雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ただいま、です。

2010-01-02 15:46:49 | …and so on
大混雑とまではいかない田舎の空港から満席状態の飛行機に乗り、先ほど帰京しました。本当の意味のUターンラッシュは今日の午後便ぐらいからなのかもしれません。いずれにしろ、国内線のラッシュのピークは明日ではあります。空港が拡張されたせいもあるのでしょうが、お土産物売り場などもいつもほどの人混みはなく、わりとスムーズに買い物ができました。もっともJALもANAもほとんど同じ時刻に東京行きの便があるため、手荷物検査場などはかなり満杯ではありました。12月から手荷物制限が厳しくなったと聞いていたので、往路・復路とも旅行カバンだけは預けたのですが、ワタクシのように必要最小限のものしか持ち運びしない人間にはあまり関係はなかった模様。小さいキャスター付きのスーツケースなどはフツーに機内に持ち込んでいる人を見受けました。飛行機自体は満席でしたが、羽田空港もモノレールも思ったほど混んでなかったし、機内から富士山も見れたので、なかなか縁起がいいかなぁと思いつつ、浜松町までたどり着きました。

ところが、浜松町で駅員さんのアナウンス。「山手線、京浜東北線は人身事故のため振り替え輸送…」ぐらいまで聞いた時点で目的地をとっとと変更。都営地下鉄の大門駅に向かいました。1月2日から人身事故ではJRもお気の毒ではあります。が、ワタクシ的には田舎者気分がスッと抜け、どの路線が最短ルートになるかをとっとと考える東京人モードに切り替わりました。JR浜松町に行く前に地下鉄大門駅への乗り換えのための近道があるので、さっさと左折して大門へ。浜松町-大門は歩くと7,8分はかかるのですが、JR浜松町でウロウロしているよりはその方が早いだろうと判断したわけです。羽田空港からワタクシの自宅の最寄り駅まで行くには、どこをどう行っても最低2回は乗り換えなければなりません。その中でもモノレールと都営地下鉄の乗り換え(今日のパターンです)が一番歩くので、今日のようにJRが動かなさそうな時以外はあまり選択肢として強力ではありません。実家でゴロゴロしていた分ぐらい歩けという神様からのご託宣かもしれないなぁと思いつつ、重い荷物を抱えてヨロヨロ歩いてきたのでした。少しは運動不足解消に役立っているといいのですが…。

2010年。

2010-01-01 09:55:49 | …and so on
新年明けましておめでとうございます。

1年なんて本当にあっという間に過ぎていくのですが、それでも1つの区切りとして新しい年を寿ぐことは大切なことではあります。マクロでもミクロでも、とにかく1年心穏やかに、静かに過ごせることを願っています。が、信じ難いことに3日後からはバリバリ仕事です。翌週には、監査部門様の実査です。実家にいる間はボケーッと過ごしてはいるのですが、それでも時々、仕事のことが頭を掠めます。監査部門様にねちねち怒られてもいいので、早く実査が終わらないかと思う今日この頃ではあります。それが終わらないことには、本当の新年はやってこないんじゃないかとも思います。

それはともかく、ワタクシも久しぶりに実家で新年を迎えたのですが、お屠蘇とかおせち料理とか久々にお正月らしいお正月のセレモニーに参加しました。朝からあんなに食べることはまずないので、3年分ぐらいの朝食を胃に詰め込んだ気もします。ワタクシの実家のお雑煮はアゴ(トビウオ)で出汁をとり、鶏肉、里芋、白菜、かまぼこなどを入れた具だくさんのお雑煮です。丸餅を焼かずに入れるところは関西に近いですが、白味噌仕立てではないので、やはりこの地域独特のお雑煮ということになります。関東風のあっさりしたお雑煮に慣れている方には信じられないかもしれないですね。逆に、ワタクシなどがおすましに鶏肉と小松菜、切り餅を焼いて入れる関東風のお雑煮に違和感があるのと同じことではあります。前にも書きましたが、お雑煮ほど地域によって作り方が違い、それぞれの地域の伝統が根強く残っている料理はあまりないんじゃないかと思います。この伝統は後世まで大事に伝えていきたいものですね。

ともあれ、今年1年が皆さまにとって素敵な年となりますよう、心から願っております。