☆昔書いた話を再掲したものを、更に再掲するのです^^;
◇
[ロシア上空の美人姉妹と教育係のお姉さん] (2006/11/12 11:12)
今、『笑っていいとも! 増刊号』を見ていたら、芸能人が「ちょっといい話」を語るコーナーがあり、興味深く聞いた。
私も、「ちょっといい話」を二つばかし、再掲したい。
[モスクワ経由パリ行き(ロシア上空の美人姉妹)]
▼私は、人生で重要なことがあり、二泊一日のフランス旅行を敢行したことがある。
7万2千円のアエロフロートのチケットを購入し、成田にて機乗の人となった・・・。
私は通路側の席だったのだが、隣りの席に、とても可愛い日本人姉妹がいた。
10歳と8歳くらいの娘で、どちらも比較的おとなしいのだが、やはり子どもらしくキャーキャー言ってもいる。
しかし、その向うに、二十代後半ぐらいのお姉さんがいて、「静かにしなさい」とか厳しくしつけていた。
私が、そちらの会話を小耳に挟むに、どうやら、二人は、バレエの留学を、モスクワかパリにするらしいのである(モスクワでトランジット後、姿を見せなかったので、モスクワ留学か・・・)。
どうやら、その厳しいお姉さんは、二人のバレエの先生らしいのだ。
姉妹は、とても美しい顔立ちで、整いすぎていて、・・・二人とも髪をヒッツメの髪型にしていたので、同じ顔に見えたのだが、やや妹の方の体が小さかった。
どっちにしても可愛いので、私は、昔のアメリカのアニメに出てきた「ヒューヒュー・ポーポー」を思い出すのだ。
二人は、飛行機に緊張しているのだろうか? 姿勢正しく座っていた。
膝に両手をちゃんと乗せて、背筋を伸ばしていた。
そのお姉さん先生の顔も、とても綺麗だった・・・。
瓜実顔に切れ長の瞳、鼻筋がビシッと通っていて、あごも尖っている。
ただ、口もとだけが、姉妹に注意をし続けているので曲がっていた^^;
▼さて、機中の食事タイムになった。
・・・私は何を食べたか忘れてしまったが、バリバリ食っていた。
ふと、隣りを見ると、姉妹は機内食を前にして、お姉さん先生の指示を待っている。
お姉さんは、二人の食事のパッケージを開くと、そのオカズ一品一品を指差し、「これは食べてイイ。これは食べちゃダメ」と示すのだった。
それは、【カロリー制限】であった・・・。
バレリーナっちゅうのは、こんな小さな時から、体型維持を考えなくちゃならないのだなあ、と思ったものだ。
▼機内の彩光は閉じられ、電灯は消され、睡眠タイムになった。
私は、本を読んでいた。
お姉さん先生はグースカ寝ていた。
けれど、可愛い姉妹は起きていた。
特に会話を交わしている訳でもなく、これからの生活を考えると緊張で眠れないのかも知れず、アーモンドみたいな瞳を前に向けていた。
私は、時おり、その可愛い顔を見つめた・・・。
▽睡眠タイムも半ばになり、スチューワーデスさんが、希望する人にのみ、飲み物を配っていた。
私の前の人がジュースを受け取っていた。
私も、受け取るつもりだった。
そしたら、隣りの姉妹が小声で呟いてるのだ。
「貰おうか?」「でも、怒られるよ」「ノド、渇いちゃったよ・・・」「私も・・・」
つまり、ジュースを飲みたいのだが、お姉さん先生に怒られるのが怖いのだ。
だから・・・、私は聞いた。「オレンジジュースでいいかな?」
すると、二人は同時にコクンと頷くのだ・・・。
我々は、それぞれのジュース入りの紙コップを手にし、口に運ぶのだ・・・。
▽だが、更に問題を二人が襲う!
今度は、空になった紙コップがやばいのだ。
横で寝ているお姉さん先生が目覚めたら、ジュースを飲んだことがばれて、折檻を受けるはめになる!
再び、隣りの姉妹が小声で呟いている。
「どうしよ」「どうしよ」「ばれちゃうよ」「どうしよ」
だから、私は、二人の前の空になった紙コップをすかさず取ると、自分の物に重ねた。すると、二人は安堵の表情を浮かべるのだった・・・。
▼そろそろ、飛行機はモスクワ空港へ着陸態勢に入っていた。
お姉さん先生は、相変わらず、二人に注意ばかりしている。
教育的指導ってやつか・・・。
私は、このお姉さんが、いささか気に入っていた。
綺麗な顔して、イビキをかいて寝るし、二人を教育するに際し容赦ないのである^^
そのお姉さん先生が、手提げからキャンディーの袋を取り出した。
着陸するにあたり、気圧の関係で耳が痛くなるので、二人に飴を舐めさせるのだろう。
そして、二人に配りだした・・・。
すると、思いがけないことが起こった!
可愛い姉妹の上の方が、お姉さん先生に、『このお兄さん(私)にも飴をあげてくれ』と言い出したのだ。
お姉さん先生は、心から不審そうな視線を私に向けた。
(何で、この美しい私が、こんなムサイ男にも、飴をやらなきゃならないのよ)って感じの表情だ・・・。
私は、思わず、作り笑いをしてしまったよ^^;
▽そうして、姉妹の手から受け取った「ライオネス・コーヒー・キャンディー」を口に含みながら、二人のプリマが、キエフの舞台で踊っている姿を想像するのだった・・・。
(2004/12/3)
◇ ◇ ◇
[カップに入った飲み物・・・(映画『ゴースト』を観るピエロ)]
▼上に、『ロシア上空の美人姉妹』を掲載した。
・・・この話には、余聞がある。
私は、この話を、数年経ってから、当時のガールフレンドに話した。
すると、その彼女・・・。
「よく出来た話よね・・・。その話が本当だとしてさあ・・・」などとのたまいだしたのだ^^;
▼ならば、私には、こんな話もある。
話題の映画『ゴースト ニューヨークの幻』を、公開初日、新宿に観に行った私・・・。
小雨の中、一人で朝から劇場前に並んで、良い席を取った。
さて、上映直前、満員の客席の、私の横は何故か空席だった。
そこへカップルの男が座ってきて、通路に立つ、その彼女に言うのだ。
「お前は、あっちが空いてるから、あっちに座ってろよ」
彼女は、ポツポツと遠くの席に歩いていった。
そんな姿を見せられたら、私はいてもたってもいられない。
彼氏の方に、言った。
「席、変わりますよ^^;」
すると彼氏、「いえ、良くない席ですよ・・・」。
私 「この映画は、(恋人同士は)一緒の方がいいっスよ・・・^^」
かくして、私は、カップルの女の方が座っていた「良くない席」に座るのだ。
(あ~あ・・・)と思った。
(朝早くから雨の中、並んだのに、こんな悪い席かよ・・・。俺はとんだ【ピエロ】だなあ・・・^^;)
すると、その時だ!
そのアベックの彼女の方が、「もし、良かったらどうぞ」とカップコーヒーを持ってきてくれたのだった・・・。
・・・嬉しかった。
【これで、話にオチがついたからだ^^】
(2005/8/3)
☆今、思えば、「ロシア上空の美人姉妹」は、浅田真央系の顔立ちでした^^
また、昨夜、フジテレビの6時間に及ぶ「教育」特別ヴァラエティ番組を見ていたら、
マサイ族には、村の子供の教育係<つねり屋>がいるそうで、私は、上記の「お姉さん先生」を何故か思い出したのだ^^;
(2006/11/12)
◇ ◇ ◇
こんな風に、昔のネット上の文章も復活させていこうと思う^^
(2008/03/31)
☆・面・白・か・っ・た・な・あ・~・^^v
仕事が早く上がれたので、レイトショーに行こうと、その前に、シャワーを浴びに帰宅した。
さて出かけるかと思って、いちお、家にいた母親に、「行くか? 3時間近い大作だけど」と問うと、
「今日は、<歩け歩けの会>でハイキングしてきたので、疲れて途中で寝てしまうかも・・・」と言いつつも、MOVIX昭島について来た。
・・・さて、見終えた母親(65歳)の感想・・・。
「こりゃ、面白かったよ~^^」
私も、仕事後の鑑賞だったので、眠い目を擦り擦り見始めたのだが、すぐに夢中になった。
同じく3時間近い大作の『ベンジャミン・バトン』でも『オーストラリア』でも『チェンジリング』でも、何度かは、その長尺に、我に返る瞬間があったのだが、この作品に関しては、それが全くなく、近代史に、現実感のあるアメリカンヒーローをはめ込んだ物語に、ヘヴィな緊張感を持続され続けた。
◇
全編、これ、色んな意味での見せ場で、やはり私は傑作に対しては語る言葉が少ない・・・。
この物語は、かつて活躍したヒーローたちの「後日談」を描いている。
「その後の<ウォッチメン>」と題すべき物語だ。
しかし、そもそも、我々は、そのウォッチメンたちの「かつての物語」を知らない。
故に、感情の移入が難しいと思えようが、いずれのウォッチメンの面々も、その造型が重厚で、絵的に、説得力を見る者に与えてくれる。
また、物語の進行と共に、それぞれのウォッチメンの過去が回想され、見る者は遡及的に物語に肉付けをしていくことになり、最終的には全て納得できる作りになっている。
その、見る者の心に起こさせる「遡及」は、見る者に知的な興奮を与えてくれる。
だが、その回想では、スカッとするヒーローの活躍は見せてもらえない。
全て、社会に、リアルに共存している人間ヒーローとしての情動部分を解析するための回想でしかない。
ならば、私たちは、どこで、この作品で描かれるヒーローたちの、ヒーローとしての「強さ」を理解すればいいのか?
それを理解させてもらわなければ、ヒーローたちを主人公に据えている必然性がなくなるのだ。
・・・作り手は、作中現在のウォッチメンたちに現役以上のアクションをさせているのである。
私は、前評判で「地味な展開」と聞いていたので、物語の進行上、派手なアクションがちゃんと散りばめられていることが嬉しかった。
そして、ここでも、現在の、充分に強いウォッチメンたちの活躍を見ることで、かつてのウォッチメンたちの活躍を遡及し想像できるのである。
◇
それぞれのヒーローたちが、それぞれに魅力的だった。
それぞれが、それぞれのドラマを背負い、それぞれのヒーローたちのその後の展開が気になり、目が離せない。
『必殺! Ⅲ』の感想でも書いたが、私は、良くも悪くも、個々が自立したチームプレイの姿に非常に惹かれる。
ロールシャッハにナイトオウル、Dr.マンハッタン、シルク・スペクター、オジマンディス、コメディアン・・・、いずれにも、骨太な存在感がある。
ナイトオウルや、シルク・スペクターなどは世代交代をしており二代目なのだが、例えば、シルク・スペクターの一代目などは、いかにも一昔前の女性ヒーローで、そこには、当然として、「パロディ」要素が含まれていよう。
が、けして、「パロディ」だけでは終わらせず、そこには二重三重のドラマを付随させているのが、この作品は凄いんだ。
◇
Dr.マンハッタンは、身体能力に優れている他のヒーローとは違い、本当の超常能力者である。
時間も場所も、原子構造の操作もおてのものである。
この「メタ」なヒーローは、神の如き無敵の存在である。
本来は、Dr.マンハッタンさえいれば、物語は進むのである。
他のヒーローは、超然としたDr.マンハッタンにはない、「あまりにもの人間としての視野」…、その頂点を取り合うが如きことをしつつ作中舞台を動き回っているだけなのである。
だけど、それが、Dr.マンハッタン=「神の(如き)営為」と匹敵するほどに面白いのだから、始末に悪い・・・。
近日、もう一回は観に行きたい。
(2009/03/30)
仕事が早く上がれたので、レイトショーに行こうと、その前に、シャワーを浴びに帰宅した。
さて出かけるかと思って、いちお、家にいた母親に、「行くか? 3時間近い大作だけど」と問うと、
「今日は、<歩け歩けの会>でハイキングしてきたので、疲れて途中で寝てしまうかも・・・」と言いつつも、MOVIX昭島について来た。
・・・さて、見終えた母親(65歳)の感想・・・。
「こりゃ、面白かったよ~^^」
私も、仕事後の鑑賞だったので、眠い目を擦り擦り見始めたのだが、すぐに夢中になった。
同じく3時間近い大作の『ベンジャミン・バトン』でも『オーストラリア』でも『チェンジリング』でも、何度かは、その長尺に、我に返る瞬間があったのだが、この作品に関しては、それが全くなく、近代史に、現実感のあるアメリカンヒーローをはめ込んだ物語に、ヘヴィな緊張感を持続され続けた。
◇
全編、これ、色んな意味での見せ場で、やはり私は傑作に対しては語る言葉が少ない・・・。
この物語は、かつて活躍したヒーローたちの「後日談」を描いている。
「その後の<ウォッチメン>」と題すべき物語だ。
しかし、そもそも、我々は、そのウォッチメンたちの「かつての物語」を知らない。
故に、感情の移入が難しいと思えようが、いずれのウォッチメンの面々も、その造型が重厚で、絵的に、説得力を見る者に与えてくれる。
また、物語の進行と共に、それぞれのウォッチメンの過去が回想され、見る者は遡及的に物語に肉付けをしていくことになり、最終的には全て納得できる作りになっている。
その、見る者の心に起こさせる「遡及」は、見る者に知的な興奮を与えてくれる。
だが、その回想では、スカッとするヒーローの活躍は見せてもらえない。
全て、社会に、リアルに共存している人間ヒーローとしての情動部分を解析するための回想でしかない。
ならば、私たちは、どこで、この作品で描かれるヒーローたちの、ヒーローとしての「強さ」を理解すればいいのか?
それを理解させてもらわなければ、ヒーローたちを主人公に据えている必然性がなくなるのだ。
・・・作り手は、作中現在のウォッチメンたちに現役以上のアクションをさせているのである。
私は、前評判で「地味な展開」と聞いていたので、物語の進行上、派手なアクションがちゃんと散りばめられていることが嬉しかった。
そして、ここでも、現在の、充分に強いウォッチメンたちの活躍を見ることで、かつてのウォッチメンたちの活躍を遡及し想像できるのである。
◇
それぞれのヒーローたちが、それぞれに魅力的だった。
それぞれが、それぞれのドラマを背負い、それぞれのヒーローたちのその後の展開が気になり、目が離せない。
『必殺! Ⅲ』の感想でも書いたが、私は、良くも悪くも、個々が自立したチームプレイの姿に非常に惹かれる。
ロールシャッハにナイトオウル、Dr.マンハッタン、シルク・スペクター、オジマンディス、コメディアン・・・、いずれにも、骨太な存在感がある。
ナイトオウルや、シルク・スペクターなどは世代交代をしており二代目なのだが、例えば、シルク・スペクターの一代目などは、いかにも一昔前の女性ヒーローで、そこには、当然として、「パロディ」要素が含まれていよう。
が、けして、「パロディ」だけでは終わらせず、そこには二重三重のドラマを付随させているのが、この作品は凄いんだ。
◇
Dr.マンハッタンは、身体能力に優れている他のヒーローとは違い、本当の超常能力者である。
時間も場所も、原子構造の操作もおてのものである。
この「メタ」なヒーローは、神の如き無敵の存在である。
本来は、Dr.マンハッタンさえいれば、物語は進むのである。
他のヒーローは、超然としたDr.マンハッタンにはない、「あまりにもの人間としての視野」…、その頂点を取り合うが如きことをしつつ作中舞台を動き回っているだけなのである。
だけど、それが、Dr.マンハッタン=「神の(如き)営為」と匹敵するほどに面白いのだから、始末に悪い・・・。
近日、もう一回は観に行きたい。
(2009/03/30)
☆いやはや、こういった事件って、いつの間にやら、やることが、一つの境界線を越えてしまい、客観的に見て凄まじく酷いことになっちゃったりするんだよね。
学校の現場ではよくある「集団ヒステリー」の一種だ。
こんなの、校長先生が生徒たちを一喝して、生徒それぞれの頭にキツイ拳固をくれてやれば解決なのに、新聞ダネになっちまったね。
でも、給食に異物を混ぜたのはやりすぎだね。
生徒が「先生を流産させる会」 いすに細工、給食に異物(朝日新聞) - goo ニュース(クリック!)
◇
以下は、全く関係ない話です^^;
◇
私が中学の時に、私は直接は習っていなかったのだけど、2年連続で妊娠した女教師がいた。
その旦那は、これまた、私は直接には習っていなかったが、同じ学校の教師・・・.
二人は、結婚はしていて、その旦那のほうは、すぐに転任した。
つまり、女教師のほうが我が校に残った。
その女教師だが、何故か、中三のクラスの担任になることが多かった。
私が在学中の頃、その女教師は一度目の妊娠だったので、その受験期のクラスの子たちは担任がいなくなって大変だろうけど、まあ、「子供は授かりものだし・・・」と、中学生なりの寛容さで大目に見ていた。
しかし、私の卒業した後の翌年も、その女教師は妊娠した。
私は呆れた。
これじゃあ、女教師じゃねえ、ただの「女」だ。
そして、当然ながら、生徒の一人が、こう言ったという。
「生徒が大事な時期に、子供をポコポコ産みやがってよお」
・・・確かに、生徒にあるまじき汚いセリフだが、その前に、女の、「教師」にあるまじき、多くの若者を教育する自覚のない、計画性皆無の行為が先にある。
生徒Aが怒るのも当たり前だし、それは、多くの生徒たちの素朴な気持ちと同じだった。
だが、その話を小耳に挟んだ生活指導の先生が、その生徒Aをボコボコにした。
◇
その生活指導の体育教師Kだが、最近死んだというから、気兼ねなく語らせてもらうが、学校Tシャツを率先して作っていた・・・。
そのデザインは16種類もあった。
嬉々として生徒に売り込んでいた。
私は、子供ながらに、こいつ、確実に業者から金を貰っているな、と確信していた。
「賄賂」という言葉さえ身近に感じられず、言葉としては使ったことのない年頃だったが、それは確実なことだった。
この教師Kは、自分の部活の女子生徒を、体育準備室に呼びつけ、マンツーマンでマッサージさせるなんてこともしていたし(別に性的な問題はなかった)、
また、意味なく癇癪を起こし、体育館の床に、女子生徒を叩きつけていたりしたものだ。
これは、昔ながらの頑固一徹な教師の、悪いところだけを真似た醜い教師の一例であった。
◇
くだんの女教師の旦那も、また、左翼がかった教師で、
とある生徒たちが、自分たちの苗字を音読みにして呼び合っていて遊んでいたところ・・・、
つまり、
「田村」を「でんそん」、「中山」を「ちゅんさん」などと・・・。
そしたら、急に、
「朝鮮の方をバカにしているのなら、許さないぞ~!!!」
と、顔をワナワナと震わせながら激怒したというキチガイ教師であった。
・・・私が中学生の頃は、そんな異常な先生が出現し始めた頃であった。
「先生を流産させる会」のニュースを聞いたら、私はそんな中学生の頃を思い出した^^;
(2009/03/29)
学校の現場ではよくある「集団ヒステリー」の一種だ。
こんなの、校長先生が生徒たちを一喝して、生徒それぞれの頭にキツイ拳固をくれてやれば解決なのに、新聞ダネになっちまったね。
でも、給食に異物を混ぜたのはやりすぎだね。
生徒が「先生を流産させる会」 いすに細工、給食に異物(朝日新聞) - goo ニュース(クリック!)
◇
以下は、全く関係ない話です^^;
◇
私が中学の時に、私は直接は習っていなかったのだけど、2年連続で妊娠した女教師がいた。
その旦那は、これまた、私は直接には習っていなかったが、同じ学校の教師・・・.
二人は、結婚はしていて、その旦那のほうは、すぐに転任した。
つまり、女教師のほうが我が校に残った。
その女教師だが、何故か、中三のクラスの担任になることが多かった。
私が在学中の頃、その女教師は一度目の妊娠だったので、その受験期のクラスの子たちは担任がいなくなって大変だろうけど、まあ、「子供は授かりものだし・・・」と、中学生なりの寛容さで大目に見ていた。
しかし、私の卒業した後の翌年も、その女教師は妊娠した。
私は呆れた。
これじゃあ、女教師じゃねえ、ただの「女」だ。
そして、当然ながら、生徒の一人が、こう言ったという。
「生徒が大事な時期に、子供をポコポコ産みやがってよお」
・・・確かに、生徒にあるまじき汚いセリフだが、その前に、女の、「教師」にあるまじき、多くの若者を教育する自覚のない、計画性皆無の行為が先にある。
生徒Aが怒るのも当たり前だし、それは、多くの生徒たちの素朴な気持ちと同じだった。
だが、その話を小耳に挟んだ生活指導の先生が、その生徒Aをボコボコにした。
◇
その生活指導の体育教師Kだが、最近死んだというから、気兼ねなく語らせてもらうが、学校Tシャツを率先して作っていた・・・。
そのデザインは16種類もあった。
嬉々として生徒に売り込んでいた。
私は、子供ながらに、こいつ、確実に業者から金を貰っているな、と確信していた。
「賄賂」という言葉さえ身近に感じられず、言葉としては使ったことのない年頃だったが、それは確実なことだった。
この教師Kは、自分の部活の女子生徒を、体育準備室に呼びつけ、マンツーマンでマッサージさせるなんてこともしていたし(別に性的な問題はなかった)、
また、意味なく癇癪を起こし、体育館の床に、女子生徒を叩きつけていたりしたものだ。
これは、昔ながらの頑固一徹な教師の、悪いところだけを真似た醜い教師の一例であった。
◇
くだんの女教師の旦那も、また、左翼がかった教師で、
とある生徒たちが、自分たちの苗字を音読みにして呼び合っていて遊んでいたところ・・・、
つまり、
「田村」を「でんそん」、「中山」を「ちゅんさん」などと・・・。
そしたら、急に、
「朝鮮の方をバカにしているのなら、許さないぞ~!!!」
と、顔をワナワナと震わせながら激怒したというキチガイ教師であった。
・・・私が中学生の頃は、そんな異常な先生が出現し始めた頃であった。
「先生を流産させる会」のニュースを聞いたら、私はそんな中学生の頃を思い出した^^;
(2009/03/29)
☆本日から『ウォッチメン』の公開!
みんな、当然、私が観に行ったかと思って、「あの人の感想はどうなんだろう」「そこにしびれる! あこがれるゥ!」てな感じで閲覧しに来てくれたことだろう、分かる分かる、うん
でも、私、本日は仕事だったので見られなかったのよ。
しかも、遅番なので、午後の1時からの仕事で、『ウォッチメン』が短い作品ならば、朝一で観に行けたのだが、3時間近い作品なので無理でした^^;
で、遅番ゆえに、レイトショーにも間に合わないのでした^^;
しかも、明日も仕事になってしまった^^;
明日は夕方6時には仕事が終わるだろうから、レイトショーで観られるかな?
それから、本日は、保守派の新しいマスターピース「日本教育再生機構」の大集会「《第2回 東京裁判判決60年シンポジウム》東京裁判と戦後日本の歴史問題 ―村山談話を検証する―」の開催の日だったのだが、なにぶん、私は<無職保守>ではないので行けませんでした。
◇
では、私は、最近、何を楽しんだかと言うと、昨夜の『ルパン三世vs名探偵コナン』は見ましたよ^^
私は、ルパンには人並みに愛着はあるのですが、コナンには詳しくない。
去年、「コナン」の映画をはじめて見ようと思ったら、急な用事が出来たか、インフルエンザにかかったかで観に行けず、私は余程コナンに縁がないのだと思った次第だ。
でも、「ルパンvsコナン」は、ただのお祭り企画かと思ったら、なかなか頑張って作られていたので驚いた。
面白い点を挙げればキリがないが、不二子の寝込みを襲うときにルパンが「全国のアダルティーの皆様、お待たせしました^^」と言うのが、「アダルティー」って何だよッ!! って感じで面白いし、
その後、不二子のまたぐらから、襲い掛かってくるルパンに向かってバネ付きパンチが飛ぶのが良かった(しかも、止め絵^^)。
現在の赤スーツのルパンと、過去の青スーツルパンと分けて描いていたり、この特番の監督、ルパンらしさをよく分かっていると感心した。
◇
その後は、深夜ではあったが、翌日(つまり、今日)が遅番なので、ビデオで『必殺!3 裏か表か!』の、クライマックスの大殺陣の部分だけを見た。
弟が最近、今やっている「必殺」シリーズを楽しんでいるようなので、じゃあ、この工藤栄一監督の傑作を見やがれと思い、貸そうとして自室からビデオを探し、でも貸す前に自分でちょいと見たってわけだ^^
やはり、そのクライマックス、50人近くを相手に仕事人チームが攻勢に出て、敵の本陣を目指して斬って斬って斬りまくるシーンは、言葉では説明できない見事さだ。
工藤栄一の演出はハードボイルドで、仕事人の仲間たちは一人一人が自立しつつ、でも「友情」ほど甘くない、「絆」ほど高尚ではない、当然の義務にも似た「つながり」で戦い続ける。
そして、次々と死んでいく。
画面には奥行きがあり、手前で中村主水が斬りまくり、画面の奥に視点を移すと、秀が簪で刺しまくっている。
そんな、いかにも映画的な、多重な映像が随所に見れる。
敵の屋敷に入ってからの殺陣も、ふすまの向こうにまたふすま、そのまた向こうにふすま、と言う迷宮的な戦いが繰り広げられる。
最近、「必殺」シリーズに興味を持った方は、上記の『必殺!3』は必見です。
中村主水が、裏の世界でも、表の世界でもコテンパンに追い詰められます。
そんな中で、自宅に帰る藤田まことの表情の悲壮感が堪らないのです・・・。
併せて、深作監督の『必殺!4 恨みはらします』も、『3』とは全くベクトルの違う傑作ですので、見てみて下さい^^
(2009/03/28)
みんな、当然、私が観に行ったかと思って、「あの人の感想はどうなんだろう」「そこにしびれる! あこがれるゥ!」てな感じで閲覧しに来てくれたことだろう、分かる分かる、うん
でも、私、本日は仕事だったので見られなかったのよ。
しかも、遅番なので、午後の1時からの仕事で、『ウォッチメン』が短い作品ならば、朝一で観に行けたのだが、3時間近い作品なので無理でした^^;
で、遅番ゆえに、レイトショーにも間に合わないのでした^^;
しかも、明日も仕事になってしまった^^;
明日は夕方6時には仕事が終わるだろうから、レイトショーで観られるかな?
それから、本日は、保守派の新しいマスターピース「日本教育再生機構」の大集会「《第2回 東京裁判判決60年シンポジウム》東京裁判と戦後日本の歴史問題 ―村山談話を検証する―」の開催の日だったのだが、なにぶん、私は<無職保守>ではないので行けませんでした。
◇
では、私は、最近、何を楽しんだかと言うと、昨夜の『ルパン三世vs名探偵コナン』は見ましたよ^^
私は、ルパンには人並みに愛着はあるのですが、コナンには詳しくない。
去年、「コナン」の映画をはじめて見ようと思ったら、急な用事が出来たか、インフルエンザにかかったかで観に行けず、私は余程コナンに縁がないのだと思った次第だ。
でも、「ルパンvsコナン」は、ただのお祭り企画かと思ったら、なかなか頑張って作られていたので驚いた。
面白い点を挙げればキリがないが、不二子の寝込みを襲うときにルパンが「全国のアダルティーの皆様、お待たせしました^^」と言うのが、「アダルティー」って何だよッ!! って感じで面白いし、
その後、不二子のまたぐらから、襲い掛かってくるルパンに向かってバネ付きパンチが飛ぶのが良かった(しかも、止め絵^^)。
現在の赤スーツのルパンと、過去の青スーツルパンと分けて描いていたり、この特番の監督、ルパンらしさをよく分かっていると感心した。
◇
その後は、深夜ではあったが、翌日(つまり、今日)が遅番なので、ビデオで『必殺!3 裏か表か!』の、クライマックスの大殺陣の部分だけを見た。
弟が最近、今やっている「必殺」シリーズを楽しんでいるようなので、じゃあ、この工藤栄一監督の傑作を見やがれと思い、貸そうとして自室からビデオを探し、でも貸す前に自分でちょいと見たってわけだ^^
やはり、そのクライマックス、50人近くを相手に仕事人チームが攻勢に出て、敵の本陣を目指して斬って斬って斬りまくるシーンは、言葉では説明できない見事さだ。
工藤栄一の演出はハードボイルドで、仕事人の仲間たちは一人一人が自立しつつ、でも「友情」ほど甘くない、「絆」ほど高尚ではない、当然の義務にも似た「つながり」で戦い続ける。
そして、次々と死んでいく。
画面には奥行きがあり、手前で中村主水が斬りまくり、画面の奥に視点を移すと、秀が簪で刺しまくっている。
そんな、いかにも映画的な、多重な映像が随所に見れる。
敵の屋敷に入ってからの殺陣も、ふすまの向こうにまたふすま、そのまた向こうにふすま、と言う迷宮的な戦いが繰り広げられる。
最近、「必殺」シリーズに興味を持った方は、上記の『必殺!3』は必見です。
中村主水が、裏の世界でも、表の世界でもコテンパンに追い詰められます。
そんな中で、自宅に帰る藤田まことの表情の悲壮感が堪らないのです・・・。
併せて、深作監督の『必殺!4 恨みはらします』も、『3』とは全くベクトルの違う傑作ですので、見てみて下さい^^
(2009/03/28)
☆良作で、とても粋な話であった。
ペット感動物語と言うよりは、ちょいとオシャレな展開のラブコメディの手触りの作品だ。
故に、あまりあざとい泣かせの演出がなく、ややミディアムレアな作りで、私は「大人の抑制が利いているなあ」などと感心しつつも、私はガキなので食い足りない面もあった。
◇
主役の二人は、若く、その才能でマスコミの仕事についている。
二人には、やや、属すマスコミの格差があったが、ラブラブで結婚。
結婚するにあたって、幾つかの将来の展望があり、その中には子供を産み育てることもあったが、先ずはペットを飼って、二人の間に他の存在を置いてみようと犬・マーリーを飼うことにした。
このマーリーが、バカ犬だった^^
とにかく、落ち着きなく暴れ回り、他人の手間をかけさせる行為ばかりする。
よく、アホウドリは、頭が良いばっかりに人間に近づき、殺されてしまった、などと言われているが、この、バカ犬・マーリーも、それと同じく本当は利口なのかなと視線を向けていたのだが、こいつ、本当にバカだ^^;
もうちょい都合良く、さびしがり屋の犬みたいに描かれていくのかと思いきや、バカ犬のレベルをけして超えない。
裏付けとっていないのだけど、この話がどうやら実話だからだろう。
旦那・ジョン(オーウェン・ウィルソン)は、報道記者を目指していたのだが、新聞の文化部でコラムを書かされる。
何を書いていいのか分からなかったのだが、マーリーのドジ話を書いたらバカ受けするのだった。
そうして、コラムニストとして大成していき、有名新聞社で既にコラムニストとして大成していた妻・ジェニー(ジェニファー・アニストン)との結婚も順調に過ぎていく。
もちろん、マーリーにも困らせ続けられる^^;
・・・この作品が優れているのは、あくまでも、マーリーの存在は夫婦にとって重要なことではあるが一部でしかない、という展開にあろう。
ジョンは、会社の上司と記事について語り合い、
ジェニーは、家庭に入り、子作り体勢に入る。
そして、最初に宿った子は、死産になってしまう。
そういったエピソードもきっちり描いている。
そんな、悲しみのうちにあるジェニーの横にはマーリーがしおらしく座っている。
夫婦は、傷心旅行にアイルランド(だっけ?)に行ってみる。
それと平行して、留守宅でマーリーを預かる娘の艱難辛苦wが平行して描かれる。
ジョンは、どんどんコラムニストとして人気が出てきて、
ジェニーは三人の子供を授かる。
夫婦は、長い結婚生活で何度となく衝突する。
しかし、お互いに機転を利かし、夫婦の危機を乗り越える。
マーリーは相変らずバカを続けている。
マーリー付随の夫婦一代記が丹念に描かれているのだ。
◇
ジョンには、報道現場の最前線記者を共に目指していた友人がいた。
ジョンが、マーリーの世話に始まり、子供をもうけ、自由自在には動けないのと対象に、友人・セバスチャンは、どんどん報道記者としての出世をしていった。
その作中最後の別れのシーンが、マーリーとの別れのシーン以上に良かった。
親友であっただろう二人が、完全に接点を失っている様が描かれていた。
かたや家庭に、かたや世界に・・・。
◇
女性から見ると、ジョンやセバスチャンはそれぞれ魅力的なのだと思うが、私には、ジェニーがとても生き生きしていて魅力的だった。
このジェニファー・アニストン・・・、アイメイクは濃いが、とても平安顔である。
口元や鼻・眉に気品があって良い。
こんな美人とならば、飽きない生活を送れそうだ^^;
◇
マーリーを兄と仰ぐことになる三兄弟も、物心ついてからの描写は少ないが、とても個性が豊かだ。
マーリーの死に目に会えなかったのは、実話であるからだろうし、アメリカ的な合理性を感じさせられたが、
そのお葬式にあたって、無口な長男が「心で通じ合っている」と言ったときには、不覚にも涙がこぼれた。
(2009/03/27)
ペット感動物語と言うよりは、ちょいとオシャレな展開のラブコメディの手触りの作品だ。
故に、あまりあざとい泣かせの演出がなく、ややミディアムレアな作りで、私は「大人の抑制が利いているなあ」などと感心しつつも、私はガキなので食い足りない面もあった。
◇
主役の二人は、若く、その才能でマスコミの仕事についている。
二人には、やや、属すマスコミの格差があったが、ラブラブで結婚。
結婚するにあたって、幾つかの将来の展望があり、その中には子供を産み育てることもあったが、先ずはペットを飼って、二人の間に他の存在を置いてみようと犬・マーリーを飼うことにした。
このマーリーが、バカ犬だった^^
とにかく、落ち着きなく暴れ回り、他人の手間をかけさせる行為ばかりする。
よく、アホウドリは、頭が良いばっかりに人間に近づき、殺されてしまった、などと言われているが、この、バカ犬・マーリーも、それと同じく本当は利口なのかなと視線を向けていたのだが、こいつ、本当にバカだ^^;
もうちょい都合良く、さびしがり屋の犬みたいに描かれていくのかと思いきや、バカ犬のレベルをけして超えない。
裏付けとっていないのだけど、この話がどうやら実話だからだろう。
旦那・ジョン(オーウェン・ウィルソン)は、報道記者を目指していたのだが、新聞の文化部でコラムを書かされる。
何を書いていいのか分からなかったのだが、マーリーのドジ話を書いたらバカ受けするのだった。
そうして、コラムニストとして大成していき、有名新聞社で既にコラムニストとして大成していた妻・ジェニー(ジェニファー・アニストン)との結婚も順調に過ぎていく。
もちろん、マーリーにも困らせ続けられる^^;
・・・この作品が優れているのは、あくまでも、マーリーの存在は夫婦にとって重要なことではあるが一部でしかない、という展開にあろう。
ジョンは、会社の上司と記事について語り合い、
ジェニーは、家庭に入り、子作り体勢に入る。
そして、最初に宿った子は、死産になってしまう。
そういったエピソードもきっちり描いている。
そんな、悲しみのうちにあるジェニーの横にはマーリーがしおらしく座っている。
夫婦は、傷心旅行にアイルランド(だっけ?)に行ってみる。
それと平行して、留守宅でマーリーを預かる娘の艱難辛苦wが平行して描かれる。
ジョンは、どんどんコラムニストとして人気が出てきて、
ジェニーは三人の子供を授かる。
夫婦は、長い結婚生活で何度となく衝突する。
しかし、お互いに機転を利かし、夫婦の危機を乗り越える。
マーリーは相変らずバカを続けている。
マーリー付随の夫婦一代記が丹念に描かれているのだ。
◇
ジョンには、報道現場の最前線記者を共に目指していた友人がいた。
ジョンが、マーリーの世話に始まり、子供をもうけ、自由自在には動けないのと対象に、友人・セバスチャンは、どんどん報道記者としての出世をしていった。
その作中最後の別れのシーンが、マーリーとの別れのシーン以上に良かった。
親友であっただろう二人が、完全に接点を失っている様が描かれていた。
かたや家庭に、かたや世界に・・・。
◇
女性から見ると、ジョンやセバスチャンはそれぞれ魅力的なのだと思うが、私には、ジェニーがとても生き生きしていて魅力的だった。
このジェニファー・アニストン・・・、アイメイクは濃いが、とても平安顔である。
口元や鼻・眉に気品があって良い。
こんな美人とならば、飽きない生活を送れそうだ^^;
◇
マーリーを兄と仰ぐことになる三兄弟も、物心ついてからの描写は少ないが、とても個性が豊かだ。
マーリーの死に目に会えなかったのは、実話であるからだろうし、アメリカ的な合理性を感じさせられたが、
そのお葬式にあたって、無口な長男が「心で通じ合っている」と言ったときには、不覚にも涙がこぼれた。
(2009/03/27)
☆・・・神は世に、二人の「ダコタ」と言う名の美少女を生み出した。
かたや、天性の美貌を誇るダコタ・ブルー・リチャーズ。
そして、もう一方は、天才の子、ダコタ・ファニング。
今回は、このファニング嬢の新作を観に行った。
◇
いい作品であった。
私は、何の知識もなく、成長したファニング嬢の、少女の終わりの悲しさを堪能しようと映画館に赴いたのだが、
物語は1960年代、黒人公民権運動を時代背景とした物語だった。
私は、最近、ちょうど、黒人奴隷問題を扱ったアメリカ製ドラマ『ルーツ』を思い出していた。
[下らないことを考えている私<ディオとチキン・ジョージ>](クリック!)
これも、共時性なのだろう。
しかし、改めて考えると、恐ろしい時代だったものである、人が人を「奴隷」にしちゃってたんだもんなあ。
やっぱ、白人は信用ならない・・・。
しかし、もっと異常なのは、最近の日本人である。
不況とは言え、飽食し、娯楽に倦み、いつしか、人を支配したい、人に支配されたいと言う願望に囚われ、バランスを持った人間関係は崩れ、他者を「支配者」か「奴隷」かの択一でしか見られなくなり、それがいつしか性犯罪へと帰結している。
アメリカなどは、その性的歪みの発祥の地であるが、日本ほどの熟成をしていない。
◇
この作品では、かつて、『アイ・アム・サム』で、幼女と少女の間の「女」を見事に演じたファニングが、今度は、少女から女性に変わろうとする「女」を見事に演じている。
いや、この作品の素晴らしいのは、天才であるファニングの、その演技以上の、プライベートな変化を見事に捉えている点なのだ。
今回の作品でのファースト・コンタクト・・・。
私は、「ああ、ダコタ・ファニングも大人になっちまったか・・・」と、その美しさの月並みさに嘆かされた。
しかし、不幸な事故で、父子家庭の一人っ子になったファニング演じるリリィが、父親と画面上に出てくると、その大きさの違い(華奢であること)が比較できて、私は、まだまだ可愛いなと安心するのだ。
物語は、誕生日の夜中に家を抜け出し、土に埋めていたクッキー缶から、母の思い出を取り出し、夜空を見上げ横になり、それをシャツをはだけさせたおなかに載せて思いにふける・・・、そんなはじまりだ。
しかし、娘を心配した父親に見つかり、男と逢引でもしていたかのように思われ、床に撒いた荒挽きコーンの上に正座させられると言う体罰を受ける。
この二つのエピソードは、どちらも、「少女」と「性」をあからさまに示していて、私などは、かなり興味を持つ。
だが、「少女」の描写パートは、そこで終わる。
物語のテーマは「少女愛」ではなかったのだ。
◇
その後、オープニングテーマの残滓として、必要となったブラを買いに行く。
その時に、選挙権を得ようと公民館に赴いた子守の黒人ロザリンへの差別的白人の暴力に遭遇し、それに耐えかね、
リリィは、そのロザリンと家出、黒人の女性ばかりが住んでいる館に逃げ込み、「少年」の如く奔放に過ごすことになった。
また、そこで黒人少年と恋などをして、「ティーンエイジャー」の様相も見せる。
子供になり、少女になり、少年になり、女になる。
そんな多感な万華鏡のようなファニング嬢の成長を、作り手は見事に活写していた。
白い肌は病的に可憐で、
内心とは別に、その視線は、美しく鋭く、無邪気だ。
◇
では、この作品のテーマは何なのだろう?
難しいのである。
シンプルな作品なのに、正直、私にはピンとこなかったのだ。
黒人の公民権運動を背景に見据えた、人を人と等しく見る事の大切さを説く物語なのか?
あるいは、リリィが、自分を捨てた母親の、記憶定からぬ真実の姿を求める物語なのか?
その二つが融合し、テーマを為しているはずなのに、どうにも、私は、ファニング嬢の魅力に夢中で、そこまでの深い鑑賞が出来なかった。
時おり、光を背に、リリィが佇むショットがあるのだが、美しいのである。
・・・私が去年までつきあっていた娘は、母子家庭の私生児だったのだが、夜とか話し込むと、「どんな父親だったか分からないけど、とにかく会いたい知りたい」と、感極まってポロポロ涙を流していた。
だから、難しい物語であったが、私には、リリィの真摯な思いが、その思い出と重なって、共感できた。
・・・ともあれ、ファニング嬢、次に銀幕で会う時には、大人になっちゃっていることでしょう。
少女の時期は刹那、だから、輝くのである・・・。
PS。この作品、語ったら、優れた点が無数にあるのだが、切りがないので、概観だけを語りました。
観に行くが良かろうもん!
(2009/03/23)
かたや、天性の美貌を誇るダコタ・ブルー・リチャーズ。
そして、もう一方は、天才の子、ダコタ・ファニング。
今回は、このファニング嬢の新作を観に行った。
◇
いい作品であった。
私は、何の知識もなく、成長したファニング嬢の、少女の終わりの悲しさを堪能しようと映画館に赴いたのだが、
物語は1960年代、黒人公民権運動を時代背景とした物語だった。
私は、最近、ちょうど、黒人奴隷問題を扱ったアメリカ製ドラマ『ルーツ』を思い出していた。
[下らないことを考えている私<ディオとチキン・ジョージ>](クリック!)
これも、共時性なのだろう。
しかし、改めて考えると、恐ろしい時代だったものである、人が人を「奴隷」にしちゃってたんだもんなあ。
やっぱ、白人は信用ならない・・・。
しかし、もっと異常なのは、最近の日本人である。
不況とは言え、飽食し、娯楽に倦み、いつしか、人を支配したい、人に支配されたいと言う願望に囚われ、バランスを持った人間関係は崩れ、他者を「支配者」か「奴隷」かの択一でしか見られなくなり、それがいつしか性犯罪へと帰結している。
アメリカなどは、その性的歪みの発祥の地であるが、日本ほどの熟成をしていない。
◇
この作品では、かつて、『アイ・アム・サム』で、幼女と少女の間の「女」を見事に演じたファニングが、今度は、少女から女性に変わろうとする「女」を見事に演じている。
いや、この作品の素晴らしいのは、天才であるファニングの、その演技以上の、プライベートな変化を見事に捉えている点なのだ。
今回の作品でのファースト・コンタクト・・・。
私は、「ああ、ダコタ・ファニングも大人になっちまったか・・・」と、その美しさの月並みさに嘆かされた。
しかし、不幸な事故で、父子家庭の一人っ子になったファニング演じるリリィが、父親と画面上に出てくると、その大きさの違い(華奢であること)が比較できて、私は、まだまだ可愛いなと安心するのだ。
物語は、誕生日の夜中に家を抜け出し、土に埋めていたクッキー缶から、母の思い出を取り出し、夜空を見上げ横になり、それをシャツをはだけさせたおなかに載せて思いにふける・・・、そんなはじまりだ。
しかし、娘を心配した父親に見つかり、男と逢引でもしていたかのように思われ、床に撒いた荒挽きコーンの上に正座させられると言う体罰を受ける。
この二つのエピソードは、どちらも、「少女」と「性」をあからさまに示していて、私などは、かなり興味を持つ。
だが、「少女」の描写パートは、そこで終わる。
物語のテーマは「少女愛」ではなかったのだ。
◇
その後、オープニングテーマの残滓として、必要となったブラを買いに行く。
その時に、選挙権を得ようと公民館に赴いた子守の黒人ロザリンへの差別的白人の暴力に遭遇し、それに耐えかね、
リリィは、そのロザリンと家出、黒人の女性ばかりが住んでいる館に逃げ込み、「少年」の如く奔放に過ごすことになった。
また、そこで黒人少年と恋などをして、「ティーンエイジャー」の様相も見せる。
子供になり、少女になり、少年になり、女になる。
そんな多感な万華鏡のようなファニング嬢の成長を、作り手は見事に活写していた。
白い肌は病的に可憐で、
内心とは別に、その視線は、美しく鋭く、無邪気だ。
◇
では、この作品のテーマは何なのだろう?
難しいのである。
シンプルな作品なのに、正直、私にはピンとこなかったのだ。
黒人の公民権運動を背景に見据えた、人を人と等しく見る事の大切さを説く物語なのか?
あるいは、リリィが、自分を捨てた母親の、記憶定からぬ真実の姿を求める物語なのか?
その二つが融合し、テーマを為しているはずなのに、どうにも、私は、ファニング嬢の魅力に夢中で、そこまでの深い鑑賞が出来なかった。
時おり、光を背に、リリィが佇むショットがあるのだが、美しいのである。
・・・私が去年までつきあっていた娘は、母子家庭の私生児だったのだが、夜とか話し込むと、「どんな父親だったか分からないけど、とにかく会いたい知りたい」と、感極まってポロポロ涙を流していた。
だから、難しい物語であったが、私には、リリィの真摯な思いが、その思い出と重なって、共感できた。
・・・ともあれ、ファニング嬢、次に銀幕で会う時には、大人になっちゃっていることでしょう。
少女の時期は刹那、だから、輝くのである・・・。
PS。この作品、語ったら、優れた点が無数にあるのだが、切りがないので、概観だけを語りました。
観に行くが良かろうもん!
(2009/03/23)
☆実は、レイトショーで『ドロップ』ってのを観ようと、ネット予約をしようと思ったのだが、満席で予約できなかった。
<MOVIX昭島>・・・、盛況やなあ^^;
で、公開からかなり経っていて、多くのブロガーが高評価をしていた『ヤッターマン』を観てきた。
◇
正直、私には、いまいちだったかも。
特に、何らかの形で、「勝負(かちまけ)」が物語の見どころになる思っていたので、序盤の、そのゆるい展開に違和感が大きかった。
冒頭は、いきなり、ヤッターマンとドロンボー一味の対決から始まる。
私は、ここで、両者の対決のベーシックなものを見られると考えていた。
しかし、三池演出は、最初から変化球を出してくる。
基本構成を語ってからこそ分かる、二の線の展開だと思うのだが、作り手は、それはテレビで見てるでしょ、ってな思いなのか?
例えば、ヤッターマン1号は必殺武器を「ケンダマジック!!」と叫ぶのだが、
2号は「…シビレステッキ…」と呟くだけなのである。
2号としては、いつもの必殺武器名連呼なので、ボソリとクールっぽく呟いたのだろうが、こっちとしてはテレビの延長としては見ていないので、2号にも「シビレステッキ!!」と、先ずは叫んで欲しかったのだ。
これが映画中の二度目であれば、それもありなのだろうが・・・。
そのような、前程なしの変格が、この作品には充満していた。
◇
ヤッターマン1号ことガンちゃん(櫻井翔)は、序盤からボケをかましまくるのだが、状況が見ているこちらにはまだ把握できていないので、すべる事この上ない。
また、2号のアイちゃん(福田沙紀)が、時にガンちゃんとボケ、時にガンちゃんに白い目を向け、なんかギャグへのスタンスが不安定であった。
私としては、二人が一緒になって、満面の笑みでヤッターワンに、組体操の「扇」の形で乗り続けるところなど大変に面白かったので、そのノリで突っ走って欲しかった。
・・・それでこそ、物語後半の、ガンちゃんとドロンジョのキスシーンで巻き起こる不協和音がもっと活きて来るだろうに。
ただ、ヤッターマンの二人とも、顔が四角で、原作そっくりの顔なので、非常にビジュアルとして良かった。
だが、これらのヤッターマン側のギャグ展開が、「ヤッターマン」本来の魅力だったのかと考えると、全然違うと思う。
◇
ボヤッキーとトンヅラー二人組もまた、原作とは異なっていたが、それなりに楽しかった。
特に、ドロンジョを含めた三人の、目的のドクロストーンを手に入れた後の妄想が面白かった。
が、それぞれの「夢」が、原作の個性だったかと考えると、首を傾げざるを得ない。
トンヅラーは『タイガーマスク』になりたかったのか?(「ミスターYES」^^;)
だが、この場面でのアニメと実写の融合は、手作り風だが、とてもマッチしていた。
ボヤッキーの夢は、敷き詰められた女子高生の中に埋まりつつドロンジョと戯れる図なのだが、・・・最高である^^
しかし、女子高生とドロンジョは、本来は相容れないアンビヴァレントな存在でもある。
だが、ロリコンの真実の姿をイメージ処理した図とも言える。
ドロンジョ(適齢の女性)に相手にされないから、女子高生になびくと言う図式だ・・・^^;
私がドクロストーンを手に入れたならば、可愛い幼女たちに埋もれて、そのほっぺを順番にプニプ二し続けたい。
◇
この作品は、だが、ドロンジョの魅力が全てを支配していた。
深田恭子・・・、使える女優である。
その魅力は、セレブなスルメの如く味わいがある。
ややはじめから、甘い個性の設定であったが、それでもコスチュームがバンデージなので「S」チックであった。
胸元からの「無意味であり意味のある」ショットはゾクゾクするし、とにかく肌は白く、鎖骨が美しい。
「ヤッタモンダ! スッタモンダ!」と踊るところの無表情など、事務的な風俗嬢のようにエロい。
美しいのに、ガニ股でダンスするのもエロい。
美しいから、何してもエロい^^;
そんなドロンジョ様が、次第に、「女」から「恋する女の子」に変化していくさまが面白い。
この作品の魅力は、私にとってはそこだけだった。
後は眠りそうになった。
戦いの最中に、ちょっとした拍子に、1号とキスしてしまうドロンジョ様・・・。
そこから生まれる、ヤッターマン・ドロンボー一味の間に漂う「意識しまくり」感・・・、ヤッターマン本来の面白さとは別の次元で最高に楽しめた。
『いちご100%』でも読んでいるかのような、
「ああ、あのキスさえなかったら、みんな、まだまだ仲良く戦えたのに」感!!!
これを描いただけでも、この作品、最高である^^v
(2009/03/21)
<MOVIX昭島>・・・、盛況やなあ^^;
で、公開からかなり経っていて、多くのブロガーが高評価をしていた『ヤッターマン』を観てきた。
◇
正直、私には、いまいちだったかも。
特に、何らかの形で、「勝負(かちまけ)」が物語の見どころになる思っていたので、序盤の、そのゆるい展開に違和感が大きかった。
冒頭は、いきなり、ヤッターマンとドロンボー一味の対決から始まる。
私は、ここで、両者の対決のベーシックなものを見られると考えていた。
しかし、三池演出は、最初から変化球を出してくる。
基本構成を語ってからこそ分かる、二の線の展開だと思うのだが、作り手は、それはテレビで見てるでしょ、ってな思いなのか?
例えば、ヤッターマン1号は必殺武器を「ケンダマジック!!」と叫ぶのだが、
2号は「…シビレステッキ…」と呟くだけなのである。
2号としては、いつもの必殺武器名連呼なので、ボソリとクールっぽく呟いたのだろうが、こっちとしてはテレビの延長としては見ていないので、2号にも「シビレステッキ!!」と、先ずは叫んで欲しかったのだ。
これが映画中の二度目であれば、それもありなのだろうが・・・。
そのような、前程なしの変格が、この作品には充満していた。
◇
ヤッターマン1号ことガンちゃん(櫻井翔)は、序盤からボケをかましまくるのだが、状況が見ているこちらにはまだ把握できていないので、すべる事この上ない。
また、2号のアイちゃん(福田沙紀)が、時にガンちゃんとボケ、時にガンちゃんに白い目を向け、なんかギャグへのスタンスが不安定であった。
私としては、二人が一緒になって、満面の笑みでヤッターワンに、組体操の「扇」の形で乗り続けるところなど大変に面白かったので、そのノリで突っ走って欲しかった。
・・・それでこそ、物語後半の、ガンちゃんとドロンジョのキスシーンで巻き起こる不協和音がもっと活きて来るだろうに。
ただ、ヤッターマンの二人とも、顔が四角で、原作そっくりの顔なので、非常にビジュアルとして良かった。
だが、これらのヤッターマン側のギャグ展開が、「ヤッターマン」本来の魅力だったのかと考えると、全然違うと思う。
◇
ボヤッキーとトンヅラー二人組もまた、原作とは異なっていたが、それなりに楽しかった。
特に、ドロンジョを含めた三人の、目的のドクロストーンを手に入れた後の妄想が面白かった。
が、それぞれの「夢」が、原作の個性だったかと考えると、首を傾げざるを得ない。
トンヅラーは『タイガーマスク』になりたかったのか?(「ミスターYES」^^;)
だが、この場面でのアニメと実写の融合は、手作り風だが、とてもマッチしていた。
ボヤッキーの夢は、敷き詰められた女子高生の中に埋まりつつドロンジョと戯れる図なのだが、・・・最高である^^
しかし、女子高生とドロンジョは、本来は相容れないアンビヴァレントな存在でもある。
だが、ロリコンの真実の姿をイメージ処理した図とも言える。
ドロンジョ(適齢の女性)に相手にされないから、女子高生になびくと言う図式だ・・・^^;
私がドクロストーンを手に入れたならば、可愛い幼女たちに埋もれて、そのほっぺを順番にプニプ二し続けたい。
◇
この作品は、だが、ドロンジョの魅力が全てを支配していた。
深田恭子・・・、使える女優である。
その魅力は、セレブなスルメの如く味わいがある。
ややはじめから、甘い個性の設定であったが、それでもコスチュームがバンデージなので「S」チックであった。
胸元からの「無意味であり意味のある」ショットはゾクゾクするし、とにかく肌は白く、鎖骨が美しい。
「ヤッタモンダ! スッタモンダ!」と踊るところの無表情など、事務的な風俗嬢のようにエロい。
美しいのに、ガニ股でダンスするのもエロい。
美しいから、何してもエロい^^;
そんなドロンジョ様が、次第に、「女」から「恋する女の子」に変化していくさまが面白い。
この作品の魅力は、私にとってはそこだけだった。
後は眠りそうになった。
戦いの最中に、ちょっとした拍子に、1号とキスしてしまうドロンジョ様・・・。
そこから生まれる、ヤッターマン・ドロンボー一味の間に漂う「意識しまくり」感・・・、ヤッターマン本来の面白さとは別の次元で最高に楽しめた。
『いちご100%』でも読んでいるかのような、
「ああ、あのキスさえなかったら、みんな、まだまだ仲良く戦えたのに」感!!!
これを描いただけでも、この作品、最高である^^v
(2009/03/21)
☆MOVIX昭島は盛況で、『ワルキューレ』の、朝から3回目の上映も満員だった。
私は、本日、もう一本観たいので、短めの感想です^^
と言いましょうか、私はいつも、「完成度の高い作品には語ることが少ない」と言ってるので、その通りの意味です^^
完成度の高さと、個人的な傑作観は違うのだが、鑑賞後、身体の高揚感(ドキドキ感)が小一時間ほど続いたので、かなり、身体も楽しんだのだと思う。
◇
この作品は実話の映画化だそうだが、私は、そこには頓着はない。
ヒトラー級の独裁者ならば、そんな秘史はないほうがおかしい。
そこに、どれだけ、エンターテイメント性を持たせられるかが、私の興味であった。
私などは、もっともっとケレン味たっぷりに描いてもらっても構わなかったのだが、ブライアン・シンガー監督は、格調高く撮りあげていた。
冒頭のアフリカ戦線の荒地、ベルリン市外のグレーの町並み、そして、ドイツの森の深みある緑、それらの色彩が鮮烈だった。
ヒトラーの秘密基地<狼の巣>周辺の森は、針葉樹が立ち並び、マグリットの「白紙委任状」のようだった。
主人公・シュタウフェンベルク大佐のサイドは、クーデターを成功させるべく、幾つかの書類を、あたかも「白紙委任状」の如く作成したり、偽造する。
クーデターは、<ヒトラー暗殺>の一言で括ると簡単だが、それにはとどまらず、その後に、付随する幾つもの状況があり、その中でも、情報統制、そしてそれによる軍隊の掌握が必要不可欠であった。
情報機構…、電信電話局は抑え、それにより、軍隊も動かせた。
クーデターは成功しかけた。
しかし、それを起こすのは容易いが、いざ行動を起こすのが難しい<ヒトラー暗殺>、それ自体が失敗しており、クーデター作戦は、崩れ去っていく。
それこそ、マグリットの「白紙委任状」の如く、状況は一変した。
◇
そもそも、史実とされるものには、ヒトラーが暗殺で死んだと言う話はなく、作品上のクーデター作戦が悲劇に終わるのは分かっている。
だから…、なのかも知れないが、観ているこちらは、娯楽として楽しみつつも、心を妙に不安定な気分にさせられ、サスペンスが高まる。
結末までの2時間、ドキドキさせられ続け、観終えた後も、それが持続してしまう。
主演のトム・クルーズには、正直、アンハッピーエンドが似合わない。
この作品、脇役が実に見事な渋い演技をかましてくれる。
30人近い人物が出てくるが、そのいずれもが素晴らしい。
トム・クルーズも演技はうまい。
しかし、彼の、生まれながらの、ホモにも見えるほどの明朗快活なフェイスは、この作品にはそぐわない。
だから、妻との別れのキスシーンで、トム・クルーズをずっと後ろ向きにさせて、奥さんの表情だけで、別れの切なさを描いたのは成功だと思う。
◇
大佐の副官を演じた男(ジェイミー・パーカー)は、大佐に殉じる男として、かっこいい、いわゆる「おいしい役どころ」だったと思う。
私は、『レッド・オクトーバーを追え!』のサム・ニールと言い、上官に忠実な副官に弱い^^;
◇
後、大佐の娘役をやった幼女!
激烈に可愛い!!!
この子の可愛さは、天使さえも凌駕している。
・・・超天使。
でも、出番が、予告編で見たと同じ程度しかないのが悲しかった・・・。
誰か、画像を手に入れてくれ。
軍帽をかぶって敬礼しているカットがメチャ可愛い!!!
(2009/03/20)
私は、本日、もう一本観たいので、短めの感想です^^
と言いましょうか、私はいつも、「完成度の高い作品には語ることが少ない」と言ってるので、その通りの意味です^^
完成度の高さと、個人的な傑作観は違うのだが、鑑賞後、身体の高揚感(ドキドキ感)が小一時間ほど続いたので、かなり、身体も楽しんだのだと思う。
◇
この作品は実話の映画化だそうだが、私は、そこには頓着はない。
ヒトラー級の独裁者ならば、そんな秘史はないほうがおかしい。
そこに、どれだけ、エンターテイメント性を持たせられるかが、私の興味であった。
私などは、もっともっとケレン味たっぷりに描いてもらっても構わなかったのだが、ブライアン・シンガー監督は、格調高く撮りあげていた。
冒頭のアフリカ戦線の荒地、ベルリン市外のグレーの町並み、そして、ドイツの森の深みある緑、それらの色彩が鮮烈だった。
ヒトラーの秘密基地<狼の巣>周辺の森は、針葉樹が立ち並び、マグリットの「白紙委任状」のようだった。
主人公・シュタウフェンベルク大佐のサイドは、クーデターを成功させるべく、幾つかの書類を、あたかも「白紙委任状」の如く作成したり、偽造する。
クーデターは、<ヒトラー暗殺>の一言で括ると簡単だが、それにはとどまらず、その後に、付随する幾つもの状況があり、その中でも、情報統制、そしてそれによる軍隊の掌握が必要不可欠であった。
情報機構…、電信電話局は抑え、それにより、軍隊も動かせた。
クーデターは成功しかけた。
しかし、それを起こすのは容易いが、いざ行動を起こすのが難しい<ヒトラー暗殺>、それ自体が失敗しており、クーデター作戦は、崩れ去っていく。
それこそ、マグリットの「白紙委任状」の如く、状況は一変した。
◇
そもそも、史実とされるものには、ヒトラーが暗殺で死んだと言う話はなく、作品上のクーデター作戦が悲劇に終わるのは分かっている。
だから…、なのかも知れないが、観ているこちらは、娯楽として楽しみつつも、心を妙に不安定な気分にさせられ、サスペンスが高まる。
結末までの2時間、ドキドキさせられ続け、観終えた後も、それが持続してしまう。
主演のトム・クルーズには、正直、アンハッピーエンドが似合わない。
この作品、脇役が実に見事な渋い演技をかましてくれる。
30人近い人物が出てくるが、そのいずれもが素晴らしい。
トム・クルーズも演技はうまい。
しかし、彼の、生まれながらの、ホモにも見えるほどの明朗快活なフェイスは、この作品にはそぐわない。
だから、妻との別れのキスシーンで、トム・クルーズをずっと後ろ向きにさせて、奥さんの表情だけで、別れの切なさを描いたのは成功だと思う。
◇
大佐の副官を演じた男(ジェイミー・パーカー)は、大佐に殉じる男として、かっこいい、いわゆる「おいしい役どころ」だったと思う。
私は、『レッド・オクトーバーを追え!』のサム・ニールと言い、上官に忠実な副官に弱い^^;
◇
後、大佐の娘役をやった幼女!
激烈に可愛い!!!
この子の可愛さは、天使さえも凌駕している。
・・・超天使。
でも、出番が、予告編で見たと同じ程度しかないのが悲しかった・・・。
誰か、画像を手に入れてくれ。
軍帽をかぶって敬礼しているカットがメチャ可愛い!!!
(2009/03/20)
☆既報[MOVIX昭島への文句(映画『マダガスカル2』を観た)]でお知らせした話についてだが、
<MOVIX昭島>の女性支配人より、丁寧なメールを頂いた。
くだんの件についての、行き届いた謝罪の文章だ。
「会ってお話したい」とのことだったが、多くいたお客さんの、私にだけ謝ってもらうってのも、私が代表できる問題でもなく、それでは私が偉そう過ぎるし^^;
また、私は、<MOVIX昭島>から、これまでの映画館にはない恩恵を受けているので、映画館側に今回の問題の認識・対策さえしてもらえればいいのであるからして、改めての謝罪など無用だし、もちろん、無料招待券などいらないのだ。
色んな思い出があるのだ<MOVIX昭島>には!
例えば、『ラブ☆コン』と言う映画のレイトショーを観たときには、客が私一人だけで、従業員の女の子の前説(?)が私一人だけに向けられたのが恥ずかしくも嬉しかったし、
ウォシュレットの壊れた我が家からウンコを我慢して、<MOVIX昭島>のトイレで用を足したこともある。
また、一回12ポイント貰えて、60ポイント溜まると、チケット(1800円)一回がただになるのだが、
何故かイベントが二つ重なって、ポイントが二倍デーと、1コイン(500円)鑑賞で『ゲゲゲの鬼太郎』を甥や姪と5人で観た・・・、
つまり、5人×(12ポイント×2倍)で、120ポイントを稼ぎ、
5人×500円=2500円の出費で、120ポイント=映画二回分(1800円×2回分=3600円)と言う、非常にお得な体験もさせてもらっていた。
更に、<MOVIX昭島>は、近くの<イオンモール日の出>の<ワーナーマイカル日の出>に比べ、封切り作品本数が多いので、私の映画ライフにはなくてはならない存在なのである。
また、<ワーナーマイカル日の出>のトイレにはウォシュレットが付いていないのだ。
つまり、仮に、今回の問題で、私が<MOVIX昭島>に行かなくなれば、困るのは私なのである^^;
てな訳で、今回の件は終わりっちゅうことで!!
◇
・・・ただ、今回の音響設備のアクシデントの原因は知りたくて、問うた。
どうやら、純粋に機械の不調であるらしかった。
めったにない状況に、私は偶然、『20世紀少年・第2章』『マダガスカル2』と立て続けに遭遇してしまったらしい。
つまり、ビンゴ!
◇
(以下、妄想ギャグ)
・・・しかし、女性支配人である・・・^^;
私とて、男である。
そんなに謝罪したいのならば、私とて、考えがある。
そう、<身体で謝罪>してもらっても構わないのである、フフフ・・・^^;
「えっ・・・? ああ、そんな・・・」
女性支配人は、スーツに隠された、その豊満な肢体をよじらせる。
「おっと、断るのかい? となると、あんたの謝罪とやらは口先だけのコトだって訳だ」
「い、いえ、そんなことは・・・」
「ほお、ならば、OKってことだな・・・」
「は、はい・・・」
てな訳で、夜は更けていく・・・。
◇
・・・と、ギャグで締めくくろうと思ったら、<MOVIX昭島>のホームページに、「映画館マネージャー募集」の求人が!!!
おいおい、もし、今回の件で「女性支配人」が辞めちゃうんであれば、それは堪忍して欲しい。
こんなんで、いちいち、この不況下(に限らないが)に仕事を辞めていたら、どんな仕事も続かなくなっちゃうぞ!
こういったアクシデントは、今後の糧にしてこそ、社会人として成長できるんだと思うぞ!
辞めてはいかん!
◇
今日は休日で、金曜封切りの映画ばかりだ。
おまけに、<MOVIXデー>だ。
映画館はメチャ混みだろう。
頑張って仕事して下さい。
PS:バイトの娘で、高橋真麻クリソツの人がいますよね^^;
(2009/03/20)
<MOVIX昭島>の女性支配人より、丁寧なメールを頂いた。
くだんの件についての、行き届いた謝罪の文章だ。
「会ってお話したい」とのことだったが、多くいたお客さんの、私にだけ謝ってもらうってのも、私が代表できる問題でもなく、それでは私が偉そう過ぎるし^^;
また、私は、<MOVIX昭島>から、これまでの映画館にはない恩恵を受けているので、映画館側に今回の問題の認識・対策さえしてもらえればいいのであるからして、改めての謝罪など無用だし、もちろん、無料招待券などいらないのだ。
色んな思い出があるのだ<MOVIX昭島>には!
例えば、『ラブ☆コン』と言う映画のレイトショーを観たときには、客が私一人だけで、従業員の女の子の前説(?)が私一人だけに向けられたのが恥ずかしくも嬉しかったし、
ウォシュレットの壊れた我が家からウンコを我慢して、<MOVIX昭島>のトイレで用を足したこともある。
また、一回12ポイント貰えて、60ポイント溜まると、チケット(1800円)一回がただになるのだが、
何故かイベントが二つ重なって、ポイントが二倍デーと、1コイン(500円)鑑賞で『ゲゲゲの鬼太郎』を甥や姪と5人で観た・・・、
つまり、5人×(12ポイント×2倍)で、120ポイントを稼ぎ、
5人×500円=2500円の出費で、120ポイント=映画二回分(1800円×2回分=3600円)と言う、非常にお得な体験もさせてもらっていた。
更に、<MOVIX昭島>は、近くの<イオンモール日の出>の<ワーナーマイカル日の出>に比べ、封切り作品本数が多いので、私の映画ライフにはなくてはならない存在なのである。
また、<ワーナーマイカル日の出>のトイレにはウォシュレットが付いていないのだ。
つまり、仮に、今回の問題で、私が<MOVIX昭島>に行かなくなれば、困るのは私なのである^^;
てな訳で、今回の件は終わりっちゅうことで!!
◇
・・・ただ、今回の音響設備のアクシデントの原因は知りたくて、問うた。
どうやら、純粋に機械の不調であるらしかった。
めったにない状況に、私は偶然、『20世紀少年・第2章』『マダガスカル2』と立て続けに遭遇してしまったらしい。
つまり、ビンゴ!
◇
(以下、妄想ギャグ)
・・・しかし、女性支配人である・・・^^;
私とて、男である。
そんなに謝罪したいのならば、私とて、考えがある。
そう、<身体で謝罪>してもらっても構わないのである、フフフ・・・^^;
「えっ・・・? ああ、そんな・・・」
女性支配人は、スーツに隠された、その豊満な肢体をよじらせる。
「おっと、断るのかい? となると、あんたの謝罪とやらは口先だけのコトだって訳だ」
「い、いえ、そんなことは・・・」
「ほお、ならば、OKってことだな・・・」
「は、はい・・・」
てな訳で、夜は更けていく・・・。
◇
・・・と、ギャグで締めくくろうと思ったら、<MOVIX昭島>のホームページに、「映画館マネージャー募集」の求人が!!!
おいおい、もし、今回の件で「女性支配人」が辞めちゃうんであれば、それは堪忍して欲しい。
こんなんで、いちいち、この不況下(に限らないが)に仕事を辞めていたら、どんな仕事も続かなくなっちゃうぞ!
こういったアクシデントは、今後の糧にしてこそ、社会人として成長できるんだと思うぞ!
辞めてはいかん!
◇
今日は休日で、金曜封切りの映画ばかりだ。
おまけに、<MOVIXデー>だ。
映画館はメチャ混みだろう。
頑張って仕事して下さい。
PS:バイトの娘で、高橋真麻クリソツの人がいますよね^^;
(2009/03/20)
☆驚いた。
佳作の「マダガスカル」(クリック!)を十倍は超えた面白さの傑作続編であった。
・・・が、その感想は置いといて、先ず、<MOVIX昭島>に文句を言いたい。
◇
このシネコンには12のスクリーンがある。
そのスクリーン1には、その時期の売れ筋の作品が上映される。
『20世紀少年・第2章』もそうであった。
で、その上映時に起こった音響設備の不備についても書いた。
(参照)[映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望 』を観た] クリック!
さて、6週間振りに、私は、このスクリーン1にて、『マダガスカル2』を観た。
そしたら、やはり、音響がこもっていたのだ。
一分間ぐらいのタームで、音が正常に戻ったり、こもったりを繰り返す。
画面では、オープニングの、アフリカのライオン<アレックス>の生い立ちが語られていた。
重要なシーンだ。
しかし、…いや、だからこそ、私は怒った。
そのまま、客席を横切り、館外に出た。
私は、甥っ子一人と姪っ子二人を連れて観に来ていたのだが、「?」顔の甥姪を置いて館外に出た。
館外には、<MOVIX>のバイトとは違う制服の女の人がいた。
おそらく、バイトのチーフなのだろう。
私は冷静に、でも語気を荒げて言った。
「音響がおかしいです。『20世紀少年』の頃から、ずーっとおかしいですよ。これは大問題ですよ。支配人に言っておいてください!」
すると、この女の人は、既に、誰かに言われた後らしく、困った顔をしていた。
私は、正直、ブン殴りたいくらい怒っていたのだが、私のほかに正常な思考をもった人物がいたことに感心し、その場は引き下がった。
この映画は、紛れもない傑作であった。
だからこそ、序盤の音響効果の不備が許せなかった。
異常に密度の濃い映画で、映像、物語、個々のキャラのアニメ上の演技、全てが素晴らしかった。
特に、セリフの掛け合いにおいて、ハイスピードでありながら、見事な「間」があった。
そんな中で、掛け合いの妙を楽しむためには、こちらも、スピーディーな会話を瞬時に理解しなくてはならなかった。
それでこそ、高度なギャグについていけるのだ。
だが、その音がこもっているのである。
映画の鑑賞が台無しなのである。
音楽好きな人なら、音響効果の大切さが分かるだろう。
素晴らしいダンスミュージックの作品なのである。
・・・物語が抜群に優れていたので、この、<MOVIX昭島>の怠慢経営は許し難かった。
あまりにも悔しいので、感想は、他の映画館で、もう一度、しかも吹き替えでなく、字幕スーパー版で再観してから記させて頂く。
◇
私は、てっきり、上映後、スクリーン1の館外では、支配人が謝罪に現れ、無料招待券でも配るものと思っていたのだが、観客のクレームはスルーされた。
おそらく、このスクリーン1では繰り返されていることなのだと思う。
憤懣やるかたない!
PS.こちらが決着篇だよ!
[<MOVIX昭島>音響設備の話の決着、そして…]
(2009/03/15)
佳作の「マダガスカル」(クリック!)を十倍は超えた面白さの傑作続編であった。
・・・が、その感想は置いといて、先ず、<MOVIX昭島>に文句を言いたい。
◇
このシネコンには12のスクリーンがある。
そのスクリーン1には、その時期の売れ筋の作品が上映される。
『20世紀少年・第2章』もそうであった。
で、その上映時に起こった音響設備の不備についても書いた。
(参照)[映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望 』を観た] クリック!
さて、6週間振りに、私は、このスクリーン1にて、『マダガスカル2』を観た。
そしたら、やはり、音響がこもっていたのだ。
一分間ぐらいのタームで、音が正常に戻ったり、こもったりを繰り返す。
画面では、オープニングの、アフリカのライオン<アレックス>の生い立ちが語られていた。
重要なシーンだ。
しかし、…いや、だからこそ、私は怒った。
そのまま、客席を横切り、館外に出た。
私は、甥っ子一人と姪っ子二人を連れて観に来ていたのだが、「?」顔の甥姪を置いて館外に出た。
館外には、<MOVIX>のバイトとは違う制服の女の人がいた。
おそらく、バイトのチーフなのだろう。
私は冷静に、でも語気を荒げて言った。
「音響がおかしいです。『20世紀少年』の頃から、ずーっとおかしいですよ。これは大問題ですよ。支配人に言っておいてください!」
すると、この女の人は、既に、誰かに言われた後らしく、困った顔をしていた。
私は、正直、ブン殴りたいくらい怒っていたのだが、私のほかに正常な思考をもった人物がいたことに感心し、その場は引き下がった。
この映画は、紛れもない傑作であった。
だからこそ、序盤の音響効果の不備が許せなかった。
異常に密度の濃い映画で、映像、物語、個々のキャラのアニメ上の演技、全てが素晴らしかった。
特に、セリフの掛け合いにおいて、ハイスピードでありながら、見事な「間」があった。
そんな中で、掛け合いの妙を楽しむためには、こちらも、スピーディーな会話を瞬時に理解しなくてはならなかった。
それでこそ、高度なギャグについていけるのだ。
だが、その音がこもっているのである。
映画の鑑賞が台無しなのである。
音楽好きな人なら、音響効果の大切さが分かるだろう。
素晴らしいダンスミュージックの作品なのである。
・・・物語が抜群に優れていたので、この、<MOVIX昭島>の怠慢経営は許し難かった。
あまりにも悔しいので、感想は、他の映画館で、もう一度、しかも吹き替えでなく、字幕スーパー版で再観してから記させて頂く。
◇
私は、てっきり、上映後、スクリーン1の館外では、支配人が謝罪に現れ、無料招待券でも配るものと思っていたのだが、観客のクレームはスルーされた。
おそらく、このスクリーン1では繰り返されていることなのだと思う。
憤懣やるかたない!
PS.こちらが決着篇だよ!
[<MOVIX昭島>音響設備の話の決着、そして…]
(2009/03/15)
☆横浜の講演会での休憩時間・・・。
私は、「・・・蘭さんですか?」と、とある方に話しかけられた。
私は、ブログも現実の一部として、平気でプライベートの話や顔写真を曝しているので可能性は常にあるのだが、こうして見知らぬ人に話しかけられるのは、ちょいと苦手だ。
結構、歯に衣着せぬ発言ばかりしているので、刺される可能性さえ少なくない、・・・いやマジで。
私が訝し気に頷くと、その人は安堵した表情で微笑んだ。
「この講演会は面白いですね。でも、私は、蘭さんに会いに来たんですよ。私は、この県のI社で派遣をやっている者でして、蘭さんが、ブログでI社を攻撃し続けていたので、楽しんで読んでいたんですよ」
「・・・ああ、そちらの問題のほうでしたか^^」
私に会いたいという方は、大体、私が攻撃している似非保守組織「新しい歴史教科書をつくる会」か、劣悪人材派遣会社「I社」に絡んでいる人物と相場が決まっていた。
この二つの組織に対しての私の言論は、神懸り的に効果を発し、時代の流れもあり、両者、ほぼ壊滅状態にある・・・。
「蘭さんが、この講演会の宣伝をブログにしていましたんで、地元でもあるし、きっと会えると思ってきたのです。・・・なんで、I社を攻撃していたブログは消えてしまったのですか?」
「う~ん、新しい歴史教科書をつくる会は、統一教会に取り込まれてしまい、そこで雇われた弁護士は、統一教会絡みの裁判を経験し、私のような者のブログを消し去る法律上の手練手管に慣れているんだよ。・・・でも、心配しないで、俺は嘘は一切書いていない」
「面白おかしく書かれていましたが、ええ、はい、それは読んでて分かりましたよ^^」
「何でも分かっちゃうんだね。若いんだろ?」
「ええ、○○歳です」
「ほお^^ でもね、俺は、あのブログが消えてしまって、良かったと思っているんだよ」
「なんでですか?」
「だって、俺は、あまりにも、自分の情けない状況を書き過ぎたからね」
「でも、面白かったですよ」
「うん、俺も書いてて面白かったけど^^; ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
◇
・・・私が経験した、二つの戦いは、どちらも「人格犯罪」の糾弾であった。
多くの言論者は、議論をする時、相手の主張と人格は別だと言う。
今回の講演会の登壇者である兵頭二十八氏も、田母神俊雄氏の論文を批判する中で、その人格を否定している訳ではない、と言っていた。
しかし、私の考えは違う。
世の中の批判に値する人間の言動は、ほとんど、その人格に左右される。
もちろん、違うケースもある。
だが、私が戦うのは、「人格犯罪」に対してのみである。
「新しい歴史教科書をつくる会」は、その中心人物の異常な人格に保守思想が完全に歪まされていた。
そして、人材派遣会社大手のI社も、時代の歪みから、その会社システムが歪み、そこで働く者の精神も歪み、それらが、関係者双方にフィードバックを繰り返し、もはや、真っ当な人間が働く場所ではなくなっていた。
・・・具体性がなくてすいません。
「つくる会」についても、「I社」についても、そのうち、過去に書いた文章が完全に復活しますから、その時に、また、報告します^^
◇
・・・「・・・ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
「はい。神奈川のI社の現状をお教えしようかと・・・」
「でも、今の俺は、詳しくは書けないぞ。知ってのとおり、多くの人に読んでもらえる内容のブログをやっているんだから」
「ええ、私の話の内容を聞いて、蘭さん個人が満足してくれたら、それでいいのです^^」
・・・そして、休憩時間の短い間に、その方は出来る限り話してくれた。
あまりに具体的な名前が飛び交うので、ここに詳しくは書けない。
簡単に書けば、
今、I社内ではリストラの嵐が吹き荒れていて、社員の給料は軒並み減給となっているとのこと。
そして、その方の派遣社員としての給料も、営業から頭ごなしに減給させられたそうである(注:このエントリーを読んで、本人から連絡あり、これから減給される模様、実行された場合、然るべき所に相談に行くとのこと)。
I社、…に限らず、派遣会社全般なんだろうが、凋落の一途を辿っている。
◇
その人は、用事があって、講演会の後半は聞いていけないのだそうだ。
私は、その人とアドレスの交換をして別れた。
(2009/03/14)
私は、「・・・蘭さんですか?」と、とある方に話しかけられた。
私は、ブログも現実の一部として、平気でプライベートの話や顔写真を曝しているので可能性は常にあるのだが、こうして見知らぬ人に話しかけられるのは、ちょいと苦手だ。
結構、歯に衣着せぬ発言ばかりしているので、刺される可能性さえ少なくない、・・・いやマジで。
私が訝し気に頷くと、その人は安堵した表情で微笑んだ。
「この講演会は面白いですね。でも、私は、蘭さんに会いに来たんですよ。私は、この県のI社で派遣をやっている者でして、蘭さんが、ブログでI社を攻撃し続けていたので、楽しんで読んでいたんですよ」
「・・・ああ、そちらの問題のほうでしたか^^」
私に会いたいという方は、大体、私が攻撃している似非保守組織「新しい歴史教科書をつくる会」か、劣悪人材派遣会社「I社」に絡んでいる人物と相場が決まっていた。
この二つの組織に対しての私の言論は、神懸り的に効果を発し、時代の流れもあり、両者、ほぼ壊滅状態にある・・・。
「蘭さんが、この講演会の宣伝をブログにしていましたんで、地元でもあるし、きっと会えると思ってきたのです。・・・なんで、I社を攻撃していたブログは消えてしまったのですか?」
「う~ん、新しい歴史教科書をつくる会は、統一教会に取り込まれてしまい、そこで雇われた弁護士は、統一教会絡みの裁判を経験し、私のような者のブログを消し去る法律上の手練手管に慣れているんだよ。・・・でも、心配しないで、俺は嘘は一切書いていない」
「面白おかしく書かれていましたが、ええ、はい、それは読んでて分かりましたよ^^」
「何でも分かっちゃうんだね。若いんだろ?」
「ええ、○○歳です」
「ほお^^ でもね、俺は、あのブログが消えてしまって、良かったと思っているんだよ」
「なんでですか?」
「だって、俺は、あまりにも、自分の情けない状況を書き過ぎたからね」
「でも、面白かったですよ」
「うん、俺も書いてて面白かったけど^^; ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
◇
・・・私が経験した、二つの戦いは、どちらも「人格犯罪」の糾弾であった。
多くの言論者は、議論をする時、相手の主張と人格は別だと言う。
今回の講演会の登壇者である兵頭二十八氏も、田母神俊雄氏の論文を批判する中で、その人格を否定している訳ではない、と言っていた。
しかし、私の考えは違う。
世の中の批判に値する人間の言動は、ほとんど、その人格に左右される。
もちろん、違うケースもある。
だが、私が戦うのは、「人格犯罪」に対してのみである。
「新しい歴史教科書をつくる会」は、その中心人物の異常な人格に保守思想が完全に歪まされていた。
そして、人材派遣会社大手のI社も、時代の歪みから、その会社システムが歪み、そこで働く者の精神も歪み、それらが、関係者双方にフィードバックを繰り返し、もはや、真っ当な人間が働く場所ではなくなっていた。
・・・具体性がなくてすいません。
「つくる会」についても、「I社」についても、そのうち、過去に書いた文章が完全に復活しますから、その時に、また、報告します^^
◇
・・・「・・・ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
「はい。神奈川のI社の現状をお教えしようかと・・・」
「でも、今の俺は、詳しくは書けないぞ。知ってのとおり、多くの人に読んでもらえる内容のブログをやっているんだから」
「ええ、私の話の内容を聞いて、蘭さん個人が満足してくれたら、それでいいのです^^」
・・・そして、休憩時間の短い間に、その方は出来る限り話してくれた。
あまりに具体的な名前が飛び交うので、ここに詳しくは書けない。
簡単に書けば、
今、I社内ではリストラの嵐が吹き荒れていて、社員の給料は軒並み減給となっているとのこと。
そして、その方の派遣社員としての給料も、営業から頭ごなしに減給させられたそうである(注:このエントリーを読んで、本人から連絡あり、これから減給される模様、実行された場合、然るべき所に相談に行くとのこと)。
I社、…に限らず、派遣会社全般なんだろうが、凋落の一途を辿っている。
◇
その人は、用事があって、講演会の後半は聞いていけないのだそうだ。
私は、その人とアドレスの交換をして別れた。
(2009/03/14)
☆いきつけの映画館<MOVIX昭島>では、明日から公開の『マダガスカル2』の復習企画として『マダガスカル(一作目)』を、料金1コイン(500円玉)で上映していた。
休みなので、朝から『ヤッターマン』と立て続けに観ようと思ったのだが、寝坊したので、こちらだけ観た^^;
面白かったが、深みはなかった。
そこが、ドリームワークスの、PIXER作品との違いなのだと思う。
ただ、私は吹き替えで見たのだが、これがオリジナルの字幕スーパー版で見たら、その音楽性が心に強烈に刻み込まれたかもしれない。
◇
・・・ただ、このニューヨークの動物園で日々のルーチンをこなす4匹が、冒険をしたい、違う世界を見たい、と旅立つ気持ちは、学生であってもサラリーマンであっても、共感できる点かもしれない。
美しい色に彩られたマダガスカルの自然は、それだけで爽快だ。
◇
アメリカ人は、アニメの主人公たちに、あまり強烈な個性を付加しない。
だから、主人公たち4人にはあまり引っ掛かりがないのだが、私は、「ペンギン小隊」の面々や、密林のメガネ猿の集団のマスコットのチビには笑わせられた^^
よく悪ガキどもが、なにかうまくいった時、ハイタッチをするが、そんなノリで、ペンギン軍団4人が向き合ってハイタッチしまくる様は良かったし、
チビが、笑えない状況で、「ニヒ^^」ととりあえず愛想笑いするのも良い^^
こいつらは、「2」には出そうにない。
◇
この物語で、凄いなと感心したのが、動物の友情物語なのに、「弱肉強食」から逃げていないことである。
主人公のライオン・アレックスは、マダガスカルの自然の中で野生を取り戻し、動物園で貰っていた餌とはことなる「餌の手に入れ方」に目覚める。
そんなアレックスから距離を置いた他の草食動物は、密林を彷徨うのだが、目の前の小動物が、蛇や鷲、ワニに食われる様を、コメディタッチで目の当りにする。
これぞ、アメリカの子供用アニメ的なリアリズムだと感服した。
これでシリーズ二作目が楽しみになったが、でも、おそらく、上記のようなこだわりは、次作では描かれないと思う。
動物アニメで、かような問題を追及し続けたら、ドラマツルギーが崩壊しちゃうだろうからだ。
(2009/03/13)
休みなので、朝から『ヤッターマン』と立て続けに観ようと思ったのだが、寝坊したので、こちらだけ観た^^;
面白かったが、深みはなかった。
そこが、ドリームワークスの、PIXER作品との違いなのだと思う。
ただ、私は吹き替えで見たのだが、これがオリジナルの字幕スーパー版で見たら、その音楽性が心に強烈に刻み込まれたかもしれない。
◇
・・・ただ、このニューヨークの動物園で日々のルーチンをこなす4匹が、冒険をしたい、違う世界を見たい、と旅立つ気持ちは、学生であってもサラリーマンであっても、共感できる点かもしれない。
美しい色に彩られたマダガスカルの自然は、それだけで爽快だ。
◇
アメリカ人は、アニメの主人公たちに、あまり強烈な個性を付加しない。
だから、主人公たち4人にはあまり引っ掛かりがないのだが、私は、「ペンギン小隊」の面々や、密林のメガネ猿の集団のマスコットのチビには笑わせられた^^
よく悪ガキどもが、なにかうまくいった時、ハイタッチをするが、そんなノリで、ペンギン軍団4人が向き合ってハイタッチしまくる様は良かったし、
チビが、笑えない状況で、「ニヒ^^」ととりあえず愛想笑いするのも良い^^
こいつらは、「2」には出そうにない。
◇
この物語で、凄いなと感心したのが、動物の友情物語なのに、「弱肉強食」から逃げていないことである。
主人公のライオン・アレックスは、マダガスカルの自然の中で野生を取り戻し、動物園で貰っていた餌とはことなる「餌の手に入れ方」に目覚める。
そんなアレックスから距離を置いた他の草食動物は、密林を彷徨うのだが、目の前の小動物が、蛇や鷲、ワニに食われる様を、コメディタッチで目の当りにする。
これぞ、アメリカの子供用アニメ的なリアリズムだと感服した。
これでシリーズ二作目が楽しみになったが、でも、おそらく、上記のようなこだわりは、次作では描かれないと思う。
動物アニメで、かような問題を追及し続けたら、ドラマツルギーが崩壊しちゃうだろうからだ。
(2009/03/13)
☆済州島買収発言 小沢氏「そんなこと言ってません」(朝日新聞) - goo ニュース
・・・いや、言ったでしょうよ^^;
産経新聞で、《【民主党解剖】第1部 政権のかたち》という連載をしているのだが、その第一回 <(1)「小沢首相」は大丈夫か(2009.3.2 00:04)>の書き出しはこうはじまっている。
この記事は、西松建設収賄発覚や『「済州島買っちまえ」発言』が発覚する前に連載がはじまっている。
〔・・・2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。
「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
日本人の人権と日本の主権を蹂躙(じゅうりん)した北朝鮮の犯罪をカネで決着させる-。あまりにもドライな小沢発言は、当然のごとく、箝口(かんこう)令が敷かれた。
外交・安全保障をめぐる小沢の「危うさ」が露呈し始めている。・・・〕
・・・外交・安全保障の問題だけではなく、小沢の、その短絡的なホリエモン的な銭カネ発想が問題なのである。
そういった倣岸不遜な浅はかさが、日本人の目には、もっとも醜悪に見える観点である。
小沢のような男は、それこそ「核武装」でも声高に叫べば、大衆は魅かれてしかるべきだが、妙に左翼的なクリーン発言をして、だけども、結局は、自分もそうだから、他人も「守銭奴」に違いないと言う下劣な発想を露呈させる。
西松建設収賄事件は、こんな小沢一郎の人格の帰結である。
(2009/03/13)
・・・いや、言ったでしょうよ^^;
産経新聞で、《【民主党解剖】第1部 政権のかたち》という連載をしているのだが、その第一回 <(1)「小沢首相」は大丈夫か(2009.3.2 00:04)>の書き出しはこうはじまっている。
この記事は、西松建設収賄発覚や『「済州島買っちまえ」発言』が発覚する前に連載がはじまっている。
〔・・・2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。
「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
日本人の人権と日本の主権を蹂躙(じゅうりん)した北朝鮮の犯罪をカネで決着させる-。あまりにもドライな小沢発言は、当然のごとく、箝口(かんこう)令が敷かれた。
外交・安全保障をめぐる小沢の「危うさ」が露呈し始めている。・・・〕
・・・外交・安全保障の問題だけではなく、小沢の、その短絡的なホリエモン的な銭カネ発想が問題なのである。
そういった倣岸不遜な浅はかさが、日本人の目には、もっとも醜悪に見える観点である。
小沢のような男は、それこそ「核武装」でも声高に叫べば、大衆は魅かれてしかるべきだが、妙に左翼的なクリーン発言をして、だけども、結局は、自分もそうだから、他人も「守銭奴」に違いないと言う下劣な発想を露呈させる。
西松建設収賄事件は、こんな小沢一郎の人格の帰結である。
(2009/03/13)
☆ありゃま、続けようと思ったら、[You Tuve]に講演会のアップがされていた。
どうぞ、Go・To・See!!
てな訳で、この講演会報告(2009年3月7日)は、もう一回、感想を書いて終える。
◇
(1)兵頭二十八in横浜 テーマ1 #1 田母神論文で日本核武装不可能
(2)兵頭二十八in横浜 テーマ1 #2 田母神論文で日本核武装不可能
(3)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #1 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(4)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #2 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(5)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #3 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(6)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #4 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(7)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #5 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(8)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #6 日本はロボット無人兵器を開発すべきだ
(9)兵頭二十八 横浜講演会テーマ3 小型特殊で高齢化・交通・農業を変えよ
(10)兵頭二十八 横浜講演会テーマ4 護衛艦に無人ハイテク装備を使え
(11)兵頭二十八 横浜講演会テーマ5 ロボットが知性を獲得する日は来るか
(12)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #1 一問一答
(13)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #2 一問一答
(14)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #3 一問一答
(15)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #4 一問一答
(16)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #5 一問一答 <終>
(おまけ)
兵頭二十八「いまなぜ核武装が必要か」講演ダイジェスト
◇
幾つか、気になる点があるので、次回の感想では、そのことについて書きたい。
全長200㍍の巨大ロボ「イデオン」が、全高3メートルの兵器「ジョング」群に翻弄される図。
この画像、ネット上になくて、自室を必死で探して、映画版パンフレットから取り込んでみました。
画像が悪くて、スマソ^^;
でも、兵頭軍師の「スウォーム(羽虫)」兵器から連想したものです。
最近の映画『地球が静止する日』にも、「文明を喰う虫」として<スウォーム(羽虫)>兵器が出てきてましたな^^
(2008/03/13)
どうぞ、Go・To・See!!
てな訳で、この講演会報告(2009年3月7日)は、もう一回、感想を書いて終える。
◇
(1)兵頭二十八in横浜 テーマ1 #1 田母神論文で日本核武装不可能
(2)兵頭二十八in横浜 テーマ1 #2 田母神論文で日本核武装不可能
(3)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #1 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(4)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #2 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(5)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #3 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(6)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #4 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(7)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #5 日本はロボット無人兵器を開発せよ
(8)兵頭二十八 横浜講演会テーマ2 #6 日本はロボット無人兵器を開発すべきだ
(9)兵頭二十八 横浜講演会テーマ3 小型特殊で高齢化・交通・農業を変えよ
(10)兵頭二十八 横浜講演会テーマ4 護衛艦に無人ハイテク装備を使え
(11)兵頭二十八 横浜講演会テーマ5 ロボットが知性を獲得する日は来るか
(12)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #1 一問一答
(13)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #2 一問一答
(14)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #3 一問一答
(15)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #4 一問一答
(16)兵頭二十八 横浜講演会テーマ6 #5 一問一答 <終>
(おまけ)
兵頭二十八「いまなぜ核武装が必要か」講演ダイジェスト
◇
幾つか、気になる点があるので、次回の感想では、そのことについて書きたい。
全長200㍍の巨大ロボ「イデオン」が、全高3メートルの兵器「ジョング」群に翻弄される図。
この画像、ネット上になくて、自室を必死で探して、映画版パンフレットから取り込んでみました。
画像が悪くて、スマソ^^;
でも、兵頭軍師の「スウォーム(羽虫)」兵器から連想したものです。
最近の映画『地球が静止する日』にも、「文明を喰う虫」として<スウォーム(羽虫)>兵器が出てきてましたな^^
(2008/03/13)
☆私が最も美しいと思う女優は、ナスターシャ・キンスキーであるが、
この作品の主人公クレアを演じたアン・ハサウェイも、かなりの美貌だ。
でも、その美しすぎる大きな瞳が、顔の中でバランスを崩している感じもある。
この作品は、堅実な作りをした、シャマラン監督作品のような1アイディア映画だが、恐ろしいほど、記憶に残らない。
「いい作品だったなあ」と思って、映画館を出るのだが、なんとも、鑑賞後感が希薄なのだった。
観ている間中、どうも、アン・ハサウェイの瞳が気になって気になって、なんか多くのことを連想してしまい、物語が不条理感たっぷりに進行していくので、フワフワした気分の鑑賞になってしまうのだった^^;
・・・物語は、大航空機事故の生き残り5人を担当するセラピストのお話だ。
生存者のPTSDを解消すべくカウンセリングを続けていくのだが、微妙に変な人物が周囲を跋扈し、つじつまは合うのだが、解せない現象が彼女を襲う。
いちお、この作品は、大きなからくりに包まれているので、「ネタバレ」に躊躇ないことで有名な私には珍しいことなのだが、これ以上の言及を避ける。
が、二つだけ書かせて!
クレアに絡んでくる男がいるのだが、こいつは、ストーカーみたいに、美しいアン・ハサウェイにしつこい。
これだけやれば、アン・ハサウェイみたいな美女も口説けるのかよ、とも思うのだが、それは、その男が「ハンサム」だからであろう。
そのハンサムであるエリックだが、ハンサムであっても、そのしつこさが不気味だった。
私が同じことをしたら、もっと不気味だろう^^;
また、この二人ははじめて会ったとき、とある危難に遭遇し、その中にあって、見つめ合う。
クレアは、不安の中でエリックの言葉を信じて、見つめ合うのだ。
初めて会ったときのことなのに、その後の運命を暗示するかのごとく、クレアは、多くの感情を内に抱き、見つめる。
過去の一瞬が、物語全般を代表するのである。
いい表情だった。
(2009/02/12)
この作品の主人公クレアを演じたアン・ハサウェイも、かなりの美貌だ。
でも、その美しすぎる大きな瞳が、顔の中でバランスを崩している感じもある。
この作品は、堅実な作りをした、シャマラン監督作品のような1アイディア映画だが、恐ろしいほど、記憶に残らない。
「いい作品だったなあ」と思って、映画館を出るのだが、なんとも、鑑賞後感が希薄なのだった。
観ている間中、どうも、アン・ハサウェイの瞳が気になって気になって、なんか多くのことを連想してしまい、物語が不条理感たっぷりに進行していくので、フワフワした気分の鑑賞になってしまうのだった^^;
・・・物語は、大航空機事故の生き残り5人を担当するセラピストのお話だ。
生存者のPTSDを解消すべくカウンセリングを続けていくのだが、微妙に変な人物が周囲を跋扈し、つじつまは合うのだが、解せない現象が彼女を襲う。
いちお、この作品は、大きなからくりに包まれているので、「ネタバレ」に躊躇ないことで有名な私には珍しいことなのだが、これ以上の言及を避ける。
が、二つだけ書かせて!
クレアに絡んでくる男がいるのだが、こいつは、ストーカーみたいに、美しいアン・ハサウェイにしつこい。
これだけやれば、アン・ハサウェイみたいな美女も口説けるのかよ、とも思うのだが、それは、その男が「ハンサム」だからであろう。
そのハンサムであるエリックだが、ハンサムであっても、そのしつこさが不気味だった。
私が同じことをしたら、もっと不気味だろう^^;
また、この二人ははじめて会ったとき、とある危難に遭遇し、その中にあって、見つめ合う。
クレアは、不安の中でエリックの言葉を信じて、見つめ合うのだ。
初めて会ったときのことなのに、その後の運命を暗示するかのごとく、クレアは、多くの感情を内に抱き、見つめる。
過去の一瞬が、物語全般を代表するのである。
いい表情だった。
(2009/02/12)