《今年 観た映画(14)》・・・100作品達成!
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94作目・『クーリエ:最高機密の運び屋』・・・4.5
キューバ危機の時代、CIAの対ソ連への諜報戦。
ソ連の高官が純粋に世界平和のため、情報を西側に提供。
ビクビクしながら協力していたイギリスのセールスマンが、窮地の高官を助けるため、その友情と良心、そして忍耐の物語。
ベネディクト・カンバーバッチが、デニーロ張りの肉体改造で主演!
KGBのリーダーも、安易な悪に描いてないとこが良かった。
95・『モンタナの目撃者』・・・3.5
わりと話がスムーズに進み、心地よいアクション作品。
敵のやり方が杜撰過ぎる。
故に、話の方向性が定まる。
何故か、スタローンの「クリフハンガー」を思い出した。
アンジェリーナ・ジョリー版「山火事クリフハンガー」!!
96・『未成仏百物語 AKB48異界への灯火寺』・・・3.5
私はAKBが嫌いだったのだが、全盛期を過ぎた今となっては、距離を置いて見ることが出来て、知らないメンバーがみんな可愛く、8人のメンバーが、恐怖ドラマや怪談トーク、心霊現場を訪れたりとバラエティに富んだ構成の中で、涙目で恐怖に襲われる。
なんか、新しいアイドルの使い方を見せられた気がした。
大島てるの登場には驚いた。
97・『マスカレードナイト』・・・3.0
なかなか面白かったが、クライマックスで、なんで#キムタク 演じる主人公及び見ている我々は、新年のカウントダウンと同時に、タイマー殺人が行われると思ってしまっているのか?
なんか、無理矢理なサスペンスになっている。
それから、この作品、エピローグが4回くらいあり、クドイ!
前作も、エンディングの後の、最後のダンスがタルかったし。
98・『ザ・ギルティ (2021)』・・3.0
始まったら、Netflixのロゴ!
やばい、会員ならばNetflixで無料で観れる作品を、俺、金出しちゃったのかよ!
配信は10/1からだそうで、まあ、一週間の早見にお金を払わされたわけだ。
・・・警察の緊急通報受付の警官が、今、まさに拉致された母親を助けようと、ブースの中で悪戦苦闘する物語。
主人公には、なにやら過去の事件があり、家族とは別居しており、精神的に万全じゃないようだ。
かなりサスペンスフルだが、俺は個人的に、こうした密室劇は好みじゃないかな。
99・『沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家』・・・3.0
タイトル通りの作品で、ジェシー・アイゼンバーグが好演。
舞台のフランス南部を牛耳る、ナチスのゲシュタボ クラウス・バルビーの存在がかなり強烈。
史実を調べたら、南米に逃げ落ち、アメリカに情報を与える存在として処刑を免れ、最後は獄中死、名前を変えてフランスに来てたりもしていたそうだ。
虐殺の中心人物が、のうのうと天寿を全うしてやがるのだ。
100・『夢判断 そして恐怖体験へ』・・・2.0
無料で貰ったチケット、幸福の科学の映画。
主人公らが、悪夢の解釈をし、相談者の悩みを解決する物語。
なんかパンチのないエピソードが連なり、俺は出てくる女優がなかなか可愛かったのでやり過ごした。
リアル世界と、霊の世界が、異なるエピソードでリンクし、そこだけ、「おっ、工夫してるな」と感心。
101・『レミニセンス』・・・4.0
なんとなくクリストファー・ノーラン風な作品に思え、私は、時間や重力がグジャグジャな氏の作品が苦手なので(「インターステラー」は凄く好き)、期待しないで見たら、舞台設定の水没した世界や、記憶を覗ける技術が商売になってる世の中ではあるけれど、内容は、王道の、愛して失踪した女を追い求める「探偵」のハードボイルドなストーリーだった。
感動した。
(2021/09/24)