入りそうだ。
またインサイドMFは右に鎌田大地、左に旗手怜央、アンカーは遠藤航が濃厚。最終ラインは右から菅原由勢、板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝。GKは中村航輔になりそうだ。
合言葉は「縦に速く」。前に重心がかかる布陣で敵を押し込み、チャレンジングに縦パスを入れる。ボールが奪われればカウンタープレスで奪い返してショートカウンターをかける。
またポケットを意識し、サイドからクロスを入れる攻撃もカギになる。ビルドアップのスタイルにも注目だ。
自分の存在を証明したい久保
この6月シリーズで2試合連続スタメンで使われるのは、三笘、旗手、菅原、板倉、谷口の5人になりそうだ。攻撃陣で唯一の再先発となる三笘と旗手は、コンビネーションが買われたのだろう。
一方、今季同じようにヨーロッパで爆発的な活躍をした三笘と久保は、明暗が分かれた。2戦続けて三笘を先発させるのは、ある意味、森保監督による「エースは三笘だ」宣言といえるかもしれない。
これまで久保は、代表チームで重用されているとはいえない。そのため「自分の存在を証明したい」という気持ちが強いはずだ。
その証拠に彼はいままで代表で試合に出るとメンタルのバランスを崩し、ともすれば「俺が俺が」とアピールするプレイに走りがちだった。肩に力が入っている。スタメンに定着しようと必死なのだ。
チーム作りに徹した非情の采配?
ところがそんななか、先のエクアドル戦で久保はついに結果を出した。その彼がこのペルー戦のスタメンを見て、どう思うか?
「同じように欧州で絶好調の三笘は先発で、俺はスタメン落ちか」とならないだろうか?
もちろん右サイドに主力組の伊東純也を使っておきたい森保監督の意図はわかる。有力な伊東をスタメンで使わないテなどない。
だがエクアドル戦で結果を出した久保をペルー戦でも使い、「お前のことは見ているぞ」とサインを送る手もあった。それで久保のメンタルは安定するだろう。
その意味ではペルー戦のスタメンは、バランスのいいチーム作りに徹した「非情の采配」といえるかもしれない。
18日に行われた日本代表のトレーニング内容によれば、20日のペルー戦で久保建英はスタメン落ちが濃厚だ。フォーメーションが4-1-4-1なら両サイドには右に伊東純也、左に三笘薫、ワントップには古橋亨梧が入りそうだ。
またインサイドMFは右に鎌田大地、左に旗手怜央、アンカーは遠藤航が濃厚。最終ラインは右から菅原由勢、板倉滉、谷口彰悟、伊藤洋輝。GKは中村航輔になりそうだ。
合言葉は「縦に速く」。前に重心がかかる布陣で敵を押し込み、チャレンジングに縦パスを入れる。ボールが奪われればカウンタープレスで奪い返してショートカウンターをかける。
またポケットを意識し、サイドからクロスを入れる攻撃もカギになる。ビルドアップのスタイルにも注目だ。
自分の存在を証明したい久保
この6月シリーズで2試合連続スタメンで使われるのは、三笘、旗手、菅原、板倉、谷口の5人になりそうだ。攻撃陣で唯一の再先発となる三笘と旗手は、コンビネーションが買われたのだろう。
一方、今季同じようにヨーロッパで爆発的な活躍をした三笘と久保は、明暗が分かれた。2戦続けて三笘を先発させるのは、ある意味、森保監督による「エースは三笘だ」宣言といえるかもしれない。
これまで久保は、代表チームで重用されているとはいえない。そのため「自分の存在を証明したい」という気持ちが強いはずだ。
その証拠に彼はいままで代表で試合に出るとメンタルのバランスを崩し、ともすれば「俺が俺が」とアピールするプレイに走りがちだった。肩に力が入っている。スタメンに定着しようと必死なのだ。
チーム作りに徹した非情の采配?
ところがそんななか、先のエクアドル戦で久保はついに結果を出した。その彼がこのペルー戦のスタメンを見て、どう思うか?
「同じように欧州で絶好調の三笘は先発で、俺はスタメン落ちか」とならないだろうか?
もちろん右サイドに主力組の伊東純也を使っておきたい森保監督の意図はわかる。有力な伊東をスタメンで使わないテなどない。
だがエクアドル戦で結果を出した久保をペルー戦でも使い、「お前のことは見ているぞ」とサインを送る手もあった。それで久保のメンタルは安定するだろう。
その意味ではペルー戦のスタメンは、バランスのいいチーム作りに徹した「非情の采配」といえるかもしれない。