『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[『ダム・ファッカー(みちのく西松建設ダム巡り)④<グルグル>』]

2009-11-10 04:00:50 | みちのく西松建設ダム巡り
☆書くのが遅れていた一日目(11/07)の出来事の続きを、ちょっとづつ書き進めます^^;

 [『ダム・ファッカー(みちのく西松建設ダム巡り)③<来導選誌ダケダム>』]

 の、続きですね^^

   ◇

 初産の苦しみで、難産の末、最初のダムを鑑賞できた私は、次のダムにチャレンジするのだった。

 いったん、二本松に戻り、分かりやすい道順で行くのが「最短」の道だと思った。

 そうすると、第二のダムは、地図上で、逆「L」の字型の行程で行ける。

 だったら、斜めに行けば楽じゃん、と思う読者も言うだろうが、その斜めには「霧の山」があるのだ^^;

 だが、迷った。

 私はたいがい、方向感覚に優れた人間だと思っているのだが、基準となる東西南北がわからず、また、ここの道の特徴として、まっすぐ行っているつもりでも、微妙に曲がっていて、長距離走っているものだから、その曲線が感じられず、最初目指した方向から90度も方向が違っていたということが、この後の体験においてもざらである。

 二本松インターを降りたところにある、イトーヨーカドウの系列みたいなスーパー<ヨーク・ベニマル>の前など、三回は通った。

 また、二本松城(霞ヶ城)の前も二回は通った。

 今、何やら、場内で菊人形展が行われているらしい。

 有名なイベントらしいので、いっちょ覗いてみるかと、車を城の駐車場に滑り込ませる。

 時刻は午前八時半であった。

 駐車場整理のおじさんが、丁寧に挨拶してきた。

「まだ、開場してないけど、8:50に開くので、門から会場前までを眺めてお持ち下さいな^^」

「はい^^」と私も返す。

   

 しかし、会場前まで行って、その入場料の額1000円を見たら、疑問がもたげてきた。

 東京からここまで、…は、おろか、青森までも、1000円で行けるってのに、ここに1000円を払うのがどうしようもなく気になった。

 そもそも、俺は菊人形なんて好きなのか?

 ・・・結論。

 否、キューピー人形は好きだが、菊人形は好きではない。

 かくして、会場前まで行き、観覧をやめるのだった。

 そもそも、俺は「ダム・ファッカー」なのだから、こんなトコで時間を潰している暇はない。

   

 駐車場を出るとき、さすがにさっきの駐車場整理員の方と目を合わせられなかったが・・・^^;

   ◇

 ただ、この城の触りを見て、この城が、白虎隊と比される戊辰戦争での<二本松少年隊>の悲劇の舞台であったことを知った。

 なので、やはり迷っているときに何度か前を通った<大隣寺>は見学した。

   

 ただ、私は、実際のところ、歴史に疎い人間でして、これまで、全く<二本松少年隊>について知らなかったことが申し訳ないような気がしました・・・。

   ◇

 で、どうにかこうにか、<山ノ入ダム>に到着した。

 朝もはようから、車でいちゃついているカップルがいて、私がスルスルと駐車場に入ると、女が照れくさそうな表情をしていた。

 ここは、溜め池っぽい、なだらかなイメージのダムであった。



 だが、シンプルな重力式のダムでなく、<ゾーン型アースフィルダム>と言う工法が取られている。

 ・・・「ダム内部を数個のゾーンに区分けし、それぞれ水の通りやすさの度合いによって異なる材料を配置したもの」だそうで、

 ただ、<アース>の意味するところは、「均一に台形状に盛り土を行って堰堤を形成する」だそうだ。

 また、ここは、ちょいと離れた油井川から導水路で水を引いているのだそうだ。

 ・・・「導水路」で思い出すのは、山田正紀の本格ミステリ『螺旋(スパイラル)』での、途方もないトリックで使われていたのを思い出す。

 でも、山田正紀は、同じトリックを、『女囮捜査官』シリーズの一つの中でも使用していた^^;

 ここは、佐野・野地、二つの建設会社のJVだそうだ。

 「JV」とは、<ジョイント・ベンチャー>の略で、「共同事業、合弁事業、共同請負、合弁会社、合弁企業、共同企業体」のことでちゅ、…とキューピーちゃんたちが言っております。

     

   ◇

 第2のダムは県道354号線から入ったトコにあったのだが、そこに、気になる神社<塩澤神社>があった。

 私は、そこに分け入っていくのであった。

     

                                     (八戸にて 2009/11/10)

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