メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in NY 8 《BROOKLYN編DAY2》

2010年05月23日 | NEWYORK
金曜日。メガヒヨシスターズはこの日にウッドベリー・コモン・アウトレットに行こうと話していたのだけど、二人ともいまいち物欲が湧かなかったので取りやめにした。
バッグは前回買ったのがまだまだ使えるからいいかなぁって。



上のが前回のお買いものの成果ね。
2年前はこれを一人で持って帰ったんだから笑える
もちろんお土産もあるから全部メガヒヨのじゃないよ~。


そんな訳で今日はお互い別行動を取ることにした。
メガヒヨとその妹は元々は一人旅体質。
一人で気ままに動き回るのが好きなのだ。

メガヒヨは昨日、BOTANICAL GARDENの隣にあったブルックリン美術館が気になっていたので、そこに行くことにした。
この美術館はニューヨークでは第2位、全米では第7位の規模を誇る。
特にアフリカ、オセアニア、ネイティブアメリカンのコレクションが充実しているとのこと。

早速メガヒヨは自分好みの素敵な展示物を見つけた。

 
19世紀のナイジェリアに君臨していた王様の冠。
ビーズで立体的に細かく編みこまれている。
天辺には鳥さんがとまっているよ。


これはアフリカの象の仮面だって!
現地では神格化された存在なのかな?


中国からはカエルの団体さん。


日本のハニワだって負けてはいない。
海を越えて、お馬のひんべえだって頑張っている。


上の階に行くと雰囲気が変わり、綺麗な吹き抜けが。


モネの絵画などをゆっくり見学出来る。


彫刻もいくつか有ったよ。


と思いきや、こんな前衛的作品も。


ジャンルも様々で、こちらのコーナーには豪華なインテリア。


あ、こっちにはパーティーのテーブル・セッティングが!!


…近くで見たらこんなお皿が並んでいた
ひとつだけ見たときには自分に邪念があるから、そういうものに見えるんじゃないかと思ったけど、ここまで揃っていればまさしくソレだよね。

作品名は「THE DINNER PARTY」。JUDY CHICAGOの70年代の作品だって。
この展示スペースの名称は、ELIZABETH A.SACKLER CENTER FOR FEMINIST ARTだって。

作った作家さんもスポンサーさんも、ずいぶん大らかな人たちだなぁ
なんて、写真撮ってブログに載っけてるメガヒヨさんも同類だったり(笑)


あ、でも念のために。こういうお皿もあったよ。少数派だったけど。


さて、そろそろお暇しようかなと思ってたその時。
ナイジェリアの冠以上のインパクトを持つ作品が目に止まった。


右端の彼はせんとくん??
奈良の1300年祭を宣伝するために、わざわざブルックリンまで来てたのか…。
マンハッタンで無いところが詰めが甘いとおもうけど(笑)

この作品はNINA CHANEL ABNEYという1982年生まれの若い画家によるもの。
タイトルは「FORBIDDEN FRUITS」だって。

せんとくんとこの絵画、どちらが先に作られたかは分からない。
まぁ偶然の一致だろうね。
されど、上海万博の海宝くんとアメリカのガンビーくんの様にパクリ論争が起きちゃうかもねー
そうならない様、心の底で願いながらブルックリン美術館を後にしたメガヒヨなのであった。