メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨのこよなく愛するシード権争い

2011年01月03日 | メガヒヨの日々つれづれ
前日に引き続き、箱根駅伝を家で観戦する。

本日の目玉は、シード権争い。
20チーム中、10位までに入れれば、次回の大会には予選通過なしで参加出来るのだ。
ちなみに学連選抜チームが10位以内に入ると、シード権を得る大学は9校になり予選会での参加枠が一つ増える。
誰にとっても美味しい権利だ。

そんなだから、もしかして優勝決定なんかよりこちらのほうが注目を集める位。
毎年熾烈な戦いが繰り広げられているのだ。

特に今年は面白すぎるドラマが展開された。
なんとゴール直前で、8位の位置につけていた國學院の選手がコースを間違えてしまったのだ。

内心「ゴールの位置知らなかったの…?」なんて思っちゃったけど、20km以上走ってきている訳だし、つい先導車に着いていっちゃったんだろうね。

ゴールテープを目の前にしながら明後日の方向に走る学生さんを見て、メガヒヨはテレビの前でため息をついた。
どうやっても一緒に走っていた集団には追い付けないよ。
こりゃあチームメイトにボコられるだろうなって。
でも彼はただでは起きなかった。
ものすごいダッシュで一人抜き、なんとか10位に治まったのだ。

これは抜かれた城西大学の選手は唖然だったろうな。
ゴールした後の倒れた姿が痛々しい。

一方、この國學院の寺田くんはあっけらかんと「あぶねー。あぶねー。」と笑顔のご様子。
なんか色々な事って紙一重なんだなぁと、メガヒヨは新年から実感したのであった。


第87回箱根駅伝 國學院大学ゴール寸前コース間違え