雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

雪が降りました。

2011-03-07 20:13:34 | …and so on
昨日は暑いぐらいだった東京に、今朝は雪が降りました。いくら何でも極端だと思うのですが、これが自然というものかもしれません。今日は、さすがの花粉症軍団の方々も花粉が飛んでいないと喜んでいましたが、こんな天気でもマスクは外せないようで、パッと見ると風邪なのか花粉症なのか判別しがたい人も多い昨今ではあります。「23区の豪雪地帯」と揶揄されるワタクシが住んでいる区ですが、帰宅時には雪も積もっていませんでした。積もっていたら、また大田区や目黒区在住の方々から「やっぱりね」と白眼視されるのは必定でしたが、積もる類の雪ではなかったということかもしれません。ともあれ、明日凍結した道路をおっかなびっくり歩かなくて済むのは何よりでした。凍結した道路を歩くのに慣れていないので、10分も歩くとぐったりしてしまうわけです。

先週から絶不調のワタクシの腰を少しでも労わってあげようと思い、今日は1日中「めぐりズム蒸気の温熱シート」を腰に貼って過ごしました。しばらく暖かい日が続いていたので温熱シートもそろそろ要らなくなるかなぁと思いつつ、今日のように不意打ちで真冬のような天気になる場合に備えて、化粧ポーチに1枚は常備するようにして正解でした。そんなにかさばる物でもないので、やっぱりしばらくはポーチの中に忍ばせておこうと思った次第。暖房が効きすぎる電車の中だと汗をかいてしまって逆効果になりそうですが、相変わらず20℃設定の事務所の執務室では、じんわり腰を温めるのもいいのかもしれません。外箱を読むと冷房の効いた室内にもOKと書いてあるので、ひょっとしたら真夏もお世話になるかもしれません。それもどうよ?と思わないでもないのですが。

理解できない日本語。

2011-03-06 14:32:04 | books&magazine
明日からまた仕事だという現実がそろそろ肩にのしかかってきはじめる日曜日の14:30過ぎ、今日も東京は暑いぐらいの陽気になりました。ヒートテックのTシャツとフリースのジャケットで買い物に出たら、暑くて汗をかいてしまいました。しばらく(と言っても2週間ぐらいですが)本屋さんに行っていない間に、海堂尊の「極北クレイマー」と橋本治の「小林秀雄の恵み」が文庫本のコーナーに平積みされていたので、とりあえず買ってきました。そろそろ橋本治センセイ独特の癖のある文章が読みたいなぁと思っていたところだったので、結構いいタイミングで入手できました。海堂センセイのほうは、カイロプラクティックの予約時間まで時間つぶしにお茶するときに読むのにちょうどいい具合に上・下巻に分かれております。しばらくお茶するときに手持無沙汰だったので、これもラッキーでした。

昨年、知人に「教養として小林秀雄ぐらいは読んでおけ」と言われ、「無常といふ事・モーツァルト」を読み始めたのですが、ワタクシの苦手とする旧仮名遣いで、内容がワタクシのしわのない脳みそにとってはとても難解だったので、途中で挫折したままになっていました。書いてあること自体はそれほど難解ではないのかもしれませんが、普段、ミステリーなどしか読まなくなったワタクシの脳内では「小林秀雄=高尚で難しい」というイメージが出来上がってしまっているため、日本語を日本語として理解することができないわけです。もっとも、ワタクシの場合、橋本センセイの「三島由紀夫とはなにものだったのか」を読んで三島を理解した気分になり、肝心の「豊饒の海」全4巻には全く手がついていません。今回も同じようなことになりそうな気もしないではなく。

ちなみに、村上春樹の「雑文集」も途中まで読んで、カフェに行くとき用のバッグの中にしまい込んだままです。海堂センセイはスラスラ読んでしまいと思うのですが、あとの2冊は読了がいつになるのか、全く謎のままです。

花粉症に非ずんば人に非ず。

2011-03-05 14:37:12 | …and so on
花粉症の方々には大変申し訳ないのですが、今日の東京は穏やかに晴れて、昨日までの寒さが嘘だったかのような春めいた陽気になってきました。ワタクシの周囲では「花粉症に非ずんば人に非ず」的な確率で花粉症と闘う人々が多いのですが、ワタクシ自身は、そろそろ危ないかもしれないけど、土壇場で何とか踏み止まっているという状況が5~6年続いております。今年は昨年の8倍の花粉が飛ぶということで、周囲の花粉症軍団から「今年は絶対にやばいって」と散々脅かされている昨今ではあります。さっき買い物に出かけたのですが、くしゃみも鼻水も出ないので今のところはまだ大丈夫のようです。昨日は、ワタクシの職場では花粉症のレベル自慢(?)で盛り上がっておりました。ワタクシ自身は初耳だったのですが、アレルギーレベルというのがあるそうで、その数値がが高いほど症状が重いということらしい。

レベル5が一番症状が重いんだという話で盛り上がっていたのですが、同僚女子が「私はレベル7と言われて、お医者さまに笑われました」とのこと。上には上がいるというか何というか。確かに、彼女は2月から5月ぐらいまではずーっとマスクをしているのでかわいそうだなぁとは思っていたのですが、ご本人も1年の3分の1がこの状態なのは不公平だとこぼしておりました。それでも、秋のブタクサアレルギーがないだけまだマシなのだとか。ワタクシもアレルギーテストだけでもしておいたほうがいいのかもしれませんが、結果を聞くのが怖いのでなかなか耳鼻科に足が向きません。アレルギーはあるから覚悟しておいてくださいとか言われて、ひやひやしながら春を過ごすというのもいかがなものかと思うわけです。花粉症はある日突然始まるらしいので、その時はその時ですよね。

ヨレヨレの1日でした。

2011-03-04 22:03:02 | …and so on
寒いし、体調はイマイチよくないし。お局さまが暴走して事業を進めようとしているのですが、肝心のお金はどうにでもなると高をくくっていたらしく、あと2週間ぐらいで事業をスタートさせたいんだけどお金はあるわよね…って。来年度の予算はありますが今年度はそんな予算はついていませんし、決算数字を固めようという時期なので、4月まで待って新年度からスタートしていただけませんか?と言ったら、途端に不機嫌になり、1週間やそこらの前倒しが何でできないのかとご立腹されてしまいました。その1週間で年度が切り替わるんですけど、そうしたら予算はありますからと言ってはみたものの、ご機嫌が直るはずもなく。

お局さまが言い出したことを誰も止められない現状では、ワタクシがどんなに悪人扱いされても無い袖は振れないということで押し通すしかありません。もちろん、こんな話を本社に持っていったところで「馬鹿か」の一言で終わるわけです。それでも諦めていただけないらしく、裏で何やら画策なさっておりました。4月1日になれば大手を振って事業が開始できるんですけどね。ワタクシのところに話をしても、ワタクシが融通が利かないから事業が開始できないとあちこちで吹聴されるのは目に見えておりますが、これもお給料のうちですよね。

ちなみに、近来稀に見る腰痛のため、帰りに寄ったカイロプラクティックでも散々なことになってしまいました。天中殺、でしょうか?

笑っちゃう数字。

2011-03-03 20:13:42 | works
本社から、ついに昨日大騒ぎしていた案件の予算は今年度中は全面執行停止にするというお達しがきました。ワタクシは、そのお沙汰を事務所内各部署に説明して回らなければなりません。当然、あちこちでハレーションが起きることは分かっていたので、とにかく納得していただくには数字を見せるのが一番手っ取り早いと思い、あさイチからその予算の執行率の対前年比を示す資料をせっせと作っておりました。作った本人が一番驚き、思わず笑ってしまったのですが、本社の使い方もひどいけどうちの事務所も対前年比で440%も執行していたのです。昨年度はおのれがやっていなかったとはいえ、そんなにアホみたいに予算を喰っていたのに気がつかなかったわけです。ワタクシにも責任の一端がないわけではないけれど、とにかくこの数字を見せればうるさ型の皆さまも黙り込むに違いありません。

突発的に業務が増えたのは年が明けてからの話なのですが、それ以前から昨年度と比べるとものすごい勢いで予算を喰い続けていたことも判明しました。本社には、執行率増の原因としては突発的に業務が増えたことしか説明する気はないのですが、上司と相談の結果、事務所内部には一度きちんと現状を見てもらったほうがいいだろうということになり、来週の幹部会議で上司から予算執行停止になった経緯共々説明してもらうことになりました。本社としても無い袖は全く振れないので、本社に関しても全面執行停止という結論になったようです。あと1か月間は、他の予算を喰う形で何とか凌いでいこうということで、昨日中に本社の関係各部署にも根回しは済んだ模様ですが、来年、また同じことを繰り返さないためにも、何とか対策を講じなければなりません。余計な仕事を、また1つ抱え込んでしまいました

やっぱり天罰が…。

2011-03-02 20:11:56 | works
今朝は、いったん事務所に出てから西新宿の本社に出頭することにしておりました。昨日の帰りがけに目の端をかすめた分厚いファイルのことが頭をよぎり、とっても嫌な予感を抱きつつ事務所に出勤したら、デスクの上に収まりきれないほど、うず高くファイルが積まれておりました。こういう場合の嫌な予感というのは十中八九当たるというのがワタクシの経験則ではあるのですが、それにしてもたった半日の間にこんなにファイルを置いてくれなくても…と思いつつ、そのファイルには全く手を付けられないまま西新宿に向かったわけです。決算作業のスケジュールに関してはあらかじめ覚悟をしていたので、本社様の仰せのとおり頑張る旨を申し述べて終わりました。ところがその後の雑談中に、全く別件で、本社と事務所予算を全部出しても足りない案件があることが発覚し、とりあえず事務所に戻って正確な数字を提出せよとのお達しがありました。

その案件に関しては、本社が予算を使いすぎているのが昨年11月の時点で発覚したので、事務所はどうせそんなに使わないだろうから必要な分だけを残して本社で吸い上げてもらっていいですよという話になっておりました。ところが、年が明けた時点でまだ本社でお金が足りないという話になり、ギリギリのラインを残して事務所分予算は全部本社に吸い上げられたのです。悪いときに悪いことが重なるもので、今度は事務所で突発的にその予算が必要になったのですが、もう、無い袖はどちらも振れないわけです。取り急ぎ事務所に戻って数字を精査したところ、すでに予算枠を完全にオーバーしていることが判明。ワタクシが担当している予算以外のところで使うお金を昔からの慣習で支出していたら、突然業務が増えてしまい、当初見込みの3倍近いお金を使っていたのでした。本来の予算枠からその分だけでも出してもらえないかと頼んだら、そちらの担当に露骨に嫌な顔をされる始末。

結局、本社のほうに非があることは間違いないので、何とか資金の手当てをしてくれることにはなったのですが、気がつけば15:00を過ぎており、デスクの上のファイルは相変わらず手つかずのままでした。この時期に休もうなどと思うなよという神様の思し召しなのかもしれません

半日だけ現実逃避中。

2011-03-01 16:32:29 | works
今朝本社から電話があり、4月の決算作業のスケジュールを説明したいので、明日本社に出頭(?)するようにというお達しがありました。ついに来た…という感じで、その時点でブルーを通り越してダークブルーな気持ちになりました。そろそろ年度末から年度初めのスケジュールが出てくると覚悟はしていたのですが、やっぱり決算数字の最終締め切りが4月19日と決定した模様。実は、本社とは違い、出先事業所ではその時期までに数字が固まりきらない場合があるのですが、各部署の担当者の皆さまを叱咤激励して、何が何でも4月19日には本社に数字及び付属資料を提出しなければなりません。昨年は、4月1日付の異動直後の右も左も分からない状態からこの作業を始める羽目になったので、それに比べればまだマシだろうという話もあるのですが、11ケタの数字を1円単位まできっちり作るのに、実働で15日しか時間がないのは、やっぱり厳しいものがあります。

昨年は休日もこそっと出勤したのですが、今年は折からのワーク・ライフ・バランスキャンペーン中の我が社は、休日出勤するなら、それなりの理由書を提出せよとの命令が下っております。そんな理由書を書いている暇があったらその時間仕事をしていたいわけで、誰も好きで休日に仕事をしに行くわけじゃないんだけど…と声にならない独り言。なので、今年はどうにも切羽詰ってしまうまでは休日出勤をせずに、何とか夜なべ仕事だけで乗り切りたいと思っております。ダークブルーな気分だったので、月初めのルーティンワークを午前中に必死で片づけて、午後は早退してきてしまいました。どうせ、これからゴールデンウィークまでは休暇申請など夢のまた夢なのです。半日だけ現実逃避しても罰は当たらないと思いたいのですが、やっぱり世の中、仕事があるだけありがたいということなのでしょう。帰りがけに分厚いファイルがデスクに積まれたのですが、見なかったふりをして逃げるように帰ってきました。