『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[今年 観た映画(1)]

2020-01-23 10:26:25 | 新・物語の感想

☆・・・《今年 観た映画(1)》

『ジョジョ・ラビット』…ヒトラー政権下の、ナチス少年の物語。
最初、そのコメディチックな語り口に、なかなか物語に没入出来なかった。
だが、かくまわれていたユダヤの美少女が出てきた辺りから夢中になった。
                    …4.0

『イントゥ・ザ・スカイ:気球で未来を変えたふたり』…気球による最高度を目指す男女2人の物語。
上がって下がって、それだけで物語が持つのか? と思いきや、大アクション映画になっていた。
特にヒロインには、女主人公最大の負荷がかかっていた。
気球の素材のきしむ音は心地良い。
                    …4.5

『パラサイト:半地下の家族』…朝鮮人は理系分野でノーベル賞を取るのは難しいが、芸術分野で賞を取ることは出来る、が、私の持論。
それでも認めがたいが、この作品、かなり面白かった。
富豪一家を浸食していくパラサイト一家がスピーディーに描かれる。
絵画的に美しい構図が多数見られる。
                    …4.0

『カイジ:ファイナルゲーム』…原作にないオリジナルの話だが、なかなか安定の面白さ。
だけども、ゲーム設定に疑問が起こる。
ゲームじゃない、要は、お金を集めた方が価値じゃん。
それが、絶妙の均衡で、あたかも勝負になっているのがおかしい。
                    …3.0

『ジュマンジ:ネクストレベル 』…王道の娯楽作。
ドウェイン・ジョンソンは好きなアクション俳優(^.^)
                    …3.0

『ヒックとドラゴン:聖地への冒険』…1作目は大好きだったが、今回の、一族の基盤となる故郷を去る物語が、私には不安定感を与えてきて、どうも嫌だった。
ヒロインのアスティの魅力で乗り切った!
                    …3.0

『フォードvsフェラーリ』…面白かった。
ジャイアントキリングは、男のロマン!
                    …4.0

『リチャード・ジュエル』…作る映画が全て傑作のクリント・イーストウッド。
老いた母親と2人暮らしのちょっと変わったデブ息子(俺かよッ!^_^;)のテロ冤罪の物語。
何度か言ったかもだが、イーストウッドの語り口は、吉村昭の小説に似ている。
                    …4.0

『フィッシャーマンソング』…漁師たちの歌が、イギリスの民衆の心を打つ。
その、荒くれ者たちの立ち居振る舞いに、こっちはご機嫌になる。
娘役が美幼女でめんこかったぜ!
                    …4.0

                             (2020/01/23)

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[(緊急声明)ゴーンの犯罪逃亡から学び、美少女を救え!!]☆

2020-01-15 15:53:16 | 新・保守の一考

☆・・・なるべく短く書く。

 私の予測はほぼ100%当たるので注意喚起としておく。

 1・ゴーンの不法国外逃亡は、非常に悔しいことだ。

 プライベートジェットでの、無検査の楽器ケースの中に入っての脱出劇。

 東京都港区の自宅⇨レバノン入国・・・、所要時間17時間。

 2・ヤマハ楽器が、ゴーンの犯罪に影響されたお調子者や子供が音響ケースに入って遊ぶことの危険に、注意の声明を発表。

 3・映画『96時間』では、娘が人身売買の組織に誘拐され、中東の富豪の性奴隷にされるのが予想され、完全に情報が遮断されるリミットが96時間とのこと。

 家に誘拐犯に押し入られ、ひとまずベッドの下に隠れている娘からの電話を受けて、元スパイ役のリーアム・ニーソンが言うのだ。

 「電話をそのまま床に置くんだ。・・・お前は捕まるだろう。捕まるまでに、10秒ほどは、相手を見るチャンスがある。恐いかもしれないが、出来るだけ相手の情報をこっちに伝えるんだ!」

 4・私は不愉快になるので見ていないのだが、映画『闇の子供たち』では、少女を買春した男が、その少女をスーツケースにすっぽり入れてホテルにチェックイン、部屋に入り、そのスーツケースから少女を取り出すという生々しいシーンがあるという。

 5・北鮮による日本人拉致事件。

 横田めぐみちゃんは、工作船で半島に連れ去られた。

 6・ゴーンの不法逃亡を手伝った男らの報酬は幾らか? その大掛かりさと危険度を考えると数億円を貰わねば収支が合うまい。

 7・中東の大富豪が日本に滞在した時、ホテルなど、その世話人に女性を配置するのは危険と言われる。

 中東の王族が気まぐれに、その女性を手籠めにしたりするからだ。

 そして、小銭の様にお金を数千万とバラまき、その犯罪をなかったことにするのだそうだ。

 心の傷がお金で癒されない女性も多いだろう。

 8・(仮定)中東に限らず、大富豪が金に飽かして、美少女の誘拐を、誘拐組織に依頼したとする。

 富豪にとって数億円は、トイレの紙切れみたいなもの。

 しかし、請け負った者には、危険も良心も吹っ飛ぶ額だ。

 躊躇せず、楽器ケースに美少女を押し込み、プライベートジェットで連れ去るのだ。

 娘は、二度と親御さんに会うことはない。

 完全に消息を絶つ。

 ・・・ゴーンの逃亡は苦々しいことだが、ゴーンの逃亡によって、今後、国境を越えた不法人身移送には、当局の注意が厳しく向くだろう。

 少なくとも、私が不愉快になる事件はなくなって欲しい。

                           (2020/01/15)

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[「卒倒する釈由美子!!」の巻!]☆

2020-01-13 13:26:03 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・ちょいと時期を逸したけど、やっぱ、ちょっと面白いので、元日の番組「爆笑ヒットパレード」について、もう一つ記させていただく。

 番組内で、先のワールドカップにあやかり、ラガーシャツに着替えた芸人やタレントが身体能力を競うゲームをする。
 元日の朝から、ワールドカップ代表の稲垣、田中、福岡らも来ていた。
 いやはや、プロ化をにらんでの人気維持に、協会・指導者・チーム・選手総出で頑張っているのだそうだ。
 で、こんなゲームが行われた。
 二人のタレントがペアで、片方がラグビーボールをセットし(ティーに立てる)、もう一人が スタジオに作られたラグビーゴールにキックするというゲームだ。
 入りやすいゴールなので、入るのは前提で、外れると、キッカーではない セットしているほうの者の身体に仕込まれている器具が電気ビリビリになるというのだ。
 何組かがチャレンジし、芸人が電気ビリビリになる姿が笑いを誘っていた。
 そして、このチャレンジャーの中には、何故か、釈由美子がいた。
 相変わらず可愛いけど、「なんで釈?」の感は否めない^^;
 違和感がありありであった。
 後から調べるに、プロダクションを移籍したそうで、新年明けて心機一転、仕事を選ばずにバリバリ働くことにしたようだ。
 後から小恭ちゃんに聞いたら、釈由美子は結婚してるし子供もいるそうだ。
 だが、それなら尚更、きつい仕事だべ^_^;
 で、その釈由美子、始まる前から、電気ビリビリが怖くて、泣いているのである。
 だが、スタッフも、キッカーを丸山桂里奈にして、ビリビリを避けるようにしていた。
 丸山桂里奈ならば、サッカー女子元日本代表であり、ラグビーとの違いはあれど、キック達者ではあろう。
 しかし、釈由美子はシクシク泣いており、かくして、ゲームが始まり、1分間に何本入るかと言うスピード重視の、集中力を削がれる展開の中、丸山桂里奈、ゴールを外した。
 で、釈由美子、ビリビリになり、ギャン泣き!

 ・・・しかし、話は終わらない。
 せっかく日本代表がいるので、日本代表にもチャレンジして貰いましょう、となった。
 局アナが言った。
「せっかく、釈さんがビリビリ器具をつけているので、そのままやってもらいましょう」
 更に泣く釈由美子。
 芸人の一人が「ひでぇアナだ!」と叫ぶ。
 まあ、それはなくなり、結局、別のビリビリ器具を「笑わない男・稲垣」が装着し、福岡がキックにチャレンジする。
 だが、名キッカー福岡とて、その矢継ぎ早に、距離も違うし、スタジオ内だし、勝手も違うし、・・・外す。
 稲垣が身をよじって、ビリビリに苦しむ。
 ・・・と、その背後で、釈由美子がバターンと倒れた。
 釈由美子のビリビリ器具のスイッチ、ONのままだったのだ・・・!

 (注)…釈由美子の泣いている写真は、釈ブログの画面撮りっス(^.^)

                    (2019/01/13)

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[ダニエラ・ビアンキ]☆

2020-01-11 15:57:03 | 新・ふと思う

☆・・・昨日、宴会準備で早めに店に入り、
 テレ東で「007:ロシアより愛をこめて」が放送されていたので、見ながら準備した。
 しかし、つくづく、今作のボンドガール、ダニエラ・ビアンキは美しい。
 内容も傑作だけど、57年前の作品だぜ、にもかかわらず、この女優を超える美人は、ちょいと頭に浮かばない(^.^)

                          (2020/01/11)

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[『見直す気もない2つのハプニング!』の巻!^^;]☆

2020-01-08 09:34:40 | 新・まあまあ楽しい話

☆・・・新年あけて1週間が経ったが、あたいは、録画していた元旦のバラエティ番組などを見て、しばし正月気分を味わうのだった。

フジ元日 朝からの7時間近くの生放送「爆笑ヒットパレード」を見ていたら、始まって一時間ほどで2つの事件が起こった。

①Youtuberのフワちゃんが、なんか浅草の元日の風景をカンニング竹山とリポートしていた。
フワちゃんはいつもと同じ格好(ブラトップにショートパンツ)で、竹山も同じ格好をしていて、二人で「寒い寒い」言っていた。
さて、番組は進行し、司会のナイナイが「では、中継の二人を呼びましょう!」と、再び フワちゃんらを呼んだ。
すると、登場したフワちゃん、スポーツブラ風の衣装の乳首の両方の部分に黒いテープを貼っていた。
理由は、「寒さで乳首が立って、スポブラに浮き出てしまい、局にクレームが入った」とのこと。
いや俺、録画していたから巻き戻せば確認できるんだけど、・・・別に見たくない^^;

②続いて、番組内では、ちょっとしたゲームが行われた。
大きな扉大の枠に固い破けないラップが貼ってあり、そこに、ワールドカップにちなんでお笑い芸人やジャニーズがスクラム・タックルし、そのラップの伸び具合を、オールドとヤングチームに分かれて競うと言うものだ。
みんな、ラガーシャツに短パンをはいている。
ラップのこっちからの映像は、ラップに押しつぶされたジャニーズのスノーマンやゆきぽよの顔が見られ、美形の顔が歪んだり、お笑い芸人は躊躇なく顔をひしゃげさせ笑わせてくれるという流れだ。
と、アンガールズの田中がチャレンジしているときにストップが入り、ADが田中の股間を手で隠している映像。
どうやら、予期せず、ラップに対し踏ん張る田中の股間がポロリしていたとのこと。
いや俺、録画していたから巻き戻せば確認できるんだけど、・・・別に見たくない^^;

・・・お正月って楽しいですね^^v

                                  (2020/01/08)
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[ナカデミー映画賞2020′]

2020-01-07 11:18:17 | 新・物語の感想

☆・・・中村だから、《ナカデミー映画賞2020′》!!

 念入りに書けなくて済まぬ、忙しいんだ。

 昨年は、95本の映画を観ました。
 その中から、ベスト9を選んでみました。
『トイストーリー4』…ボー・ピープの表情に泣けた。今年のディズニー諸作代表。
『ホテル・ムンバイ』…その、テロの無慈悲と臨場感!
『閉鎖病棟 それぞれの朝 』…邦画 では「ひとよ」と悩んで、その泣ける度でこっちにした。小松菜奈 、いいなぁ!
『バジュランギおじさんと小さな迷子』…世界全体を包括する内容に圧倒された。
『ファーストマン』…素晴らしい。「アド・アストラ」はいまいちだったね。
『ガリーボーイ』…インディアン・ドリーム! 「パッドマン 5億人の女性を救った男」も良かったけど、その瑞々しさで、こっちを選んだ。
『グリーンブック』…反目し合う2人がバディ (相棒)となるまでのロードムービー!
『映画のおそ松さん』…切ないペーソス! 「映画 すみっこぐらし」と、どちらにしようか悩んだ。
『レプリカズ』…B級&キアヌ・リーブス作品代表。小気味良く話が進む。
 うは! 誰もが選ぶ「アイリッシュマン」が入れられんかった^_^;

                           

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[あけおめことよろ! (横道世之介、法政大学)]

2020-01-01 10:12:02 | 新・ふと思う

☆・・・やっぱ、たまにはドデカい本屋に行くものである。
 なんと!「横道世之介」の続編が出ていた(いや、2月に発売されていたらしい^_^;)。
 かつて、毎日新聞に連載されていたのを横目にしていた、それを映画化したものにノックアウトされた。
 自分の青春とリンクしていたからだ。
 なんとなく、新年に相応しいので、その映画版の感想を転載する。
 そう言えば、世之介の母校は法政で、私も法政、うちの常連には法政卒が多く、柴田さんもいるし、三日後に、タイヤメンが5人の法政卒で来店する予定だ(^O^)v

    ◇    ◇    ◇

《映画『横道世之介』を観た(試写会)》(13/02/05 22:46)

 ワーナーマイカルでの試写会が当たったので観て来ます。
 この作品の時代背景、私の青春と見事に重なっています。
 また、私は、主演の高良健吾のような容姿、そして、おそらく、作品で示される世之介のような性格の親友を、数年前に失っている。
 多分、泣いてしまうでしょう。
 ・・・観終えて帰宅したら、感想をこの後に続けます。
    ◇
 いい映画でした。
 今から四半世紀前に、都内の大学に入学し上京してきた、屈託ない若者の青春の輝きを、あますところなく伝えてくれる作品でした。
 ちょうど舞台設定が、私の学生の時期と重なり、また、主人公・横道世乃介が入学するのが法政大学だったので、私の人生とドンピシャでした。
 あの時代の、他の学校と比べても、特に変わっていた法政の雰囲気もよく出ていました。
 法政には「学館」と言う、生徒の自治が許されていたいかがわしい九龍城みたいな建物があり、そこには各種サークルがひしめいていて、その雰囲気も部分的に出ていましたね。
 私は、もちろん、世乃介のような純粋なタイプではなかったけど、他者との交流に、不器用ながらも躊躇なかった。
 世乃介の青春は、私の青春でもあった。
 原作が有名らしいが、この作品の原作を物語として成立させるのは難しいだろう。
 スジだけを追っても意味がなく、細やかな時代のギミックと、膨大な青春のギミックに彩られていることこそが肝であるので、それを文章で表わすのは可能であったのかと疑問に思う。
 構成は、私のフェバリットな作品の一つ、フランス映画『冬の旅(アニエス・ヴァルダ監督/サンドリーヌ・ボネール主演)』と同じ構成である。
 現在において不在の人物を、現在に生きる者たちが、その記憶を探る中で浮かび上がらせていくというものだ。
 この1985年の作品『冬の旅』は、私の人生を変えた一作でもあり、
 『横道世乃介』の原作もこの構成ならば、おそらく、作者は、『冬の旅』を観ているのではないだろうか。
 また、クライマックスでは、現在に生きる世乃介の彼女(吉高由里子)が、かつての彼氏の不在を思い、タクシーに揺られながら、その窓から、かつての自分たちが町行く姿を垣間見ると言う、現在と過去が交差するシーンがあるのだが、
 ここも、私のフェバリットな作品『トト・ザ・ヒーロー(1991年/ジャコ・ヴァン・ドルマル監督)』のクライマックスのシーンを髣髴とさせる。
 今、作者について調べたら、私と同じ年齢で、母校も同じだった。
 多分、同じものを見聞きした人生である。
 ただ、世乃介と同じく長崎から上京してきた作者と異なり、
 私は、東京都下で育ってきていた。
 だが、私には、二人の若者の親友がいた。
 一人は長崎出身で、外見が高良健吾と似ていた。
 やや恥ずかしがり屋であったが、最終的には、私のバカさ加減に打ち解けた。
 はにかみながら、「田舎では、『わい』『おい』などと、自分と相手を呼ぶんですよ」とか教えてくれた。
 もう一人は、北海道の小樽出身の若者で、その他者の生活へ屈託なく介入していく様と、天然な性格が世乃介そっくりだった。
 こいつは、数年前に死んでしまった。
 私の最後の親友だった。
 『横道世乃介』を観ることは、私にとって、青春をまさぐる経験でもあった。
 法政大学そのままの教室が舞台ともなっていた(冒頭の入学説明会のシーン)。
 私の童貞喪失の相手との関係は、この教室で、私が時間を聞いたことにはじまった。
 テストを早目に終えた私が教室を出ると、その子が、エレベーター待ちの踊り場に走りながら追いかけてきたのだ^^
 バイトの舞台のホテルは、京王プラザであろう。
 私、ずーっと皿洗いのバイトをしていたのだ。
 この映画は、その、世乃介のなんとも言えない「挙動不審」な動きも含め、私の青春を表わしている。
 世乃介は、どうやら、死んだらしい。
 私は生きている。
 「青春」てのは死んでおらず、どうやら、思い出してもらえるのを待っているらしい。
 描かれる25年前の町並みさえも、とても愛おしく、胸が、世乃介に、ギュギュギュッと押される思いだ・・・。
 登場人物の些細な言葉のやり取り一つ一つがリアルだ。
 世乃介が、彼女と、なんで別れることになったのかを考えると悲しくなる。
 高良健吾は、見事に、愛すべき役柄を演じていた。

                          (2013/02/05)

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