☆・・・今年、映画館で観た作品⑤
▼35.『ドクター・ストレンジ マルチ・バース・オブ・マッドネス 』…4.0
感心した。
マジ、マッドネスだった…。
もはや傑作の「ノーウェイホーム」の次に、これまた凄い展開の話を、マーベルは持ってきたものだ。
ドクターストレンジ一人で、スパイダーマン3人を演じたかの如く、そこにダークな情感さえ漂わせた。
サム・ライミ監督は、本来は「破綻」の側面を持つ。
今作も、クライマックスの悪霊の悪ノリは、物語をぶっ壊す可能性さえあった。
しかし、持ちこたえた。
「キャプテン・スーパーマーケット」にならないで良かった!(←大好きな作品だが…)
▼36.『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』…3.0
なかなかの意外な犯人で面白かった。
クライマックス、極限状況での「力技」は燃える。
コナンの作り手は、いつも、本格ミステリーに根性を持ってきてくれるから好感だ!
▼37.『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』…4.0
いちお、続き物でありながら、毎回、大きな世界の危機的なクライマックスがある、面白い。
前回 マグルの男が、愛した魔女に去られていた。
その小太りの男に、俺は感情移入していたのだが、数年越しに(公開年で考えて)、その恋が復活し、あたいは胸を撫で下ろす。
しかし、ダンブルドアの秘密はあからさまだねぇ
▼38.『ホリック xxxHOLiC』…3.5
#蜷川実花 監督作は、いい加減、目がチカチカして飽きたかなと思いきや、すぐに夢中になり、意外にもクライマックスでホロリとした。
やっぱ、#柴崎コウ は美人だなぁ。
▼39.『チェルノブイリ1986』…3.0
震災娯楽作品として観て、かなり面白かった。
「アルマゲドン」的な!
主人公がチェルノブイリの事故現場を何度と離脱し、何度と舞い戻らなくちゃならなくなるのが(4ラウンドある)、物語として斬新だった。
▼40.『カモン カモン 』…3.0
この作品、出来は悪くなく、てか名作水準だろう。
しかし、俺の心にはフィットしなかった。
なんかすいません。
男の子は美少年だった。
▼41.『少林寺(4Kリマスター版)』…3.5
作られた年代は古いが、ちゃんと面白い。
動物(犬・羊・カエル)の扱われ方が強烈で、うむ、良し!
▼42.『シン・ウルトラマン』…3.5
▼43.『シン・ウルトラマン』…3.5
公開日と2日連続で観た。
クールに辛口採点にした
静の部分も含めて、物語は高密度ハイスピードで進む。
演出上 わざとの庵野秀明脚本の説明不足ではなく、作劇上の不親切があり、そこに引っかかると、全体の没入感が減じる。
CG処理のウルトラマンは成功だと思う。
神々しさとシュールさが同居していた。
5話くらいの話が盛り込まれていたが、もうちょい、連続するにあたってのバトル様式のバランスが欲しかった。
人間ドラマはギリギリで泣けた。
連れて行った80前の母親は喜んで観ていたよ
パンフレットを読むと、怪獣アクターには、名もなき方も参加してるとのこと。
オタキング・#岡田斗司夫 が言っていたように、#庵野秀明 が演じたのであろう
(2022/05/15)