ルツェルン市内に戻ったメガヒヨ。
オサレな人々が歩く市内を山の格好で歩くのは忍びない。
即ホテルに戻り、ワンピースに着替えてふたたびお出かけ。
四森州湖にはこんな観光船が多く発着している。次回は船にも乗りたいなぁ。
ライオン記念碑。フランス革命にて国王一家を守り命を落としたスイス傭兵786人を追悼するモニュメント。
現在は羨ましいほどのお金持ちスイスだけど、16~18世紀はこうして他国に兵を出すことで国家が成り立っていたのね。
一人旅のメガヒヨ、頑張って自分撮り。(セルフィとも言うらしい)
そんなメガヒヨを、中華系のツアー客男性が「撮ってあげましょう。」と助けてくれた。
「謝謝」とお礼を言ったら、満面の笑みが返って来た。
ライオン記念碑を後にし、街中をブラブラ。
お花の植え方ひとつとっても洗練されていて素敵だね。
有名なホテル・シュヴァイツァーホフの前を通りかかったそのとき。
市内観光トロリーを発見!!
トレドやサンティアゴ・デ・コンポステーラでも乗ったよ。
今回も迷わずゲットオン!!
乗車料金は12スイスフラン(2013年7月現在)
ゆっくりとした速度で途中下車なしに、市内の観光名所を回るよ。
ピラトゥス山では日本語案内が無くてがっかりしたけれど、このバスには搭載されていて嬉しかった。
現在の街ではほとんど日本人観光客を見かけなかったので、これは先人の方々の観光ラッシュのおかげだね!
バスはカペル広場を通り、
左手にイエズス教会を眺め、
シュプロイヤー橋を通り越し、
ビクトリア女王が長く滞在したという、お城のようなホテルを仰ぎみて、
ムゼック要塞壁の見張り塔を過ぎたところで川を渡る。
その後も市街地に点在する名所・史跡を、イヤホン解説を聞きながら車窓から眺める。
やや、馬車ともすれ違ったり。
7月のルツェルンの街は紫陽花が多く咲いていた。
車窓から見る花々も楽しませてくれる。
先ほど対岸から眺めたイエズス教会の背面と側面。
壁画が美しい。
花々で飾られたカペル橋。
もちろんルツェルン駅も観光スポットのひとつ。
バスはゼー橋を渡り、ホーフ教会付近も周遊。
途中でメガヒヨ滞在中のホテル・ホーフガルテンも貴重な古い建物として紹介されていた。
バスを降りた頃には日も傾き、夕食を摂る時間になっていた。
有名なスイス料理の老舗。
このとき疲れが出てきたのか、時間の割に食欲が湧いてこず。
前菜、メインと注文しなくてはいけないこの手の高級店はパスすることに。
地元の有名菓子店、Bachmann(バッハマン)。
ルクセンブルガリと呼ばれるスイス風マカロンが名物。
店内にはルツェルンのシンボル、カペル橋の水の塔をかたどったチョコレートが鎮座する。
ケーキは少々大き目。美味しそうだけど今はいいかな。
メガヒヨのお目当てはこのルクセンブルガリ!! 4つで3.8スイスフランと、場所を考えるとお得な値段。
全種類買ってみた♪
本当はこれで夕飯を済ませたい位の気持ちなんだけどそうは行かない。
明日からのことも考えて、ちゃんとしたものを食べなきゃ。
席を取るのも注文するのもお手軽なファストフード。いやいや、これでは野菜をほとんど摂ることが出来ない。
どーでもいいけど、このセットで8.9スイスフラン、約1000円って日本より高いよね。
コース料理が提示されている高級店が立ち並ぶ近くで、比較的手ごろなカフェを発見。
週末の混雑のなか、運よくテーブルにもつくことが出来た。
すぐ脇は白鳥が泳ぐ川辺。
なんか京都の鴨川沿いみたいだなぁ。
さっそく泡で一息! 食欲がないとはいえ、これは別腹!!
2杯目はスイス産の白ワイン。
すっきりとしたのど越し。
注文したのはミックスサラダ。
緑黄色野菜も入ってるし、ハムものっかってるし、何とか栄養バランスが取れるかなと。
お酒の力もあって、ほぼ完食することが出来た。
以上、ワイン2杯とサラダでお値段37.6スイスフラン(約4,000円)なり。
ほろ酔いでいい気分になったので、もうちょっと街を散策してみることに。
そんな中、チーズ屋さんのような、お肉屋さんのようなお店を発見。
あえて言えば酒のつまみ屋さん?
この時間は閉店時間を過ぎていたけれど、ショーウインドウに張り付いて魅入ってしまう。
長旅で疲れていたメガヒヨも、この素敵過ぎる品ぞろえを見た途端に食欲が戻って来たのを感じた。
そしてふと目に入った、この一枚の絵。
もしかしてメガヒヨの守り神!?
お酒の力で疲れた体に活を取り戻したメガヒヨ。
明日に備えて英気を養うのであった。