『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『遺体 ~明日への十日間~』を観た(寸評)]

2013-02-27 22:56:00 | 物語の感想
☆先の大震災・・・、大きな、壊滅的な被害を受けた釜石の、とある一つの遺体安置所を舞台にした、多くの関係者を主人公とする、ちょっとした「グランドホテル」形式の物語だ。

 かなり強烈な展開を恐れ、私、見るのを躊躇していた。

 が、それは杞憂だった。

 続々と運ばれてくる遺体を前にして、西田敏行演じる、既にリタイアした身だが、かつては葬儀屋でも働いた経験もある老ボランティアが、

 死者を、あくまでも「感情を表現できなくも、心ある人」として接する姿を見ると、なんちゅうか、現世のレベルとは別の、もっと大きな「生」というものを感じさせてくれて、少し、心が、温まってくる気もするのだ。

 どのような悲惨な状況の中でも、アクション一つで、世界に光明が差してくることがわかるのだ。

 しかし、やはり、現実は凄惨で、その厳しさを、私は、この作品での「泥の描き方」で感じさせられた。

 体育館に敷き詰められた青いシートに流れ出ている泥水・・・、運ばれてくる遺体から滴る泥のしずく・・・、その顔に張り付いた泥・・・、関係者の衣服を徐々に汚していく泥・・・。

 その泥を、人々が、少しづつ、少しづつ、払いのけていく様こそが、未来への一歩一歩なんだと分かる。

 いい作品でしたし、震災後二年を経ようとしている現在、「あの時期」を見つめ返す、いい機会の作品だと思う。

                                           (2013/02/27)
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[「つくる会」、完全なる自壊へ(3:割り込み情報/中国とベッタリの「つくる会」)]

2013-02-24 08:29:48 | 保守の一考
☆・・・今年の国高立一次のセンター入試の国語は、今までで最低の平均点だったそうだ。

 まあ、その中で、我が姪っ子は、満点を取った訳だ^^

   ≪センター試験「国語」の最低平均点と小林秀雄の随筆 早稲田大学教授・石原千秋(2013.2.18)≫

   ◇

 で、上記の話から展開させていく流れであるが、

 今回は、情報が入ったので、そちらを先に報告させて頂く。

 どう言った形で書けばいいのか・・・。

 先ず、簡単にこの話のバックボーンを記させて頂く。

 1996年に「新しい歴史教科書をつくる会」と言う保守派の組織が結成され、そこには、多くの保守派の学者や論客が集った。

 しかし、左翼の言葉を借りれば、「権力は腐敗する」。

 いつしか、そこは、「老獪なエゴ」の住みつく巣窟の如き様相を呈した。

 若きリーダーを担ぎながらも、その内情は、その若きリーダーを傀儡としたい「老獪なエゴ」連中に支配されていた。

 多くの若き学者や論客が「つくる会」から離脱(私も含む)、教科書発行元の扶桑社(現在は教育系子会社:育鵬社)も、「老獪なエゴ」を見限り、若きリーダー・八木秀次の組織する「日本教育再生機構」を助け、新しい教科書作りに邁進することになった(2007年)。

 「つくる会」は、何度も何度も、教育再生機構に秋波を送ってくる・・・、と同時に、突如として組織的心情にヒステリックを宿し、攻撃的な言論や、法律上の訴えを起こしてきた。

 これ、「つくる会」の、実質リーダーの藤岡信勝の組織的な「人格」である。

 その異常性に気づかないのは、本人と狂信的な会員だけである。

 だが、そんな訴えも、根拠のない言い掛かりに過ぎず、それらは、法治上の見立てで、何ら問題とされることはなかった。

 何度も語るし、ここが私の売名行為なので言っておくが、私も、再生機構の首脳数人とともに、つくる会に訴えられた。

 弁護士と話し、レクチャーを受け、東京地検で話を聞かれた。

 「東京地検」なんて、ニュースでは聞いたけど、なかなか当事者として行けるものではない^^;

 一階にローソンがあるんだぜ^^

   ◇

 さて、新田均教授の理路整然たる文章によって(「つくる会の体質を正す会」←クリック!)、全ての問題項目における「つくる会」側の「陰湿策謀」が明らかにされた。

 全ての法的な訴えも、「つくる会」は退けられた。

 それらは全てが妄想で、間違っていたことが分かったのだ。

 だが、世の、正悪の区別をつけられるバランスの視点を持てなかった「負け組w」の者たちは、会員数を激減させながら、いまだ、「つくる会」に縋りついていた。

 縋りつき、その拠り所にしたのが、

 新たな、証明できない陰謀説であった。

   ◇

 八木秀次教育再生機構理事長は、「つくる会」の会長時代、中国に旅行した(中国社会科学院メンバーと扶桑社教科書をめぐって激論、盧溝橋の抗日記念館・南京虐殺記念館・大韓民国臨時政府跡博物館などの見学、産経新聞中国総局長・伊藤正氏との懇談)。

 そこを、「つくる会」エゴの権化、藤岡信勝や西尾幹二は、つい最近まで糾弾した。

 藤岡信勝も、西尾幹二も、的確な場と、相応の若さを保てていれば、日本に有用な人物でもあった。

 信勝は、確かに秀才であった。

 しかし、その思想の根底には、共産主義があり、その思考回路に則した他者とのコミュニケーション(猜疑心)しかとれない。

 幹二は、文学的には天才でもあった。

 だが、左翼的な気質に言動が囚われてもいた。

 私も「バカ弟子」として、勉強をさせられたものだ。

 しかし、「天才」とは結果でしかない。

 結果として「妄想」を垂れ流すようになった幹二は、トラブルメイカー(老害)でしかなかった。

 彼らの言い分はこうだ。

   「八木秀次は、中国のスパイと化した!」

 全くの根も葉もない妄想なのであるが、共産主義の異国のベールに包まれ、濡れ衣はいかようにも着せられる。

 これ、全くの「嘘」なのに、去年においても、雑誌『WiLL』に、信勝の妄想論文が載せられたりしているんだよな。

 私は、花田紀凱(『WiLL』編集長)という人間を、非常に、「売らんかな」の胡散臭い人物と見ていて、また、出版元のワック㈱に対しても、眉に唾して見ているのだが、この件は、それが如実に現われた結果となっている。

 裁判沙汰になったら、ほぼ100%、藤岡も花田もワックも、実刑を受けるだろう。

 その妄想論文は、会員の激減した、わずか数百人のサークル活動と化した「つくる会」の、最後の賭けでもあった。

 無駄だったけど。

   ◇

 で、だ。

 ここからが問題だが、扶桑社(育鵬社)に見限られた「つくる会」が、教科書発行会社として組んだのが、自由社であった。

 紛うことなき「左翼出版」である。

 この自由社、なんか奇妙にも、同じ名前の別法人で、でも、連携していて、二人の社長がいる。

   石原萠記、加瀬英明・・・、である。

 この二人が、それはもう、中国とベッタリなのである。

 うん、中国に行った時に、共産党に女をあてがわれ、その「あられもない痴態」をビデオテープで取られ、その存在は告げられつつも、中共に「来賓の安全を保証する為に記録しただけアルよ^^」と言われ、それを鵜呑みにして、「さすがは中国様だ! あらゆる可能性を考慮している。心酔に値する!」などと思わされつつ、弱みとして握られ、だが、あたかも自由意志(自由社意思)で中国様に尽くすのか・・・。

 まあ、詳しくはこちらだ。

   ≪★自由社の両社長(石原萠記、加瀬英明)こそ中共の手先≫・・・クリック!

 ゾッとするようなおぞましさだ。

 これ、自由社社長の加瀬宅に、中国人民解放軍幹部が頻繁に泊まりに来ていること、

 そして、加瀬と人民解放軍の蜜月ぶりなども書かれている。

 本人の、問題を問題と認識していない屈託ない発言の数々である・・・。

 さらに、自由社で刊行した加瀬の近著に、「江沢民先生」「胡錦涛先生」という尊称が使われているから、何をかいわんやである・・・。

 つくる会は、八木氏の訪中を問題にし、去年の信勝の『WiLL』誌上での妄想論文「つくる会に中国スパイがいた」とかなんとかの問題での、結論として八木秀次理事長への冤罪妄想のレベルを遥かに超越しているんだよなぁ・・・。

 加瀬のやっていることは、途方もない売国行為だ。

 数少なくも、「つくる会」に<保守>を期待し続けている会員の全く知らないとこで、

 自由社、つくる会、更には、保守陣営の情報がすべてダダ漏れしているは、歴然である。

 「つくる会」には、絶望するしかない。

 あぁ~? 現在のバカな会員も含めてだぜ!

 この問題は、「つくる会」に仕込まれていた、時限爆弾みたいなものである。

   ◇

 しかし、中共のやり方は、二重三重にひねくれている。

 自分たちが「悪設定」で、自分たちとつながっているデマをマイナス点として、敵対勢力(教育再生機構)を貶めようとしているのだから・・・、

 それも、自分たちの子飼い(石原・加瀬)を使って、だ。

                                           (続く 2013/02/24)
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[続・カオリン、泣く。(私の「GOGOMONZ」投稿墓場!!!)]

2013-02-23 23:39:34 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆私が、FM<NACK5>の番組「GOGOMONZ」に投稿するも、読まれなかったものを供養する「投稿墓場」のコーナーです。

 『カオリン、泣く。(1)』が満タンになってしまったので、こうしてPART2を作り、少しづつ、ボツ投稿を加えていきますので、増えるので、何回でも読んで下さい^^

 「投稿(ボツ)墓場」とは、「東京砂漠」みたいなものです。

       <ミッドナイト蘭 with ボツ投稿者ファイブ>
   
         ・・・このイラストは、本当は他のエントリーで使われていました^^;

     『東京砂漠』の替え歌(←クリック!)

   ♪投稿が哭いてる 煤け汚されて
   鬼丸はやさしさを どこに棄ててきたの
   だけどわたしは 好きよこの番組が
   聞き耳寄せあえる あなた……あなたがいる
   あなたの傍で ああ 暮らせるならば
   つらくはないわ この投稿墓場
   あなたがいれば ああ うつむかないで
   歩いて行ける この投稿墓場

   ♪ジャックビルの谷間の 川は流れない
   ひとの波だけが ドス黒く流れて行く
   あなた……カオリに めぐり逢うまでは
   そうよこの都会を 逃げていきたかった

   ♪あなたの「ありがとッ!」に ああ 縋りつきながら
   しあわせなのよ この投稿墓場
   あなたがいれば ああ カオリンいれば
   陽はまた昇る この投稿墓場

   ♪鬼丸がいれば ああ カオリンがいれば
   陽はまた昇る この投稿墓場
   ザキシマいれば ああ カエデがいれば
   陽はまた昇る この投稿墓場

   ♪麻衣ちんいれば ああ 黒田がいれば
   陽はまた昇る この投稿墓場

   ◇

   (2013/02/21)

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌ~ン!

 私の≪有り難くない絆シリーズ『私の代で断ち切りたい、我が家の作法・しきたり・習慣』(理由も教えてちょうだい。)≫です。

 我が家系では、「ごはんですよ!」のような海苔のつくだ煮を、「ばかもん」と呼ぶ伝統があります。

 どうやら、両親のどちらかの祖先が、海苔のつくだ煮で、毎食三杯メシを食っていて、その親父から「ばかもん!」と怒られたことからはじまったようです。

 なんか、「ゴゴモン」みたいですし、他人との会話で使っても怪訝な顔をされるだけなので、私の代で終わらそうかと考えています。

 以上!

   ◇

   (2013/02/20)

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌ~ン!

 私の「やめて!見ないで!こっちに振らないで~!と、思った瞬間」です。

 十数年前、隣接している会社に、中卒で、当時人気だった後藤真希みたいな娘が入社しました。

 当時は新鮮な、エクステなんかしちゃって、メチャ可愛かった。

 私には縁のない娘でしょう、でも、なんかチャンスあらば突き進もう、などと思いつつ仕事に励んでいました。

 すると、ある日、その会社の上司が、うちの会社の事務所に来ると、回りを一回りし、私を見定め、言ってきました。

「そっちの会社のデイブ(あだ名)が、うちの後藤真希にしつこくちょっかいを出してくるので、やめるように言ってくれ」

 うへっ! なんで、そんなややこしいことを俺に振ってくるんだよ。

 私は、会社の上層部に、その話を持っていくも、みんな、ちょっと話を聞いただけで、面倒臭いとわかって、耳をふさいで、「聞かない!聞かな~い!」などとほざきます。

 しょうがなく、私は、さりげなく、でも、きっちりと、デイブに、真希ちゃんへの接触を禁じました。

 デイブは悲しげに頷きました。

 今、思えば、その役割を私に振ったのは、隙あらば真希ちゃんにちょっかい出そうとしていた私の性根を見透かし牽制する意味もあったのでは、と妄想しています。

 真希ちゃん防衛隊としては一石二鳥だったでしょう。

 以上!

   ◇

   (2013/02/18)・・・もしかして、これは読まれたかも、
               番組の録音失敗し、聞いてない。

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌ~ン!

 「私からあの人へ・・・【お願いです】のメール」です。

 私と二人暮らしの、齢(よわい)七十歳の母親へ。

 朝、私が仕事に出掛ける時に寝ているのは、もちろん、オッケーです。
 ゆっくり眠っていてください。

 でも、私が「行ってきます」と声を掛けると、なんか、イタズラを咎められた子供のようなリアクションで、ガバーッ! と跳ね起きるのはやめてください。

 心臓に悪いでしょうし、毎朝、寿命を三日づつ縮めていると思います。

 それから、お皿を洗う時は、表と同様に、裏もちゃんと洗ってください。

 お願いします、かしこ。

   ◇

   (2013/02/14)

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌーン!

 「まぁ~融通が利かなかったあの人」です。

 うろ覚えですが、なんか、クラゼビッツと言う昔の偉い人が、「あなたの意見には反対だが、あなたの語る権利は守る」とか言ったそうです。

 私も、私にはチョコは巡ってきませんが、職場の同僚の女性たちに対し、「あなたのチョコを渡す権利は守る!」との思いはあります。

 でも、昔の職場で、毎年、会社の送迎バスから、バレンタインラッピングの手荷物を持って現われる女性従業員たちに、「作業場に私物の持ち込みは禁止だぞ!」と怒鳴る上司がおりまして、

 私は、「なんて融通が利かない人なんだ…。そりゃ野暮だろうよ」とゲンナリするのでした。

   以上!

   ◇

   (2013/02/14)・・・「車と私、そして・・・」のコーナーへの投稿。

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌーン!

 昔、山火事消火のためのニトログリセリンを運搬するトラッカーの映画「恐怖の報酬」がありました。

 わずかな揺れで爆発する可能性があるので、見ているこっちはドキドキのサスペンス映画です。

 私は、自分が運転している車のガソリン表示が「空っぽ」で点灯し、だけども、自分が会員になっているスタンドが遠い時には、「間に合うか?」「間に合わないか?」「南無三!」などと、ドキドキしつつ、自分を映画の主人公に重ね合わせるのです。

 先日も、大量の食器を、簡単な梱包で運んだのですが、その運転の慎重さたるや、まさに「恐怖の報酬」の主人公・マリオやルイージ気分でした!

   以上!

恐怖の報酬 HDニューマスター版 [DVD]
クリエーター情報なし
紀伊國屋書店



   ◇

   (2013/02/13)

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌーン!

 「今、私の出来るカッコいいは、コレです」

 インフルエンザが治った後も、職場ではマスクをしているのですが、メガネが曇るので、鼻からずらしていました。

 でも、自分の好みの同僚の女性がくると、マスクをちゃんと鼻・口元にセットするのでした。

 やっぱ、美しい方にゃ、インフルがうつったりして、苦しんで欲しくないっスから!

 俺って、さりげなくカッコいい~!

   以上。

   ◇

   (2013/02/13)

 鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌ~ン!

 私の「あの時の私とそっくり!と思えた他人の行動」です。

 私が二十歳くらいの時です。

 地元の駅前の小さな本屋さんの店先で、凄まじいスピードで、プレイボーイや平凡パンチのヌードグラビアのページをめくり、目に焼き付けている小学校低学年を見て、かつての自分を思い出しました。

 しかし、少年は、奥からツカツカと歩いてきた店のおばさんに、雑誌を取り上げられると、パタンと閉じられ、「あなたにはまだ早いです」と帰らされます。

 そこまでも、私の経験とそっくりです。

 多分、少年は、その厳しくも丁寧な美形のおばさん・・・、いやさ、お姉さんに対し、妙な、恋心にも似た気持ちを抱いたと思います。

 それも、私とそっくりです。

   以上!

   ◇

   (2013/02/07)・・・フリーメッセージに送った。
            (鬼丸かおるって人が最高裁判事に就任したので)

 鬼丸師匠! 最高裁判事就任おめでとうございます!
 てか、かおりんと二人で任命されたのかな?

 鬼丸かおる、って新聞に載ってましたよ!

   ◇

   (2013/01/24)・・・投稿テーマが書いてないなぁ^^
             この日は、かおりん一週間休みで、久保いろはさんが鬼丸相棒^^

 鬼丸師匠、いろはさん、グッドアフタヌーン!

 先日、車での通勤中、交差点で信号待ちしていたときのことです。

 バックミラーを見つつ、前髪の白髪を抜いていると、前方の、交通整理の緑のおじいちゃんが、私に敬礼してきました。

 最初は「なんだ?」と思ったのですが、とりあえず敬礼を返そうと思い立つと、白髪を抜いていた自分の右手が、既に、敬礼のポーズになっていたのでした。

 緑のおじいちゃんは、つまり、そもそも私に返礼していたのでした(^o^ゞ

   以上!

   ◇

   (2013/01/23)・・・この日の鬼丸相棒は麻衣ちん!

 鬼丸師匠、麻衣ちん、グッドアフタヌ~ン!

 私の「おいおい、図々しいぞ! と思ったとき」です。

 思えば、幼少時の私が「図々しいって、これだ!」と理解した出来事です。

 小1の頃の、町内会のクリスマス会の時の話です。

 私は、個人個人に振り分けられたごちそうを半ば食べたところで、お腹いっぱいになってしまいました。

 でも、胃袋には、最後に残していたケーキを食べる余裕は残していて、他の料理を残すのは忍びなくも、ケーキを食べようとしてました。

 すると、上級生のフミ君が話しかけてきました。
 「残すのか? 食べてやろうか?」

 私は、料理を残すのは嫌だったので、フミ君の提案に喜びかけました。

 しかし、フミ君は続けて言ったのです。
 「そのかわり、ケーキくれよな!」

 私は、子供ながらに、「なんて図々しいヤツ!」と思ったのでした。

 それじゃあ、俺、踏んだり蹴ったりじゃん!

 当然、拒絶しました。

   以上!

 ・・・この投稿、なかなかの傑作だと思うのだが・・・。

   ◇

   (2013/01/07)

 鬼丸師匠、かおりん、あけおめことよろ~!

 私の「張りきり過ぎちゃって、残念だったあの人」です。

 高校のテニス部時代のキャプテンの鈴木君のことです。

 練習などで、スイング時、力んで「ボフッ!」と屁をこくのはたびたびのことで苦笑させられたものです。

 ある日、私が鈴木君と校舎をつるんで歩いていて、階段に差し掛かった時です。

 階段の踊り場には、女の子たちがたむろっていました。

 鈴木君は、何を思ったのか、それが本当に格好良いかは別として、彼自身は格好いいと信じ、踊り場に向かって、階段の7、8段あたりからジャンプしたのです。

 なかなか格好よく、鈴木君は着地しました。

 しかし、同時に、「ブリッ!」と異音を発しました。
 おならだけならば、笑いで済んだでしょう。

 でも、おそらく、実も出たサウンドです。

 状況は深刻です。

 女の子たちは、尋常ならざる事態に沈黙するしかなく、

 颯爽と登場した鈴木君は、やや内またになって、そそくさと退場するしかすべはなく・・・。

   残念!

   ◇

 なかなか面白いのもあるのですが、勿体ないですね!!!^^;

                                           (2013/02/23)

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[映画『バチェロレッテ -あの子が結婚するなんて!』を観た(寸評)]

2013-02-22 06:30:08 | 物語の感想

☆今日から公開の『横道世之介』(クリック!)だが、その演出・展開は、非常に淡々とした語り口で、

 だが、それが、「青春のもったり感」みたいなものを良く表わしていた傑作だと思う。

 そして、このコメディ映画『バチェロレッテ』・・・、ボチボチ面白かったのだが、派手な展開を示すように思えて、こちらは、なんか、平均的に淡々と終わってしまうのだった。

 もしかして、私には、この作品を見るにあたっての素地がなかったのかも。

 他の人が見れば、なんか先鋭的に響くテーマ性が感じられたのかも知れない。

 昨日は、MOVIX昭島はペアDayだったのだが、私は一人で、館内には女連ればかりだった・・・。

 物語は、ハイスクール時代にブイブイ言わせた女の子グループだが、それから15年が経つも、メンバーは、いまだ「女の幸せ(結婚)」を掴めないでいた。

 しかし、そのメンバーのお荷物的存在であったオデブのベッキーが、リーダー的存在・レーガン(キルステン・ダンスト)の高話の如き一方的なお喋りの間に、ささやかにプロポーズされたことを漏らすのだ。

 かくして、ベッキーの、結婚前夜から式へ向かっての、レーガンをはじめとするいき遅れメンバー3人の、花嫁衣裳を破いてしまったことにはじまるドタバタ劇がはじまる。

   

 私は、この三人が、それぞれ定番に、ベッキーの結婚式に絡みつつ、それぞれの幸せをカタログ的に見つけるのだなと思ったのだが、

 意外にも、あんましカタログ的でなく、なんか、妙に定型を崩した、それぞれの流れで進んでいく。

 「バチェロレッテ」は<独身女>の意味で、レーガン、ジェナ(リジー・キャプラン)とケイティ(アイラ・フィッシャー)は、もう「トウが立ち始めて」いる。

 (・・・今、こう書いていて、ケイティがアイラ・フィッシャーだと知って、なんか知んないけど、昔、一夜をともにした女を久し振りに見たような感覚に陥っている^^;)

 私は、この映画の見所は、ズバリ、三人それぞれの顔パーツだと思っている。

 それぞれ、「見猿・言わ猿・聞か猿」に匹敵する。

 これから見る方は、そこに注目して欲しい。

 キルステン・ダンストは「鼻」である。

 セレブ風に気取った容姿が、ベッキーの結婚話に、鼻を膨らませ、ひくつかせるのだ。

 リジー・キャプランは「目」である。

 グリグリに大きくて、いわゆる「ヤリマン」だが、その目が潤む時、本当の愛を求めているのだ。

 強引にこじつけるが、アイラ・フィッシャーは「口」である。

 ゲロ吐くし・・・(『お買いもの中毒な私! 』(クリック!)では、変な踊りをする時、チェシャネコのような口元をする^^)。

 まあ、かなり性的に露骨な表現の数々が出てくるのは、私好みかな?

 売春婦が、その手についた精子を、知らずにベッキーの花嫁衣裳で拭くシーンだけでも1200円(レイトショー代金)の価値はあると思う^^

   

                                          (2013/02/22)

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[「新しい歴史教科書をつくる会」、完全なる自壊へ(2:失敗教育)]

2013-02-21 23:59:22 | 保守の一考
☆飲食店を開く準備で、今、私、時間がないのですが、短くも書きます!

   ◇

 このサイトの長い読者ならば、

 私が、国公立大入試の一次試験の時期に、毎年、新聞に載った入試問題の国語を試しにやって、「今年も全部正解した^^」とか言っていたのを思い出してもらえると思います^^

 最も、それは、私の自己申告なので、証拠はないんだけどね。

 ただ、思想系目的で、このサイトを見ている方は、そのほとんどがかなりの学歴を誇っている方が多いようなので、一次試験の、しかも、知識でなく知恵で勝負できる国語ならば、満点も不可能ではない・満点取ったというヤツも信じられるレベルでしょう。

 さて、高3の姪っ子である。

 本命の私立を合格し、国公立の一次試験も通っている。

 高校側が、国立の合格実績を欲しがり、姪っ子は二次も受ける。

 姪っ子は、一次の国語を満点で通っている。

 学校も家族も塾も驚いているが、私から見ると当たり前である。

 その母親が病気がちだったので、姪っ子は、一歳の頃から、我が家に預けられることが多く、限りなく、ずーっと私といて、その幼少時から、私の文学的なアプローチを受け続けてきたからだ。

 姪っ子は、「文学強化人間」である。

 私は、常に物語のことしか考えていないので、子供の頃から、お人形遊びを物語の中で語る中で、想像力や、登場人物の心理、リアルな状況、ドラマツルギーを無意識に叩き込んでいった。

 私は信じていなかったのだが、なかなかボリュームのある「ハリー・ポッター」なども、小学生の低学年で、ちゃんと理解して読んでいた。

 大人になった私でも、思ったよりも読み応えのあったシリーズなのに、当然のように読んでいた。

 しかも、次第に、姪っ子は、本を超高速で読んだ。

 ここが、せっかちだが慎重な私とは著しく異なった。

 私は訝り、何度も内容について質問するのだが、ちゃんと答える。

 シリーズの最後のほうでは、日本語版が発売されていない、翻訳前の原本を読んだりしていた。

 そう、英語が苦手の私に比して、姪っ子は中学の頃から、海外留学のある私立に行っていたこともあり、英語を得意としていた。

 これは、その両親の教育方針だ。

 また、こいつ、小学校の頃から、創作もしている。

 私は、姪っ子が子供の頃に書いた拙い小説を取っておいてる。

 今でも、友達とスカイプでチャットしつつ、その相手に合った、相手の喜ぶような小説をいとも簡単に書き上げて送ったりしている。

 そして、この私に対し、「ミド蘭は、才能を無駄使いしている」などとほざく。

 私は、結婚して子供を作ることを、現在の第一命題にしているのだが、

 私という人間のエッセンスは、(憎まれ口を叩く点も含めて)ちゃんと姪っ子が受け継いでいるので、

 ・・・子孫を残さずに死ぬも良しかな・・・、とも思っている。

 これは、いちお、「成功教育」の話である。

 今度、私は、映画『ゼロ・ダーク・サーティ』に連れて行き、「お前はこのような女(監督・主人公)を目指せ!」と言いたんだよなぁ。

   ◇

 そして、次回、ちゃんと解析するが、以下の事件は、悲しいが、「失敗教育」の帰結である!!

   ≪「どうか小さな命とひきかえに…」自殺男児、学校の統廃合に反対か (2013.2.15)≫

 可哀想だが、この男児は思慮が浅かった。

 そして、こんな、命を軽薄に扱う人物を育ててしまった「立派な親」も、教育に欠落があった訳だ・・・。


 そして、この男児を讃美する高森明勅がいた。

 真に、この問題を考えるならば、自殺した少年をもてはやしすようなことは、絶対にしてはならない。

 可哀想に思うならば、黙っているしかないのである・・・。

 これは、私が良く語るところの(次回に繰り返し語る)「殺人者の爽やかな情熱」と同根である。

 で、だ。

 私は、そもそもが、この高森明勅のような「ズレた」考え方こそが、「新しい歴史教科書をつくる会」を如実に表わしているのではないかと思っているのである。

 いきあたりばったりの文章になるが、このシリーズは、そのように話を進めていく。

                                           (2013/02/21)
コメント (2)
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[「新しい歴史教科書をつくる会」、完全なる自壊へ(1:「ふざけるな!」FAX)]

2013-02-20 23:15:08 | 保守の一考
☆・・・見切り発車で書いてみましょう。

   ◇

 とりあえず、タイトル写真は、前「つくる会」会長の藤岡信勝が、5年前の「つくる会」内紛時に、主に、現「日本教育再生機構」となるメンバーに送りつけた、通称<「ふざけるな!」FAX>である。

 とてもとても、貴重な画像なので、皆さん、チェケラ!!

   ◇

 最近、私の数少ない保守派の情報屋さんらから、連絡がなくなり、

 ネタがなくなると、私とても、「つくる会」テーマの更新が出来ないのである。

 また、対保守への左翼の攻撃も、知ってか知らずか、傍から その文章を見ていると、完全に理屈が破綻しているので、反論する気にもなれなくなっている。

 が、何やら、最近、「つくる会」が恥ずかしいことをやらかしたらしいので、その記事をリンクさせておこう。

 ちなみに、「つくる会」-「自由社」-「信勝」

      「再生機構」-「扶桑社」-不肖「ミド蘭」 である。

   ≪★「つくる会」が扶桑社からの盗用を謝罪 (2013年02月08日)≫・・・クリック!

   ≪★杉原誠四郎さん、政界工作は無駄ですよ (2013年02月11日)≫・・・クリック!

 面白いんだよ^^

 <・・・一般社団法人「新しい歴史教科書をつくる会」の代表理事(会長)、杉原誠四郎(本名・平田誠四郎)と事務局長、越後俊太郎が8日、参議院議員会館に衛藤晟一首相補佐官を訪ね、育鵬社や日本教育再生機構理事長、八木秀次氏に対する非難を吹き込もうとしました。
 ところが事情をよく知っている衛藤補佐官は「あんたたちは何をやってるんだ!」と一喝。廊下に響く声で叱責し続けました。
越後は生意気にも口答えしようとしましたが、杉原はシュンとしていました。
 1月29日には杉原誠四郎と藤岡信勝が別の国会議員の部屋を訪れ、「育鵬社による盗作」というデタラメ宣伝や八木秀次氏への非難を行ったことが確認されています。
藤岡信勝らは安倍政権発足前にも、下村博文衆議院議員(現文部科学相)や山谷えり子参議院議員らを訪れて同様の話をしています。
 八木秀次氏が安倍政権で要職に就くのを妨害しようとしたのですが、信用のない「新しい歴史教科書をつくる会」首脳と違い、そもそも日本教育再生機構は第二次安倍政権の発足に一定の役割を果たしてきたため、八木氏は教育再生実行会議の委員に就任しました(下の写真は1月24日の教育再生実行会議初会合で握手する安倍首相と八木氏。左奥は下村文科相)。・・・>

 文中の写真も、転載しちゃおう!(普通はダメなのだろうが、私は許される不思議^^)

     

 藤岡信勝は、かつて、八木秀次教育再生機構理事長宅(当時は「つくる会」会長)にも<「ふざけるな!」FAX>を送りつけ、八木ファミリーを恐怖のどん底に陥れている。

 さて、「つくる会」の、このような、意味のない政界工作だが、今に始まったことではない。

 「つくる会」の徒労ながらの常套手段である。

 前の安倍政権の時にも、通称「広島の元教育委員」が、このような妄想の内容の手紙を総理に送りつけている。

 うん、私ゃ、かつて、安倍総理の「工作員w」として、「つくる会」に訴えられた経験を持つので、このような文書は、ちょちょいのちょいで手に入るのだ^^v

          (注:教科書改善の会≒日本教育再生機構)

   

 この人は、公職にいたくせに、名前を出すと、水を得た魚のようにヒステリックになり、プロバイダーに圧力をかけるので、名前は伏せておこう。

   ◇

 さて、先ず、私が、このシリーズで、槍玉に挙げたいのは、以下の人物である。

     ・・・高森明勅。

 現「つくる会」理事である。

 私の批判姿勢は、常に、「その人格からくる不正を、人格を紐解くことによって糾弾する」であるからして、次回から、この高森明勅の「ズレ具合」を、人格を察することによって解明していきたい。

   ◇

 次回、大学入試一次の国語で、満点を取った我が姪っ子の話をしてから、その姪っ子に私が施し続けた教育から話を始めていきましょう・・・^^

   ◇

 なんか、情報があったら、以下に送ってください^^

   (タブレット) zcmcy3hc0xtz2x9z3m5z@docomo.ne.jp

   (パソコンGOO) midnight-run_2007@mail.goo.ne.jp

                                           (2013/02/20)
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[映画『レッド・ライト』を観た(寸評)]

2013-02-20 06:26:37 | 物語の感想
☆先ず、シガニー・ウィーバーが演じる、結果として「サイキック・ハンター」となってしまっている大学物理学教授マシスンと、その助手トム(キリアン・マーフィ)がいて、ペテン師超能力者を見破っていく。

 幾つかの、対「自称超能力者」との対決の構図が描かれ、なかなか面白い。

   

 どうやら、マシスンは、本当の超能力者を求めて「サイキック・ハンター」をしていた。

 奇術師・フーディーニと同じである。

 フーディーニも、死んだ母親との再会を求め、真の超能力者を探していたが、その奇術師としての目が、イカサマ師を見破ってしまっていた。

 そんなマシスンとトムの前に、30年前に引退していた超能力者サイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が表舞台に復帰する。

 しかし、いつも毅然として不正を暴いているマシスンは、30年前に、シルバーに苦渋を飲まされた経験があり、シルバーとの対決は避けている。

 が、それがトムには許せない。

 トムは、一人で調査を開始する。

 と、トムの周囲に怪異が起こりはじめる。

 マシスンも、不慮の死を遂げる。

 ここで、私は、マシスンが主人公だと思っていたので、かなり驚いた^^;

 もう、トムの回りに起こる異変は、トリックの類いとは思えなかった。

 シルバーは、真の能力者なのか?

 デ・ニーロは、さすがの演技で、盲目白髪の能力者を演じている。

 シガニー・ウィーバーともども、顔に刻んだシワがいい味である。

 視点(主人公の)の違和感や、「突然に背後に不気味な人間が立っている」の多用や、師弟の情や、真の能力者の伏線のイメージなど、そこが良いのか悪いのか判然としない演出もあるが、なかなか変わったテンポの面白い作品だった。

 可愛い彼女に危害が及ぶ展開でもなかったしね^^

   

                                         (2013/02/20)
 
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[映画『ゼロ・ダーク・サーティ』を観た(短評)]

2013-02-17 23:59:13 | 物語の感想

☆・・・これは、非の打ちどころの無い傑作ですな。

 二時間四十分、真実に裏打ちされた硬質の物語を堪能した。

 女監督 キャスリン・ビグローの、デビュー当時から変わらない執拗さが、完璧な形で表出しました。

 凄い!

 ちなみに、私は、反原発運動などの、安売りの「真実」に食傷し、「事実」を重んじる者であるが、

 ここでは「真実」をいい意味で使っている。

 正直、ドキュメントでも恣意的な演出が可能なので、ドラマ仕立ての、アメリカにとって「忌むべきビンラディンを捜し求める」物語の、どこまでが「事実」かは分からないので、「真実」としている。

 ブラックアウトしている画面の中、コラージュしている「9・11テロ」の渦中にある人々の音声だけが聞こえる。

 日本人の多くも、あの大事件を知っている。

 脳裏に、あのヴィジュアルが甦る。

 人の心のスクリーンほど大きな画面はない。

 それで、この作品のただならぬスケールが分かり、

 それを捜査するCIAの情報局員たちの、微妙な「人間の感情」を読みとる細部の動きとで、異常なサスペンスがエンディングまで続く。

 正直、この作品のクールさは、キューブリック作品を遥かに凌駕している。

 キャスリン・ビグローって凄い!

 女って、凄い! と思った。

 主人公であるCIA分析官・マヤ(ジェシカ・チャステイン)は、ややギスギスしているが、可愛さの残る若さ。

 日本で、このようなキャスティングをしたら、それだけで作品がチャチクなっちゃうんだろうな・・・。

 マヤは、捕虜の拷問による情報収集にも、苦手さを隠しもしないで、でも、必要なこととし、ひたすらに、ビンラディンに迫っていく。

 自分の確信の捜査、動かない上層部にヒステリックさを隠さないところなどで、人間的な欠点も表わしつつ、

 自分の結論の正しさだけは、後になって分かるのみ。

 状況証拠と推理と自信で、透明の存在であるビンラディンを追う。

 追い求めたビンラディンとマヤの初対面は、そのまま映画のエンディングでもあり、ビンラディンはもはや死体でしかなかった。

 使命を終えて、帰国の途につくマヤの頬を伝う涙の意味には虚しさもあろう。

                                           (2013/02/18)

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[映画『ダイ・ハード / ラスト・デイ』を観た(寸評)]

2013-02-14 23:59:38 | 物語の感想

☆このシリーズは、私、もう、見逃せないのです。

 ただ、気になっていたことがあるのだが、これまでのシリーズ全てが2時間超の上映時間のアクション超大作なのに、今作は、100分足らずなのである。

 これ、どう撮っても、一時間半の、キレのいい良作レベル(例えば『96時間』みたいの)としての作品世界の描き込みぐらいしか出来ないんじゃないか? と、ちょいと危惧した。

 観終えて思うのが、非常に面白く、「余は満足じゃ^^」なのだが、ダイ・ハード世界としての描き込みに関しては、まだ判別がつかない。

 もう一回 観に行く!

 そもそもが、作品内時間が、それほど長くないので、これでいいのか、とも思っている。

 今回は、ロシアが舞台である。

 これはちょっと面白い。

 今までのアメリカ国内においての活動とは、言葉が通じず、捜査権もないし、勝手が全く違うのである。

 だが、その、お国柄の違いのギャップは、あまり作品に絡んでこない。

 反目していた息子・ジャック(ジェイ・コートニー)と、いつしか共同戦線に至るのだが、長くロシアで活動していた息子よりも、モスクワ初体験のジョン・マクレーンの方が、長年の刑事の勘で、捜査上の正しい道を切り開いていくのである。

 だが、ジャックとジョンの反目、そして和解へと続く絡みは良かった。

 アクションの最中や、アクションの継ぎ目に、徐々に心を通わせていく流れは、定番ではあるが、スピーディーだが丁寧によく描けている。

 ジョンやジャック、そして、もう一組の、ジョンらが保護する大立者・コマロフと、その娘・イリーナの関係と言い、顔のアップを多用し、そこでの情動の演技をうまく映し撮り、かなり「人間」と言うものをうまく描いていた。

 この作品の監督(ジョン・ムーア)が、私の熟睡映画『マックス・ペイン』を撮っていたとはどうしても思えなかった^^;

 『ダイ・ハード』シリーズは、セルフ・オマージュ(セルフ・パロディ?)が、2作目からして多用されていて、それは、アクションや台詞回しに代表されていて、今回も、これまでのアクションから変則させてたのだが、狭い筒状ダクトを艱難辛苦で通ったり、高いところから自ら身を投げ出さなくてはならなかったりとあるのだが、

 今回は、コマロフが、終盤に、一作目のとある人物のような腹芸を垣間見せてくれる。

 これは、大胆でありつつ、新しい形のセルフ・オマージュである。

 イリーナ役は、とびきりの美形とは言い難い女優(ユーリヤ・スニギル)だが、その女優としての演技と言い、作中での演技と言い、実に巧みであった。

 目の潤ませ方や、必死の汗とか、頬の紅潮とかリアルであった。

 クライマックスのアクションでの、ミル26と言う世界最大のヘリコプターの中から、ジョンと視線を交わすシーンなんて、もう最高であるし、

 前半の山場のカーチェイスのシーンでの、いまだ、反目しあっていたジョンとジャックが、視線を合わすシーンともども、人と人の感情をぶつけ合うシーンとして、見事だと思った。

 「ダイ・ハード」シリーズは、ハイテクを駆使するテロリストと、昔ながらの叩き上げの刑事との対比の妙が面白いのだが、

 今回は、異国を舞台にしたことと、父子の相克が肝でもあり、ハイテク要素は、作中で、何度か携帯が破壊されるシーンに代表されるように、全く排除されている。

 それでも、例えば、冒頭の歌好きのタクシーの運ちゃんや、金で、ジョンらを裏口からホテル内に通すボーイの存在など、不思議と「ダイ・ハード」チックだ。

 中ボスも、口調がチンピラ風の、ステップを踏むのが好きという個性付けが、「らしい」のである。

 惜しむらくは、ラストシーンである。

 激闘を終えたジョンとジャックは、帰国し、空港で、太陽の光をバックに、心配していた娘と抱き合うのである。

 それが、シリーズにはそぐわない。

 やっぱ、ボロボロになった親子二人がモスクワまで帰ってきて、空港へのタクシーを拾ったら、ドライバーが、物語冒頭の歌が好きなタクシーの運ちゃんで、「なんか知らないけど派手にやったな!^^」とか言われて、二人が乗り込んで走っていくタクシーを遠目に、シナトラの歌が掛かると言うエンディングがベストだと思うのだが。

 なお、副題の「ラスト・デイ」は、日本の配給会社が勝手に付けたものなので、皆さん、無視して結構です^^

   

                                          (2013/02/14)

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[北と南のツープラトン攻撃(核実験とレスリング除外)]

2013-02-13 21:49:30 | 保守の一考
☆昨日は、キチガイ半島国家を隣国に持つ日本にとって厄日であった。

 先ずは、北鮮の核実験の強行だ。

   ≪北朝鮮が核実験強行 成功と発表 (産経 2013/02/12)≫

 <【ソウル=加藤達也】北朝鮮は12日、国営朝鮮中央通信を通じ、核実験を成功裏に実施したと発表した。北朝鮮の核実験は2006年10月、09年5月に続いて3回目で、金正恩体制下では初めて。先の長距離弾道ミサイル発射に続く国際社会への挑発行為で、日米欧各国が対北制裁強化に動くのは必至だ。
 朝鮮中央通信は、核実験について「爆発力が大きいながらも、小型化、軽量化し、高い水準で安全で完璧に実施した」と報じた。
 韓国気象庁は同日、午前11時58分(日本時間同)ごろ、北朝鮮で「人工的な地震」が観測されたと公表していた。観測された地震の規模は、過去2回の核実験より大きい。聯合ニュースは韓国政府当局者の話として、北朝鮮が11日に米国と中国に対し、核実験の実施を通告していたと報じた。
 北朝鮮の過去2回の核実験はいずれも咸鏡北道吉州郡の豊渓里で実施されており、今回も同じ場所とみられる。過去2回ともプルトニウム型原爆とみられる実験だったが、3回目は高濃縮ウランを用いたウラン型の実験を行う可能性や、水素爆弾の前段階のブースト型核分裂爆弾を使う可能性が指摘されていた。
 北朝鮮は昨年12月12日、国際社会の自制要求を無視して、北西部の東倉里基地から長距離弾道ミサイルの発射を強行し成功した。国連安全保障理事会は1月22日、従来の対北朝鮮制裁を拡大する決議を全会一致で採択。北朝鮮が新たなミサイル発射や核実験に踏み切った場合、「重大な措置」を講じると警告した。>

 なんちゅうか、色々と考えると、この核実験でひたすらに損害を被るのは、北鮮の国民だけなんだよな・・・。

 先の長距離弾道ミサイル発射実験によって、アメリカは、自国にも、北鮮の核の脅威(w)が及ぶことが分かったので、

 ここらで、かつて、マッカーサーが計画していたように、北鮮のズッコケ首脳部にピンポイントで戦略核兵器を使用し、焦土と化してしまって欲しい。

 ジュッ! とね。

   ◇

 私としては、こちらの方がきつい。

   ≪レスリングの五輪除外濃厚 失望した元王者「死刑宣告だ」 (産経 2013/02/13)≫

 <2020年五輪からレスリングの除外が濃厚になったことに12日、海外の関係者からも驚きの声が上がった。AP通信によると、00年シドニー五輪のグレコローマンスタイル130キロ級金メダルのルーロン・ガードナー氏(米国)は「いきなり死刑を宣告されたようだ」と失望感をあらわにした。
 国際レスリング連盟(FILA)に危機感がなかったのが一因との指摘もある。ロシア連盟のミハイル・マミアシビリ会長は「問題の根はFILAにある。この問題を防ぐために何をしたのかを聞きたい」と不満を示した。(共同)>

 これは、かなり痛烈である。

 日本が多くの金メダルを取得してきた種目であることは勿論だが、第一回オリンピックからの伝統ある種目が、韓国のゴリ押しでオリンピック競技から除外されることが、だ。

 えっ! 韓国?

 当たり前である。

 除外最有力候補であったものは近代五種とテコンドーであった。

 その両者を比べたら、それこそ、「近代」とは言いつつも、近代五種にこそ伝統があるだろう。

 テコンドーが消え去る運命にあったんだよ。

 最近の韓国は、「情報戦」「ロビー活動」と言えば多少は聞こえのいい「詐欺的なプロパガンダ」を、世界中で繰り返している。

 札びらをバラ撒き、ワールドカップを日韓共催にし、K-POP(w)とやらを世界中に蔓延させた。

 なんとかスタイルとか言う、ブサイクな男の歌を、世界各地の鮮僑の組織票で流行らせた。

 おぞましい。

 もっとも、日本社会も、実体のない人気・AKBと言うものを生み出したので責められないけど。

 で、だ。

 五輪において、消え去る運命のテコンドーを生き永らえさせる・・・、その返す刀で、日本のお家芸であるレスリングを葬ったのである。

 私が悲しいのは、伝統とか文化ってものを尊重できる立場にある者(IOC理事)が、

 厚かましく暑苦しい民族の、ゴリ押しの札びら肉ビラ攻勢で、人間としての矜持をいとも簡単に捨て去ることだ。

 なーんか、とてつもなく悲しいですな。

 おそらく、なでしこジャパンの活躍に、まさか女子サッカーをオリンピック競技から外すことも、いろんな意味で難しいので、苦虫を噛み潰している外国のヤカラも多いんだろうなぁ。

                                          (2013/02/13)
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[三遊亭鬼丸師匠「内幸町 タロ人会:第49夜」(後篇)]

2013-02-12 23:23:17 | 物語の感想
☆・・・三遊亭鬼丸師匠は、先ず語る演目が「ぞろぞろ」だったので、その話に出てくる神様の一人(一柱)から、八百万の神へとまくら話を広げた。

 日本人は、異国の神様も「八百万の神様」に組み込んで敬い、その中には、トイレの神様もいるし、野球の神様 川上哲治もいるし、プロレスの神様 カール・ゴッチもいる、と小ネタを交えつつ(今度はスキー場にいるロマンスの神様も入れて下さい^^)、笑いの神様・落語の神様へと話を運んでいく。

 自分はいまだ、落語の神様の恩恵に与かっていないが、これまで16回(この数はニュアンスだろう)、落語の神様を、高座にて垣間見たことはあると言い、つかず離れず、見守って頂けている時はたまにあるかなぁ、などと話す。

 また、「ぞろぞろ」を語ってみようと考えた背景について語る。

 小学校の教科書に、この噺が載っているから、とのこと。

 小学校に本の音読のボランティアに行き、落語を聴かせたくなるが、落語を楽しめる年齢の境界線もあるようだ、云々。

 ・・・さて、私、ここから、ちょっと入り組んだ話をする。

 落語家のほとんどは、すべからく面白い存在だと思うのだが、特に、私は、「GOGOMONZ」と言うラジオ番組を通し、この三遊亭鬼丸と言う落語家を知り、

 その面白さに魅かれた。

 実際、才能もある方で、ラジオ番組でのアドリブも利くし、もちろん、その落語も王道を行っている。

 変わり種のように見えて、基本はけして逸らしていない(と思う。私自身、まだまだ落語に詳しいわけではない)。

 その落語会(ライブ)では、いつも大笑いさせられている。

 完全に、笑いの神様が降臨しているじゃん! と思える時も多い。

 私が、鬼丸師匠を見てきて、これまで、「いまいち」だなと思ったのは、三遊亭圓歌師匠との親子会の時かな?

 あの時は、さすがに、三遊亭圓歌師匠の横綱落語にパワーを吸収された感があった。

 おっと、今回の噺の中で、鬼丸師匠は、圓歌師匠の「中沢家の人々」ネタを話していたなぁ^^

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 そして、今回の鬼丸師匠の独演会も、これまでとは、ちょいと違った雰囲気があった。

 真打として、実力はある。

 今回、「ぞろぞろ」「付き馬」「悋気の独楽」と豪華にも鬼丸落語を三席聞け、ネタ卸しの噺もあったのだが、いずれも完成度は高い。

 しかし、いつものような大爆笑に至らなかった。

 私は理由を考えた。

 一つのライブが、(笑いの)一体感を得るには、色んな幸運に恵まれなくちゃならないのだと思う。

 盛り上がりの構成因子の一つでも欠けたら、落語の神様は降りてこない。

 先ず、満員の客席が、最初は落ち着かなかった点がある。

 途中から入ってきた客も多かった。

 私の一列後方のじい様の客は、膝に、コンビニ袋みたいのを置いていて、それをたまに引っ張りあげたり、開けたり、握ったりするので、独演会の二時間、ずーっと雑音を立て続けていた。

 私はよっぽど、「その袋、椅子の下にでも置いておいてくれ!」と言いたかったが、落語ってのは、人それぞれの見方もあろう、と我慢した。

 せっかくのライブである。

 先ずは、自らをレイブ感(ロンドンのジャマイカ系移民の俗語で「自分を演じさせてでも先ずはその気になって盛り上がる」を意味)に高めなくちゃならないのに、このコンビニ袋の雑音で、気持ちが削がれた。

 気が散ると、話を追っている意識が飛び、集中できなくなる。

 ましてや、携帯の呼び出し音が鳴り響いた時には、私、そいつに殺意をもよおしたよ^^;(地下のホールで、私のドコモは圏外だったのだが)

 先ず、コンビニ袋の雑音で、後方の三分の一の客は、噺を聴いて思い描いていたイマジネーションの世界を断ち切られたと思う。

 そして、携帯の呼び出し音で、会場の後ろ半分の客が、落語ストーリーから我に帰らされただろう・・・。

 ただ、そんな、さりげなくも厳しい状況の中で、なんとか形を作っていくのが鬼丸師匠の「実力」だろう。

 一席目の「ぞろぞろ」が終わった後に入ってきた美人のお客さんには、「どうぞどうぞ^^ まだ大した話をしていないですから」と言ったときには、「大した話、してなかったのかいっ!!^^;」と大笑いした。

 この美人さん、前回、私の前に座っていたので覚えている。

 毎回来ているなんて、かなりの鬼丸ファンのようですよ^^

 また、定吉と旦那の会話の時、旦那のセリフをもつれさせたのだが、そこで、普通に、定吉に「旦那様、なに舌をもつれさせているんですか^^」と言わせて、自然にミスを直す箇所なんて、「うおお! 凄いな鬼丸師匠!!」と驚かされた。

 この人、実力がある人なんだ。

 仲入り後、<ウクレレえいじ>さんの、巧みな漫談を挟んで(楽しい^^)、

 三席目を語り始めた時には、すっかり調子を回復し、「落語の神様」のローブの裾を鷲掴みにし、会場をひきつけていった。

 私の前の席のヤンキー夫も、顔をずーっと笑顔にし、落語に夢中になっていた。

 これである^^

 もう、鬼丸師匠が面白いことを言うことが分かっているので、顔に笑顔を湛え、爆笑する体勢に表情を待機させているのである。

 このヤンキー夫、おそらく、次回の独演会も来るだろう^^

 でも、その、小1くらいの娘さんには、まだ落語は早かったかな^^;

 かおりんや麻衣ちん、ザキシマさんらと観覧していたもう一人の女性は、どうやら、池辺愛さんのようで、「鬼丸師匠の耳だけが赤かった!」と、この独演会の感想を番組で語ったそうだ(麻衣チンと思っていた人は、池辺愛さんの相棒の久保いろはさんと言う噂もあり。うん、その女性が<ウクレレえいじ>さんの芸のとき、合いの手を入れていたのですが、麻衣ちんのハスキーボイスではなかったんだよね。・・・私、モエヤンの夜中の番組 聴いてましたよ。)。

 はい、確かに、この独演会の途中、顔は白いのに鬼丸師匠の耳だけがやたらと赤かったんですよ。

 おそらく、(いい意味で)かおりんには気づかない観察力であり、

 私と同じことを池辺愛さんも感じていたことが、ちょいと嬉しかったかな^^

 なお、私、買っていたプリンは、独演会が終わった帰りの出口で、「鬼丸師匠のお子さんにどうぞ^^」と、鬼丸奥さんに渡しました。

 鬼丸奥さんは、「もうすぐ(鬼丸師匠が出口に)出てきますから^^」と言ったのですが、

 私は恥ずかしがり屋なので、「いやいやいやいや^^」とそそくさと立ち去るのでした。

 でも、ホールの出口への階段を上がるときに、階段の下から、現われた鬼丸師匠が挨拶してきたので、私もにこやかに頭を下げるのでした^^

                                           (2013/02/12)
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[映画『ムーンライズ・キングダム』を観た(未完成)]

2013-02-11 00:04:43 | 物語の感想

・・・「小さな島の、小さな恋のコメディ・・・、というには深みもあり」・・・。

 この作品も、全く予備知識がないままに観た。

 かなりの傑作なのでびっくりした。

 その作風でかなり有名らしいウェス・アンダーソン監督だが、恥ずかしながら、私、この監督作、初めての鑑賞であった。

 どおりで、ブルース・ウィリスやら、ビル・マーレィ、エドワード・ノートンや、ティルダ・スウィントンらビッグネームが、小童二人の自由への愛の逃避行の物語を彩る大人の役割として出演している。

 親を失い里子に出されていた少年は、ある日 生活に不満を抱き続ける少女に出会い、文通を通し、駆け落ちを計画する。

 1965年のことだ。

 冒頭は、めまぐるしく動く、アニメのようなスタイリッシュな映像の中で、少女スージーの家庭の忙しなさが描かれ、その中、常に双眼鏡で世界を観察するスージーの物足りなさが表現される。

 そこら辺で、ちょっと、作品のテンポが合わないかな、と私は危惧する。

 スージーは、濃いアイシャドーなど奇矯だが、至って美少女で、胸はないが、割りと無自覚に大人のスタイルでもある^^

 太ももなどボリューミーである。

 しかし、少年・サムが、舞台となる、アメリカのニューイングランド沖に浮かぶ小さなニューペンザンス島に、ボーイスカウトのキャンプに来ている中、スージーを求め脱走し、それを他のボーイスカウトメンバーが捜索し始める辺りで、やっと話に没入し始められる^^

 ・・・すいません、眠いので、続きは明日に書きます^^;

   

   ・・・なんかいい感じのメンバー^^

 私は、子供の頃、カブスカウト、ボーイスカウト、シニアスカウトと入団していまして、厳しくもいい加減な雰囲気が実によく描けているなと思いました。

 また、私が、この作品を通して、なんか似ているなぁと思った作品が、『ピクニック・アット・ハンギングロック』でした。

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 なんとも言えない「自然のいたずら」みたいな雰囲気が感じられるのです・・・。

                                           (2013/02/11)

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[三遊亭鬼丸師匠「内幸町 タロ人会:第49夜」(前篇)]

2013-02-10 23:47:35 | 物語の感想
☆鬼丸師匠のネタ卸し独演会(「名人」はまだ名乗れないっちゅうことで「タロ人」会! ^^)に通うのも、今回で三回目になりました。

 特に、前回・前々回とお客さんが入っていない訳でもなかったのですが、今回は、やたらと力いれて「GOGOMONZ」で告知していた。

 「なんでだろ?」と思った。

 さて、受付で、おそらく鬼丸師匠の奥さんにお金を払う。

「今度から予約してくださいな」と言われた。

 私は、奥さんの顔を見るのは三度目なのだが、毎回、「可愛い人じゃん」と思う。

 でも、小柄だけど、整った顔の人なので、あまり記憶に残らず、次に見ると、また「可愛い人じゃん」と思い、また、忘れ、今回もまた、「可愛い人じゃん」と思うのだった。

 多分、次回までに、また忘れ、また、新鮮な思いで、「可愛い人じゃん」と思うのだろう^^

 今回も鬼丸子供は来てないようだったが、会場の近くでプリンを買っておいた。

 子供がいなくても、奥さんに渡しておこうかと思ったのだが、受付の机の上に、私が買ったと同じ店(洋菓子のHIROTA)の箱が置かれていたので、「やばい、かぶった!」と思い、とりあえず、渡すのを躊躇した。

 会場に入ると、なかなかの入りで、私は後方に腰を下ろした。

 会場の中央には、今回は後姿しか見えなかったが、横田かおり嬢らしき女性がいた。

 髪がかなり伸びたなぁ^^

 で、かおりんの横に、おそらく棚橋麻衣嬢が合流した。

 この人は、手塚治虫の描く女性みたいで丸顔で可愛い。

 和登サンみたいだ!

 私の、ボーイッシュな短髪元気美少女好きは、小学1年生の時に初めて買ったマンガ『三つ目がとおる』のヒロイン・和登サンに由来する^^

      

 かおりんも麻衣ちんも、やはり喉を大切にしなくちゃならない職業なので、大きなマスクをしていた(もう一人 女性がいたのだが、ちょいとどなたかは分からなかった)。

 あと、「GOGOMONZ」の構成作家のザキシマさんもいた^^

 仲入りの時にトイレに行ったら、ザキシマ氏は、私の2,3人あとに並んでいて、

 この独演会や「GOGOMONZ」公開生放送の時に、いつも最前列にいる、青い半袖の作業用のポロシャツを着ている坊主頭の男の人に話しかけられていた。

 会話が聞こえた。

「いつも、(番組を)楽しんで聴かせてもらっています^^」

「おお、そうですか、ありがとうございます^^」

「自分は、ラジオネーム○○○です(よく聞こえなかった)^^」

「おお、そうですか^^」

 ・・・私が、あまり鬼丸師匠に接触したがらないのは、ラジオを聴いているコチラにとっては、鬼丸師匠やかおりん、ザキシマさんらは、唯一の特別な存在であるが、あちらにとっては、多くのファンの一人であるからして、私が話しかけたとしてもリアクションに困ってしまうだろうなぁ、がある^^

 開演時間が近くなるにつれ、会場は満席に近くなってきた。

 いつものタロ人会より、いかにも私に似た、ちょいとムサい感じの一人客も多かった。

 おそらく、私と同じ「GOGOMONZ」リスナーであろう^^

 それから、今回は、「ぞろぞろ」と言う、小学校の教科書にも載っている落語をやると予告していたこともあり、子供のお客さんも、親御さんに連れられて結構きていた。

 私の前にも、いかにも「GOGOMONZ」リスナー夫婦がいて、その間に、小学校一年生くらいの女の子がちょこんと座っていた。

 旦那さんは、頭を固めた、耳にピアスをいっぱい付けたヤンキー風で、かおりんや麻衣ちんの姿を見ると、奥さんに笑顔で「おいおい、来てるよ^^」と嬉しそうだった。

 そんな中、お囃子の音がにわかに響き、鬼丸師匠が舞台の袖から笑顔で現われた。

 ソフトモヒカンは完全に復活していた。

「ああ」と、私は思った。「この人、中村獅童に似ているなぁ^^」

                                      (続く 2013/02/10)
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[映画『脳男』を観た]

2013-02-10 08:45:53 | 物語の感想

☆全く予備知識なく、時間が合うのでふいに見た。

 タイトルが、狙っているようでいて「ダサい」と思った。

 私だったら、「データーベース」「異常蓄積記憶のみ」とか名付けるのになぁ、と思った。

 ただ、この脳男が、最終的には「脳男」ではなかったことが分かるので、それらのタイトル全てがミスディレクションか。

 ヒロイン・真梨子(という年齢でもないのだが^^;)が松雪泰子で、私は、その美しさに見惚れる。

 いい加齢をしている、と言うか、本当に美しい人は歳を経たままに美しい。

 物語は突然に猟奇犯罪の様を描いていく。

 私は、このブログでも何度も言及していると思うが、どうにも、身体を切断するようなサイコな事件が嫌いである。

 初っ端から、そんな展開で、私はげんなりしつつ、だが、その猟奇犯罪とともに連続爆破テロが起き、そのバス爆発シーンがあまりにも派手だったので驚いた。

 おお、なかなか気合の入った映画だなと思った。

 ちなみに、この、真梨子が乗り遅れた後に爆発したバスに乗っていた子供の一人が、黒焦げになって歩いて出てくるのだが、片手で、もう一方の腕を掴んでいて、なんか、つげ義春の「ネジ式」を思い出した。

 この構図は、後に、精神医療の医師である真梨子が更正させた男が、脳男の凝視に耐えられなくなってしたポーズと同じでもある。

 別に、そこに意味を見出すつもりもないが、ふと思った。

     

 物語上、キャラ立ちしているが、どうしても、脳男や、爆発事件犯人に比べて、すっごく影の薄い刑事を江口洋介が演じていて、格好いい人なのに勿体ないなと思った。

 その刑事の捜査で、爆発事件の犯人のアジトを突き止め、容疑者として捕らえられたのが、鈴木一郎(脳男=生田斗真)であった。

 凶悪な犯罪者で、その暴力衝動を、拘置所の中でも示し、廊下ですれ違った他の収容者に踊りかかり、目をくりぬく。

 そんな鈴木の精神鑑定を受けた真梨子は、鈴木の精神構造に真摯な興味を向けるのだった。

   

 取調べ・診察に対して、事件に関係しないことには素直に答える鈴木・・・、表情は無表情で、どうやら無痛症でもあるらしい。

 真梨子は、その鈴木に何らかの法則性みたいのを感じ、独自に調べ、そして、その過去を見つけるのだった。

 なかなか面白いのだが、ちょっと展開に粗や設定倒れも見える。

 例えば、脳男の誕生の経緯が大雑把だし、「脳男」となる以前の、この少年はどうやって生き永らえてきたのかの描写もない。

 うまい具合に、大自然の中でのロケの勢いで納得させる演出には感心した。

 また、原作では個性を発揮したであろう刑事や、その新米の相棒、真梨子の同僚(ナンちゃん似)や爆発処理のプロなどがおざなりだった。

 対して、出番は少ないが、真梨子の母親や、構成した少年、その母親、「脳男」の名付け親などは非常に印象が強烈で、どうにも、作品全体でのアンバランスを感じた。

 爆破量の多さもやり過ぎだろう、の印象だ^^;

 爆破テロの犯人は、脳男の静に対し、動の属性にあり、その少女(二階堂ふみ)の若さを考えるとあまりにもの膨大な「仕事量」に疑問も起こるのだが、まあ、ありかな。

 二階堂ふみが、その相棒に「臭い息 向けるんじゃねえ!」とか言ったら、その相棒が「許して、胃も治すから!」とか言うのが、そこまで脚本を練りこむなよ、と萎えた・・・。

   

 生田斗真は、美形だが、そもそもが「危ない顔」もしているので、<脳男>役は適役だった。

 前半は、ずーっと、救いようのない絶望感を感じた。

 だが、途中から、ティム・バートンが自作の主人公に寄せる「想い(異形の者の悲哀)」みたいのを、私も<脳男>に向けられるようになり、

 だからこそ、ラストシーンでの<脳男>の「表情」には、かなり胸のつかえが取れる思いだった^^

                                          (2013/02/10)

コメント (2)
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[祝!水曜日に初めて読まれる。 「GOGOMONZ」投稿(12)]

2013-02-06 23:59:02 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆正直、水曜日だけは読まれたことがなかったので、投稿はしていたのだけれど、さほどの期待をせずに、<FM NACK5>の「GOGOMONZ」を聴いておりましたところ、読まれましたよ^^ 読まれましたよ^^

 これにて、私なりのこだわり、「全曜日制覇!」が達成されましたですよ~!!

 その投稿は、この文章の後半に載せます^^

 さて、私が、「GOGOMONZ」を聴いていて、つい最近、腹を抱えて笑ったときの話をします。

 基本、私は駄洒落みたいのは好きではなく、だから、どうしてもそういう傾向のある「どっちもヤダねぇ~(現代版「究極の選択」)」のコーナーはそれ程好きではない。

 が、不覚にも、そのコーナー絡みで、ラジオを前にして大笑いし続けた。

 ネタはうろ覚えで、それほど面白い内容でもなかった。

   (うろ覚えでスマソ。実際はもっとよく出来ていた)
   「すぐ痛がる嫁か、すぐイキたがる嫁、どっちもヤダねぇ~^^」

 ちょっとエロいですな^^;

 で、それが最後に読まれ、コーナーの最後に曲が掛かりました。

 どうやら、ゴダイゴの『銀河鉄道999』で、アッパーな前奏が流れてきます。

 そして、歌が始まりました、・・・と同時に、私は、ブフーッ!! と吹き出してしまった。

   ♪さあ イクんだ! その顔をあげてー!!

 ・・・これ、スタッフの狙った選曲ですよね。

 私、笑い転げましたよ^^

 駄洒落みたいの嫌い、などと言いつつ、最近、私はナンセンスな駄洒落に笑ってばかりである。

 インフルエンザの治りかけの時、私は、多くのマンガを読んだのですが、以下の漫・F・画太郎のマンガでも爆笑しました。

   

 「チチノカタミ」、「イタノトモミ」・・・、二文字しか同じじゃないのに、すっげぇ爆発力ですね。

 また、『ドリフターズ』というマンガで、鬼神の如き強さを示す薩摩の島津豊久を、作者が「薩人マシーン」と紹介した文章も、私にはツボでゲラゲラ笑わせられた。

 私、結構 駄洒落が好きなのかも。

   ◇

 明後日、金曜日の午後七時から、鬼丸師匠の独演会「タロ人会」が行なわれますよ。

 私は二回 観に行きましたが、両方とも、客席は7~8割ほど埋まっており、大成功に思えました^^

 鬼丸師匠は、それでも物足りない気配がありますなぁ^^

   ≪内幸町タロ人会第49夜
       2月8日(金曜)
       開場:18時~
       開演:19時~
       会場:内幸町ホール
       木戸銭:前売 \1,500.-
       ゲスト:ウクレレ漫談 ウクレレえいじ ≫


 予約しないで行っても、鬼丸嫁様が席を用意してくれると思いますので、皆さん、是非、駆けつけて下さい。

 私もこそっと行きますが、どうか、皆さん、私には話し掛けないで下さい^^;

 私、恥ずかしがり屋なんですよ^^;

   ◇

 では、採用投稿です^^

 これ、鬼丸師匠の独壇場で、絶妙の台詞回しで読んでくれました。

 こっちは、発音の指定まではしてないんですが、「そこはプロにお任せ!!^^v」って感じで読み上げ、かおりんも大笑いしてました。


 ≪鬼丸師匠、かおりん、グッドアフタヌーン!

  私の「これでいいのだ!と自分に言い聞かせたこと」です。

  ワーキングホリデーでニュージーランドに一年間滞在していましたとき、

  マクドナルドでバニラシェイクを頼むのですが、必ずバナナシェイクが出されるのです。

  自分の発音が悪いのかと、「バニ~ラシェイク」とか、
  「ベィニラシェイク」とか、「ブォニラシェイク」とか、
  色んな言い方を試したのですが、笑顔でバナナシェイクを出されるのです。

  しまいには、あえて、「バナナ」と言ってみたり、
  「バッキーラ」とアッキーナみたく言ったりもしましたがダメでした。

  最終的には、「男は黙ってバナナシェイク!これでいいのだ!」と思うようになりました。

                        以上! ≫


 当時のニュージーランドでは、バナナ味のシェイクがデフォで用意されていました。

 それから、私が好きだったのは、熱々のチョコやキャラメルソースがかけられたサンデーです。

 湯気の出ているソースを、冷たいバニラに絡める・・・、うまいのである^^

 ちなみに、かおりんの家の冷蔵庫には、半分や一口だけ食べたアイスがいっぱい入っているそうです^^;

 ちょっとだけ食べたいという気持ちや、女の子ゆえのダイエット意識が、アイス全部を食べるのを妨げているのでしょう^^

                                           (2013/02/06)

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