今日は風はないが肌寒い日だ。
8:00分、出発する。
昨日あった腰の痛みも回復している。
町外れにある吊り橋を渡ると石段の先にお寺のような門がある。
手前にある石段との調和が取れており、なかなか絵になる景色だ。
このような石段がどこに行っても目に付く。
石の表面は綺麗に平らになっている。
どうやらこの石は、目のようなところにノミを当てると剥離するように割れるようだ。
だから平らで大きな石がとれるのだ。
その石を使って石段や家も建てている。
何にでも使える貴重な建築材料となっている。
ゆったりとした登り坂を歩いていくとバラタングの手前にあるちょっとした峠といった雰囲気の所に板張りの小屋がある。
雰囲気からすると峠の茶屋といったところのようだ。
中にはいると右手奥にストーブがあり、30代の男性が一人でドーナツのような物を作っている。
小麦粉を練った物を右手で掬い握りつぶすようにしてフライパンの油に中へ輪を描くように落としていく。
すると、手前のフライパンの中にあるような輪の形をした物ができあがる。
少し食べたが、砂糖をまぶせばドーナツといった物だ。
この茶屋にいつの間にか沢山の人が来て休んでいる。
アシューやチューヌーさん達も来て手伝いながらドーナツを食べている。
30分を過ぎても出発する気配もない。
身体が冷えてくるので、ビビさんに先に歩くといって、一人で歩いていくことにした。
ビビさんが、私をガイドするという仕事をおろそかにして、ネパーリーの二人を待ち一緒に行動しようとする様な気がしていた。
だから、あえて一人で先を歩くことにした。
一人で歩くのは気持ちがいい。
コースといってもハッキリした道だから間違いようもない。
自分のペースで歩くのだから疲れもしない。
しばらく歩くと川幅が狭まり両岸が切り立った崖となってくる。
道はその右岸の岸壁をコの字形に切り取った所を通る。
これだけの幅と高さをノミ一つで切り取ったのだから、その労力はどれほどのものだったのだろうか?
足元を見ると細かな凸凹がありノミの跡のような模様がある。
10:15分、バラタンに着く。
道の両側に宿があり、沢山の人が休んでいる。
ここには星野先生も休んでいた。
韓国人の団体が多いのか、道の両側に休んでいる物同士が韓国語で話をしている。
星野先生はロバに乗っているが、上り下りもあるのでロバの背中でバランスを取るのも大変だろう。
さて、ビビさんが追いついてこないが、10分ほど休んで先へ進むことにする。
ここで休みながらビビさんを待とうかと考えたが風が冷たいので身体が冷えてくる。
身体が冷える前に歩く方が、調子がいい。
しばらく歩いているとようやくビビさんが追いついてくる。
20分ほど歩くと道が狭まり吊り橋が見えてくる。
個の吊り橋を渡ると急な坂道が待っている。
ビニール管を沢山運んでいるボッカのおじさん達がゆっくりとした足取りで登っていく。
急な坂道でペースが落ち、呼吸が荒くなってくるがゆっくりゆっくりと心の中で良いながら登っていくと、またまた、峠の茶屋が見えてくる。
リンゴや仏具なども売っている。
ちょうど11:00なので少し休むことにする。
ビビさんがリンゴを1こくれたので食べる。
野球のボールを一回り小さくした手のひらで包めるほどの大きさのリンゴだったが日本のリンゴでいうと藤のような味で甘く美味しかった。
ここから、緩くなった松林の道を歩いていくと45分ほどでポカリに着く。
ポカリの町で昼食を取る予定だが、ビビさんは町の中をドンドン歩いていく。
もう町外れかなといったところで、ようやく、右側にある店に入る。
しかし、この店はお客で溢れており、食事を頼んでも1時間は掛かるという。
ピサンまで1時間もあれば着くというので、ここでの昼食を諦め先へ進むことにした。
ポカリの町外れにあったマニ車の小屋
ここからは起伏のない林の中を歩く。
沼もあり、道幅も広くなり車が通れるように作られている。
左手に見える岸壁の手前がピサンだというので、空いたお腹を飲み物でごまかし歩いていく。
12:45分、ちょうど1時間でピサンに着く。
ピサンの町はトレッキングルートに近いローピサンと対岸にある旧市街のアッパーピサンに別れている。
早い時間に着いたので、部屋はどの部屋でもいいといわれ、眺めの良い2階の端を取る。
アッパーピサンがよく見える部屋だ。
部屋へ荷物を置くと直ぐに昼食を頼んで一息つく。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今日の行動
8:00 出発
10:15 バラタン
11:45 ポカリ
12:45 ピサン
8:00分、出発する。
昨日あった腰の痛みも回復している。
町外れにある吊り橋を渡ると石段の先にお寺のような門がある。
手前にある石段との調和が取れており、なかなか絵になる景色だ。
このような石段がどこに行っても目に付く。
石の表面は綺麗に平らになっている。
どうやらこの石は、目のようなところにノミを当てると剥離するように割れるようだ。
だから平らで大きな石がとれるのだ。
その石を使って石段や家も建てている。
何にでも使える貴重な建築材料となっている。
ゆったりとした登り坂を歩いていくとバラタングの手前にあるちょっとした峠といった雰囲気の所に板張りの小屋がある。
雰囲気からすると峠の茶屋といったところのようだ。
中にはいると右手奥にストーブがあり、30代の男性が一人でドーナツのような物を作っている。
小麦粉を練った物を右手で掬い握りつぶすようにしてフライパンの油に中へ輪を描くように落としていく。
すると、手前のフライパンの中にあるような輪の形をした物ができあがる。
少し食べたが、砂糖をまぶせばドーナツといった物だ。
この茶屋にいつの間にか沢山の人が来て休んでいる。
アシューやチューヌーさん達も来て手伝いながらドーナツを食べている。
30分を過ぎても出発する気配もない。
身体が冷えてくるので、ビビさんに先に歩くといって、一人で歩いていくことにした。
ビビさんが、私をガイドするという仕事をおろそかにして、ネパーリーの二人を待ち一緒に行動しようとする様な気がしていた。
だから、あえて一人で先を歩くことにした。
一人で歩くのは気持ちがいい。
コースといってもハッキリした道だから間違いようもない。
自分のペースで歩くのだから疲れもしない。
しばらく歩くと川幅が狭まり両岸が切り立った崖となってくる。
道はその右岸の岸壁をコの字形に切り取った所を通る。
これだけの幅と高さをノミ一つで切り取ったのだから、その労力はどれほどのものだったのだろうか?
足元を見ると細かな凸凹がありノミの跡のような模様がある。
10:15分、バラタンに着く。
道の両側に宿があり、沢山の人が休んでいる。
ここには星野先生も休んでいた。
韓国人の団体が多いのか、道の両側に休んでいる物同士が韓国語で話をしている。
星野先生はロバに乗っているが、上り下りもあるのでロバの背中でバランスを取るのも大変だろう。
さて、ビビさんが追いついてこないが、10分ほど休んで先へ進むことにする。
ここで休みながらビビさんを待とうかと考えたが風が冷たいので身体が冷えてくる。
身体が冷える前に歩く方が、調子がいい。
しばらく歩いているとようやくビビさんが追いついてくる。
20分ほど歩くと道が狭まり吊り橋が見えてくる。
個の吊り橋を渡ると急な坂道が待っている。
ビニール管を沢山運んでいるボッカのおじさん達がゆっくりとした足取りで登っていく。
急な坂道でペースが落ち、呼吸が荒くなってくるがゆっくりゆっくりと心の中で良いながら登っていくと、またまた、峠の茶屋が見えてくる。
リンゴや仏具なども売っている。
ちょうど11:00なので少し休むことにする。
ビビさんがリンゴを1こくれたので食べる。
野球のボールを一回り小さくした手のひらで包めるほどの大きさのリンゴだったが日本のリンゴでいうと藤のような味で甘く美味しかった。
ここから、緩くなった松林の道を歩いていくと45分ほどでポカリに着く。
ポカリの町で昼食を取る予定だが、ビビさんは町の中をドンドン歩いていく。
もう町外れかなといったところで、ようやく、右側にある店に入る。
しかし、この店はお客で溢れており、食事を頼んでも1時間は掛かるという。
ピサンまで1時間もあれば着くというので、ここでの昼食を諦め先へ進むことにした。
ポカリの町外れにあったマニ車の小屋
ここからは起伏のない林の中を歩く。
沼もあり、道幅も広くなり車が通れるように作られている。
左手に見える岸壁の手前がピサンだというので、空いたお腹を飲み物でごまかし歩いていく。
12:45分、ちょうど1時間でピサンに着く。
ピサンの町はトレッキングルートに近いローピサンと対岸にある旧市街のアッパーピサンに別れている。
早い時間に着いたので、部屋はどの部屋でもいいといわれ、眺めの良い2階の端を取る。
アッパーピサンがよく見える部屋だ。
部屋へ荷物を置くと直ぐに昼食を頼んで一息つく。
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今日の行動
8:00 出発
10:15 バラタン
11:45 ポカリ
12:45 ピサン