井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

千歳→仁川→カトマンズ

2009-12-16 15:53:47 | アンナプルナ・サーキット
千歳発13:50分の大韓航空機で仁川空港へ向かいます。

飛行機は日本海を南下して能登半島沖から東に進路を変えソウルへ向かいます。

仁川空港に17:05分到着。

トランスファーでホテルに1泊します。


入管は入国カードを書くだけです。

入管窓口でパスポートと入国カードを係員に渡すと問題なく入国出来ました。

荷物はカトマンズで受け取ることになっていますので、

手荷物だけを持って空港ビルへ移動しましたが、

さて、あまりの広さにどこへ行けばいいのか分かりません。

まずは、お金をウォンに交換しなければならないと思い

銀行の窓口で5千円を交換します。

手元に60,500ウォンが来ました。

今晩泊まるホテルは空港まで迎えに来てくれることになっていますので

電話をしなければなりません。

電話機を探してホテルへ電話しますが、日本語を話せる人がいません。

仕方がないので、タクシーで行くことを伝えてタクシー乗り場を探します。

空港の係員らしい人にタクシー乗り場を聞いて移動します。

私のつたない英語でも何とかなり、無事にタクシーに乗ることが出来ました。


タクシーに乗って約10分ほどでホテルに着きました。

フロントで翌日のチェックアウトの時間を伝え、

空港まで送ってもらうことにします。

ホテルの部屋に入ってホット一息。

自宅にソウルへ着いたことを連絡します。


翌朝(11月9日)、フロントからの電話でロビーに行くと空港まで送って

くれる車の用意が出来ています。

さっそく、その車に乗って仁川空港へ送ってもらいます。

片側4車線もある広い道路を飛ばして走ります。

ほどなく、仁川空港に着いたのでカトマンズ行きのフロントまで

案内してもらいホテルの人と別れます。


大韓航空の窓口でチケットを受け取り、出国窓口へ行きます。

荷物検査を受けると、あっけなく搭乗者待合所がある区域へ入ってしまいます。

カトマンズへの搭乗口へ行って出発までの時間を潰します。

出発まで1時間半ほど有りますので、空港内をブラブラして過ごします。


9:40分、大韓航空機が仁川空港を飛び立ちます。

カトマンズ空港には14:00到着の予定です。

後は機内食を食べたり映画を見たりして過ごしますが、

映画の吹き替えはなぜかロシア語で字幕が中国語の映画でした。

不思議な映画なのですが、中国語の字幕は漢字ですので、

何となく意味が分かります。

映画自体がアクション映画でしたので、画面だけ見ていても

それなりに、時間はつぶせます。


定刻にカトマンズに到着、3年半振りのトリブバン空港です。

ビザは、ここで取得するつもりですので入国カウンターへ急ぎます。

機内で書いた入国ビザ申請書、入国カードと税関申告書(赤い紙)を

持って「ウイズアウト・ビザ」の列に並びます。

ノンビリとした進み方でビザの発行が行われていきます。

ビザに貼る写真を申請書に貼り付けるホッチキスを持ったおばさんが

通っていくので、自分の申請書に写真を貼り付けます。

おばさん、顔の真ん中もお構いなしにホッチキスで写真を留めていきます。

ビザ30日の申請料40ドルを払い、領収書をもらい、

その領収書、パスポート、入国カード、ビザ申請書を係員に渡します。

何度か私の顔とパスポートを見ながら一言を発することなく

ビザ申請を取りました。

パスポートを貰ったので、「サンキュー」といって1階へ向かいます。

1階に下りると税関の窓口があるのですが、係員は誰かとおしゃべりに夢中です。

荷物を検査する機械にザックを乗せるようにいわれたので

乗せると、OKといわれ、税関の申請書を渡すことなく窓口を

通ってしまいました。

手荷物をターンテーブルから受け取ると後は空港の出口に向かうだけです。

あまりのあっけなさに拍子抜けしながら出口へ行くと

沢山の人が出迎えています。


私の名前を書いた紙を持っている人を見つけました。

リラさんです。

リラさんとは3年半振りの再会です。

アサヒトレックの車に乗ってまずはホテルへ向かいます。

今夜のホテルはタメル地区にあるタシ・ダルゲー・インです。

アサヒトレックからは歩いて5分ほどの距離にあるホテルです。

ホテルに部屋に荷物を置いてからアサヒトレックへ出向き、

トレッキングの日程の確認と契約を行います。


リラさんが造ってくれた計画では、アンナプルナサーキットだけでは

日程に余裕があるので、タトパニからアンナプルナ内院の方へ足を伸ばし

カトマンズへ帰ってくるのは帰国2日前(12月2日)というものです。

それを了解したところツアー代金は税込みで1336ドルといわれます。

手持ちのお金に余裕がないのでディスカウントして貰って

1300ドルを支払います。

実は今回用意してきたお金は、米ドルで1300ドルと日本円で4万円ほどです。

ツアー料金は千ドル有れば足りると思っていましたので、

その他のお金として6万円も有れば大丈夫だと思っていたのですが、

これでは大分予算オーバーとなってしまいます。

トレッキング中の飲み物代はツァー料金に含まれないといわれています。

これがどれくらい掛かるか分からないのですが、

物価の違いから何とかなると思っています。

翌日トレッキングに向けて出発かと思いましたが、

11月10日はマオイストがカトマンズから外へでる道路を封鎖する

ストを予定しているので1日おいて11日にアンナプルナサーキットの

出発点となるベシサハールへバスで行くことになりました。

日程には十分な余裕があるので、1日くらい出発が遅くなっても

なんていうことはありません。

ホテルでノンビリするだけです。

ホテルの部屋は4階にあります。

(カトマンズでは1階がG階、2階が1階となりますので4階は5階のことです。)

見晴らしの良い部屋です。

トイレシャワー付きなのですが、シャワーは水です。

ホットウォーターと書かれていても日本のような熱いお湯がでてくることは

ありません。

今は乾期ですので、水はとても貴重です。

おまけに突然停電になります。

日本では考えられませんが、カトマンズでは停電は日常茶飯事のことです。

突然停電になりますので、ホテルでは非常用の自家発電装置を持っています。

ですから、真っ暗になることはありません。