3月22日にご相談の予約をいただきました。
この方は、結局約束の時間が来てもお越しになりませんでした。
そこで、人様との約束というのは、
「なぜ、守らなければいけないか」と言うことで、
山主よりお話がございました。
山主曰く「時は金なり」ということわざがあるではないか!
約束した本人は、
相手の貴重な時間を無駄にしていると言うことに
全く気づいていないのです。
当山では、約束の時間から5時間ほど予定を空けておりました。
お互いが時間の無駄をしているのです。
考えて見てください。
仮にパートで働きに出れば、時給×時間の報酬を得ることができますね。
相手の貴重な時間を無駄にすることは、
自分にとってもマイナス(悪業)の行いとなり、
相手に対して損をかけ、己の借金を作ることになるのです。
見えないお金のことを陰徳と言います。
見えないから無駄使いをするのです。
この無駄使いを悪業というのです。
この悪業をお釈迦様は、
八正道の中にある「正命」で説いておられます。
正命とは、戒律=道徳
人としての道徳を守りなさいという教えです。
尊い人様の時間を無駄にしている人は、
(悪業を積んでいる人)
知らないうちに膨大な借金を作っているのです。
これでは、運勢は悪くなる一方です。
自分にとっても一番嫌なことですね。
必ず連絡して相手の時間を無駄にしないでください。
ご自分の運勢を悪くしないでください。
お願いします。
南無大師遍照金剛