鈍足メタボランナーの日記

アラフィフ以上アラカン未満の鈍足メタボランナー
吉備路そうじゃマラソン(フル)にエントリー中

2019しわいマラソン44キロ出走記 その3

2019-09-19 22:24:00 | スポーツ
田之尻のエイド沿いには砂利の通りがある。
可部から三段峡までの廃線跡だと気づくのにそう時間はかからなかった。


田之尻のエイドを過ぎてかなり脚にきていた。
奥出雲おろちの坂根から八川までの下りに比べたらランナーの脚にはずいぶん負担のかかる下りだった。
500mくらいとぼとぼ歩いて脚を休めてから走り出す。


太田川沿いをさかのぼっていく。川沿いはやっぱり風通しが良い。
10分以上設定時間を遅れている。
さいわいゆったりした上りなのでなんとか走り続ける。


津浪のエイドについたのは16:04。設定時間より7分遅れ。
食べ物が欲しかったのだが、まさかの品切れ・・・。まじか・・・・。
横の売店に鶏のから揚げやらあまごの塩焼きが売ってたけど、すぐにエネルギーになりそうにないので遠慮する。


津浪のエイドからもなんとか走る。思ったより足は終わっていない。
まわりに沢山のランナーがいるが、歩いている人が多いくらい。


川向うに廃線の駅になぜか電車が止まっているのが見えた。
あれがエイドかな??


かけはしのエイドに16:33に到着。ようやく設定時間を上回った。
でもぐずぐず休んでいられない。給水してあんパンの切れ端を口にほおりこむ。
朝飯食わずに30キロ走もできるし、普段が大飯喰らいなので簡単にエネルギー切れにはならないことに感謝する。


加計の街は凄い声援だった。中学生らしき子供たちに下の名前で応援された。
びっくりしたけど嬉しかった。


加計の街から186号線沿いを登っていく。まだ足は終わっていないらしくキロ7分くらいで動いていた。


大きな水力発電所前から国道に別れを告げる。


ダム下の川沿いの道。どっかで見たことある風景だよなア・・・。
なんでだろうとこのときは思っていた。


滝山のエイドに17:14到着。設定時間より15分ほど早くなっている。
ココの水かぶりの水が一番冷たかった。


滝山のエイドを越えてしばらく行くと・・・・思い出した!!。
22年前、この岩の上で2回ほど釣りした覚えがあった。ハヤしかつれなかったが、たくさん釣れて美味しかったんだ。そしてもう一つ。22年前はまだダムを造っている最中だったこと。


温井ダムが見えてきた。ヤッパリデカイ!!。
アーチ式としては黒部ダムに次ぐ大きさで、堤高は156mもある。(黒部は186m)


この階段がしわいマラソンの最大の見せ場。標高差100m以上ある階段上り!!。
でも・・・オレ、軽度高所恐怖症。登れるかなあ・・・・。


下をなるべく見ずに黙々と上る・・・・。
中間点で1度写真を撮る。怖いよー。


階段を登り切るのに20分もかかった。このとき17:56分。
481段あるからしわい(キツイ)というようだ。


上から写真を撮ってみる。マジ怖えーな・・・・・。
まだたくさんのランナーが昇ってくるようだ。


481段も階段上れば、脚に来る。
あと1キロほどなのだがしばらく走れなくて歩いた。なんとか7時間は切りたいが・・・


ゴールが近くなってまた走り出す。最後ぐらい走ってゴールしたい。
思ったより足は動いた。


フル以上の距離の大会だと、苦しい思いしてるのに、ゴールの手前で「終わっちゃうのかー」と少し寂しくなるのはなぜなんだろう??。


ゴール。18:02だった。7時間と2分だったのね。


ゴールして気が付いた。脚は終わってた。
そして・・・・ずいぶん薄暗くなっちゃたんだね。もう9月の中旬だもんな。


田之尻のエイドでかなり脚に来てたけど、結構走れたな。最後の階段以外は緩い上りだったからか。


本日のコース。安芸太田町を構成する旧筒賀村、旧加計町、旧戸河内町を回っていくコースなんだね。
オレが来てた頃は合併前だもんね。


44キロコースの縦断図。
フルマラソン 自己ベスト4:45でも感想できた。
井仁の上りと5キロの下りを2本をどうこなすかが攻略のポイントかな。
エイドの休憩は給水補食だけにして歩いてでも早めにスタートしてたのが良かったかもしれない。それに去年の丹後の経験を生かして、給水は2~3杯にしたのが良かったようでばてなかった。


下りでブレーキ掛けた続けたせいか、珍しく脛の筋肉痛がでた。
濡れた靴で走り続けたので、足の裏に巨大な靴連れ発生中。
今回のダメージは大きかったけど、やっぱりマラニック系の大会はたのしいなあ。

来年も出ようかな。

おしまい。
















2019しわいまらそん44キロ出走記 その2

2019-09-18 20:00:20 | スポーツ
那須与一のお墓からさらに下る。


脚をつぶさないようキロ6~7分で下っているが、結構脚にきた。
雲のおかげで日差しがあまり強くないのがウレシイ。(松江の方は降ってたらしい。)


渓谷美が綺麗なところで200mほど歩いて足休め。
奥出雲の坂根から八川までのような緩い下りが最も得意だが、アレより少しキツイ。


ようやく国道191に出てきた。ここから88キロと100キロのランナーが合流してなんだか賑やかになる。
でも平たん地に戻るとやっぱり、下りのダメージがあって、道の駅エイドまで500mほど歩く。


戸河内の道の駅は10年ぶりくらいかな。13時35分。設定タイムより5分ほど早く着いた。
九州の山歩きの帰りに車中泊した記憶はある。そして22年くらい前はスキーでよく通った道でもある。


道の駅沿いの川べりは良い風が吹いていて気持ちよかった。
そいえば、スタートからずっと風が入らないところを走ってきたことを思い出した。
ずっと日が差してたらさぞかしつらかったろう。


いったん小山を一つ越える。標高差は50mくらいかな。


小山を越えて橋を渡ると高速道路沿いに出る。
100キロランナーはココから別ルートを少し周回するようだ。


高速道路沿いの田園地帯の小さなアップダウンを2キロばかり走ると筒賀のエイド。14時16分到着。
ココまで水かぶりしすぎて靴がぬれてきた。


筒賀のエイドを越えてからはきつい坂だった。
走っているランナーも見かけたが、ほとんど進んでないじゃないか!!。
丹後の七竜峠の坂に匹敵するんじゃないかな。


2キロの距離で標高差250mほど上がると、ようやく頂上のトンネルが見えてきた。


トンネルを抜けると視界が開ける。井仁の棚田だ。
修行僧さんのブログである程度わかっていたけど、思った以上にデカイ。
ちょうど稲刈りは3分の1くらい終わった感じ。


棚田の公衆トイレの前がちょうどエイド。ほぼ15時。設定より8分遅れ。
かき氷が出ていて、棚田の景色を見ながら頂く。暑い体が一気に冷却。
普段は静かな集落が大会の日は大賑わいだそうだ。
「いつもこのくらい人が来てくれると嬉しんだどねえ」
エイドで給水してくれたボランティアの女性の言葉が妙に残った。


仕事柄、中山間地に行くことは多い。
ここでも耕作放棄地が見られた。安易に頑張って作ってとは言えないなあ。難しい問題だよね。


井仁の集落からまた下り・・・・。
本日2本目の5キロの距離で標高差350mほど下るのだ。
ココでも脚をつぶさないよう慎重にスピード調整する。でも調整しすぎても足が疲れる。


道沿いに変わった古民家を発見。
人が住んでいるようにもみえないし、なんだか骨とう品屋さんにも見えるが・・・
なんなんだろ?


田之尻のエイドにたどり着いたのは15時44分。設定より14分遅れ。
うーん。どうなる?完走。



その3に続く。













2019しわいマラソン44キロ出走記 その1

2019-09-17 22:45:09 | スポーツ
昨年の丹後60キロは32キロの関門を約22分オーバー。約6時間かかってる。
そこからの反省もあるし、走力を確認すべく今回はしわいの44キロを選択した。
44キロのコースは今年初めて新設されたので参加してみたかったこともある。
でも、ふつうコースでふつうの時期のマラソンなら、32キロは3時間半あれば通過できるのにねえ。


朝5時半過ぎに家を出て、170キロ近く車を走らせ、しわいの会場近くの駐車場に入ったのが8時半まえ。松江道のおかげでずいぶん楽できた。
スタートは11時なのでMGC速報を確認しながら日陰で待つ。


11時スタート。本日の44キロは約400人。
皆さん変態だねえ。もっともオレが松江を出た時間に88キロや100キロ走ろうという変態さんがスタートしている。


最初の400mくらいは下り。
柔軟体操くらいしかアップしてないので飛ばしすぎないように注意する。
日差しはキツイ。ときおり雲で日陰になるのが救いだが・・・


温井ダムの天端を走る。それにしてもでかいダム・・・・。
コレだけの規模のダムを見たのは初めてだった。


ダムを渡ったあたりで1キロ。ここからダム湖管理用の道路に入る。


いきなりの急坂。1キロくらいで100m上がった。
上がってしまえば微妙なアップダウンが続く。うーん苦手のパターンだ。


道幅が狭くなってしばらく行く。
アップダウンはあるが、木陰で太陽の攻撃を受けなかったのが良かった。


国道186号にでる。懐かしい道だ。
22年前、浜田に住んでいたころに広島遊ぶに通うのによく使ったなア。


国道を1キロ少し走って、右折して市街地にはいってしばらく行くと最初の温井エイド。
水とコーラとアクエリアス、被り水を頂く。


エイドを出るとまた上り坂。体力温存のために歩く。


2キロで200mくらい登ったところで頂上。
このときはこのくらいの上り坂なら、体力持つかなアなって考えてたが・・。あとで凄い坂をごちそうになるとは・・・。


1キロばかりの下り坂を越えると、杉の泊のエイド。
菓子パンがあったのでかじりつく。なにせ朝6時の朝食から何も食べてない。


エイドを出たらまた上り・・・・。1.5キロで50mくらい登ったかなア。
この坂を上がる途中で打ち上げ花火の号砲が聞こえた・・・・どうやら88キロのランナーが(7時間半!!)ほどでゴールした合図だったようだ。


スノウシェードを越えると、下り坂が始まる。
実はこの坂、5キロ近くで350mも下るのだ。脚を使い切らないよう飛ばしすぎないように注意した。


寺領のエイドが見えてきた。この辺りが15キロ。
エイド食が提供されるのは2回に1回みたいだ。


エイドを過ぎてすぐ、面白い看板を見つけた。
へえー那須与一のお墓なんだあ。ずいぶん質素だな。
そういえば去年の丹後のコース沿いには静御前の出生地があったんだよなあ。


なんてことを考えながら下り続けた。

つづく。







今日はほぐし。2019山陰の夏ジョグ30

2019-09-16 19:36:10 | スポーツ
昨夜、22時前に帰宅。
体の疲労と3時間のドライブで眼が冴えて中々寝付けず。


朝5時過ぎに目が覚め、体はなんとか動きそうなので、7時まえノソノソ出かけてみる。
当然、最初の1キロはキロ9分越え・・・・


もう3キロくらいは走れそうだが、5時にボウズが起きだしていたので、今日は3キロで切り上げる。


ようやく眠くなった体を引きずり、朝から家族の用事にお付き合い。


午後は市の運動公園へ。
子どものダッチュに付き合う。さすがにこっちはヒイヒイ。


明日の筋肉痛はもっとひどくなるかなあ・・・・。
44キロのうち7キロくらいは歩いてるからそんなに出ないと思うが・・・・。
(・・・・あんな坂走って登れる人間がいるんだねえ・・・・)