いつも一緒に山スキーを楽しんでいる仲間で雪洞に泊まったことがないという人がいます。
そこで、万が一山から下山できないことなどに備え雪洞で1泊の宿泊を体験しようということになりました。
私やSz氏は日高で何泊も雪洞に泊まっていますが、Sg氏やSd氏は雪の山に泊まったことがありません。
場所はいつも山スキーを楽しんでいる朝里岳にしました。
2月1日、修学旅行生のスキー学習で激込みのゴンドラに乗り込みまずは山頂駅を目指します。
山頂駅からは、いつものように朝里岳の山頂をかすめて朝里岳沢の源頭部へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/20/92453a759fd2f681dba96c3b33e64f6f.jpg)
ゴンドラの駅から少し降るとほどなく急な斜面が目の前に現れます。
この斜面を登るとなだらかな斜面が続きます。
しかし、このなだらかな斜面が曲者なのです。
写真のように目の前を遮る物があまり無いので吹雪かれるとどちらへ進んでいるか分からなくなります。
今日の天気は、曇りで風が強いのですが視界があるので予定の行動を取ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6a/48854e5ca59e25be620c76833f7da244.jpg)
うっすらとゴンドラの山頂駅が見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4c/26322eb2ffdc58b2553ff7ea9a7db63b.jpg)
重い荷物を担いでスキーに乗るのは初めてのSd氏です。
彼は、フルマラソンを走りきる大量がある人なのですが重い荷物が肩に食い込み、ちょっと勝手が違うようです。
さて、朝里岳の山頂下から斜面を横切るようにして進みます。
この辺りで視界が無くなりホワイトアウト気味なのですが、何度も来ている場所ですのでコースを間違わずに朝里岳沢の源頭にある尾根に到着です。
今日はここにある雪庇を利用して雪洞を掘ります。
まずはゾンデを使って雪の深さを測ります。
先週来た時よりずっと雪が深くなっています。
これなら大丈夫です。
雪庇をL字形に削ってステップを作ります。
そこから2個所、2mほど離して2人1組になって掘り進めます。
奥に向かって2mほど掘り進めながら天井を削ります。
しかし、今日は雪庇の下にしすぎたせいか雪が固くて思うように掘れません。
固い雪と苦闘すること2時間、やっと、2人用テントが2張り張れる大きさの雪洞が完成です。
テントを張って大きさを確認します。
それから掘り進めた入口をブロック状の雪で塞ぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/dc/fe8658d684191f569cea9f7b9e5189f5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/99/c2d783bd62f0c928e27584a9328b941f.jpg)
テントとテントの間で食事ができるスペースを作ったので5~6m×2mほどの広さでしょうか。
今夜の食事は、Sd氏の希望により豚シャブを食べます。
たれは、ポン酢とゴマだれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/bd/d0c3b4e98eb3448da171d80e2cd12b90.jpg)
ガソリンストーブが真っ赤になって燃えます。
入口を閉じてしまったので外の音はほとんど聞こえません。
入口を閉じたブロックの隙間からゴーという風の音が聞こえてきます。
外は荒れ模様のようですが、雪洞の中は別天地です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/6b/5d02762bd58a55b15fd1078a13a8bf9e.jpg)
ロウソクを2本立てます。
実際にはこれほど暗くはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/52/1c1ce0780c13ff8db3d6ead4f105ac30.jpg)
こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/9d/5bd46cfb02c511d76d28b92ea36faeba.jpg)
豚シャブの宴会が始まります。
お酒もタップリあります。
男4人のおしゃべりはスキーの話からランニングと尽きません。
締めのうどんも食べて、さあ、あとは寝るだけです。
初めて雪洞に泊まる2人の感想は思ったより暖かいので寝られそうだといいます。
いい夢を見ることができますか?
そこで、万が一山から下山できないことなどに備え雪洞で1泊の宿泊を体験しようということになりました。
私やSz氏は日高で何泊も雪洞に泊まっていますが、Sg氏やSd氏は雪の山に泊まったことがありません。
場所はいつも山スキーを楽しんでいる朝里岳にしました。
2月1日、修学旅行生のスキー学習で激込みのゴンドラに乗り込みまずは山頂駅を目指します。
山頂駅からは、いつものように朝里岳の山頂をかすめて朝里岳沢の源頭部へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/20/92453a759fd2f681dba96c3b33e64f6f.jpg)
ゴンドラの駅から少し降るとほどなく急な斜面が目の前に現れます。
この斜面を登るとなだらかな斜面が続きます。
しかし、このなだらかな斜面が曲者なのです。
写真のように目の前を遮る物があまり無いので吹雪かれるとどちらへ進んでいるか分からなくなります。
今日の天気は、曇りで風が強いのですが視界があるので予定の行動を取ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6a/48854e5ca59e25be620c76833f7da244.jpg)
うっすらとゴンドラの山頂駅が見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4c/26322eb2ffdc58b2553ff7ea9a7db63b.jpg)
重い荷物を担いでスキーに乗るのは初めてのSd氏です。
彼は、フルマラソンを走りきる大量がある人なのですが重い荷物が肩に食い込み、ちょっと勝手が違うようです。
さて、朝里岳の山頂下から斜面を横切るようにして進みます。
この辺りで視界が無くなりホワイトアウト気味なのですが、何度も来ている場所ですのでコースを間違わずに朝里岳沢の源頭にある尾根に到着です。
今日はここにある雪庇を利用して雪洞を掘ります。
まずはゾンデを使って雪の深さを測ります。
先週来た時よりずっと雪が深くなっています。
これなら大丈夫です。
雪庇をL字形に削ってステップを作ります。
そこから2個所、2mほど離して2人1組になって掘り進めます。
奥に向かって2mほど掘り進めながら天井を削ります。
しかし、今日は雪庇の下にしすぎたせいか雪が固くて思うように掘れません。
固い雪と苦闘すること2時間、やっと、2人用テントが2張り張れる大きさの雪洞が完成です。
テントを張って大きさを確認します。
それから掘り進めた入口をブロック状の雪で塞ぎます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/dc/fe8658d684191f569cea9f7b9e5189f5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/99/c2d783bd62f0c928e27584a9328b941f.jpg)
テントとテントの間で食事ができるスペースを作ったので5~6m×2mほどの広さでしょうか。
今夜の食事は、Sd氏の希望により豚シャブを食べます。
たれは、ポン酢とゴマだれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/bd/d0c3b4e98eb3448da171d80e2cd12b90.jpg)
ガソリンストーブが真っ赤になって燃えます。
入口を閉じてしまったので外の音はほとんど聞こえません。
入口を閉じたブロックの隙間からゴーという風の音が聞こえてきます。
外は荒れ模様のようですが、雪洞の中は別天地です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/6b/5d02762bd58a55b15fd1078a13a8bf9e.jpg)
ロウソクを2本立てます。
実際にはこれほど暗くはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/52/1c1ce0780c13ff8db3d6ead4f105ac30.jpg)
こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/9d/5bd46cfb02c511d76d28b92ea36faeba.jpg)
豚シャブの宴会が始まります。
お酒もタップリあります。
男4人のおしゃべりはスキーの話からランニングと尽きません。
締めのうどんも食べて、さあ、あとは寝るだけです。
初めて雪洞に泊まる2人の感想は思ったより暖かいので寝られそうだといいます。
いい夢を見ることができますか?
2時間で掘れるだろうか?
もちろん寝たことも。
かなり広く作るのは大変なんでしょうね。
経験してみないとわからないですよね。
以前、大山の山頂手前で、3室ある雪洞があり(前のパーティーが作ったのか?)、中で休憩させてもらいましたが、各室4-5人は座れ、快適な感じでした。
その労力は---
ちなみに、ろうそくは、酸欠のセンサーの役目ですか?
雪の堅さと掘りだした雪の投げ場を考える必要があります。
私達は、雪庇を使って掘っています。
それは、雪の深さがタップリあることと急斜面の上に雪庇があるので雪を投げるのが簡単だからです。
直ぐに急斜面があるのでその斜面に雪を投げると一人で下へ転がってくれます。
随分昔ですが、一人で登っていた時は40分くらいで一人用の雪洞を作っていました。
ロウソクは、純然と灯り用のものです。
雪洞内の雪に反射して思ったより明るいものです。
酸欠の恐れは、ストーブを使う時くらいです。
ストーブは大量に酸素を消費します。
でも、空気抜きの穴を開けておけば酸欠になることはありません。
ぜひ、雪洞での宿泊を体験してください。
テントよりはズーッと快適です。