貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

万葉ロマン 雨晴海岸

2023-03-19 10:52:04 | 日記
令和5年3月19日(日)
高岡市: 有磯海:女岩(めいわ)荘  
<松林の中の女岩荘>
  

「有磯海」は、
大伴家持の万葉集歌、
「かからむと 
  かねて知りせば 
      越の海の      
  荒磯の波も 
     見せましものを」
を初出とする歌枕の由緒地。
そして、
高岡市の雨晴海岸・女岩の周辺には、
義経岩もあり、
源義経ゆかりの伝説が伝わっている。
 1187年(文治3)、
義経一行が追討の兵から逃れ、
京都から奥州へ落ちる途中、
雨晴海岸にさしかかる。
 その時、
にわかに空が曇り、雨が降り出す。
 弁慶が急いで岩を積み上げ、
岩穴をこしらえて
雨宿りしたとされる。  
 そもそも「雨晴」という地名は、
この伝説に由来しているという。
 源義経一行の雨宿り伝説が残る
<雨晴海岸>

雨晴海岸からは、
「有磯海」の荒磯を象徴する女岩を
前景として、
か立山連峰を望むことができ、
観賞上の価値が高い。
 現在
「万葉ロマンのコースタルステージ雨晴」

として整備されている。