8月上旬東京に住む妹と電話で、
「今年のお盆休みはブラブラするばかりでなく、どこかに行く計画を立てようよ。」
と言う話になった。
ネットを使ってあれこれ調べたが、
私が一度行きたいと思っていた山形の「銀山温泉」はどうも手頃な旅館はもう予約を取れそうもないし、
ちょっとドライブって言うには遠い感じ。
「そうだ、八幡平を歩いて高山植物を見て来よう!」
何年か前友達と八幡沼を巡る遊歩道を歩いたことがあり、
あまり苦労せずにお花を見られる絶好の場所だったのを思い出したのだ。
本当は花の百名山「駒ケ岳」を見せたかったが、
普段から体を動かしているらしい妹夫婦はいいとしても、
元気とはいえ70代の母親と一緒だし、
案内する私自身が日頃運動不足とあって、
少々自信がなかったのだ。
今日から何日か掛けて、出会った高山植物や風景を紹介したいと思う。
8月17日(木)、晴天!朝から暑い!
8時前に我が家を出発。9時過ぎに角館に着く。
久しぶりに「樺細工伝承館」をゆっくり見てから、
「武家屋敷通り」を散策。
いつ来てもしっとりと落ち着いた町の佇まいがいいなー。
どうせなら田沢湖畔を通って行こうと言うことになり、
西木村を通るルートに変更して
11時過ぎ金ピカの辰子像前の湖畔で、小休止。
田沢湖は水深400メートルを超える日本最深の湖とあって、
湖の色が深い藍色で綺麗だ。
(上の写真はその時撮ったものだ。美しいよねー。後ろに見える山がたぶん「駒ケ岳」)
昭和の初めに国策により、
玉川からの強酸性の水が流され、
「国鱒」と言う貴重な魚を含む全ての魚が死滅したと言うことだが、
今は少しずつ汚染が改善されていて、沢山の魚が岸で群れていた。
魚に詳しい義弟が言うには「ハヤ(ウグイ)」と言う魚だそうだ。
少々の汚濁はものともしない丈夫な魚のようであるが、
食べても美味しくはないそうだ。
これから、もっといろんな魚の住める湖になって欲しいな。