総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『タイム クライムス』

2009-04-08 | 映画(洋)を熱く語る
『タイム クライムス』

【ストーリー】
思わぬアクシデントから1時間前の“過去の世界”に迷い込み、自分自身と出会ってしまったエクトル。
それが一連の不幸な出来事の始まりだった・・・。
森の中、裸の女性、ピンク色の包帯で顔を覆った謎の人物、丘の中腹にある怪しげな施設。
稀代の犯罪を操る予測不可能なパズルのピース。
果たして殺人者は誰なのか?そして犠牲者は・・・?

この作品はDVDで鑑賞しました。

は~い
私が大好きな【タイムトラベル】のジャンルの映画であります。
タイムトラベルの理屈が全然理解出来ない親父が、1人パニックを起こすお話。
時間移動は たかだか1時間前の過去なのだが、トチ狂ったハゲ親父が
ややこしい方へ、ややこしい方へと話を進めてしまう。

日常世界で実際に“タイムトラベル”に巻き込まれる状況など、まずありえない話だが、
ある程度の“基礎知識”がなければ、このような状況に陥る可能性は非常に高いと思います。

過去に『バタフライ・エフェクト』 『時をかける少女(アニメ)』 『デジャヴ』とレビューをカキコしましたケド、
今作品の時間移動の設定は【並列世界】ではなく、【「ドラえもん」タイプ】の時間の概念であります。
(詳しくは“『デジャヴ』 その4【ネタバレあり】編 並列世界―』”を参照)

私的には【並列世界】を信じる派なので、実際はこう言う展開にはならないとは思うが、
“タイムトラベル”したことで歴史が変わると言う話しではなく、
「実は初めから、そうなっていた」と言う設定の話なので、納得はいく話にはなっています。
(一般的には、コチラの方が分りやすい話設定だよネ?)

しかし「無知とは罪なり」とは良く言ったものです。
親父がやろうとしたことは“親殺しのパラドックス”以上の話であります。
そう言う意味では非常に恐ろしい話...ぶるぶる~(恐)
実際、あの親父のパニくっている状況で、20分ぐらいの“タイムトラベル”の
基礎を説明するのは無理でありましょう。
そう言う意味では、我々の年代層から下に基礎知識を説いた「ドラえもん」の藤子不二夫先生の
恩恵は計り知れない。

(実際に私の両親は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を全く理解出来ません)
基礎知識があれば、絶対にこのような状況には陥っていない筈です。


↑謎のピンク包帯男(ホラーではありません、サスペンス要素が強いです)。

作品的評価で言うと正直地味です。
映像栄えしない出演者達...永遠にハゲ親父を見続けるのは辛いものがあります(笑)
途中、オパーイ映像もあるんですが、素直に喜べないのは何故?
(タイプじゃないんですかネ~?)
話の設定&伏線はシッカリしているので、点数は差し引きゼロで標準点数ではないでしょうか?

なんでもこの映画(スペイン映画)はハリウッドでクローネンバーグ監督の元、リメイクされるらしい。
ハゲ親父=“ニコラス・ケイジ”辺りが妥当なキャスティングではないでしょうか?(笑)

(“ジェイソン・ステイサム”でもイイ~かも?)↑
出演者に華のある俳優を持って来て、多少VFX効果で演出すれば、十分化ける作品だと思います。

●次のページも『タイム クライムス』ネタです。


PS.私的にはこう言う話は大好きです♪
リメイクはもっとSFホラー要素を強めれば面白いかも?
コメント (4)
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