☆自民党、本当によく頑張っていると思う。
企業団体や組合組織に距離を置かれ、本当に草の根で、国民一人一人と対した結果として、
どうにかこうにか、互角の勝負「以上」にまで、この選挙戦を戦ってきた。
私は、もし、自民党を含む野党が、この選挙に勝利できたとき、真の意味にかなり近い「選挙」が確立されたと考える。
組織票は、おおむね民主党に持っていかれてしまったのだ。
残るは、個人の投票である。
その個人の投票も、ほとんど、左翼に犯されたマスコミに左右される。
しかし、どうにか、自民党が盛り返してきた。
国民個人個人の確固たる思惟の完成を見るのだ。
まだ、分からない。
人事を尽くして、天命を待たなくてはならない。
◇
一昨日の朝、ラジオを聞いていたら、この期に及んで、こんなバカな投稿があり、この期に及んで、そんなバカな投稿を読み上げるパーソナリティーがいた。
「私は、今度の選挙、どこに入れても同じよう気がします。なぜなら、どんな党が政権を握ろうが、それまでの政策は、継続性と連続性を持っているからだと思っているからです・・・」
バカか?
こういう言い方は、確かにある。
あるが、こういった「標語」の内容が、今の民主党政治には全く当てはまっていないことに考えが及ばない。
事業仕分けの結果はどうだ? 普天間の問題は? 八ツ場ダムは?
民主党は、それまでの、誠実に進められた政策の切断を繰り返してきた。
いわんや、自分らの主張さえも、断ち切ってのほほんとしている。
だからこその、今回の選挙の争点の数々だ。
上記の発言をした人物は、おそらく、マスコミに踊らされて、昨年の衆議院選挙で民主党に嬉々として投票した人物であろう。
そして、選挙の結果(10ヶ月前)、保守派の多くは、まさか民主党があそこまで狂った政党だとは思っておらず、上記のようなこと「どんな党が政権を握ろうが、それまでの政策は、継続性と連続性を持っている」と言う人もいた。
だが、結果が分かった今となっては、そんなキチガイみたいなことは口が裂けてもいえない。
だが、上記の朝のラジオの視聴者は、臆面もなく、あたかも、昨年の選挙で民主党に入れてしまった愚行を負け惜しむかのように、今現在も、かように言い続けている。
そして、その意見に、いかにも一理あるかのように読み上げるラジオ局がある・・・。
昨年の選挙で民主党に入れた人は恥ずかしがる必要はない。
正直、民主党は、いい方か、悪い方か、どちらに転ぶか分からない状況でもあった。
しかし、今度の日曜の参院選で民主党に入れようとするヤカラは、自分の恥知らずさを理解したほうが良い。
それは今の時点では、「証拠」を提示し断言できる。
それでも民主党に期待している人は、マゾなんだと思う。
民主党は、数々の詐欺的話法で、有権者を欺いてきた。
それでも民主党に投票する者は、バカにされ、踏みつけられ、なおかつそれに愉悦する性癖の人物なのだろう。
◇
おまけとして、「塩ジィ」こと、塩川正十郎の、なかなか染みる文章を転載します^^
《【塩爺のもう一度よく聞いてください】元財務相・塩川正十郎 (2010.7.9 02:58)》
<■政治も新幹線で
「迷走する政治」。これが、わが国の現況だ。
最近、英国で政権が交代した。労働党のブラウン前首相が経済・財政政策、特に金融対策で無能の烙印(らくいん)を押されて交代した。若いキャメロン首相は、英国の伝統であった二大政党制を見切り、保守と自由民主両党の連立政権を発足させ、次々と政策を実行している。
たとえば日本の金融庁に当たる金融サービス機構(FSA)を解体し、その機能を中央銀行に移行することや、消費税に相当する付加価値税の20%への引き上げを迅速に決めた。マニフェスト(政権公約)で、大方の国民の賛成を得ているので、実施に抵抗が少ないという。日本のマニフェストは特売品を満載したスーパーマーケットのチラシのようなものだが、英国では大衆に迎合するのではなく、基本的な政策の詳細を記述することに重きが置かれているようだ。キャメロン首相の改革がスピーディーに進行している理由は十分に理解できる。
わが国では民主党が昨年8月の衆院選で、「政権交代」という標語とバラマキ政策の羅列によって政権を担当したので、現実を無視した「夢物語内閣」が発足した。菅直人政権でもこの本質は変わらない。選挙が終われば、また小沢一郎前幹事長が独裁者然として表舞台に表れるだろう。
民主党は選挙対策を中心にした思考で政策をすり合わせて内閣を誘導しているので、国益上問題の多い内閣になっている。今回の参院選でもし単独過半数を獲得すれば、独裁性はさらに強化され、政治は国民から遊離し、国際的評価も一層低落する。したがって、今回の選挙では独裁政権誕生を阻止することが重要な争点である。民主党政権は衆院任期中の解散はせず、政権にしがみつくだろうから、平成25年の衆参同日選挙までは数党の連立政権や衆参両院のねじれ国会が望ましい。その方が政治に自浄能力が働く。
今回の参院選では、財政が中心的課題になっている。菅首相は自民党の考えを参考に消費税率を10%に増税すると唐突に言ったが、こんな無謀な発言はない。私は消費税増税の必要性は認めるが、総合的なプランが明らかにされていないので不安に思っている。
まず増税分の使途を明確にすべきだ。政府は一般財源化を視野に入れているようだが、これでは無駄遣いの穴埋めに終わるおそれがある。社会保障費に充てるなど国民を納得させる説明が必要だ。低所得層対策のための軽減税率も線引きが難しいので、検討の対象にすべきではない。仮に適用すれば、かつて物品税の対象物品と税率が政争のタネとなった事態が再演され、政治不信が拡大する。低所得層対策は「負の所得税」と現行の各種給付金を総合的に集約し、簡素で受給者の利便を考えた制度を新設すべきである。
なお、直接税と間接税の「直間比率」を見直し、所得税や法人税の最高税率引き下げで経済活性化を図ることが必要であることも言うまでもない。
政策を変更するには、税率をどれだけ上げるかをただ唱えるのではなく、改革の理念と表裏一体で説明すべきだ。政策立案の意図と成果が十分に説明されていれば、政治はスピーディーになる。今の日本の政治は各駅停車の鈍行列車だ。新幹線で行こうではないか。(しおかわ・まさじゅうろう)>
◇
それから、もう一つ、皆さんの、この度の「ゆうパック遅配問題」の本質についての転載をします。
私も誤解していたのだが、安易に小泉政権批判に繋がりかねないので!
《【産経抄】7月7日(2010.7.7 03:05)》
<「本日におきまして26万の遅配でございます。考えてみますと、遅配の根というものは非常に長いものでございまして…」。いまの話ではない。半世紀近く前の昭和36年秋、参院逓信委員会で大量の郵便物遅配を追及された郵政省官房長の答弁だ。
▼宅配便がなかった当時、個人が遠方に荷物を送ろうとすれば、郵便局や小荷物を扱っていた駅へ持って行くしかなかった。窓口は官尊民卑の気風が残り、「ひもの縛り方が悪い」としかられた覚えのある読者も少なくないのではないか。むろん、少々の遅配では謝りもしなかった。
▼日本郵政グループの宅配便「ゆうパック」の遅配騒ぎは、そんな遠い昔を思い出させてくれた。失態を隠そうとしたのもお役所仕事そのものだが、社長の「不慣れな職員がおり、手違いも重なった」という当事者意識ゼロの言い訳も懐かしい。さすが官僚OBだけのことはある。
▼ゆうパックとペリカン便は、郵便事業会社と日通が共同出資した新会社に事業移管されるはずだった。ところが、麻生政権の鳩山邦夫総務相が昨年、なぜか待ったをかけた。黒字化への最後のチャンスだったのを世間知らずの坊ちゃんはご存じなかったようだ。
▼民主党政権になって事態は一層、悪化した。新会社を解散し、宅配便は郵便事業会社で面倒を見ることにし、ろくな準備もせず、統合をお中元商戦真っ最中の7月1日にしてしまった。まともな経営者なら、とてもできない。
▼あきれるのは、こんな事態になっても全国郵便局長会や労組が「郵政族」候補の応援を必死にしていることだ。社長も郵便局長も労組員も信頼回復に汗を流すべきで、選挙にうつつを抜かすときではない。遅配の根は早く断たねば、急速に長く、太くなる。>
・・・鳩山ブラザースの連携プレイでしたか・・・^^;
自分らを陥れた民主党政権に肩入れする郵政グループのマゾっぷりが、皆さん、よく分かるっしょ?^^;
(2010/07/10)
企業団体や組合組織に距離を置かれ、本当に草の根で、国民一人一人と対した結果として、
どうにかこうにか、互角の勝負「以上」にまで、この選挙戦を戦ってきた。
私は、もし、自民党を含む野党が、この選挙に勝利できたとき、真の意味にかなり近い「選挙」が確立されたと考える。
組織票は、おおむね民主党に持っていかれてしまったのだ。
残るは、個人の投票である。
その個人の投票も、ほとんど、左翼に犯されたマスコミに左右される。
しかし、どうにか、自民党が盛り返してきた。
国民個人個人の確固たる思惟の完成を見るのだ。
まだ、分からない。
人事を尽くして、天命を待たなくてはならない。
◇
一昨日の朝、ラジオを聞いていたら、この期に及んで、こんなバカな投稿があり、この期に及んで、そんなバカな投稿を読み上げるパーソナリティーがいた。
「私は、今度の選挙、どこに入れても同じよう気がします。なぜなら、どんな党が政権を握ろうが、それまでの政策は、継続性と連続性を持っているからだと思っているからです・・・」
バカか?
こういう言い方は、確かにある。
あるが、こういった「標語」の内容が、今の民主党政治には全く当てはまっていないことに考えが及ばない。
事業仕分けの結果はどうだ? 普天間の問題は? 八ツ場ダムは?
民主党は、それまでの、誠実に進められた政策の切断を繰り返してきた。
いわんや、自分らの主張さえも、断ち切ってのほほんとしている。
だからこその、今回の選挙の争点の数々だ。
上記の発言をした人物は、おそらく、マスコミに踊らされて、昨年の衆議院選挙で民主党に嬉々として投票した人物であろう。
そして、選挙の結果(10ヶ月前)、保守派の多くは、まさか民主党があそこまで狂った政党だとは思っておらず、上記のようなこと「どんな党が政権を握ろうが、それまでの政策は、継続性と連続性を持っている」と言う人もいた。
だが、結果が分かった今となっては、そんなキチガイみたいなことは口が裂けてもいえない。
だが、上記の朝のラジオの視聴者は、臆面もなく、あたかも、昨年の選挙で民主党に入れてしまった愚行を負け惜しむかのように、今現在も、かように言い続けている。
そして、その意見に、いかにも一理あるかのように読み上げるラジオ局がある・・・。
昨年の選挙で民主党に入れた人は恥ずかしがる必要はない。
正直、民主党は、いい方か、悪い方か、どちらに転ぶか分からない状況でもあった。
しかし、今度の日曜の参院選で民主党に入れようとするヤカラは、自分の恥知らずさを理解したほうが良い。
それは今の時点では、「証拠」を提示し断言できる。
それでも民主党に期待している人は、マゾなんだと思う。
民主党は、数々の詐欺的話法で、有権者を欺いてきた。
それでも民主党に投票する者は、バカにされ、踏みつけられ、なおかつそれに愉悦する性癖の人物なのだろう。
◇
おまけとして、「塩ジィ」こと、塩川正十郎の、なかなか染みる文章を転載します^^
《【塩爺のもう一度よく聞いてください】元財務相・塩川正十郎 (2010.7.9 02:58)》
<■政治も新幹線で
「迷走する政治」。これが、わが国の現況だ。
最近、英国で政権が交代した。労働党のブラウン前首相が経済・財政政策、特に金融対策で無能の烙印(らくいん)を押されて交代した。若いキャメロン首相は、英国の伝統であった二大政党制を見切り、保守と自由民主両党の連立政権を発足させ、次々と政策を実行している。
たとえば日本の金融庁に当たる金融サービス機構(FSA)を解体し、その機能を中央銀行に移行することや、消費税に相当する付加価値税の20%への引き上げを迅速に決めた。マニフェスト(政権公約)で、大方の国民の賛成を得ているので、実施に抵抗が少ないという。日本のマニフェストは特売品を満載したスーパーマーケットのチラシのようなものだが、英国では大衆に迎合するのではなく、基本的な政策の詳細を記述することに重きが置かれているようだ。キャメロン首相の改革がスピーディーに進行している理由は十分に理解できる。
わが国では民主党が昨年8月の衆院選で、「政権交代」という標語とバラマキ政策の羅列によって政権を担当したので、現実を無視した「夢物語内閣」が発足した。菅直人政権でもこの本質は変わらない。選挙が終われば、また小沢一郎前幹事長が独裁者然として表舞台に表れるだろう。
民主党は選挙対策を中心にした思考で政策をすり合わせて内閣を誘導しているので、国益上問題の多い内閣になっている。今回の参院選でもし単独過半数を獲得すれば、独裁性はさらに強化され、政治は国民から遊離し、国際的評価も一層低落する。したがって、今回の選挙では独裁政権誕生を阻止することが重要な争点である。民主党政権は衆院任期中の解散はせず、政権にしがみつくだろうから、平成25年の衆参同日選挙までは数党の連立政権や衆参両院のねじれ国会が望ましい。その方が政治に自浄能力が働く。
今回の参院選では、財政が中心的課題になっている。菅首相は自民党の考えを参考に消費税率を10%に増税すると唐突に言ったが、こんな無謀な発言はない。私は消費税増税の必要性は認めるが、総合的なプランが明らかにされていないので不安に思っている。
まず増税分の使途を明確にすべきだ。政府は一般財源化を視野に入れているようだが、これでは無駄遣いの穴埋めに終わるおそれがある。社会保障費に充てるなど国民を納得させる説明が必要だ。低所得層対策のための軽減税率も線引きが難しいので、検討の対象にすべきではない。仮に適用すれば、かつて物品税の対象物品と税率が政争のタネとなった事態が再演され、政治不信が拡大する。低所得層対策は「負の所得税」と現行の各種給付金を総合的に集約し、簡素で受給者の利便を考えた制度を新設すべきである。
なお、直接税と間接税の「直間比率」を見直し、所得税や法人税の最高税率引き下げで経済活性化を図ることが必要であることも言うまでもない。
政策を変更するには、税率をどれだけ上げるかをただ唱えるのではなく、改革の理念と表裏一体で説明すべきだ。政策立案の意図と成果が十分に説明されていれば、政治はスピーディーになる。今の日本の政治は各駅停車の鈍行列車だ。新幹線で行こうではないか。(しおかわ・まさじゅうろう)>
◇
それから、もう一つ、皆さんの、この度の「ゆうパック遅配問題」の本質についての転載をします。
私も誤解していたのだが、安易に小泉政権批判に繋がりかねないので!
《【産経抄】7月7日(2010.7.7 03:05)》
<「本日におきまして26万の遅配でございます。考えてみますと、遅配の根というものは非常に長いものでございまして…」。いまの話ではない。半世紀近く前の昭和36年秋、参院逓信委員会で大量の郵便物遅配を追及された郵政省官房長の答弁だ。
▼宅配便がなかった当時、個人が遠方に荷物を送ろうとすれば、郵便局や小荷物を扱っていた駅へ持って行くしかなかった。窓口は官尊民卑の気風が残り、「ひもの縛り方が悪い」としかられた覚えのある読者も少なくないのではないか。むろん、少々の遅配では謝りもしなかった。
▼日本郵政グループの宅配便「ゆうパック」の遅配騒ぎは、そんな遠い昔を思い出させてくれた。失態を隠そうとしたのもお役所仕事そのものだが、社長の「不慣れな職員がおり、手違いも重なった」という当事者意識ゼロの言い訳も懐かしい。さすが官僚OBだけのことはある。
▼ゆうパックとペリカン便は、郵便事業会社と日通が共同出資した新会社に事業移管されるはずだった。ところが、麻生政権の鳩山邦夫総務相が昨年、なぜか待ったをかけた。黒字化への最後のチャンスだったのを世間知らずの坊ちゃんはご存じなかったようだ。
▼民主党政権になって事態は一層、悪化した。新会社を解散し、宅配便は郵便事業会社で面倒を見ることにし、ろくな準備もせず、統合をお中元商戦真っ最中の7月1日にしてしまった。まともな経営者なら、とてもできない。
▼あきれるのは、こんな事態になっても全国郵便局長会や労組が「郵政族」候補の応援を必死にしていることだ。社長も郵便局長も労組員も信頼回復に汗を流すべきで、選挙にうつつを抜かすときではない。遅配の根は早く断たねば、急速に長く、太くなる。>
・・・鳩山ブラザースの連携プレイでしたか・・・^^;
自分らを陥れた民主党政権に肩入れする郵政グループのマゾっぷりが、皆さん、よく分かるっしょ?^^;
(2010/07/10)