『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[最近 中古で買ったDVD]

2014-07-28 23:59:39 | 物語の感想

☆・・・最近、仕事は忙しいわ、暑いわで、よほど観たい映画じゃないと、映画館まで足を運ぶ気力がない。

 つい近場のブックオフなどで、中古DVDの掘り出し物を物色する毎日^^

 テリー・ギリアムの作品を二作購入!

エリック・ザ・バイキング [DVD] クリエーター情報なし オルスタックピクチャーズ

 関根勤が出演しているんですよ^^

フィッシャー・キング [DVD] クリエーター情報なし ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 これ、私、ニュージーランドにワーキングホリデーで一年行った初期に見まして、全く英語が聞き取れなかったのですが、不思議と意味が分かったんですよね~。

 テリー・ギリアム作品としまして、今は、私の永遠の好き好き美少女サラ・ポリーの出ている『バロン』を探しています(っちゅうか、アマゾンで安く売ってる^^;)。

     

 それから、こちらも安く買いました^^

SUPER 8/スーパーエイト [DVD] クリエーター情報なしパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

 これはなかなかの寡作で、美少女であるエル・ファニングもツンデレの泥だらけで熱演しています。

                                 (2014/07/17)


[映画『ゴジラ(2014)』二観目]

2014-07-27 11:36:57 | 新・物語の感想

☆・・・我慢できなくて、また観た。

 うん、やっぱ、面白い^^v

 批判している方もいるが、「うは、そんな観点で見たら、物語と言うもの自体を否定していることになるじゃん。なんで、リアルな物語の致命的な矛盾については許して、エンターテイメントの荒唐無稽さは批判するのよ。その間違った以上のダブルスタンダードな意見には、誰も同意しないよ^^;」などと思うのだ(苦笑い)。

 冗談でツッコミ入れていると思ったら、本気で怒っていたという「笑いながら怒る人」みたいな滑稽さがある^^;

 ちなみに、私の好きな「ゴジラ」シリーズは、日本の最新の技術でエンターテイメントに徹した『ゴジラ ファイナルウォーズ』である。

     ゴジラファイナルウォーズ【60周年記念版】 [DVD] クリエーター情報なし 東宝

 ゴジラが、ガップリと敵と組み合う「VSビオランテ」も好きだ。

     ゴジラvsビオランテ 【60周年記念版】 [Blu-ray] クリエーター情報なし 東宝

 また、私は、エメリッヒ版の『ゴジラ』も楽しんだ口だ。

 あれは、ストーリーの冒頭で、ゴジラに遭遇した人が、映画『ゴジラ』を知っていて、巨大な爬虫類に「ゴジラ」とニックネームを付けたと解釈すると、物語全体に合点がいくのだ。

 ゴジラ松井に対し、「ゴジラに似ても似つかない・・・」と言う人もいないだろ?

    GODZILLA[60周年記念版] [Blu-ray] クリエーター情報なし 東宝

   ◇ 

 で、今回の『ゴジラ』だが、私が感動したのは、

 あくまでも『ゴジラ(1954)』しか見たことないような半可通に対し、

 ちゃんと、「ゴジラ」シリーズを全てを通して、あまつさえ「ガメラ」シリーズさえも包括した作品作りをしていたからだ。

 「ゴジラ」には、長い長い、敵対怪獣との「対」や「VS」のシリーズがあるのである。

 人類の味方の歴史があるのである。

 『ゴジラ(1954)』ばかり神格化してどうする?

 『ウルトラセブン』厨みたいだぜ。

 また、核に代表される社会問題についての浅さについて言及するやつの多くが、「対ヘドラ」を礼賛したりもするが、おい、「ヘドラ」を見直してみろよ、大したことないぞ^^;

     ゴジラ対ヘドラ [60周年記念版] [DVD] クリエーター情報なし 東宝

 当時の特撮技術のちゃちさもあるし・・・。

 今回のゴジラは、そんなゴジラのバトルの歴史・人類の味方の歴史を、蔑ろにしてない。

 蔑ろにしてないからこそ、能天気な点もある。

 が、しかも、ちゃんとゴジラの脅威を描いている。

 素晴らしいのである。

 この映画文法ならば、世界で最も美しい怪獣である「キングギドラ」が続編で出せるのである!!

     

   ◇

 最新の技術は、ゴジラの尻尾、それ自体が超強烈な一撃に成り得ることを示してくれている。

 ムートー♂が一発で伸されるシーンのリアリティたるや、たまらんものがある。

 ビルに叩きつけられて、ビルから剥がれ落ちるムートーの身体に、破片が刺さっている姿なんて、もう鳥肌もんだ^^

 多分、女を連れて、もう一回観に行くと思う^^

                                           (2014/07/27)


[『ゴジラ(2014)』を観た]

2014-07-25 14:35:57 | 新・物語の感想

☆・・・これは王道のゴジラです!

 面白いです。

 全くのけれん味なく、気負いもなく、堂々と世界ナンバー1のモンスターを撮りあげております。

 まさか、ゴジラの「敵怪獣」が出てくるとは、本当に考えもしなかった。

 この作品の、まさに特筆は、つがいでゴジラを襲う夫婦怪獣「ムートー」の存在なのである。

 ここに、マニア魂の全てが詰まっている。

 「パシフィック・リム」のギレルモ・デルトロにさえもなかった概念だ。

 先ず、「つがい」であることが素晴らしく(1)、トキのような希少生物であるが、生態系を感じさせてくれる。

 シーモンス・シーゴラス、二ドラン♂♀、大巨獣ガッパ夫婦、キングトータス・クイーントータス・・・、などが思い出される。

 もう、生物的に、子孫を残すために、それはもう必死! 時を超え距離を越え、両者は巡り合い、キスをかます^^

 ムートーの夫婦の外見、例えるなら、カマキラスとクモンガ!!

 虫系なのである。

 それも素晴らしい(2)。

 だって、動物系のゴジラに動物系をぶつけても絵的に面白くない^^

 雄雌の外観に違いがあり、そこがヴァラエティ豊かなのも素晴らしい(3)。

 ムートー♂は、手がカマで、空を飛びます。

 ガイガンぽくもあり、ギャオスぽくもある。

     

 今回の話自体、ゴジラとムートーの関係は、平成ガメラとギャオスの関係ぽくもある。

 空を飛ぶ翼竜的な怪獣ではラドンが有名だが、今回の作品では、翼から起こる風圧によるインパルス描写はない。

 ムートー♀は、蜘蛛型だが、クモンガと色が異なる。

    

 形は、楳図かずおの「漂流教室」の未来人的なフォルムである。

 で、それぞれの来歴が、全て放射能に絡んではいるが、太古の地球→深海、フィリピン→日本の原発、エリア51の放射性物質保管所らと、神秘性や政治性を交えて、これもバラエティに富んでいる。

 怪獣夫婦は出会うため、ゴジラはそれを追跡し、ホノルルでの怪獣対決、各地での米軍対個々怪獣を繰り広げていく。

 それらは、わりとソフトな描写である。

 見ている私は、「早う激しいバトルを見せてくれ」と思うが、それはクライマックスまで待たされる。

 見たい絵面の数々は、人間キャラクターの見ているテレビの画面などに映っている(ホノルルの対決、ラスベガスを蹂躙するムートー♀)。

 じらしのテクであろう^^

 また、平成「ガメラ」シリーズなどでは、一枚絵で決まっている画像が一作に一つはあった(東京タワーのギャオス、爆心地のガメラ、燃える京都で対峙するガメラとイリス・・・)が、

 今回の作品でも、非常に多くの一枚絵があった。

 が、素晴らしい(4)! この作品の監督は、尺に多くを詰めたいと考えているのだろうが、タメを持たせない、それらをサラリと流していく。

 うん、全くの気張りなく、ゴジラを「地球の守護神」にしちゃったのも驚くし、

 こりゃ、このシリーズの続編にキングギドラを出しても、きっとおかしくない。

 ムートーが、空中から一直線に降下してきて、軍艦に積まれた核ミサイルを横取りする図なんて良かったね^^

 ・・・しかし、この、太平洋をリングとした怪獣変則大マッチという大災厄だが、つくづく、「地震」「津波」「放射能」と、日本を襲った東北大震災が、いかに人類の未曽有の脅威であったことかを知る。

 また、ムートーは、精密電気機器を数キロ半径に渡って無効にする「電磁パルス」を発することもできるので、これがミノフスキー粒子的に、戦争を、ロングレンジなしの戦闘に変える。

 さて、サンフランシスコのラストバトル、良かったね。

 一番良かったのが、愛し合う「二人」を邪魔する形のゴジラである。

 ある意味野暮で^^; 夫婦の協力で撃退されかけるのも痛い展開だ。

 空と陸からの夫婦ツープラトン攻撃は、絵的にも飽きが来ない。

 ゴジラが夫婦を相手に戦っている間に、人間の主役は、ムートー♀の産んだモンスターエッグを焼却する。

 それを嘆き悲しむムートー♀、ちょっと可哀想だった^^;

 せっかく、万難を排し出会ったモンスター夫婦なのだから、メスの産んだ卵に、雄が、鮭みたいに精子みたいのをかけるみたいのを見てみたいような気がするみたいだった・・・。

 そうでなくては、メスだけで繁殖できちゃうように見えちゃう。

     

 貫録のある今回のゴジラ・・・。

 核でゴジラが生まれたという概念を180度ひっくり返した、そもそもが核はゴジラを倒すためのもの、と言うコペルニクス的転回!^^;

                                           (2014/07/25)


[映画『思い出のマーニー』を観た(傑作!)]

2014-07-19 13:36:20 | 新・物語の感想

☆物語の冒頭で、主人公の杏奈が自分の境遇を、「輪の外の人間だ」と呟く。

 社会との疎外感を、やや外界への敵愾心さえ持って生きている女の子。

 だが、結論から言うと、彼女が、輪の内外ではなく、もっとぶっとい「輪」、杏奈がそのものを構成するマスターピースの一つであったことが分かる物語。

 監督は、米林宏昌で、ジブリ作品では近年稀な「まとまった作品」の『借りぐらしのアリエッティ』を作っている。

 『アリエッティ』は、脚本が宮崎駿だからこそ爆発的に良い点もあったが、今回は、脚本も米林監督で、より完成度が高まっている。

 予告編の印象では、杏奈が喘息の療養先の海辺の入江の豪邸を眺めつつ知り合う美しい少女マーニーが、実は、孤独な杏奈の作り出した幻想の少女、ってのが物語のオチだと思っていた。

 私は、原作本を知らないので・・・。

 幻想の世界に没入していく杏奈は、あたかも『トトロ』や『千と千尋』のようで、つくづく、ジブリは異界に誘われる少女の話が好きだなと思ったものだ。

 それだけでなく、いろんな箇所で、米林監督は、これまでのジブリ作品のイメージを踏襲していく。

 かのように見えた。

 が、杏奈は、異世界に入っていくだけではなかった。

 作中で、示される宮崎アニメ特有の重力も、例えば、杏奈が一人でボートに乗り込んだときの慣性の数々に代表されるように、小規模にリアルに表現される。

 重力と言うのは、丹念に描くと、空を滑空するというような派手なものでなくても、観る者を心地よくさせることを示してくれている。

 米林監督は、必ずしも、模倣だけでとどまっていない監督なのだ。

 杏奈は、それでも、自分の周囲の者への可能性を信じている気配がある。

 冒頭の、自分の描いた絵を見てくれようとする先生や、お祭りに向かう中で、自分に興味を持っているような現地の子らに、頬をあからめて接しようとする。

 が、そのたびに、邪魔が入る。

 余談だが、ここで面白いのが、祭りの前に、杏奈が現地の子の質問に答えようとして、邪魔が入るのだが、その時、ちょうど、杏奈の前をいく別の現地の子らが、別のお喋りをしている会話が聞こえるのだが、そこで「なんで同じことを繰り返すかなぁ」とか言っているのだ。

 アニメと言うのは、画面の隅々まで、人の意志が及ぶ、脚本もそう。

 だから、「杏奈が外界に踏み出そうとすると入る邪魔」が繰り返された時、そこで「なんで同じことを繰り返すかなぁ」とのセリフが出てきたかを考えると、米林監督の無意識が読み込めるのである。

 細かいことだが、これは確かだと思う^^;

 さて、マーニーについてだが、あんまし書くとネタバレになってしまうで、あんまし書かないが、金髪碧眼の美少女である。

 夢見がちな中二病患者ならば、誰もが一度は思い描く、「自分だけのために塔にとらわれたお姫様」だ^^

              

 ただ、私は、物語の初めから、杏奈のほうが美少女だぞと思っていた。

 それは、私がショートカットの娘が好きなのとは関係なく、マーニーよりも杏奈のほうがシャープな顔立ちだからだ。

 私は変態なので、杏奈の、ちょいとずるっとしたカラー部から覗ける、年齢を考えるとブラ、だが、その太さを考えるとスポーツブラ・・・、のストラップが始終見えているだけでグッとくるのだ。

 マーニーよりも杏奈のほうが美形、それは、ちょいと物語の持つ流れを考えると失敗じゃないか・・・? と思いきや、それさえも、真相を知ると合点がいき、

 幼少時の、両親がなくなり、引き取り手のない杏奈が胸に抱いている人形がマーニーそっくりであることも、ミスディレクションと分かるのだ。

             

 もっとも、杏奈の性格は、「エヴァンゲリオン」のシンジ君的でもあるので、美形であっても、すぐには魅かれない。

 また、考えようによっては、マーニーは、形式化された「まど☆マギ」の暁美ほむらの、より物語的に洗練された形ともいえる。

                                             (2014/07/19)


[映画『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』を観た(寸評)]

2014-07-16 01:40:45 | 物語の感想

☆・・・妙な味わいの作品でした。

 一風変わった、芦田愛菜演じる少女の生活が描かれる。

 社会との距離の置き方と、感受性が普通と異なる点が、日本版「赤毛のアン」的でもあり、「禁じられた遊び」のようなやりきれなさもある。

 ただ、話自体はコメディなので、大笑いできる。

 最初こそ、関西が舞台なので、老若男女が関西弁であることに、東京もんの私は違和感を感じつつも、登場人物のいずれもが個性を際立たせているので、「関西ではこうなのかな?」と妙な納得感で見ていけてるのだ。

 芦田愛菜が可愛いことに驚いた。

 基本、私は、芸能界ずれし過ぎている芦田愛菜が好きでなかった。

 が、

 

 

 

                 ・・・続きは後で書きます^^


[ざまあみろ! 凝り固まった左翼 (西山太吉)]

2014-07-15 12:47:37 | 新・保守の一考

☆・・・まあ、良かった。

情報を駄々漏れさせていたら、切りがねえ。

 私は、バカに情報を与えることこそが、世の中で一番恐ろしいことの一つだと思っている・・・。

     ◇

     《密約の存在を報道した元毎日記者「結論的には惨敗」(02014.7.14 21:33)

 沖縄返還をめぐる日米間の密約文書の開示を求めた訴訟で敗訴が確定し、記者会見する原告の元毎日新聞記者西山太吉さん=14日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 「一連の訴訟には意味があったが、結論的には惨敗だった」。沖縄返還をめぐる密約の存在を報道した元毎日新聞記者で原告の西山太吉氏(82)は14日、最高裁判決後に東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、こう胸中を語った。

 原告側のメンバーは「怒りで震えている」「あまりにひどい判決」などと顔を紅潮させて口々に不満を述べた。西山氏も「ないものはない。だから仕方ないと正当化する判決だ」と怒りをあらわにした。

 ただ、西山氏は一連の訴訟を振り返り、「情報公開史に残る業績。政府が徹底否定した文書の存在を1、2審は認定した。これは大勝利。国民が政府の隠し事をさらしていくきっかけになった」と述べた。

 外務省北米局北米1課は「国の主張を認めた2審判決が是認された。重要な歴史事実を検証できるよう、適切な行政文書ファイルの保存・管理に努めていく」とのコメントを出した。 》

     ◇

   (参考)・・・クリック!

     [左翼の講演会に行ったyo!(前編)] 2011-12-04

 《・・・さて、私は、「情報公開」と言うものをこう考えている。
   「知識を真っ当に受容(判断)できないバカには、情報を与えるな!!」
 これについては、震災の「原発報道」と、それに「ヒステリック」に反応したバカどもによって、痛いほど裏打ちされた。
 「知る権利」を掲げるバカほど、その情報を知らない者以上に、派手に逸脱する。・・・》

     [左翼の講演会に行ったyo!(後編)] 2011-12-06

 《・・・最後は質問コーナーだったのだが、頷くばかりだった客席の中から、一人の若い方が、皮肉の効いた質問をした。
「レジュメの最後に書いていますが、西山さんにとって、『(そうした認識のない限り)沖縄問題の真の解決はあり得ない』の<真の解決>って何ですか?」
 私はほくそ笑んだ。
 左翼の方は、このような具体的なビジョンをけして示せないのだ。
 ここで、西山氏は、にわかに熱くなり、これまでの抽象的な話を繰り返し、最後に「『米軍はいらない』ということだ!」と答えた。
 答えになっていない。
 しかし、左翼の方の言説は、いつも、このような帰結になる。
 左翼民主党の現状を考えて欲しい。
 自民党の批判を繰り返し、政権を奪取した。
 しかし、批判しかしてこなかったので、肝心の政権誕生後の具体的未来像がなく、実務が全く出来なかった。
 そして、いつしか、確かに長期政権で堕落していた自民党、それ以上の腐敗振りを民主党は露呈していた。
 民主党は、今まさに立ち腐れている。・・・》

     [歴史改ざん(五十六・草鹿龍之介・半藤・司馬・乃木・伊地知幸介・辻政信・西山太吉・ナベツネ] 2012-02-12

 《・・・(産経抄)読売新聞の渡辺恒雄主筆がなにやらご立腹である。巨人のコーチ人事に容喙(ようかい)したとして彼を「コンプライアンス違反だ」となじったかつての部下、清武英利・前読売巨人軍代表との裁判が気になるのか、と思ったらさにあらず。
 ▼沖縄返還に伴う日米の密約文書をめぐって昭和47年、西山太吉・元毎日新聞記者が逮捕された事件を扱ったドラマ「運命の人」(TBS系)に腹を立てているのだ。怒りの心情をサンデー毎日に寄稿しているが、ドラマよりも面白い。
 ▼西山氏は、米国が払うべき補償金を日本が肩代わりするとの秘密文書を「情を通じて」外務省の女性事務官から入手。資料を現衆院議長の横路孝弘氏に渡し、国会の場で公にするが、不手際で情報源がばれてしまった。記者と事務官は国家公務員法違反で逮捕され、最終的に2人とも有罪になる。
 ▼ドラマは、山崎豊子の同名小説をなぞっており、渡辺氏をモデルにした山部一雄記者を演技派の大森南朋が演じている。山部は社の壁を越え、逮捕された記者を助けようとするおいしい役どころなのだが…。
 ▼ご本人にとっては、田中角栄元首相がモデルの田淵角造から接待され、現金をもらう「下等なたかり記者」扱いされたのに我慢ならぬらしい。確かに渡辺氏は、田中氏とさほど親しくなく、怒るのも無理はない。西山氏が彼より数段、格好良く描かれているのも気に入らぬのかもしれないが。
 ▼密約といえば、後年明らかになる有事の核持ち込みに関する密約がより重要だが、一連の密約なしに沖縄返還は実現しただろうか。一向に進まぬ普天間飛行場問題をみるにつけ、佐藤栄作元首相の決断の重さと西山氏ら反対者への激しい敵意を改めて思い知る。 ・・・》

                                                        (2014/07/15)


[小林よしのりは、もう、社会を一切変えられない・・・(思想なき感情の怖気オゾケ人形)]

2014-07-14 23:59:03 | 新・保守の一考

☆・・・面倒くさいので引用しないけど、小林よしのりが、安倍政権の最近の対北朝鮮政策に「政権を延命させるのに加担」とか書いていた。

 しかし、こいつ、安倍政権が対北朝鮮に対し、強硬策を取ったら、「今、北朝鮮を崩壊させたら、未曽有の難民が日本に押し寄せるぞ、バカ!」とか言うのである、てゆーか、そんなことを以前に言っていた、このバカは!

 だから、最初に安倍政権批判がありきで、安倍政権がやることの、重箱の隅を突くのが、今のこいつの処世術だ。

 <ボコ・ハラム>については、その暴虐を、やはり安倍政権に例えていたが、そもそも、小林よしのりは、<タリバン>を礼賛していた奴だぞ。

 <ボコ・ハラム>と<タリバン>、正直、その概念上では大差がない。

 その国の文化を尊重すると言ったレベルにはない。

 やっぱ、他国の問題であろうと、「人食い人種」は、やっぱ、国際社会の干渉が必要である。

 今、アメリカの中東政策が行き詰っているが、私は、正直、日本の大東亜思想の帰結よりは、破たんしていないだけ、上出来だと思っている。

 どんなに思想が、そのサイドでは高潔でも、結果も肝心である。

 今、小林よしのりは、自分の「アメリカの中東政策」が正しかったか必死に語ろうとしているが、「必死である」、そのことを持って、全てが間違っていたことがわかろう。

 この微妙な状況こそ、口先だけでどうにもなるので、「もう性根がばれている口先男」である小林よしのりが、どうにか誤魔化せると信じている状況ではあるのである。

 私など、2004年に、「・・・では、弱者はどうするか? その闘争方法の一つとして「テロ」はあろう。しょうがないのである。テロは永遠に行なわれ、対するアメリカ側は、永遠に討伐戦争をし続けるのである。・・・そう「トムとジェリー」のように<仲よくケンカ>し続けるのである。日本は、アメリカ側である。異論はあろうが、下記の事由により、どうしようもなくアメリカ側であるが故に、テロリストに対し断固戦うことになる。・・・」と冷静に書いている・・・(全文読みたい方はここ クリック!)。

 イスラムの教えは、多聞に女性が下に見られる。

 小林よしのりは、イラク戦争後、社会の女性に媚びる方針に転換している。

 タリバンを礼賛していたころと、つじつま合わせに必死だが、周囲の者は冷ややかに見ている。

 世の中は、もはや、小林よしのりの口先に騙されるほど、バカじゃなくなっている。

 自分個人の中では、矛盾がないのだろうが(ガイキチなので)、小林よしのりの言説は、全て間違いで、今後も間違える。

 よく、バッシングにあっている人が、「私の文章や言葉尻の一部を取り出して、マスコミや大衆は批判する」などと言うが、小林よしのりの場合、「文章や言葉尻の一部を取り出」すと、満更悪くないのである。

 だが、長いタームで、その理屈を読んでいくと、内容がズタズタであるのが問題とされる。

 その瞬間瞬間で、好誤解を生むので、多少のシンパを得られるらしい。

 本来、「ゴーマニズム宣言」と言うのは、その瞬間は暴言と誤解されているのに、実は、長いタームで考えていくと一理あるぞ、と言うパターンであったはずなんだが・・・。

 さて、では、何故、例えば、小林よしのりは、安倍政権を、条件反射で反対するのか、だ。

 まあ、何度も語っているが、そこには「思想」なく、「感情」があるからだ。

 私の嫌いな、自分の考え方とは違う方向性でも、その立場で肯定し議論する「ディベート」と言う議論手法(競技だったり、システムだったり)がある。

 私が、この議論システムを嫌いなのは、自分の思想と違う立場になるのを「感情」が許さないからである。

 だが、小林よしのりは、そもそも思想がないので、このディベート的なシステムを生き方に組み込めるのである。

 では、その原動力は何か?

 「感情」である。

 怒りではない・・・、理不尽な社会への怒りなどでは断じてない!

 その感情は憎しみである・・・、狭隘な自分の偏ったプライドを認めない社会への憎しみである。

 安倍総理への怨嗟も、「批判」の衣を被った「憎しみ」である。

 面白いでしょ? 私とは感情の使い方が全く違う。

 ・・・では、安倍総理への、小林よしのりの憎しみの誕生はどこか、だ?

 《(2012/12/22)・・・小林よしのりの安倍総裁批判だが、その人格を考えると理由が分かる。
 小林よしのりは、数日前まで懇意にしていた相手に対し、瞬時に敵対行動に出られるのが有名だ。
 人間ならば、人生の中で、1ケースや2ケースは、そんなこともある。
 が、小林よしのりは、定期的に、多くの人と「仲違い」を起こす。
 理由は簡単、「自分を邪険に扱った者に対し、冷静な対応が出来ないこと」にある。
 最近では、橋下弁護士への懐柔が無視されたら、途端に批判を始めていたのが、節操なく記憶に残る。
 さて、ならば、小林よしのりは、いつ、安倍総裁に「邪険に扱われた」のか?
 私の記憶が正しければ、去年の3月に、小林のブントは、安倍氏をゲストに催しを企画していた(ゴー宣道場:2011年3月13日 「安倍晋三元首相と腹を割って話してみる」)。
 だが、震災が起こり、その催しは中止になった。
 その後、小林側は、安倍氏との催しの仕切り直しをアナウンスしていた。
 しかし、その後、その催しは行なわれていない。
 そこだろう。
 それしかない・・・。
 もちろん、その詳しい理由は分からない。・・・》

 まあ、そもそも、小林よしのりのような人物と関わるのは、そもそもが危険ではある・・・。

     小林よしのり=号泣議員 だからなぁ^^;

     (参考:これも面白いよ^^)・・・[(再掲)温泉芸者のような自称「愛国者」・ヘイトスピーチの教祖・小林よしのり] (2014-04-14

                                              (2014/07/14)

 


[レッテル貼りの罪、二つの方向性・・・]

2014-07-12 23:59:09 | 新・保守の一考

☆・・・なんか、女の子に対して、コミュニケーションを取るの下手な男の子がいるじゃん。

 なんか、例えば、「押しが強い」つもりで、それがいつの間にやら、女の子に対してしつこくなっちゃうパターン。

 そして、「ストーカー」のレッテル貼りされちゃうの。

 ただ単に、恋愛にうぶな言動が、犯罪者の様な括りにされてしまう不幸がある。

   ◇

 ・・・で、さて、最近、テレビで、人類史上最悪の失態を見せた「議員」がいたよね・・・。

 私は、あの「政務活動費からの不自然な支出の責任をとって兵庫県議を辞職した野々村竜太郎」の会見を見て、「ああ・・・、凄まじいキチガイだ・・・」と思った。

 おぞましいし、身の毛がよだった。

 店に来るお客さんがいった言葉でなかなか良かったのが、「見るに堪えない」だった・・・。

 最近、こいつには「号泣議員」と言うニックネームがついた。

 一種のレッテルである。

 が、おいおい!

 野々村の行状は「号泣」で済む問題じゃあないぞ!^^;

 実社会にまともに生活できるレベルにない・・・。

 「号泣」と言う、「生活」範囲内の言葉のレベルでのレッテルは、こいつを助ける以外のなにものでもない・・・。

   ◇

 かように、「レッテル貼り」と言うものも、余りにも常軌を逸した対象に対しては、相手を常識内のカテゴリーに抑える、「非常に優しいこと」なのだと分かるのだ・・・。

                                                 (2014/07/12)


[映画『ダイバージェント』を観た(寸評)]

2014-07-11 16:40:21 | 新・物語の感想

☆・・・なんか、『トワイライト』シリーズ、『ハンガーゲーム』シリーズ、そして、この『ダイバージェント』シリーズと、アメリカの人気小説の映画化を見てきて、アメリカにも、ライトノベルの流行があるのだなと思った。

 最近のライトノベルは、日本の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』がトム・クルーズ主演で映画化されたことでもわかるように、けして「ライト」な内容ではない。

 私なりに、「ライトノベル」の定義をすると、「自分の描きたいこと(恋愛・戦闘・魔法・超能力などなど)に都合のいい世界観の構築」だと思う。

 で、この『ダイバージェント』だが、なんかの災厄があり、世界がほぼ滅亡の中、シカゴだけが都市として生き残り、その生き残りが、新しい世界システムを構築して数年を経た世界らしい。

 そのシステムとは、人間を五種類のカテゴリーに分け、それぞれの適正で社会を形成していくのだ。

 「博学」=学者、「無欲」=政治、「勇敢」=警察、「平和」「高潔」(この二つ忘れたが、農作業に従事するカテゴリーがどちらか)の五種類、生まれながらの適性もあるが、成人と同時に自分の方向性を決める。

 主人公の娘はベアトリスは、親が「無欲」だったのだが、適正で「ダイバージェント(異端者=一つに絞られないもの=この世界の悪)」と結果が出たのだが、ダイバージェントだと当局に始末されるので、担当官の機転で「無欲」とされるも、自らは「勇敢」派閥に進むのだった・・・。

 そこでの、体育会系の『正式「勇敢」派閥メンバーへの道』と、世界の謎と、友情、そしてほのかな恋愛が描かれる。

 正直、悔しいけど、メチャ面白かった^^;

 情動もアクションも、高揚感とともに共感できる。

 こうして、奇想天外な物語に、ふんだんにお金を掛けられるハリウッドが凄いなぁと思うのだ。

 しかし、主人公の娘だけは、美人だけど、おばさんにも見える。

     

 「ハンガーゲーム」のジェニファー・ローレンスともども、なんか熱く厚い顔が、若者の間で流行っているのかな^^;

                                                     (2014/07/11)


[映画『マレフィセント』を観た(寸評)]

2014-07-05 17:23:04 | 新・物語の感想

☆・・・『アナと雪の女王』でノリノリのディズニーが送るは、「新解釈(笑)」の「眠れる森の美女」!!

 悪の女王でしかなかったマレフィセントが実は・・・、と言う物語。

 おお! かような視点をすれば、この世界、まだまだ物語の鉱脈はザックザクだよ! と思いつつ、期待しての鑑賞。

 ヒトラーなんかも、英雄に描けないこともなし・・・^^;

 さて、作品の一言感想としては、「なかなか面白いけど、解せない点もある」だ。

 最初こそは、「眠れる森の美女」に即して、人間側からは悪に見えるだろう物語が展開し、

 簡略化されてはいるが、妖精の女王・マレフィセントの生い立ちが、成長段階の、それぞれ美しい子役たちとともに描かれる。

 それは、人間界、オーロラ姫のほうも同じで、成長段階の、それぞれ美しい子役たちとともに描かれる。

 肝心の完成体マレフィセント、完成体オーロラ姫が、それぞれ、尖っているアンジェリーナ・ジョリーと、メイクがおてもやんみたいなエル・ファニングで、なんか、あんまし魅力がない。

 私が良かったと思うのが、マレフィセントの、幼いオーロラに嫌悪の言葉を向けつつも、なんだかんだと陰ながら世話をし続ける姿だ。

 これは、ツンデレ個性に付随する、定番でもあろうし、微笑ましい思いをさせられた。

 だが、中盤から、オーロラとマレフィセントの接触が密になり(オーロラを妖精界に誘うマレフィセント)、どうにも、「眠れる森の美女」の話から逸脱し始め、

 最終局面に至っては、「47RONIN」を彷彿とさせる(^^;)アクションが、無駄に長くも炸裂し、悪の属性だったとはいえ、オーロラの父親であった王を死に至らしめるは、なんか違和感があった。

 てゆーか、後半の作りが、かなりぞんざいであった。

 しかし、「アナ雪」に続いて、恋愛の破たんが描かれ、プリンセスの「真実の愛のキス」が男との間に成立しないことが語られたのは、偶然か、それとも深いわけがあってのことなのか?

                                             (2014/06/05)


[映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観た]

2014-07-03 23:59:59 | 新・物語の感想

☆これまで何度も語っていることだけど、私は、時間ループネタの小説を書いたことがある。

 世に色んな時間ループ題材の作品があり、最近では「まどか☆マギカ」が心に残っているが、この『オール・ユー・ニード・イズ・キル』も、きっちりと作り上げられた傑作と言えよう。

 私が書いたものは、1993年のカンボジアを舞台にしたもので、ポル・ポト派の残党がアンコール遺跡のある街に襲い来て、大殺戮が起こる中、「たった一つの冴えたやり方(答え)」を求めて、同じ一日を何度も繰り返す日本人少女の話。

 その女の子は、あくまでも脇役に過ぎないのが斬新だったし、「まどか」を先取りしていたかな・・・。

 で、この『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、戦争の渦中を舞台にしたもので、エイリアンからの侵略大戦争を、それでも力が少ない二人の男女が、どうにか勝利に導こうと時間を繰り返し試行錯誤する物語。

 この作品は、それまでの「まどか」や「恋はデジャブ!」「ジョジョ:第四部」「うる星やつら:ビューティフル・ドリーマー」『ミッション:8ミニッツ』『シャッフル』『ガチ☆ボーイ』とは、そのモチーフが違うような気がした。

 これは、まさに、テレビゲーム時代のセーブ・リセットの流れから生まれたものだと感じた。

 手触りが、先行した時間ループ作品とは異なるのだ(まあ、『代紋TAKE2』のオチみたいなものかな^^;)。

 故に、オリジナリティが感じられた。

 また、この作品には、トム・クルーズが、『オブリビオン』から通したテーマ性があった。

 それは、愛の物語であり、

 愛とは、『「本人の揺るぎない思い」こそが第一義である』ということだ。

 今作においては、時間を戻せるのは、作中のタイムリーな流れの中では、トム・クルーズ演じる男だけである。

 繰り返される数日を、トムはヒロインと何十回と時を過ごす・・・、が、ヒロインはいつもまっさらな気持ち・記憶でトムと出会う。

 トムの深い思い入れは、ヒロインには完全には通じない。

 『オブリビオン』では、ヒロインが、トム・クルーズ演じる男と愛し合うが、トムは死んでしまう。

 ヒロインは、後から知り合ったトムのクローンと、なにやら、恋をはじめそうなエンディングなのだ。

 今作でのトム・・・、『オブリビオン』でのヒロイン・・・、逆写しのように、自分の想いを募らせるのだ。

 それは、記憶の整合性ではなく、「運命」の巡り合わせの肯定なのだと思う。

 日本のゲーム的な物語に、アメリカ人が、合理的ではあるが「愛」を注ぎ込んでくれていた。

 ラストカットの、トム・クルーズの万感の涙目が素晴らしかった・・・。

          

 (一つだけ不満)・・・リタは、なんで、自分の能力がなくなったことを知り得たのか? それが分かったときは、もう死んだままのはずだ・・・。

                                                                      (2014/07/03)


[『アビス(完全版)』をブックオフで安く買った]

2014-07-02 23:59:21 | 新・物語の感想

☆・・・ブックオフで、安いDVDを物色していたら、

 私が、J・キャメロンの作品で一番好きで、なおかつ、生涯好き好き映画ベスト10にも入ると思われる作品『アビス』が安く売っていた。

 メイキングもついていて、作品自体も、カットされた部分を組み込んだ完全版だ。

 完全版のほうが公開版よりもいいかは、にわかに判別できないが、すぐに購入^^

 お店が暇な時に見ている。

 が! 三時間近い長尺作品なので、店が暇なときに見ていても、すぐにお客さんが来て、最後まで見れない。

 でも、バッドがリンジーを蘇生させようとするシーンなどは、何度見ても感動する。

 悲劇を、「愛の根性」で覆そうとするのが、もう、たまらないのである!!

     アビス (完全版) [DVD] クリエーター情報なし 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

                                                  (2014/07/02)


[高アクセス御礼!! 「巨乳・肉魅と、貧乳・かおりん」]

2014-07-01 08:56:16 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・昨日、非常に高アクセスでした。

 理由は、既に既報のマンガ『食戟のソーマ』の巨乳の<肉魅>のポスターが載っているジャンプの発売日だったのと、

 結婚してもなお、貧乳なれど永遠の美少女・横田かおりが、FMラジオ番組の帯番組「GOGOMONZ」で1週間の夏休みを取った初日だからだ。

 どちらも、ネット検索で、このサイトに大量の方々が押し寄せた^^v

     6月30日のアクセス数 閲覧数4,519 訪問者数1,071 順位:338位 / 2,034,353ブログ中 (前日比↑)

 かたや、圧倒的なボリュームで、男を虜にする肉魅!

 一方、休暇と言う不在の中で、男をひきつけるかおりん!!

 どちらも凄い女子力だ!!

     (かおりん)

      

     (肉魅)

   

   

                                         (2014/07/01)