今日からいよいよトレッキングの始まりです。
荷物の一部(寝袋に着替えなどの衣類)はガイドのビビさんに持って貰います。
7時に起きて、朝食は7:30分、出発は8時ということに決めました。
朝食は、シンプルブレックファーストを頼みます。
これは、トーストが2枚、卵が2個、ハッシュドポテト(ジャガイモをソテーしたもの)、紅茶などの飲み物がセットになったものです。
卵は、ゆで卵かスクランブルエッグに調理して貰います。
飲み物はブラックティ、コーヒー、ミルクティー、ジュースなどから選びます。
料金は200ルピーほどです。
私は、ゆで卵とブラックティーを頼んでいました。
朝食が済んだら出発です。
7:43分、ホテルを出ますが、直ぐ目の前にあるチェックポイントで許可証を見せなければなりません。
アンアプルナ山域に入るにはアンナプルナ自然保護地域プロジェクト(ACAP)の許可証を取得しなければなりません。(2千ルピーを支払っています。)
許可証に検印を受けて、いよいよスタートです。
ベシサハールの町外れからいきなり川に向かって急な石段を降ります。
ここから、マリシャングディ・ナディ川に沿って登っていきます。
天気は曇り空であまりよくありません。
道はマリシャングディ・ナディ川の右岸に延びています。
歩いているとうっすらと汗ばんできます。
Tシャツ1枚でも良いくらいの陽気です。
1時間半ほど歩くとクディに着きました。
ここにもACAPのチェックポイントがあります。
チェックポイントの横は綺麗に整備された休憩所があり、その先に吊り橋があります。
この吊り橋を向こうから渡ってくる親子がいますが、こちらからロバの群が吊り橋を渡っていきます。
ロバの背中には荷物が積まれているので、すれ違うことが出来ません。
どうするかと思ってみていると、向こう岸から渡ってきた親子が橋の右側にしゃがみ込みロバの群をやり過ごそうとしています。
私は、向こうから来る親子が吊り橋を渡り終えるまでロバを橋に入れなければいいのにと思ってみていましたが、ロバを止めることもしないで、ドンドン渡してしまいます。
この辺でも、日本人のメンタリティーとは違うもなのだと思いました。
ここから1時間ほど歩くとナディに着き、昼食を取ります。
ナディの宿は庭が綺麗に手入れされており、真っ赤な花が咲いています。
どう見ても熱帯性の花ですね。
昼食はトゥクパを頼んだのですが、出てきたのは焼きそばのようなものでした。
トゥクパはラーメンのような麺だと思ったのですが、どうやら、ここでは違うようです。
靴を脱いで、足を休めます。
昼食後は、ここから2時間ほどでバウンダンダに着くといわれました。
バウンダンダに近づくと段々畑が広がっています。
その段々畑には稲が植えられちょうど収穫期を迎えています。
日本ではなかなか見られなくなった段々畑が山の上の方へ続いています。
その一番上の方に建物が見えます。
ビビさんがその上の方を指さして、バウンダンダだといいます。
川面から見るとかなり登らなければなりません。
段々畑を間近に見ると、刈り取った稲を円柱形に積み上げています。
そのやり方が、子供時に見た近所の水田で行っていた稲を乾かすための方法とまったく同じなのです。
懐かしい光景に出会った気分でした。
急な斜面をやっと登り切ると、そこは広場でした。
広場の中央には大きな樹がありちょうど荷物置き場となっています。
ビビさんが、この広場の先にある宿への階段を登っていきます。
私の宿は、山の上にあるホテルです。
このホテルは食事が美味しいと評判なので、ここに宿を取りたかったといいます。でも、ビビさんの分はとれなかったのでビビさんは広場にあるホテルに泊まることにします。
小高いところにあるホテルですので眺めは最高です。
広いテラスがあります。
確かにこの宿の食事は美味しかったです。
朝食はパンケーキを頼みましたが、ふっくらとして美味しかったです。
この宿で不思議なものを見ました。
それは、主に西洋系の白人達が持っていたものなのですが、水の殺菌装置のことです。
ボトルに汲んだ水の中になにやら蛍光管のようなものを差し込んでスイッチを入れます。
そうすると紫色の光を発し約1分ほどで消えます。
どうやら紫外線で水の殺菌を行っているようです。
こんな装置があるとは思いもしませんでした。
水に関しては、生水を呑むとゲリなどを起こしてしまうのでミネラルウォーターを買って飲んでいました。
沸騰させた水も売っているのですが、標高が上がれば沸点が低くなってしまいますので沸騰させても完全な消毒は出来ないと思います。
そんなこともあって私はミネラルウォーターを飲んでいましたが、その水の値段がベシサハールよりバウンダンダの方が高くなっています。
この先へ進むにしたがってもっと高くなってしまうようです。
それでも、40~60ルピーほどですので、日本円に換算するとたいした金額ではありません。
水の消毒を紫外線で行う装置のことは、日本へ帰ってから調べてみようと思いました。
(この装置を調べたところ、REIの通販サイトで約100ドルで売っていました。)
夕方から何度か霧雨のような雨が降る。
長い時間ではないのだが、この雨が標高の高いところでは雪になっているのだと思うと、ちょっと気になる雨だ。
夜、寝袋に入って寝ると暑くて一枚ずつ服を脱いで、最後はシャツとパンツだけになる。それでも暑いので寝袋を出て、寝袋のジッパーを開いて毛布のように掛けて寝る。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日の行動
7:43 ベシサハールを出発
11:08 ナディで昼食
14:10 バウンダンダ着
荷物の一部(寝袋に着替えなどの衣類)はガイドのビビさんに持って貰います。
7時に起きて、朝食は7:30分、出発は8時ということに決めました。
朝食は、シンプルブレックファーストを頼みます。
これは、トーストが2枚、卵が2個、ハッシュドポテト(ジャガイモをソテーしたもの)、紅茶などの飲み物がセットになったものです。
卵は、ゆで卵かスクランブルエッグに調理して貰います。
飲み物はブラックティ、コーヒー、ミルクティー、ジュースなどから選びます。
料金は200ルピーほどです。
私は、ゆで卵とブラックティーを頼んでいました。
朝食が済んだら出発です。
7:43分、ホテルを出ますが、直ぐ目の前にあるチェックポイントで許可証を見せなければなりません。
アンアプルナ山域に入るにはアンナプルナ自然保護地域プロジェクト(ACAP)の許可証を取得しなければなりません。(2千ルピーを支払っています。)
許可証に検印を受けて、いよいよスタートです。
ベシサハールの町外れからいきなり川に向かって急な石段を降ります。
ここから、マリシャングディ・ナディ川に沿って登っていきます。
天気は曇り空であまりよくありません。
道はマリシャングディ・ナディ川の右岸に延びています。
歩いているとうっすらと汗ばんできます。
Tシャツ1枚でも良いくらいの陽気です。
1時間半ほど歩くとクディに着きました。
ここにもACAPのチェックポイントがあります。
チェックポイントの横は綺麗に整備された休憩所があり、その先に吊り橋があります。
この吊り橋を向こうから渡ってくる親子がいますが、こちらからロバの群が吊り橋を渡っていきます。
ロバの背中には荷物が積まれているので、すれ違うことが出来ません。
どうするかと思ってみていると、向こう岸から渡ってきた親子が橋の右側にしゃがみ込みロバの群をやり過ごそうとしています。
私は、向こうから来る親子が吊り橋を渡り終えるまでロバを橋に入れなければいいのにと思ってみていましたが、ロバを止めることもしないで、ドンドン渡してしまいます。
この辺でも、日本人のメンタリティーとは違うもなのだと思いました。
ここから1時間ほど歩くとナディに着き、昼食を取ります。
ナディの宿は庭が綺麗に手入れされており、真っ赤な花が咲いています。
どう見ても熱帯性の花ですね。
昼食はトゥクパを頼んだのですが、出てきたのは焼きそばのようなものでした。
トゥクパはラーメンのような麺だと思ったのですが、どうやら、ここでは違うようです。
靴を脱いで、足を休めます。
昼食後は、ここから2時間ほどでバウンダンダに着くといわれました。
バウンダンダに近づくと段々畑が広がっています。
その段々畑には稲が植えられちょうど収穫期を迎えています。
日本ではなかなか見られなくなった段々畑が山の上の方へ続いています。
その一番上の方に建物が見えます。
ビビさんがその上の方を指さして、バウンダンダだといいます。
川面から見るとかなり登らなければなりません。
段々畑を間近に見ると、刈り取った稲を円柱形に積み上げています。
そのやり方が、子供時に見た近所の水田で行っていた稲を乾かすための方法とまったく同じなのです。
懐かしい光景に出会った気分でした。
急な斜面をやっと登り切ると、そこは広場でした。
広場の中央には大きな樹がありちょうど荷物置き場となっています。
ビビさんが、この広場の先にある宿への階段を登っていきます。
私の宿は、山の上にあるホテルです。
このホテルは食事が美味しいと評判なので、ここに宿を取りたかったといいます。でも、ビビさんの分はとれなかったのでビビさんは広場にあるホテルに泊まることにします。
小高いところにあるホテルですので眺めは最高です。
広いテラスがあります。
確かにこの宿の食事は美味しかったです。
朝食はパンケーキを頼みましたが、ふっくらとして美味しかったです。
この宿で不思議なものを見ました。
それは、主に西洋系の白人達が持っていたものなのですが、水の殺菌装置のことです。
ボトルに汲んだ水の中になにやら蛍光管のようなものを差し込んでスイッチを入れます。
そうすると紫色の光を発し約1分ほどで消えます。
どうやら紫外線で水の殺菌を行っているようです。
こんな装置があるとは思いもしませんでした。
水に関しては、生水を呑むとゲリなどを起こしてしまうのでミネラルウォーターを買って飲んでいました。
沸騰させた水も売っているのですが、標高が上がれば沸点が低くなってしまいますので沸騰させても完全な消毒は出来ないと思います。
そんなこともあって私はミネラルウォーターを飲んでいましたが、その水の値段がベシサハールよりバウンダンダの方が高くなっています。
この先へ進むにしたがってもっと高くなってしまうようです。
それでも、40~60ルピーほどですので、日本円に換算するとたいした金額ではありません。
水の消毒を紫外線で行う装置のことは、日本へ帰ってから調べてみようと思いました。
(この装置を調べたところ、REIの通販サイトで約100ドルで売っていました。)
夕方から何度か霧雨のような雨が降る。
長い時間ではないのだが、この雨が標高の高いところでは雪になっているのだと思うと、ちょっと気になる雨だ。
夜、寝袋に入って寝ると暑くて一枚ずつ服を脱いで、最後はシャツとパンツだけになる。それでも暑いので寝袋を出て、寝袋のジッパーを開いて毛布のように掛けて寝る。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日の行動
7:43 ベシサハールを出発
11:08 ナディで昼食
14:10 バウンダンダ着
だから一度もミネラルウォーターを買わずに済みましたし、お腹も壊さなかったです。
でも、Yさんが入っている山岳会のメンバーが同じルートで行った際には1名を除いて全員お腹を壊し、うち2~3人は入院までしたとのこと。
水は怖いですよね~。
ミネラルウォータの他にボイルドウォーター、セイフ・ドリンキングウォーターなども売っています。
ボイルドウォーターは鍋で煮ているだけですので高度が高くなると沸点が低くなるので煮沸消毒が完全とはいえません。
セイフ・ドリンキングウォーターは、どうも安全と思われる沢水を使っているのではないかと思います。
村に1カ所くらいこの水を売っているところがあります。
大きなタンクがありそこから小分けして売って貰います。
1リットルあたり40~60ルピーほどでし
た。
あとは消毒剤を使う方法もあるのですが、この錠剤を入れた水は味が・・・・、私には飲めない水です。
私は一日に1リットルのミネラルウォーターを買って、あとは食事の時にトマトスープなどを頼んで水分補給をしていました。