メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in SWISSその7 《渡れ!カペル橋編》

2013年12月03日 | メガヒヨのホリデイ

 
ルツェルンを発つ日。
天気がよく、またもやお庭で朝ごはん。


電車の時刻まで余裕があるので、またもや市内を散策。
ロイス川沿いをてくてくと歩く。流れが速いのは雪解け水のせい?


ルツェルンを代表する二つの木造橋を渡ってみることにしたメガヒヨ。
まずはシュプロイヤー橋。
要塞の一部として1408年に建てられた。
その後1568年に再建されたものがそのままの姿で残っている。

 
要塞の対岸にある歴史博物館の建物の入口から、このシュプロイヤー橋にアクセスすることが出来る。
今回はそちら側から渡ってみることに。


「死の舞踏」という17世紀の連作板絵。
ペストの脅威が、骸骨の姿で描かれている。


橋からはムゼック要塞がよく見える。


昨日トロリーから眺めたこの要塞。
もう一度ゆっくり見てみよう。

 
城壁に上がって見張りの塔を近くから眺める。紋章が大きく飾られているよ。


獣の気配を感じ上を見てみると、牛さんが草を食んでいた。
すぐ近くは市街地なのに、のどかだなぁ。


歴史の面影を感じる住宅地を散策。


住宅のすぐそばを流れるロイス川。
台風や氾濫の心配はないのかな?うらやましい。


ふたたび河畔を歩く。


今度はルツェルンのシンボル、カペル橋を渡る。
1993年に火災に遭ったこの橋。
現存するものは翌年に再建されたもの。

 
全長約200m。ヨーロッパ最長の木造橋。


こちらにも連作の板絵が。
ルツェルンの守護聖人の生涯を描いたもの。
シュプロイヤー橋のものと比べて明るい感じ。

 
じつはメガヒヨの伯父は菓子職人で、40年以上前にこのルツェルンで修業を積んだ。
その思い出の地のシンボルである水の塔をかたどったケーキを伯父はよく焼いていた。
小さい頃からそれを見慣れているメガヒヨ。カペル橋の水の塔の写真を見るとどうも、「美味そう」とか思ってしまう。
いざ今回、実物を見てもその気持ちに代わりなく、我が目には巨大なチョコレートケーキにしか見えないのであった。