貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

平泉市: 中 尊 寺①弁慶の墓碑と御堂と壮大な由緒!

2025-02-27 14:44:49 | 日記
令和7年2月27日(木)
平泉市: 中 尊 寺①   
 中尊寺の駐車場に車を止め、
先に弁慶の大墓碑拝礼。
<武蔵坊弁慶の大墓碑>

 中尊寺の僧、
素鳥が詠んだ句は、 
「色かえぬ 
  松のあるじや 
    武蔵坊」。
 中尊寺は嘉祥3年(850)、
比叡山延暦寺の高僧
慈覚大師円仁によって開かれ、
その後、
12世紀のはじめに
奥州藤原氏初代清衡公によって
大規模な堂塔造営が行われる。
<中尊寺入り口>

 清衡公の中尊寺建立の趣旨は、
11世紀後半に
東北地方で続いた戦乱
(前九年・後三年合戦)で
亡くなった
生きとし生けるものの霊を
敵味方の別なく慰め、 
「みちのく」
といわれ辺境とされた
東北地方に、
仏国土
(仏の教えによる平和な理想社会)
を建設する、
というもの。 
<八幡堂> 
 
 それは戦乱で
父や妻子を失い、
骨肉の争いを余儀なくされた
清衡公の非戦の決意でもある。
<弁慶堂>

 月見坂を上がっていく。
~つづく。


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