『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[『ダム・ファッカー(みちのく西松建設ダム巡り)〔18-5〕<銃眼と八郎伝説>』]

2009-12-18 05:13:32 | みちのく西松建設ダム巡り
☆・・・森吉山ダムにて、どうやら、私を「ミッドナイト・蘭」と認識したかのような男の存在があったので、私は、ちょいと動揺しつつ、県道309号線を東に向かった。

 上記の写真は、森吉山ダムの完成によって湖底となる予定の土地である。

 舗道された快適な山道を進み、途中から砂利道の側道に入った。

 いきなり、味気ない・・・、つまり、なんか怖い道だ。

 ススキの葉が揺れている。

 しかし、地図上ではすぐに、次のダムがあるのが分かっているので進む。

 ダムがあるってことは、対向車とすれ違う可能性もあるのだが、狭い道だ。

「グワッ!」とダムが現われた。

     
         第32のダム<森吉ダム>・・・重力式

 うむ、格好いい^^

 適度に古びているのが味わい深い。

 私は、近くに寄った。

 すると、渓谷に造られているのだが、その崖に沿って付属の建物があった。

 戦争中のトーチカみたいだった。

 いわゆる「ベトン(仏語や独語でコンクリートの意)」の要塞のようだ(ベトンと言う言葉は、私は、四年ほど前に激読した『坂の上の雲』で知った)。

     

 窓が「銃眼」のように細い。

 私は、先ほどの「監視者」のことが頭にあったので、その「銃眼」イメージに恐怖を感じた。

   ◇

 ・・・この「みちのくダム巡り」シリーズを読んでくれている人は、私が色んなことに恐怖を感じていることが分かろう。

 うん、私は臆病なのである。

 だ・か・ら、世界中・・・、例えば、カンボジアなどに10回も行っているのに、命が脅かされるようなことがないのである。

   ◇

 私は、県道309号線を戻った。

 時刻は、その日の「活動限界時刻午後四時」が近かった。

 もう、どこにも寄らず、秋田に向かう予定だった。

 先ほどの<森吉山ダム>の広報館の横を車で過ぎる。

 すると、これは完全に偶然なのだろうが、くだんの<監視者>が立っていた。

 私は「ギクッ!」と恐怖した。

 しかし、目が合った<監視者>は屈託なく微笑んだ。

 私は、安堵した。

 おそらく、私を「ミッドナイト・蘭」と認識したが、そもそもの、このブログの閲覧者か何かだったのだろう。

 東北のダムを検索したら、現在ならば、割りと上位に、このブログがこよう。

 読んでいる関係者がいてもおかしくはないだろう^^

   ◇

 県道214号線→国道285号線→夜の帳が降りた国道7号線と進む。

 私は『仮面ライダー』シリーズよりも『ウルトラマン』シリーズの方が好きだ。

 巨人だからだ。

 そして、この時、通っていたのは巨人伝説の八郎潟だ。

 私は、闇夜に八郎の巨体を想った。

  
                                     ・・・たぶん仲間

 PS.今調べたら、斎藤隆介の童話と「八郎伝説」(クリック!)は異なるようだ^^;

                                      (2009/12/18)

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