『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[自分の生活を絡めた「ドラマ『陸王』」の話・2]

2017-10-26 12:49:24 | 新・保守の一考

☆・・・昨夜の営業も有難う御座いました。
 中盤から満席となり、稼がせて頂きました^^
 なーんか、ここ最近の忙しさは不思議である。
 暇と思われる日も、それなりの売り上げになるんだよなぁ^^
 週に二度は非常に珍しい、男性ばかりDAYだったのですが、こんな時、一人でもいいから女性が…、例えばアイプリ君やナッチ、ショコタンなんかが来ていたとしたら、更に盛り上がるのにな^^

 さて、ドラマ「陸王」の話だが、老舗の足袋製造会社、時代の流れの中で、徐々に業績が悪化していた。
 従業員は30人ほどはいるようで、メインバンクのリストラの提案にも首を縦に振ることはできず。
 工場では、昭和的な風景として、かっぽう着姿の女性たちが日々 働いている。
 かくして主人公は、新規商品の開発に着手する。

 私は、自分が写真アルバム屋の営業だったころを思い出した。
 正直、写真アルバムは、需要がゼロになることはなくても、先細りの商品であった。
 社長は、作業場で働く、働き手の「かっぽう着姿の女性たち」の雇用は絶対に死守するという意思はあり、それは素晴らしいなと思っていた。
 山あいの工場、給料も手渡しのような「昭和」がいまだに残る会社であった。
 が、どうにも、そのための販路確保が、「いい品質のアルバムを作るのみ」と言う方向性しか見いだせないようだった。
 私には、その方向性は最低需要のルートセールス的な販売しか望めなかった。
 ゆえに、新規製品開発やネット販売を考えた。
 窓から外を見ると牧場があり、牛が草を食んでいるという環境のなか、私は、写真アルバムにちなんだ新機軸の商品開発をした。
 基本、ルートセールスなので、時間は割と融通が利いた。
 開発費用なんてなく、まあ、それは必要なかった。

 で、プリクラ用の極小アルバムや、ハガキとして送れるアルバム、デコレイトできるアルバム・・・、その他いろいろ作った。
 ハガキとして送れるアルバムを立川に営業に出た時、立川の郵便局からいっぱい送ってみた時など、局員さんが目を丸くして、私は自信満々で、なんか意味なくも優越感が起こった。
 無料サイトでホームページも作り、稚拙にプレゼンなんかもした。

 

 

 

 

 だが、社長は、これまでワンマンで突き進んできた男、そういった社員の創造性を認めたがらない人だった。
 私のプレゼンなども、私の話す内容を聞いてなくて、私の顔だけを見て怒りを向けていた感じだった。
 発表の内容でなく、私の行動を頭ごなしに批判するタイプだった。

 私は、あんまし固執しないほうなので、ある程度耐えて、許容範囲を越えたので退職するのであった。

                                      (2017/10/26)


[自分の生活を絡めた「ドラマ『陸王』」の話・1]

2017-10-25 14:04:31 | 新・物語の感想

☆・・・昨日の営業は、深夜の2時帰宅で、なんとか売り上げとして形になった感じでした^^
 有難う御座いました。
 さて、お客さんがいないときに、録っておいたドラマ『陸王』を観た。
 初回なのに、見どころを詰め込み、一本の映画を見るようだった。
 ・・・作中現在においては斜陽の足袋の製造を100年間続けていた零細老舗企業が、会社存続の危機の中、その特性を生かしたマラソンシューズを、数々の苦難の中で開発していく物語。
 特性とは、底の素材の厚いシューズはつま先で走ることを促され、長距離走ると、膝を傷める原因にもなるそうで、
 対して、底が薄い足袋のようなシューズがあったとして、それを使用したとすると、走り自体が大地を足の真ん中で踏みしめることによって、フォームが改善され、疲労が蓄積され難い、とのこと。
 多くの視聴者にとって、それは初めて知った情報でもあるだろう。
 だが、私は、この理屈を身をもって知っていた。

 最近、店に来た彼女と、居合わせた女性のお客さんに、私が「スポーツをやってないから痩せない」と責められた^^;
 いや、私は、スポーツこそしていないが、人一倍 運動をしている自負がある。
 ポスティングのバイトである。
 これで、私は、多い時は3万歩、平均して2万歩超を走破している(写真は昨日の歩数)。
 いつも、与えられたノルマを達成しようと勝負(≒スポーツ)感覚、オリエンテーリングでもするかのようにコース決めやスピード配分を考えてやっている。
 私は、常に合理的な動きを目指しているので異常に早い。
 ポスティングのオリンピックがあったらメダル級だろう。
 太っているのは、その後に、食いまくっているからだ^^;

 私は、二つの会社でポスティングバイトを行なっていたが、メンバーのほとんどはバイクで作業をしている。
 私だけが、現場まで自転車、作業を開始すると徒歩である。
 徒歩のメンバーは、入っても、辛くてすぐにやめていく。
 徒歩で長距離を歩き続けるので、靴の消費も激しい。
 何足も履き潰している。
 ある日、ランニングシューズを新しく買った(別に「陸王」ではない。ただ単に、底の薄いもの)。
 購入し、いざ、履いてみると、底が薄くて、足の裏が地面に密着している感があり、なんか、妙な気持ちだった。

 私 「新しく買った靴、ランニングシューズなのに、そこが薄くて、なんか変な感じなんだよなぁ」
 彼女 「えっ? ランニングシューズなのに、底が薄いの? 足に負担掛からない?」
 私 「まっ、いちお、ランニングシューズと銘打っているから、ちょこっと、履いてポスティングしてみるよ」

    (一週間後)
 私 「あのさぁ、新しく買った、底の薄いランニングシューズだけど、初めは違和感あったんだけどさ。なんか、心なしか、ここんとこ、足に疲れが残らないんだよね」
 彼女 「ふーん」

 彼女の反応が薄いのはなんだが・・・^^
 まあ、私が言いたいのは、足袋の特性を、既に私は、身をもって知っていたっちゅうことだ。

                                  (2017/10/25)


[小池都知事へのエール!!!]

2017-10-25 12:52:56 | 新・保守の一考

☆・・・小池百合子が帰国した。
 「針のむしろ」だろうに。
 でも、選挙戦前哨戦は、人生でも最高の時だっただろうて…。
 そんな百合子女史に、この言葉を…。

『…………
 おめえはすげぇよ よくがんばった・・・
 たったひとりで・・・
 こんどは いいヤツに生まれ変われよ・・・
 一対一で勝負してえ
 待ってるからな・・・
 オラも もっともっとウデをあげて・・・
                 またな!』

                      (2017/10/25)


[映画「ミックス。」を観た]

2017-10-25 10:21:22 | 新・物語の感想

「ミックス。」予告

☆・・・挫折した主人公が最終的には「勝利」を掴む・・・、定番の物語で、楽しんだ。
 登場人物のいずれもが、何らかの精神的な人生のビハインドを背負っている。
 それぞれが、クライマックスの全日本卓球選手権ミックスダブルスで答えを出す。
 ショートカットのガッキーは可愛く、瑛太は、とぼけた演技がカッコ良かった。
 しかし、なんか鑑賞後の気持ちが希薄であった。
 なんでか考えたら、物語の最初と最後に使われるセリフ「卓球の幾つかの局面は人生に似ていると例えられる」と言われているのが、卓球自体と人生が有機的・テーマ的な結合を果たしていないからだった。
 卓球シーンも、そのラリーなどは特に、見ていて心地良いシーンだが、あくまでも、卓球シーンは卓球シーンだけで終わっている。
 主人公たちの挫折も、恋愛や家族の枠を超えることはない。
 心に残る「骨太な芯」になるテーマが欲しかったかな。

                        (2017/10/25)


[映画『斉木楠雄のΨ難』を観た]

2017-10-24 23:59:30 | 新・物語の感想

山崎賢人主演!映画『斉木楠雄のΨ難』特報映像

☆・・・面白かった!
 福田監督は『銀魂』の実写化と言い、少年ジャンプのギャグマンガ専属の監督になって欲しい。
 特にこの作品は、『銀魂』の神楽役に続いての、橋本環奈演じる心美の出ずっぱりの活躍に尽きた。
 確かに、橋本環奈は可愛かったが、次第に、声も太いし、足も太いことが周知されて、「1000年に一人の美少女」からは乖離し始めた。
 が、その乖離は、彼女の新しい魅力を引き出している。
 彼女も、突き抜けた演技にノリノリのようだ。
 だが、原作のギャグが100%十全に活きていたかと言うと、外したものも多かった。
 男どもが心美を見た時の、そのあまりに美しさに対しての、圧倒される「おっふ!」のリアクションも、少なくとも私のイメージとはちょっと違った。
 主役の山崎賢人の心のツッコミも、一つ一つ大事に丁寧に表現されて欲しかった。
 元ヤンの亜蓮の白目は面白く、いや、作品全般、白目に陥るキャラは面白かった。
 新井浩文の特殊メイクの燃堂役は、涙が出てくるほどやばかった。
 一番笑ったのは、熱い男・灰呂に教室が振り回されるのだが、いつの間にやらクラスメイトがノセラられて、モブの一人の女子が「さあ、今日は忙しい一日になるぞぉ!」と言った時、鼻から「ぶふっ!」と笑い吹いた。
 中二病の海藤やアメイジングの男は、原作では大好きだが、全て橋本環奈に持ってかれてたな^^;

                         (2017/10/24)


[総選挙へ 「レッテル貼りを許すな! 卑怯者の末路」の巻!]

2017-10-22 08:39:41 | 新・保守の一考

☆・・・旅行前にあれだけ書いていたのだが、旅行後、いろいろ忙しく、頭を多少は使わなくてはならない政治ネタを書けてなくてスンマソン!
 まあ、希望の党が大失速したので、余は満足なのだが、まだまだ懸念はある。
 さて、投票日の今日、最後のお願いです^^

 いや、しかし、こうして雨ばかりの毎日は、映画『セブン』の舞台となった町のようで気が滅入るね、私は、あのバッドエンディングが、作品の出来は悪くないのだが大嫌いなのだ。
 しかし、こうした激しい雨の日は、ちょっとしたマスコミのイメージ操作に騙されて、浮動票を投じる「浮動バカ」が選挙に行かないので自民党有利になるので良い^^;

 「浮動バカ」とは、そうだな、今回の選挙が決まってから当初の、なんかイケイケのイメージの頃の希望の党に投票しようとしていた奴や、今ならば、大陸(中国)や半島(朝鮮)を利する報道に邁進するマスコミが同調する、マスコミのイメージ操作でクリーンな印象に変貌している立憲民主党に投票しようとしている奴らのことだ。
 前にも言ったが、立憲民主党のやから達は、自分らの政治的な主義主張を捨て去り、希望の党にすり寄ろうとしていたが、希望の党に「排除」「選別」されて、仕方なく寄り集まった「情けなく恥ずかしいクズども」である。
 ゆめゆめ、皆の衆、投票めさるな。

 まあ、自民優勢の報道の中、野党第一党は、希望の党、立憲民主党どちらになるかは分からない。
 小池百合子を調子に乗らせるのも嫌だが、恥ずかしげもない枝野をシラーッといさせるのも嫌だ。
 まあ、野党第一党が民進党に比べてのかなりの規模収縮になるのはよござんす^^

 ただ、浮動票に左右されない党もある。
 共産党である。
 何度も言ってるが、共産主義思想は、必ず、「虐殺」と言うものに帰結する主張である。
 「我らが正しい」「従え」「従わなくば死ね!」が必然の政治思想なのである。
 いわゆる戦争で死んだ人間の数よりも、共産主義の「粛清」「排除」「選別」で犠牲になった人間の数のほうが、はるかに多いのである。

 ちょっと話を横道に逸らす。
 私は、AKBグループを、アイドル的な見地で見て嫌悪しているのだが、正直、グループ後発の「なんとか坂46」と言うのは、「金の生る木」のグループに各事務所もイチ押しをつぎ込むので、美形が多い。
 AKBグループの嫌いな私でも、うは、可愛いなぁと思う子がたくさんいる。
 しかし、その「欅坂46」の歌う楽曲が気になってしょうがない。
 なんか、相手を名指しせずに、批判をし続けるような歌が多いのである。
   「サイレントマジョリティー」
   「不協和音」
   「太陽は見上げる人を選ばない」
   「エキセントリック」
 今、サラッと歌詞を調べただけで、これだけの歌が、「あたかもマイノリティー(多数派)が悪で、それに与することが悪である」かのような印象の歌詞内容なのである。
 なんら具体的な論拠を示さずに、対象が悪であることは前提で、それに同調しない! と言うような内容なのである。
 作詞の秋元康などは、得意の、流行りの時代変転の「見越し」で、「頭脳警察」下でのアイドルグループ「制服向上委員会」的なものを目指し、ちょちょいのちょいと詩を書いているのだろうが、その内容は思想的に、あまりにも抽象的で、「制服向上委員会」の政治思想的なことに比べたら、逃げ道があり卑怯な内容だ。
 ズバリ言えば、秋元康は、一大権力マスコミ(マイノリティー)に同調し、いかにも自民党が悪ででもあるかのような主張を詩に込めている。
 もちろん、秋元康には思想はなく、お金儲けしか考えていないだろう。
 名指しはしていない、具体的でもないので、対象者は反論さえすることが出来ない・・・。
 卑怯な状況である。
 まあ、可愛い者は、何を言ったってしたって許されちゃうのだけど^^;

 なんだっけ、共産党に担ぎ上げられた、気持ち悪いオーム真理教みたいな学生集団「SEALDs」のメンバーなんて、総じて、就職の時期になって、正社員の口がなくて瀕死になっているっちゅうし、ザマァ!!^^

 話を戻す・・・。
 共産党は、選挙活動で、こういうフレーズを多用する。
  「安倍政治の暴走を止めろ」
  「アベ政治を許さない」
  「これほど憲法を蔑ろにした政権はない」
 ・・・こういうフレーズの連呼を「レッテル貼り」と言う。
 バカは、こういう「レッテル貼り」に騙される。
 「暴走しているのかぁ」「許されないことをしているのかぁ」「憲法を蔑ろにしているのかぁ」と、思わされてしまうのだ。
 しかし、その言葉の裏付けを取ろうとすると、ほとんど、理由がないのである。
 もしくは・・・。
    ここからが大事!!
 共産党の、数々の、安倍政治への「レッテル貼り」の根拠を紐解くと、
 それは、「これまで共産党が主張して、多くの国民にそっぽ向かれていた主張」でしかないのである。
 それを、「安倍政治の暴走を止めろ」「アベ政治を許さない」「これほど憲法を蔑ろにした政権はない」と言うフレーズによる「レッテル貼り」で誤魔化し、皆さんを騙そうとしているに過ぎないのだ。
 皆さん、それをちゃんと認識してね!!

 最後に、自民党の街頭演説中に出現する反対派だが、あれ、全員、同じ80人ぐらいのメンバーだからね!
 国家公安にマークされている活動家たちだ。
 色んな自民党の遊説に出没するのだが、約80人が場所を変えてフォーメーションを組んで、自民党の演説の妨害行動をする。
 写真に撮って、一人一人を詳細に照らし合わせると、いつも同じメンツが入れ代わり立ち代わりをして「不特定多数」を演じているのが分かっている。

 皆さん、騙されないで、投票に行きましょう。
 「浮動バカ」は投票所には行かないでいいですよ!

                               (2017/10/22)


[映画『アトミック・ブロンド』を観た]

2017-10-21 01:55:00 | 新・物語の感想

☆・・・美しきシャーリーズ・セロン、プロデュースも兼ねた入魂のアクション作!
 ベルリンの壁崩壊前後の冷戦終末期を暗躍するスパイたちの物語。
 私は、「マトリックス」のような、あからさまに手が加えられたアクションが嫌いなので、主人公の血の通った格闘の数々を見ると燃えます、燃え滾ります!
 原作はグラフィックノベルズ(アメリカの長編マンガ)と言うことで、ガッツリと構築された物語の二転三転に納得&驚愕し、画面作りの凝りようにも感心した。
 これからは、ちゅうか、これからも「女の時代」が続くのかな?^_^;
 シャーリーズ・セロンの瞳は、哀しみをまとっていて怯えも感じられるけど、それにラインをゴテッと引き、サングラスをかけ、女優史上最も過酷な血みどろの闘いを繰り広げてくれたなぁ(^-^)

                              (2017/10/21)

 


[小林よしのりの言うところの「公」は、自分の個人の感情の「我」]

2017-10-19 11:37:49 | 新・保守の一考

☆・・・「再々掲」で申し訳ない^^;

     ◇     ◇     ◇

     [(再掲)安倍政権にスルーされるは、感情への理由付加型言説の小林よしのり]  2015-06-26 09:57:00 | 新・保守の一考

☆・・・自民党の若手議員が主催した小林よしのりの講演会が中止になり、それが、安倍政権に批判的な小林よしのり故に、の中止に追い込まれたと小林本人が吹聴して回り、それに左翼マスコミが飛びついて、「言論統制だ!」などと、ちょっとした騒ぎにしたいようだ。

     小林よしのり氏「ああ、負けたんだなと」 勉強会中止 (2015年6月26日05時06分)

 なんか、前の、柳美里の講演会中止の騒動みたいで気持ち悪い・・・。

 同時期、これまた、自民党の議員が主催した百田尚樹の勉強会では、百田が「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と主張し、物議を醸している。

     沖縄の尊厳・報道の自由を威圧 放言飛んだ自民勉強会 (2015年6月27日05時02分)

 私は、百田は良く知らなくて、なんとなくキモい人だと思っているが、詳しく語っていけば、この百田の言い分は、国民の8割がたを納得させられる主張ではあると思っている。

 ホント、『鉄の暴風(沖縄版「真相箱」)』以来、沖縄マスコミの、朝日新聞以上のいかがわしさには辟易している・・・、もはや、マスコミではない。

 また、あの翁長って沖縄知事は、中国によくご意見伺いに行ってるからね、マジ沖縄は30年後には独立し、中国軍を駐屯させることになるぞ。

 ・・・基本、私は、小林も百田も、どっちもやだねぇ~!! と思っている。

 さて話を戻す・・・、安倍政権に小林よしのりは批判的である。

 以下の文章は、その「批判」が、所詮は、小林よしのりの「安倍首相に相手にされなかった腹いせ」に付加されたこじつけ言説に過ぎないことを書いている。

 単純に考えて、究極的な二元論の主張においては、その感情のおもむくままに、さじ加減一つで、どちらにつくかは容易である。

 小林よしのりは、その主張のさじ加減を、感情によって左右させている。

 小林は、保守派や左翼のポジショントーク(自分の思想の立ち位置に沿った主張)を批判しているが、感情というポジショントークに左右される小林の公的主張こそ危険なものはない。

 例えば、どんなに悪でふしだらな女がいたとしても、それが「可愛いから」と、あたかもそれが「正義」の如くに擁護言説に至ったら、世の論理が破たんしてしまう。

 まあ、「可愛いは正義だ!」っちゅう主張もあるけど^^;

 それが間違っていることを知りつつ、それを前提にしつつ、それでも「可愛いから」と擁護する覚悟があるのならば、まだいいのだけど。

     ◇     ◇     ◇    

     [小林よしのりは、もう、社会を一切変えられない・・・(思想なき感情の怖気オゾケ人形)] (2014-07-14)

☆・・・面倒くさいので引用しないけど、小林よしのりが、安倍政権の最近の対北朝鮮政策に「政権を延命させるのに加担」とか書いていた。

 しかし、こいつ、安倍政権が対北朝鮮に対し、強硬策を取ったら、「今、北朝鮮を崩壊させたら、未曽有の難民が日本に押し寄せるぞ、バカ!」とか言うのである、てゆーか、そんなことを以前に言っていた、このバカは!

 だから、最初に安倍政権批判がありきで、安倍政権がやることの、重箱の隅を突くのが、今のこいつの処世術だ。

 <ボコ・ハラム>については、その暴虐を、やはり安倍政権に例えていたが、そもそも、小林よしのりは、<タリバン>を礼賛していた奴だぞ。

 <ボコ・ハラム>と<タリバン>、正直、その概念上では大差がない。

 その国の文化を尊重すると言ったレベルにはない。

 やっぱ、他国の問題であろうと、「人食い人種」は、やっぱ、国際社会の干渉が必要である。

 今、アメリカの中東政策が行き詰っているが、私は、正直、日本の大東亜思想の帰結よりは、破たんしていないだけ、上出来だと思っている。

 どんなに思想が、そのサイドでは高潔でも、結果も肝心である。

 今、小林よしのりは、自分の「アメリカの中東政策」が正しかったか必死に語ろうとしているが、「必死である」、そのことを持って、全てが間違っていたことがわかろう。

 この微妙な状況こそ、口先だけでどうにもなるので、「もう性根がばれている口先男」である小林よしのりが、どうにか誤魔化せると信じている状況ではあるのである。

 私など、2004年に、「・・・では、弱者はどうするか? その闘争方法の一つとして「テロ」はあろう。しょうがないのである。テロは永遠に行なわれ、対するアメリカ側は、永遠に討伐戦争をし続けるのである。・・・そう「トムとジェリー」のように<仲よくケンカ>し続けるのである。日本は、アメリカ側である。異論はあろうが、下記の事由により、どうしようもなくアメリカ側であるが故に、テロリストに対し断固戦うことになる。・・・」と冷静に書いている・・・(全文読みたい方はここ クリック!)。

 イスラムの教えは、多聞に女性が下に見られる。

 小林よしのりは、イラク戦争後、社会の女性に媚びる方針に転換している。

 タリバンを礼賛していたころと、つじつま合わせに必死だが、周囲の者は冷ややかに見ている。

 世の中は、もはや、小林よしのりの口先に騙されるほど、バカじゃなくなっている。

 自分個人の中では、矛盾がないのだろうが(ガイキチなので)、小林よしのりの言説は、全て間違いで、今後も間違える。

 よく、バッシングにあっている人が、「私の文章や言葉尻の一部を取り出して、マスコミや大衆は批判する」などと言うが、小林よしのりの場合、「文章や言葉尻の一部を取り出」すと、満更悪くないのである。

 だが、長いタームで、その理屈を読んでいくと、内容がズタズタであるのが問題とされる。

 その瞬間瞬間で、好誤解を生むので、多少のシンパを得られるらしい。

 本来、「ゴーマニズム宣言」と言うのは、その瞬間は暴言と誤解されているのに、実は、長いタームで考えていくと一理あるぞ、と言うパターンであったはずなんだが・・・。

 さて、では、何故、例えば、小林よしのりは、安倍政権を、条件反射で反対するのか、だ。

 まあ、何度も語っているが、そこには「思想」なく、「感情」があるからだ。

 私の嫌いな、自分の考え方とは違う方向性でも、その立場で肯定し議論する「ディベート」と言う議論手法(競技だったり、システムだったり)がある。

 私が、この議論システムを嫌いなのは、自分の思想と違う立場になるのを「感情」が許さないからである。

 だが、小林よしのりは、そもそも思想がないので、このディベート的なシステムを生き方に組み込めるのである。

 では、その原動力は何か?

 「感情」である。

 怒りではない・・・、理不尽な社会への怒りなどでは断じてない!

 その感情は憎しみである・・・、狭隘な自分の偏ったプライドを認めない社会への憎しみである。

 安倍総理への怨嗟も、「批判」の衣を被った「憎しみ」である。

 面白いでしょ? 私とは感情の使い方が全く違う。

 ・・・では、安倍総理への、小林よしのりの憎しみの誕生はどこか、だ?

 《(2012/12/22)・・・小林よしのりの安倍総裁批判だが、その人格を考えると理由が分かる。
 小林よしのりは、数日前まで懇意にしていた相手に対し、瞬時に敵対行動に出られるのが有名だ。
 人間ならば、人生の中で、1ケースや2ケースは、そんなこともある。
 が、小林よしのりは、定期的に、多くの人と「仲違い」を起こす。
 理由は簡単、「自分を邪険に扱った者に対し、冷静な対応が出来ないこと」にある。
 最近では、橋下弁護士への懐柔が無視されたら、途端に批判を始めていたのが、節操なく記憶に残る。
 さて、ならば、小林よしのりは、いつ、安倍総裁に「邪険に扱われた」のか?
 私の記憶が正しければ、去年の3月に、小林のブントは、安倍氏をゲストに催しを企画していた(ゴー宣道場:2011年3月13日 「安倍晋三元首相と腹を割って話してみる」)。
 だが、震災が起こり、その催しは中止になった。
 その後、小林側は、安倍氏との催しの仕切り直しをアナウンスしていた。
 しかし、その後、その催しは行なわれていない。
 そこだろう。
 それしかない・・・。
 もちろん、その詳しい理由は分からない。・・・》

 まあ、そもそも、小林よしのりのような人物と関わるのは、そもそもが危険ではある・・・。

     小林よしのり=号泣議員 だからなぁ^^;

     (参考:これも面白いよ^^)・・・[(再掲)温泉芸者のような自称「愛国者」・ヘイトスピーチの教祖・小林よしのり] (2014-04-14

                                              (2014/07/14)

     ◇     ◇     ◇

                                              (2014/06/26)

 

     ◇     ◇     ◇

                                              (2017/10/19)


[映画『猿の惑星:聖戦記』を観た]

2017-10-19 10:49:39 | 新・物語の感想
☆・・・派手なアクション要素もある、非常によく出来た、人間vs猿の種族生き残り闘争の物語。
 これは、古今東西の歴史で見られる民族紛争と同じテーマでもあるからして共感も得られるのだろう。
 虐げられし民族が、権利を手に入れようとする物語である。
 が、ならばなぜ、猿を主人公に据えてこれをやる必要があったのか?
 技術的・描写的な問題もあり、旧「猿の惑星」シリーズよりも格段に面白いのだが、あちらが、今の目で見ると稚拙な点もあるがSFジャンルで歴史の皮肉を描いていたのに対し、新シリーズは、人間の歴史の焼き回しに過ぎない気もする。

 主要なサルたちの表情・動きたるや実に見事だ。
 しかし、画面がサルで埋め尽くされ、くすんだ色で単調になるきらいはある。
 そこで、人間の美少女ノバが配され、私などは、更に銀幕に注目するってもんだ!^^
 それから、元動物園にいたチンパンジーの日本語吹き替えは柳沢慎吾だよね?
 最高の配役だ!^^

                            (2017/10/18)

[映画『サーミの血』を観た]

2017-10-18 06:19:17 | 新・物語の感想

☆・・・淡々と根源的なテーマを投げかけてくる作品であった。
 1930年代、スウェーデンの先住民族サーミ人はゆるやかな差別を強いられていた。
 少女エレは、おそらく政府の政策であろう最低限の教育を受けるべく妹と寄宿舎に入れられる。
 厳しい、どこか人としての尊厳を傷つけられる教育、村の若者からの奇異な視線。
 だが、そこでは、向上心のある優秀なエレは進学を希望するが、サーミ人の立場では、それ以上の学究はかなわない。
 いや、エレは、自分の一族に倦み、一族外の世界に憧れていた。
 かくして、彼女は、民族衣装を脱ぎ、教師の服を借り、スウェーデン人の若者のダンスパーティーに出かけていくのだった・・・。

 民族の、異文化の相克の物語と同時に、これは思春期の少女の、大きな社会への渇望の思いの物語である。
 女性ならば誰しも、いや、男の私でさえも、新しい社会を目の当たりにすると「背伸び」の思いが生まれる。
 エレは、それを成し遂げることになるが・・・。

                            (2017/10/18)


[ミャンマー旅行(1/6回)]

2017-10-17 13:35:54 | 新・海の向こうでの冒険

☆・・・10/9(月)
 私は昔、フランス映画が大好きで、特に恋愛に激しいのが好きだった。
 いま、私が映画を観ている頻度で、かつてはフランス映画だけを見まくっていた。
 憧れていたのだ。
 で、ずーっと、過酷な状況での恋愛、それを伴にしてくれる彼女を欲していた。
 タイトなスケジュールで、リゾートではない東南アジアを旅してくれる異性が欲しかった。
 今の彼女は申し分ない。
 しかも、常に清潔感と若さを保っている。
 ・・・が、10/11の夕方に、私は彼女に、「ここからは、ちょいと不愉快な状況になるかも知れないから来ないでもいいよ」と言うことになる。

   ◇   ◇

 9日は、朝の04:56福生発のリムジンバスで羽田空港に向かった。
 まだ暗いうちの出発はムード満点^^
 羽田に着くと、ラーメン屋で腹ごしらえ、日本を離れるにあたるにふさわしい美味いラーメンだった。

   

   

 機中では、俺も彼女も耳栓を持ってきていて、これが非常に有能なことに気づいた。

   

   

 トランジットでは、私は腕時計がなかったので、安いけど趣味のいいスウォッチを買い、バンコクはスワンナプーム空港内の食堂で二人、タイ料理を食べた。

    

   

 彼女は現地の食物に極力チャレンジするタイプで、しかもそれを好み、屈託なく食べる^^
 トムヤムクンはどこでも食べることになる。
 私はと言うと、わりと海外でもファーストフード的なものを好む^^;

   

   

   

 その日の夕方にはヤンゴンに着くのだが、その前の、バンコクからヤンゴンへの、西へ夕日を追うかのごときフライトは荘厳な風景だった、まさに「トワイライトゾーン」!!!^^

   

 ヤンゴンの町は高層ビルもあり、渋滞もあり、喧騒に満ちていた。
 カンボジア・プノンペンよりも栄えている印象だ。
 日本企業をはじめとして外資をうまく取り込んでいるようだ。
 グランド・ユナイテッド ホテルは、名前の割に小規模な、見栄えはちょっと期待外れであったが、ホテルのボーイたちの愛想は良く、屋上からは町のランドマークタワー<シュエダゴン・パゴダ>が彼方に見えた。

   

 ただ、エレベーターがシンドラー社製であったのが、やや気になった^^;

   

 すぐに街に出る。
 翌日のバガン行きも早い便で、朝4時起きであったが、町を楽しまなくちゃ!^^
 活気のある雑多な街を進む。
 日本人の目から見ると不潔にも思え、原色に満ち溢れているが、それがたまらないのだ^^

   

   

 なかなか夕食を食べるところが見つからない。
 ちょっと小綺麗な店が見つからない。
 と、道で物を恵んでもらおうと座っている母親と赤ちゃんがいた。
 赤ちゃんはなんか肌ががさついていた。
 私は、古着も少々持ってきていたが、ホテルに置きっぱなしだ。
「ここで、あの人たちに古着を渡さなきゃよぉ、ここに来た意味がねぇぜ」
 多分、今のセリフで彼女は俺を惚れ直したかも^^;
 「そうね」と彼女、俺らはホテルに取りに戻った。
 私が部屋に古着を取りに行ってる間に、彼女はレセプションでボーイらに近所のいい店を聞いていた。
 彼女は英語を話せるわけではないが、チャレンジ精神は持っている。
 さて、貧しい母子に古着を持っていく。
「でも、俺、なんか、ちょい怖いんだよなぁ^^;」
「私もよ」
「赤ちゃん、肌が変だったし・・・」
「でも、あれは皮膚病と言うか、ただの荒れてるだけみたいに見えたよ・・・」
 なかなか観察眼が鋭い彼女。
 滞りなく古着は渡せて、我らは、わき道にそれ、もしかして韓国料理の店に入った。
 なんで韓国料理と思ったかと言うと、辛味・肉(串焼き)・冷麺風があったからだ。

   

 そこは現地の若い娘たちが働いていて、ハンドスピナーをあげたらなかなか喜んでくれた。
 みんな、普通にスマホを持っている。
 ミャンマービールは飲みやすくてうまい。
 かくして、夜は更けていく・・・。

                                        (2017/10/17記)


[『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章「純愛篇」』]

2017-10-14 18:07:46 | 新・物語の感想

☆・・・まだ、全7章の3つ目なのに、話を盛り上げるだけ盛り上げています。
 いやはや、ズォーダー大帝、たかだか一方面(地球)に250万の大艦隊を送れるような大帝国の長なのに、序盤から、かなりヤマトに絡んできます。
 まあ、それでもかなり貫禄あり魅力的だ。
 福井晴敏の脚本は豪快で、天文学的なスケールでヤマトは窮地に陥れられる。
 それを今のところ、今作中、二度も人道的帰結で抑える展開も凄い。
 ただ、『2199』の終盤もそうだが、古代と雪が宇宙で抱き合うようなラブ展開になると、途端に物語が粗くなる(宇宙の広さや真空が蔑ろ)^_^;
 まあ、いいけどね^_^;
 人間爆弾が出てきたときには、うは、『ザンボット3』的な鬱展開に突入か! と思いきや、「ヤマト」的に収まったので安心した。
 エピローグでデスラー総統が登場した。
 出てこなくて、キーマンがデスラーの息子かなんかだと思っていたのだが、オリジナルと同じ直球の復活に驚いた。
 予告では、デスラー戦法でヤマトを苦しめるようだ。
 だが、私は前から思っていたのだが、あれって、デスラー戦法でなくて「ドメル戦法」だよなぁ^_^;
 私は、「さらば…」の小学生の頃から、ずっとおかしいと思っていた。

                             (2017/10/14)


[ミャンマーの伝統の化粧をする彼女(「インスタグラム」より)]

2017-10-10 14:12:35 | 新・海の向こうでの冒険

☆・・・ミャンマーの伝統の化粧「タナカ」です。
 幾つかの場所を探しましたが、やってくれる場所が見つからず、『Bibo』と言うレストランで話をしたら、奥から、店員の女性が用具を持ってきてくれて彼女に塗ってくれました。
 日焼け止めの効果もあり、彼女、ご満悦!
ー 場所: Bibo Restaurant

                              (2017/10/10)


[神々しき世界・ミャンマーのバガン!!]

2017-10-10 10:20:04 | 新・海の向こうでの冒険

https://www.facebook.com/100008116067113/videos/2012949512318898/ (絶対にクリックして見るべき世界!)

☆・・・遺跡、あり過ぎ!
 名もなき(有名でない)パゴダが、このレベル!
 最高です。
 E-バイクで、アンコールの5倍の数はある遺跡を巡りまわっています!

                           (2017/10/10)