雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

通過儀礼。

2009-08-12 21:39:18 | works
朝の通勤電車から人が消えつつある昨日今日ですが、ワタクシは相変わらず仕事をしております。明日、明後日と事務所でも3分の1ぐらいの人々がお休みになりますが、個人的には全く関係ありません。今日は西新宿の本社に提出物があり、午後の炎天下の中、死にそうになりながらアスファルトだらけの街を歩いておりました。真夏に西新宿を歩く時は、マジで水分補給は必須です。今日は迂闊にもペットボトルを持たずに事務所を出たので、10分ぐらい歩いただけでヨレヨレになってしまいました。西新宿一帯は見てくれはいいですが、真夏に歩くところではありません。

本社でもワタクシのお仕事に関係する部署はお盆も全く関係なく、皆さん当然のように、お揃いでPCをにらんでいらっしゃいました。事務所に資料を頼んでおいて、自分たちが遊び呆けていられるはずもないですが。何せ、あちこちの事務所から上がってくる資料を取りまとめて、これから本社のリストラクチャリング部門と戦っていかなければならないわけで。事務所の忙しさは先週から今週がピークですが、本社はこれから忙しくなる。いずれにしても、この手の仕事をする部署にとっての夏休みは7月上旬か9月中旬以降ということになります。その昔、ワタクシも神宮外苑の花火の音だけを、人がいない静まり返った本社ビルで悲しく聞いていた過去もありますから。

ま、子育て中という錦の御旗(?)でもない限り、特に事務職の人間にとっては通過儀礼みたいなものではあります。夏に頑張る、年度末年度初めに頑張るなどなど仕事によって時期が多少ずれるだけの話です。特に若い頃にそういうことをやってきていないと、年を取ってから使い物にならなくなるというのはある。ワタクシのカイシャには、これといった仕事もなくただ座ってるだけのおぢさんたちの一群というのが存在するのですが、それでもいいと思えばそれまでの話です。ただ、多少なりともちゃんと仕事をしようと思ったら、やっぱりある程度は頑張らないといけない時期というのはあるみたいです。ワタクシ自身、陰日向なく仕事はしないつもりではあるけれど、若い頃に鬼のように仕事をしていた時期もあるわけですね。それが通過儀礼だとするなら、一応は経験しておいて損は無いのかもしれません。