雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

バスに乗る。

2009-08-15 17:11:10 | …and so on
今日は、久しぶりに夏という感じの暑さになっております。午後、カイロプラクティックの予約を入れていたので、炎天下の中、バスに乗って出かけてきました。ワタクシが通っているところは、自宅から電車だと私鉄→地下鉄→JRと乗り換えなければならないので結構面倒なのですが、バスだと始発から終点まで乗っていればいいので、自宅から行くときは専らバスを利用しています。バスって今までほとんど乗ったことがなかったのですが、今乗っている路線だけはかなりヘビーユーズしています。時間が読めないので仕事ではあまり使いませんが、カイロプラクティックの帰りとか、今日のように自宅から行くときは、時間的に余裕さえ持っていれば大丈夫みたいです。

バスにボケーっと乗っていて思うのは、やっぱり高齢の方がよく利用されているんだなぁということです。都内ではシルバーパスといって、高齢者の方がいくらかの負担金を払うとバスにどれだけ乗っても無料になる制度があります。昔は負担金もなく完全無料だったと記憶しているのですが、東京都も財政事情が厳しいらしく、所得に応じていくばくかの負担金を徴収するようになりました。それでも、バスはお年寄りの足としては貴重ですよね。都内の駅はどんな小さな駅でも階段だらけで、いくらバリアフリー化を進めているといっても限度がある。それに比べると、バス停って細い道にもあるから家から近いし、階段の上り下りがない。通勤時間帯は乗ったことがないのでよく分からないけれど、お年寄りが利用されるような昼間の時間帯はほぼ間違いなく座って移動できますしね。

実家の近くでは、バスも1時間に1本とかいう悲惨な状況ではありますが、都内の主要な駅を結ぶバス路線は、10分に1本ぐらいは確実に運行しているようです。さすがに通勤に使おうとは思いませんが、バスもなかなか捨てたものではないなぁと思います。職場の同僚の中には、少数派ではありますが、電車を乗換えるよりはバスの方がいいということでバスを利用している人もいます。これは特に都内の西側で顕著ですが、東西を結ぶ電車は何路線もあるのに、南北を結ぶ路線が極端に少ない。南北間はJRの駅をターミナルとしたバス路線が頼りだったりします。ワタクシのように2回乗り換えるぐらいならバスの方がいいという人も出てくるわけです。東京都もオリンピックなどに現を抜かしてないで、バスが通る道(本当に狭くて運転手さんがかわいそう)の整備とかにお金を使ったらどうよ?と思いつつバスに乗っていたワタクシでした。