☆前回からの直接の続きなので、「その19・ニュージーランド篇⑦」 (クリック!)から遡って読んでね^^
◇
『教育会議』の巻
エリオットについては、まだまだ語るべきことはあるのだが、それは後に記すサチとの会話に集約したいと思う。
まあ、根本的には、親分(エリオット)は可愛い奴なのだ^^;
僕に極悪非道の限りを尽くすエリオット、時に僕も我慢の限界を越す時もある。
そして、僕がすることは・・・、
・・・走って逃げて、部屋に籠もる・・・。
僕が怒って逃げ出すと、エリオット、ニコニコと笑って、「今度は鬼ごっこか?」とばかりに追いかけてくる。
僕が部屋のドアを閉めると、エリオットはギュウギュウと扉を押してくる。
僕も必死で押し返す。
エリオットは押しつつ、「もしかすると、ミド蘭は怒っているのかもしれない」と感じるらしく、急に可愛らしい声を出す。
『ミドら~ん、お外で一緒に遊ぼうよ^^』
そして、ドアの向こうで、ずーっと待っている時もあれば、すぐに諦めるときもある。
どっちにしても、僕はエリオットが可哀想になってドアを開けてしまう時が多い。
しかし、エリオットが、僕に非道を行うのを、母親ジェーンが気付く時がある。
何故か?
見取り図の「※」の部分に鏡があり、キッチンからリビングの様子が様子が見えるのだ。
かくして、時おり、エリオットは近所のブライアンの両親の家に隔離される。
そんなときのエリオットがなかなか可哀想。
真っ白な頬に玉の涙を幾筋も流し、
『ミドら~ん、一緒に行こうよ。プリーズ、プリーズ』
と、何度も繰り返すのだ。
僕は思うのだ。
「少しは、改心して来い^^;」
◇
・・・サチエ(愛知県出身・21歳)
そんな折、グレインジャー家に、新たなホームステイガールがやって来た。
エリオットと仲良く、楽しそうに遊ぶサチの姿を見て、僕は微笑みつつ、ちょっぴり、悲しさも伴うのだった。
・・・(完)
・・・のはずがない^^;
世の中ってのは、そんな単純なものではない。
サチが来てから数日過ぎた、ある晩の彼女との会話。
グレインジャー家族といる時には、英語で話す僕も、サチと二人の時には、日本語で会話してしまう。
『今夜はミド蘭がいてくれて良かったよ^^』
『なんで?』
『だって、エリオットの世話が二分されるもん!^^』
・・・・・。
(続く 2009/06/07)
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『教育会議』の巻
エリオットについては、まだまだ語るべきことはあるのだが、それは後に記すサチとの会話に集約したいと思う。
まあ、根本的には、親分(エリオット)は可愛い奴なのだ^^;
僕に極悪非道の限りを尽くすエリオット、時に僕も我慢の限界を越す時もある。
そして、僕がすることは・・・、
・・・走って逃げて、部屋に籠もる・・・。
僕が怒って逃げ出すと、エリオット、ニコニコと笑って、「今度は鬼ごっこか?」とばかりに追いかけてくる。
僕が部屋のドアを閉めると、エリオットはギュウギュウと扉を押してくる。
僕も必死で押し返す。
エリオットは押しつつ、「もしかすると、ミド蘭は怒っているのかもしれない」と感じるらしく、急に可愛らしい声を出す。
『ミドら~ん、お外で一緒に遊ぼうよ^^』
そして、ドアの向こうで、ずーっと待っている時もあれば、すぐに諦めるときもある。
どっちにしても、僕はエリオットが可哀想になってドアを開けてしまう時が多い。
しかし、エリオットが、僕に非道を行うのを、母親ジェーンが気付く時がある。
何故か?
見取り図の「※」の部分に鏡があり、キッチンからリビングの様子が様子が見えるのだ。
かくして、時おり、エリオットは近所のブライアンの両親の家に隔離される。
そんなときのエリオットがなかなか可哀想。
真っ白な頬に玉の涙を幾筋も流し、
『ミドら~ん、一緒に行こうよ。プリーズ、プリーズ』
と、何度も繰り返すのだ。
僕は思うのだ。
「少しは、改心して来い^^;」
◇
・・・サチエ(愛知県出身・21歳)
そんな折、グレインジャー家に、新たなホームステイガールがやって来た。
エリオットと仲良く、楽しそうに遊ぶサチの姿を見て、僕は微笑みつつ、ちょっぴり、悲しさも伴うのだった。
・・・(完)
・・・のはずがない^^;
世の中ってのは、そんな単純なものではない。
サチが来てから数日過ぎた、ある晩の彼女との会話。
グレインジャー家族といる時には、英語で話す僕も、サチと二人の時には、日本語で会話してしまう。
『今夜はミド蘭がいてくれて良かったよ^^』
『なんで?』
『だって、エリオットの世話が二分されるもん!^^』
・・・・・。
(続く 2009/06/07)
現在はバンビーノ達を可愛がりすぎて嫌われることも多々って感じだし~(笑)
留学ではないっす。
ワーキングホリデーなので。
最近、子供に嫌われるのを好んでいます^^;