☆・・・全くノーマークの作品だったけど、かなり面白かった。
昔、「オズの魔法使い」は、現実世界が白黒で、オズの国がカラーで表現されると言う手法を使っていたけど、
この作品は、手触りの違う画像が、全編の中で、4段階くらいグレードアップしていく。
舞台となる「野獣の城」のビジュアルがとても素晴らしかった。
ベル役のレア・セドゥは、やはり、その活躍が気になる女優だ。
この作品では、ベルは、ある意味、野獣の後妻であり、
前妻は、人間時代の野獣とラブシーンがあったり、全裸で死んだりと、
いかにもフランス映画っぽい雰囲気が漂っていて、・・・良し!!
それから、この作品って、ある意味、拉致られた女の子が、家の中で軟禁され、いつしか、ストックホルム症候群的に、自分を囲い込んだ男に心惹かれてしまうと言う「完全なる飼育」みたいな話でもあるなぁ^^;
(2014/11/08)