貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

葛城市 当 麻 寺 静寂庵の花園と密生感堪能!

2024-07-21 10:07:50 | 日記
令和6年7月21日(日)
葛城市  当 麻 寺                      
 道の駅
「ふたかみパーク當麻」で泊まる。
 数日前に、
五木寛之氏の『風の王国』上・下を、
ほんとに楽しく読み終えたばかりで、
二上山に対する想いも異なる。
 二上山を散策したかったが、
今回は目的外なので我慢する。
 5時10分起床。
 朝食をとり、
當麻寺へ出かける。  
<山門>
 
<阿吽仁王像>
 
  
 當麻寺は、
古代大和の“西方”に位置し、
白鳳・天平様式の大伽藍を有する
古刹。
<まつりごとの準備奥が本殿>

 金堂の弥勒仏や四天王、
梵鐘などの白鳳美術を
今に伝えるほか、
古代三重塔が東西一対で残る
 全国唯一の寺としても知られている。
 本尊として祀られる
「當麻曼荼羅」は、
奈良時代、藤原家の郎女・中将姫さま
が写経の功徳によって
目の当たりにした
極楽浄土の光景を
壮大な規模で表したもので、
中将姫さまを常に守護し、
導いた守り本尊
「導き観音さま」とともに、
今も多くの人々の心の拠り所に
なっている。  
<今月の言葉>
    
 芭蕉は、
野ざらし紀行で弟子の千里の故郷
を訪ねた時、
二上山當麻寺を詣でている。  
<静寂庵庭園>

 庭にある松に思いを寄せ、
「僧朝顔 
   幾死返る 
     法の松」 
と一句詠む。
※ 僧は、
朝顔が何度も死と生を繰り返すように、
代々引き継がれて変わったが、
仏法の教えは、
千年も生き続ける松のように
変わることはない。
 白鳳時代の梵鐘が残っており、
日本最古。
<白鳳時代の梵鐘>

 牡丹寺とも呼ばれ、
牡丹好き、花好きの僧家かな?
<遅咲きの牡丹>

 密生の感あり。