☆・・・昨日の昼の営業は、暇だったので、店の床をキレイキレイした。
調理場から、料理をお客さんのトコに運ぶとき、つい、調理場の床にこぼしたオリーブオイルを靴底に張りつけて、店の床全体をベタつかせてしまい、少し気になっていた。
写真の中央に置いてあるのは段ボール紙で、そこにひざまづいて、床をゴシゴシする。
終わったあとは、膝が痛くなった。
▼今日、さっきのこと。
新滝山街道はスピードを出しやすい道だ。
大和田のブックオフに向かっていた。
反対車線のサマーランド方面は、やや混みだった。
「ヒャッハー、バリバリだぜぃ!」
俺は飛ばした。
しかし、その時、心に危険信号が鳴った。
そう、地震速報の時に流れるあのメロディ!
…減速した。
新滝山街道は丘陵を切り拓いて造られていたので起伏がある。
次の起伏を乗り越えたとき、パトカーに警察官がたむろっていた。
「あ、危ねぇ、危ねぇ!」
危うく、30キロオーバーで免停くらうところだった!
なんなんだ、この運命のちょっとした違いと、結果の大きな違いは!
(2022/03/21)
☆・・・先ずは一言。
昨夜のウクライナ情勢の特番「タモリステーション」…、見るともなしに見ていたんだけど、タモリ…、置物の様に一時間くらい口を開かなかった。
…衝撃的だった。
▼世の中を単純に善悪で二分化することは、昨今では特に難しい。
この情報化社会…、その真贋の見極めも過多ゆえに難しい。
やや腹立つのが、陰謀論を学術的なことのように話す人、…いや、楽しんで話せる陰謀論は「論述」とは全く違うからね。
また、ウクライナ情勢において、まあ、ロシアのほうが悪いのだけど、どのくらい悪いか、どのくらい酌量の余地があるのか、は、そのうち語らなくちゃね。
▼だけど、今、現在進行形で侵攻されているウクライナの辛さは、かなりわかる。
世界10大ロリコン小説のひとつ『夏への扉』を書いたハイラインは、同時に超愛国兵役小説『宇宙の戦士』も書いている。
冗談で書いているのではなく、以下のような結論が成り立つ。
【男は、幼女・少女のために国を護る】!
女子供は避難させ、男は国土に残り戦う!
それが【男子の本懐】!
昨日、現地の戦闘映像が流れていた。
ロシアの攻撃をかわし、撮影者が「高齢の方も無事です」と言っていて、明らかにおじいさんと思われるシルエットがヒョコヒョコ動いていた。
じいさん、孫娘を想い戦っている。
【幼女・少女こそが「国(共同体の核心)」なのである】
▼そして、ウクライナがロシアから離れ、新たに近づきたい西側諸国の領袖・米国は、軍事的には動いていない。
ロシアがNATO軍を攻撃した時など、ルーズベルトならば、戦線を都合よく操作しようと、ヨダレを流して参戦しただろう。
しかし、バイデンは動かない。
犯罪者に対し警察は武力を行使する、だが、「世界の警察」を自任していた米国は動かずして、戦争の暴力を目の前に「警告」を発するのみ。
ただ、私は、この「世界全体潔癖化」を嫌悪はするが、安易に戦争に走らないことは、もしかして西側の歴史的な変容なのかな、とも思ったりしてみる。
▼さて、一昨日、バイデンがいつにも増して、激しくプーチンを非難したそうだ。
『ウクライナの人々に対して非人道的な戦争を仕掛けた 人殺しの独裁者で 生っ粋の悪党だ!』と、午後4時ごろのニュースで流れていた。
それを聞きながら、「おーい! アメリカ人! お前ら、広島・長崎、東京大空襲を忘れているのか!」と、俺は素直に思った。
すると、その後に、バイデン発言に対し、ロシアのペスコフ報道官。
…「米国が1945年、広島と長崎に原爆を投下した結果、約20万人が即死し、その後も多くの人々が被ばくにより死亡したこと」に触れ、更に『長年にわたって世界中の人々を爆撃してきた国のトップに、そのような発言をする権利などない…』と語ったそうだ。
その発言単体には同意だ。
▼しかし、ぺスコフ発言の広島長崎云々については、不思議にも、その後のニュースでは流れない。
後半の部分だけがニュースとして語られていた。
これが、同盟国アメリカへの、日本のマスコミのいらぬ忖度。
▼バイデンの汚職スキャンダルについては、とりあえず置いといて、ちょいと違う観点で語ると、第二次大戦の時、日本が対した米国の大統領は、バイデンと同じく、ルーズベルト→トルーマンの民主党ラインである。
原爆投下時はトルーマンであったが、それはルーズベルトの既定路線であった。
「戦争大好き・有色人種ないがしろ・共産主義シンパ」のルーズベルトのやったことは全て、今の世界に、深刻な禍根を残している。
同じ考えになかったとして、また、75年の歳月が経っているとは言っても、バイデン、少しは自らを省み、発言にご留意して頂きたい。
▼まあ、「敵の敵は味方」、日本も、日露戦争の時、明石元二郎などをスパイとしてヨーロッパに送り、ロシア革命の種を蒔いてもいた、つまり、ソ連誕生の影の立役者の一要素でもあった。
▼ゼレンスキーもそう、国連で、自国の苦境を訴える中、ロシアの侵略を語る中で、日本の「真珠湾攻撃」を引き合いに出していたけど、…ふざけんな! 日本は軍事施設への限定攻撃を厳守していたぞ。
また、日本からの宣戦布告を握り潰した政権もルーズベルトで、真珠湾は奇襲でさえない。
そんなゼレンスキーだが、日本の国会でも演説が行われるらしい。
う~ん、いいのかなぁ、いや、苦境にあるのは分かるけど、俺、なんか解せないんだよなぁ。
▼ロシアもそう、ウクライナに細菌兵器製造疑惑をぶつける中で、「731部隊」を引き合いに出しやがった、しかも、それは、日本に向けてだけの発信、ロシアは日本をけん制しているのだな!
ロシアは今、津軽海峡や宗谷海峡に、かつてない数の自国の軍艦を通過させている。
これは、「ロシアがウクライナを攻撃させているときに背後は取らせないぞ!」という意味だろうけど、今の日本はヘタレ、申し訳ないくらい、そんな気概はないよ…。
日本はウクライナ情勢を見守り、経済分野においてロシアを攻撃することしか、出来ない。
世界は、無人兵器や、メタバース(仮想現実)に代表されるような「潔癖な時代」へと移行し、リアルで野蛮を遂行する集団を、手をこまねいて見てることしか出来なくなっていく…。
▼(写真)日露戦争時の日本海軍のZ旗と、ロシア軍のZマーク。
(2022/03/18)
☆・・・卒業式の季節。
ファミレス行ったら、女子中学生・女子高生たちが若いお母さんたちと一緒で、モテる俺はいずれを選べばいいんだろうかと迷う、…と思いきや、卒園の園児登場! 幼女が一番!
▼店の持ち帰り注文が多い。
午後一時半ごろから店に入った。
食べた後は、トゥースピックを使いましょう!
(2022/03/18)
☆・・・今年、映画館で観た作品③
▼16.『オペレーション・ミンスミート ナチスを欺いた死体』…4.0
第二次世界大戦中の実話。イギリスのヨーロッパ本土上陸作戦において、その場所を特定されないために、将校の死体に偽情報を持たせ、ナチスに拾わせて騙す作戦。考案は「007」を後に書くことになるイアン・フレミング(主人公ではないわき役)。荒唐無稽だが、それを実現させるべく、リアルを醸す数々の小技があり、それがサスペンスを盛り上げる。メイン二人のイギリス軍人の、一人の女性を巡る恋もなかなかグッとくる。ただ、主人公のコリン・ファースが「キングスマン」にしか見えない^^; 次回公開作は、ロシア将校を演じるらしく、きっとキングスマンにしか見えない^^;;;
▼17.『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』…4.0
凄いタイトルだが、「奇妙な果実」という黒人差別を提示した内容を持ち歌にしたビリー・ホリデイと、その内容が市民を扇動する危険思想だと危惧するFBIとの闘い。昨今のウクライナを巡る多くの動きの中でも、ウクライナにとって有効であり、ロシアにとって憂うべきは「国民運動」である。その怒涛は、国家を塗り替える可能性を持つ。FBIは、「奇妙な果実」によって起こる変革を恐れ、ビリーに監視の目を怠らないのだった。そして、ビリーには薬物との闘いもあった…。
▼18.『ゴッドスレイヤー 神殺しの剣』…3.5
中国映画。ジャンプマンガの設定を三作品分ぐらい盛り込んだ内容。誘拐された娘を追い求める主人公。夢の中では、とある作家の書いた世界を旅する。謎の美女が現われ、どうやら、その幻想世界は現実世界とリンクし、自分の命が危ないと感じた富豪が、超能力者を放ち、作家を抹殺しようとし、主人公は巻き込まれる。主人公が幻想世界で魔王の如き青鬼を倒した時、連れ去られた娘は戻ってくるのか? 何が何やら^^; でも、面白かった。見たことのないような、現実パートの中国の街並みがいいし、相棒となる生きている鎧との友情もいいし、最終的に、ちゃんと巨大な青鬼とのバトルを直球で見せてくれたのもいい。
▼19.『嘘喰い』…2.5
原作は夢中で読んだものだ。しかし、映画の尺で、原作の見どころをなるたけ詰め込もうとすると、かえって希薄になってしまう。「カイジ」みたいに、ギャンブル勝負を絞って見せて欲しかった。白石麻衣は頑張っていたよ^^
▼20.『コーダ あいのうた』…4.0
耳の不自由な家族の中に生まれた唯一の健常者の主人公ルビー、家族と社会との橋渡しを引き受け、父と兄の漁の手伝いもし、学校に通う毎日。海では、耳の聞こえない父や兄をよそに、大いに歌う。ルビーは歌が好きだ、でも、その評価をしてくれる人がいない。合唱部に入ってみる。しかし、歌えと言われると、家族との関係の中で、「なんか変な話し方」と周囲の者に言われ続けていたルビーは、逃げ出しちゃったりする。しかし、教師に、その歌の才能を見出される。将来、音大に行きたい、でも、家族はほっておけない。そんなルビーの青春と恋と未来のお話。家族の描かれ方が割と下世話で、それでも家族をないがしろには出来ないルビー。
▼21.『アンチャーテッド』…3.0
アクションゲームの映画化らしい。雑な話だけど、空中をメインにしたアクションの数々は面白かった。
▼22.『ナイル殺人事件』…4.0
原作も読んだし、映画版もテレビ版も見たのに、絢爛豪華なエジプトクルーズの果てに明かされる真相に驚かされる。これは、そのトリックが、「アクロイド殺し」や「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」のように極端な形でなく、クリスティの持ち味、人間描写に重きが置かれているからだろう。また、名探偵ポアロの過去が描かれたのも斬新であった。
▼23.『白い牛のバラッド』…4.0
イラン映画。旦那が処刑されたが冤罪と分かる。賠償金が出て、耳の聞こえない娘との生活は改善されそうだが、主人公のミナは、裁判官の謝罪を求めるべく裁判所に通う。そんなミナを見かねて気にかける男がいた。まあ、その男は、罪悪感に苛まれし、誤審の裁判官であるのは分かるのだが、ミナに告白できずに親しくなっていく。最終的に、ミナの下す決断は…。日本人の感覚とはちょっと違う。
▼24.『ウエスト・サイド・ストーリー』…3.5
オリジナル版に忠実に作られた作品だと思うが、現代に則したスピーディーさ・下世話な盛り上げ具合(「グレイテスト・ショーマン」みたく^^;)がない。「キャッツ」ともども、スピルバーグのミュージカルはパッとしないね。名曲の数々に、胸がときめきはする。
(2022/03/18)