『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』
【ストーリー】
大学の映画学科に通うジェイソンは、ペンシルバニアの山奥で仲間と共に卒業製作のホラー映画を撮影していた。
そんな時、ラジオから衝撃のニュースが流れた。
世界各国で死体が息を吹き返し、生きている人間を襲い始めたというのだ。
山を下り、信じられない光景をを目にした彼は、死人が人間を襲う様子を全て撮影することを決意する。
この作品はDVDで鑑賞しました。
(明日、ブルーレイで観賞予定)
↑最近、流行(?)のカメラ視点のゾンビパニック映画。
( カメラ視点の映画...『REC/レック』 『クローバフィールド』のページを参照。)
本家のジョージ・A・ロメロが撮ったゾンビ映画と言うことで、かなり期待して観たのですが、
その期待は全く裏切らない出来でありました~♪
(ジョージ・A・ロメロについては『ゾンビ』のページを参照)
かなりの低予算の作品なので、シリーズ通しての豪華さは全くありません。
襲い掛かって来るゾンビの数もかなり少な目であります。
しかし何でもない、ただカメラを撮影しながらアチラ~コチラ移動するだけの話なのに、
こんなに血湧き肉踊るのは何故でしょう?
それはやっぱり、ゾンビ魂が溢れる映画だからなんでありましょう。
派手なアクションを期待して観ると肩透かしを食らいますが、ロメロのゾンビ映画の基本を忠実に守った作品です。
ゾンビによる人間社会の混乱をネットからの情報で上手く表現しています。
多少説明くどいセリフが多いですが、今のネットの情報社会を皮肉った話になっていて風刺が効いています。
ロメロのゾンビ映画は人間ドラマが主体で、ゾンビはあくまでもパニック環境の条件であり、
人間の恐さをメインとしているのが実に奥が深い作品になっています。
↑私のようにブログをやっている人間なら思わず頷ける、ジェイソンがカメラを構える気持ち。
カメラマンのプロ根性ではなく、ネットに動画をUPしたいと言う気持ちからカメラ撮影をするのです。
ゾンビの造型も地味ながら、かなり出来が良いです。
ゾンビ発生直後の話なので新鮮なゾンビが観賞出来ます(笑)
私は過度なスプラッターをあんまり好まないのですが、ロメロの作品のスプラッターシーンは別です。
芸術と言いましょうか?一つ一つのスプラッターシーンが作品となっています。
思わずニヤリ~としてしまうお遊び要素もあるのも、彼の作品のイイ~ところ♪
↑赤鼻がポロリ~と取れる、ピエロゾンビ。
ゾンビ好きには堪りましぇ~ん(笑)
やっぱりゾンビは走らない方がイイ~ですよネ~
冒頭の「死体はノロノロ歩くんだ!そんなに走ったら足が捥げるだろう~?」には笑える(笑)
ゾンビは“怖い”と言うよりも“不気味”の方が似合うんですよネ~
しかしロメロも話のテンポを良くする為に感染から死→ゾンビ化のスピードは短縮化されています。
これもやっぱり時代の流れかと...(笑)
私思うんだけど、何でゾンビ映画ってこの水準のレベルの作品が少ないのでしょう?
低予算&撮影期間20日程度の短さで、ココまでの水準のゾンビ映画を作ってしまうのは、
さすがゾンビの生みの親ジョージ・A・ロメロと言った所なんでしょうか?
何にせよB級映画には変わりませんが、ゾンビが好きなら期待を裏切らない出来です♪
(ロメロのゾンビが好きなら直お勧めです)
私的には『ランド・オブ・ザ・デッド』よりも、今作品の方が好きです。
死の終焉に向かった日記(ダイアリー)の映像を貴方も観てみては...?
【BDソフト画質・音質レビュー】
予想通り画質は良くないです、素人のカメラ撮影と言う設定なので仕方がありません。
それでもDVDの画質とは雲泥の差です、DVDでは見えなかったシーンも綺麗に見ることが出来ます。
音質は音質はTrueHDで観賞しましたが、 あんまり良くありません。
サラウンド感も数箇所しかなく、迫力も何もありません。
WOWOWで放送されるなら、それで十分かと思われます。
(でもロメロのファンなら買いです♪)
PS.一番最後の顔だけ残されて吹っ飛ばされる、吊られゾンビ...
ロメロいわく“ゾンビの涙”を意味するシーンだとか?
う~~ん、やっぱりロメロのゾンビは奥が深いぞ~~♪
【ストーリー】
大学の映画学科に通うジェイソンは、ペンシルバニアの山奥で仲間と共に卒業製作のホラー映画を撮影していた。
そんな時、ラジオから衝撃のニュースが流れた。
世界各国で死体が息を吹き返し、生きている人間を襲い始めたというのだ。
山を下り、信じられない光景をを目にした彼は、死人が人間を襲う様子を全て撮影することを決意する。
この作品はDVDで鑑賞しました。
(明日、ブルーレイで観賞予定)
↑最近、流行(?)のカメラ視点のゾンビパニック映画。
( カメラ視点の映画...『REC/レック』 『クローバフィールド』のページを参照。)
本家のジョージ・A・ロメロが撮ったゾンビ映画と言うことで、かなり期待して観たのですが、
その期待は全く裏切らない出来でありました~♪
(ジョージ・A・ロメロについては『ゾンビ』のページを参照)
かなりの低予算の作品なので、シリーズ通しての豪華さは全くありません。
襲い掛かって来るゾンビの数もかなり少な目であります。
しかし何でもない、ただカメラを撮影しながらアチラ~コチラ移動するだけの話なのに、
こんなに血湧き肉踊るのは何故でしょう?
それはやっぱり、ゾンビ魂が溢れる映画だからなんでありましょう。
派手なアクションを期待して観ると肩透かしを食らいますが、ロメロのゾンビ映画の基本を忠実に守った作品です。
ゾンビによる人間社会の混乱をネットからの情報で上手く表現しています。
多少説明くどいセリフが多いですが、今のネットの情報社会を皮肉った話になっていて風刺が効いています。
ロメロのゾンビ映画は人間ドラマが主体で、ゾンビはあくまでもパニック環境の条件であり、
人間の恐さをメインとしているのが実に奥が深い作品になっています。
↑私のようにブログをやっている人間なら思わず頷ける、ジェイソンがカメラを構える気持ち。
カメラマンのプロ根性ではなく、ネットに動画をUPしたいと言う気持ちからカメラ撮影をするのです。
ゾンビの造型も地味ながら、かなり出来が良いです。
ゾンビ発生直後の話なので新鮮なゾンビが観賞出来ます(笑)
私は過度なスプラッターをあんまり好まないのですが、ロメロの作品のスプラッターシーンは別です。
芸術と言いましょうか?一つ一つのスプラッターシーンが作品となっています。
思わずニヤリ~としてしまうお遊び要素もあるのも、彼の作品のイイ~ところ♪
↑赤鼻がポロリ~と取れる、ピエロゾンビ。
ゾンビ好きには堪りましぇ~ん(笑)
やっぱりゾンビは走らない方がイイ~ですよネ~
冒頭の「死体はノロノロ歩くんだ!そんなに走ったら足が捥げるだろう~?」には笑える(笑)
ゾンビは“怖い”と言うよりも“不気味”の方が似合うんですよネ~
しかしロメロも話のテンポを良くする為に感染から死→ゾンビ化のスピードは短縮化されています。
これもやっぱり時代の流れかと...(笑)
私思うんだけど、何でゾンビ映画ってこの水準のレベルの作品が少ないのでしょう?
低予算&撮影期間20日程度の短さで、ココまでの水準のゾンビ映画を作ってしまうのは、
さすがゾンビの生みの親ジョージ・A・ロメロと言った所なんでしょうか?
何にせよB級映画には変わりませんが、ゾンビが好きなら期待を裏切らない出来です♪
(ロメロのゾンビが好きなら直お勧めです)
私的には『ランド・オブ・ザ・デッド』よりも、今作品の方が好きです。
死の終焉に向かった日記(ダイアリー)の映像を貴方も観てみては...?
【BDソフト画質・音質レビュー】
予想通り画質は良くないです、素人のカメラ撮影と言う設定なので仕方がありません。
それでもDVDの画質とは雲泥の差です、DVDでは見えなかったシーンも綺麗に見ることが出来ます。
音質は音質はTrueHDで観賞しましたが、 あんまり良くありません。
サラウンド感も数箇所しかなく、迫力も何もありません。
WOWOWで放送されるなら、それで十分かと思われます。
(でもロメロのファンなら買いです♪)
PS.一番最後の顔だけ残されて吹っ飛ばされる、吊られゾンビ...
ロメロいわく“ゾンビの涙”を意味するシーンだとか?
う~~ん、やっぱりロメロのゾンビは奥が深いぞ~~♪