雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

近況報告その7。

2011-03-19 17:09:15 | …and so on
今日は、10:00ちょっと前から葛根湯その他の薬をもらいに3駅先のクリニックに行ってきました。計画停電がないという情報は昨日のうちに入手して、電車は休日ダイヤで動いているということも確認して出かけました。そうはいっても、平日は通常の40%しか動いていないので、今日も間引き運転をしているのだろうと覚悟していたのですが、今日は、本当に普通の休日ダイヤ通り動いています。何で、平日朝夕の通勤時間帯は40%・8両編成でしか動かないのに休日は通常ダイヤなのかと、不思議な気持ちになりました。蓄電できないというのは頭では理解できるのですが、毎日ヨレヨレになって通勤する立場で言うと、何とも納得できない気分ではあります。

帰りに、ほぼ1週間ぶりにいつも行っているスーパーで買い物をしました。案の定、陳列棚から消えているのはワタクシも買っておきたいと思っていたような品物ばかりでした。それと、これはワタクシも意外だったのですが、スーパーでレジに並んでいらっしゃるのが比較的ご高齢の方が多かったのです。もっとファミリー層が買いだめに走っているのかと思っていましたが、実は、ご高齢の方のほうが不測の事態に対する不安は大きいのだということも分かりました。

それやこれやで家に帰って程なくして、実家に頼んでいたラジオその他の荷物が到着しました。一応、昨日着く予定ではありましたが、今の物流の状況から考えると3連休のうちに着いてくれればありがたい…ぐらいの気持ちでいました。1日遅れぐらいで到着したのは本当にありがたく、被災地の方々のことを考えると申し訳ないぐらいでした。実家にお礼の電話を入れたところ、実際に物資調達をしてくれた妹が、田舎から東京にお米を送りたいと思っても、すでに田舎でも品薄状態になっているらしいと言っていました。ラジオ・電池・カイロなど東京ではすでに入手困難なものを送ってくれたので、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。これで、一応停電時にも慌てずに済む程度の備えができました。残りのお休みの間に体力を回復して、また来週を乗り切りたいと思います。

近況報告その6。

2011-03-18 20:35:13 | …and so on
昨日は大規模停電が起こるかもしれないというニュースを受けて、うちの事務所の幹部の判断で、幹部以外の職員は全員17:00に帰宅することになりました。本社にお伺いを立てている間に、JRが間引き運転を開始するというアナウンスがあった18:00になってしまうので、所長以下の幹部が決断したのだと思います。とにかく帰れということになり、資料を作るどころの騒ぎではなくなりました。でも、そのおかげで18:00には自宅に戻ることができました。今、自分にできることは節電だと思い、エアコンもつけずPCも開けず、家の中で着れるだけのものを着てマフラーを巻いてNHKのニュースを見ていました。こういう時は早く寝て体力を温存しろという神様の思し召しだと思い、21:30には寝てしまいました。

被災地では高校生や中学生、小学生も自分にできることを一生懸命やっています。家も食べ物もあるワタクシたちが泣き言を言っている場合ではないなぁと思いました。もちろん、毎日改札で入場制限され、やっとの思いで乗ろうした電車はすでにぎゅう詰めで、事務所にたどり着いたときにはヘロヘロの毎日ではあります。でも、今回の大災害で、皆が助け合うことの大切さを教えてもらっているような気もします。昨日も、途中の駅で降りる人のために皆が一度電車の外に出るという当たり前のことをしたら、降りる人が「ありがとうございます」と言って降りていかれる場面に遭遇しました。東京人は冷たいと言いますが、まだまだ捨てたものではないのかもしれないとも思った次第です。

今日は、昨日の分を取り返そうと必死で仕事をしてどうにか22日に本社に提出する資料が完成しました。地震から1週間。被災地・原発・計画停電が3点セットのようになってきましたが、とにかく、今、自分にできることを一生懸命頑張っていくことで、皆が1歩ずつでも前に進めれば…と思っています。

近況報告その5。

2011-03-16 21:05:00 | …and so on
今朝は西武線が全区間運行することをネットで確認して、6:45に家を出ました。一昨日ほどの列ができているわけではなかったのですが、やはり、すでに改札への入場制限がかかっていて、あっという間に大行列になったようです。ワタクシはわりと早めに改札の中に入れたのですが、普段の40%しか運行できず、しかも10両編成ではなく8両編成の電車しか走っていません。飯能辺りから延々と各駅停車で来るので、ワタクシの駅に着くころにはすし詰めもいいところ。電車が来ても各ドアから4,5人ずつ駅員さんに無理やり押し込んでもらって乗るという感じで、ワタクシなどはホームで電車を2本見送りました。1時間ぐらいかかって3本目の電車に乗ったのはいいのですが、全く身動きが取れず。事務所にたどり着くだけで疲労困憊でした。

電車自体は動いているので、事務所もほぼ全員そろっていたようです。仕事をしている間も余震はあるし、でも22日提出期限の資料は作らなければなりません。とにかく、目の前にある仕事に集中するしかないわけで、ときどき新聞各社のWebサイトをチラ見しながら、仕事に追われて1日が過ぎました。

帰宅時も電車は満員ではありますが、それでも最寄駅までたどり着けるのはありがたいことでした。スーパーは相変わらず早くに店を閉めてしまっていたのですが、今日寄ったコンビニにはタイミングよく入荷したばかりのお弁当が並んでいたので、一安心でした。タイミングさえ合えば食料も手に入ることが分かったのは大きな収穫ではあります。帰宅途中の職場の最寄駅で、ビニールの買い物袋を両手に下げた人に遭遇しました。何をそんなに買いだめしているのか謎なのですが、被災地の方々のことを思えば、ワタクシたちなどまだ全然恵まれているわけですよね。群集心理が働くのは分かりますが、もう少し自重していただけないものかと思わないでもありません。

近況報告その4。

2011-03-15 20:42:14 | …and so on
朝は、西武線が1つ手前の駅からしか運行しないということが分かっていたので、6:45に自宅を出て隣駅まで歩きました。すでに、大勢の方々が隣駅を目指して黙々と歩いていました。駅前には警察官が出て交通整理をしていましたが、幹線道路では車がビッシリで、ほとんど動いていないようでした。ただ、ワタクシなどは1駅だけ歩けば始発電車に乗れるわけで、そういう意味では幸運な人間の中に入るのだろうと思いました。乗り換えた大江戸線は休日ダイヤでの運転というアナウンスをしていましたが、それでも途中で止まるなどということもなかったので、1時間ぐらいで事務所に着きました。

昨日と比べても首都圏の電車が動いていたので、事務所に来れなかった人はほとんどいなかったようです。節電のために相変わらず事務所は暗いのですが、昨日のような開店休業状態は脱して、今日は普通に仕事ができました。本社から、節電のために超過勤務禁止というお達しが出たので、終業時間になると皆サッと帰るようになりました。

帰宅時には、西武線が所沢の先まで動くようになっていたので自宅の最寄駅まで電車で帰ることができました。ところが、普段22:00までやっているスーパーのシャッターが閉まっていてびっくり。商品が無くなっているのだろうと推測はできたのですが、仕方なくコンビニに寄ってみると、晩ご飯になりそうな食料品が見事に無くなっていました。他にも、日用品類がほとんどない。昼間にそういうものを買い占められてしまうと、ワタクシたちのように仕事をしている人間は、東京にいるのに食糧難民になってしまいます。被災地の方々のことを思えば、それでもまだ我慢できる範囲ではあるのですが。


近況報告その3。

2011-03-14 20:36:39 | …and so on
朝、西武線は動くという情報があったので、7:00過ぎに駅に向かいました。…と、すでに駅前には警察官も出て改札への入場規制がかかっていました。昨夜の時点では、ワタクシの自宅の最寄駅の1つ前の駅までしか動かないということだったので、駅1つ分歩くことを覚悟していましたが、一応、ワタクシの自宅の最寄駅でも電車に乗れるようだったので、その時点で100mぐらいだった列に並びました。待つこと1時間半、後ろには信じられないぐらいの列ができていましたが、ようやく電車に乗れました。結局、普段の倍以上の時間をかけて事務所にたどり着きました。

事務所では普段の半分ぐらいの電気しかつけられず、職員も3分の1ぐらいは出てきていませんでした。これで仕事になるのかという不安はありましたが、とりあえずは目の前にある仕事をしていくしかないわけです。幹部が何回も集まり、これから先の対策会議をしていました。職場も自宅も、今日は計画停電のエリアに入っていなかったのは幸運でした。

帰宅時には、西武線が自宅最寄り駅の1つ手前で折り返し運転をしているという情報は入手していたので、そこから歩いて帰ってきました。20分ぐらい余計に歩くことになりましたが、日ごろの運動不足を解消することもできると思うようにして、しばらくはこういう生活が続くのは仕方ないかなぁと思います。ただ、東電の情報があまりにもころころ変わるし、自分の住んでいる地域や職場のある地域が計画停電実施エリアに該当するのかどうかもよく分かりません。停電するならすると決めてくれたほうが、まだ覚悟もできるのになぁと思った次第です。

近況報告その2。

2011-03-13 12:00:55 | …and so on
朝10:00開店のスーパーに10:20ぐらいに行ってきました。すでに、レジには長蛇の列ができていました。買い物をして精算するまでに1時間近くかかりました。お総菜類はわりとたくさん並んでいましたが、カップラーメン類、パンなどは10:30ぐらいの時点で半分ぐらいは売り切れていました。ただ、在庫がある分はすぐに補充しているようでした。おそらくは、昨日の午後あたりから都内でもいろいろな情報が錯綜しているのだろうとは思います。都内が断水することはないと思うので、水のペットボトルなどはまだ潤沢にあるようです。

東電が明日から輪番停電を実施するという情報があるので、すぐに食べられそうなものを買いだめしておこうという心理が働いているようです。時間帯にもよるでしょうが、東電からの停電情報がまだ東電のHPにも載ってこないので、その情報(どの地域が、どの時間帯停電するのか、しないのか)はなるべく早く出してくれればいいなぁとは思います。停電時間帯が勤務時間中であればPCがまるで使えないということになり、ワタクシのような仕事をしている人間は、ほぼ業務停止ということになりそうです。

それでも、被災地の方々のご苦労を思えば、皆で協力していくことが当たり前なのだろうと思います。自分にできることは本当に微々たるものかもしれません。そうではあっても、その微々たる力を合わせていけば、この事態が少しでもより良い方向に向かっていくことを信じたいと思います。

取り急ぎ近況報告。

2011-03-12 14:29:15 | …and so on
昨夜、22:00過ぎに都営地下鉄と西武線が運転再開しました。事務所から歩いて帰った同僚もかなりいましたが、ワタクシは本社との連絡調整係を仰せつかったこともあり、最悪、事務所に泊まり込みを覚悟したうえで居残っておりました。昨日のうちに、JRは駄目でも私鉄は動かすだろうと踏んだこともあります。22:00過ぎに幹部から待機解除が出て、ちょうど西武線も動き始めたという情報がネットに出たので、日付が変わるまでに帰れるかどうか…と思いつつ、事務所を出ました。電車にうまいタイミングで乗れたので1時間ぐらいで自宅まで帰れました。池袋までたどり着けていない人も多かったらしく、西武線自体はびっくりするほど空いていました。

帰りがけに寄ったコンビニにはおにぎり・お弁当類が見事に無くなっていましたが、カップラーメン類はまだありました。さっきスーパーに行ってみたら、それほどの欠品もなさそうだったし、お総菜類も通常どおり揃っていました。

被災者の皆様には心からお見舞いを申し上げます。
被災地では、これからが本当に大変だと思います。自分にできることは何か、微々たることでもいいと思うんです。皆で、力を合わせて頑張りましょう。


神様の思し召し。

2011-03-10 20:28:19 | works
この時期に半日休んだワタクシには、さっそく天罰が下りました。先週休んだ時とは比べ物にならないぐらいのメールと書類ファイルがデスクの上とPCのメールボックスに溜まっておりました。とにかく、書類を片づけないことには何もできないので、朝からひたすら書類とPC上の数字に没頭していたのですが、こーゆー時は、次から次へと書類が持ち込まれるというのが相場と決まっており、どれだけ必死に片づけても書類が一向に減っていきません。しかも、その間に先日このブログに書いた新人男子(院卒です。優秀なはずです。)が、電話で訳の分からない質問をしてくるし。訳が分からないというよりは要領を得ない質問といったほうが正確なのですが、こちらは忙しくてあたふたしているので、マジでブチ切れそうになりました。彼自身は、優秀な修士論文を書いて大学院を卒業してきたはずなのですが。

それやこれやでバタバタしている間にも、メールボックスの赤い文字は増え続けます。件名だけ斜め読みして、すぐに読まなければいけないものだけは読んでいるのですが、この時期のお仕事メールは【至急】とか【重要】と書かれているものが多い。もっとも、ワタクシ自身も【重要】メールはかなり出しているので、他人様に文句を言える筋合いではありません。ついでにを巻頭につけていたりするので、読む方々には迷惑なことをしているなぁ…とおのれを顧みてちと反省したりして。久しぶりに根性を入れて仕事をした結果、明日は段ボール箱2箱分の書類を本社に送り届けることになりました。この時期に休もうなどという不埒な考えは二度と起こさないようにという神様の思し召しなのだと思い、そういえば葛根湯飲んでないと気がついたのは帰宅直前でした。とほほ。

花粉症じゃないですから。

2011-03-09 16:46:35 | …and so on
朝、熱を測ったら36.5℃の平熱に戻っていたので、とにかく今日どうしてもやらなければいけない仕事だけやっつけてこようと仕事に出かけました。でも、全身倦怠感は続いているので、もちろんマスク着用。早めに事務所に到着し、一心不乱に事務処理をしているところに同僚がどんどん入ってきます。マスクをしているワタクシを見て、みんなが口々に言うのが「ついに花粉症ですか」なのです。特に、うちの事務所の花粉症軍団はとてもうれしそうに「やっぱりね」という感じで、仲間が増えていくのがうれしいらしい。なので、残念ながら風邪ですからというと、一様にがっかりした顔をするのです。ワタクシはそちらの仲間には入りませんから…と声にならない独り言。とにかく、1日分の仕事を半日でやっつけ、午後は早退させてもらって今まで寝ておりました。

ちょっとした風邪のときは食前に飲み忘れることが多い葛根湯ですが、今回は自覚症状がわりと大きいせいもあり、忘れることなく食前に飲み続けております。お医者さまには「葛根湯と相性がいいんだね」と言われるぐらい、1包飲んで温かくして寝ていると、汗をガンガンにかいて結構すぐに熱が下がってくれます。今回も、昼過ぎにはまたちょっと微熱があったのですが、葛根湯を飲んで寝ていたらほぼ平熱に近くなってきました。今日は大人しくしていれば、明日は仕事復帰できそうです。しばらくは、一昨年の新型インフルエンザ騒動の時にせっせと買い込んでいたマスクが活躍しそうですが、決して花粉症ではないということを声を大にして言いたいところです。特に、1人でも仲間を増やそうと手ぐすねを引いているうちの事務所の花粉症軍団には入りたくないと思う今日この頃です。

風邪ひいたかも…。

2011-03-08 20:19:40 | …and so on
ここのところの東京のあまりの寒暖差についに身体がついてこれなくなったようで、今朝からずっと頭痛がしておりました。肩こりもひどいので最初は肩こりからくる頭痛かとも思ったのですが、家に帰って熱を測ったら37.0℃ありました。微熱ではありますが、どうやら風邪を引きかけている模様。明日の午前中はどうしても休めない仕事があるので、それこそ這ってでも出勤しなければなりません。職場に常備しているカコナール満量処方を、午後の空腹時にとりあえず飲んではいたのですが、晩ご飯前にこーゆー時のためにお医者さんから処方してもらった医療用のツムラの葛根湯を慌てて飲んだ次第です。人が風邪を引いたなどという時は「早く帰って寝たほうがいい」というのですが、おのれが風邪を引くときは、どうにも仕事が立て込んでいることが多いのは何故でしょう。

日頃のおのれの行いの悪さがこーゆー時に祟るわけですよ、はい。明日、午前中の仕事が終わった時点でまだ調子が悪いようなら、あとは野となれ山となれ状態で帰ってこようとは思うのですが、そーゆー時に限って書類がうず高く積まれるわけで、休んだことによっておのれの首を絞めかねないなぁとも思います。3月後半は、仕事はもちろん、3月31日付で退職される方々の歓送迎会などもびっしり入っているので、同じく風邪を引きかけている同僚と「風邪ひいて休むなら今週がラストチャンスだね」などと話しておりました。とりあえず、寝る前に医療用葛根湯をお湯に溶かして飲んでから、今日は早めに寝ようとは思うのですが。インフルエンザワクチンは打ったので、インフルエンザではないと信じたい今日この頃ではあります。とにかく、明日の午前中だけでも熱が出ないように願っております。