井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

神威岳、烏帽子岳、雪の山頂を踏む!

2013-11-09 21:40:16 | 札幌近郊の山
 10月28日(月)

 昨夜は雨が降りました。
この時期、里で降る雨は山では雪となることが多いものです。
今日は、一昨日に引き続きmocoさんと札幌近郊の山へ行きます。

 今回は、定山渓手前にある神威岳と烏帽子岳です。
神威岳は、山頂部が岩で出来ており帽子のように見える山です。
道路を走っていても一番目に付く山なのです。

 mocoさんに7時に迎えに来てもらいます。
百松橋を渡ると広場があり、その先に林道が続いています。
しかし、その林道のゲートが閉じられているのです。

 数年前から必要のない林道のゲートは解放されているはずなのですが・・・?
とりあえず手前の広場に車を止めることにしましたが、念のためと思いゲートを見に行くと、何とゲートは閉じられているものの鍵は掛けられていません。
ゲートを開けて、林道に入ります。

 しばらく走ると「神威岳登山口」と書かれた標識があります。
でも、その先へ林道は続いています。
今回は、はいれるところまで林道を走ることにして車を走らせます。

 林道が分岐している所へ来ました。
ここは、左に曲がり「烏帽子林道」へ進みます。
ほどなく車を数台止められる広場に着きます。
   
    車はこの広場に止めます。

 登山準備をして7:55分出発します。
歩き出してすぐに林道が沢を横切るのですが、増水により林道が崩れています。
   

 この先少し林道を歩いてからもう1本沢を渡ります。
   
   この沢の対岸は岩が露出しており滑るのでロープが固定されています。

 この沢を渡ると尾根に向かってジグを切って登ります。
尾根に出ると目の前に神威岳が見えました。
   
    やはり昨日の雨が雪になったのでしょう。山頂部は白くなっています。

尾根に出ると神威岳の山頂部に続く急な尾根に向かって笹原を歩きます。
   
    まじかに見える山頂部は登れるようには見えません。

 途中で烏帽子岳の山頂が見えましたが、やはり雪で真っ白です。
   

 急な尾根を喘ぎながら登るとやはり雪が積もっています。
その雪を踏みしめながら神威岳の山頂に到着です。

 9:40分、うっすらと雪が積もった山頂です。
   

 ここからは、定山渓天狗岳や余市岳が目の前に見えます。
    

   
   すぐ横には百松岳の南峰が見えています。

 その左手奥に見えるのは、手稲山です。
    

山頂は風がないので一休みします。
そして、いったんすこし下って烏帽子岳へ向かいます。
この烏帽子岳へのやせ尾根は急なうえに雪が少し積もっているので慎重に下ります。
下り終えると今度は雪が積もって登山道が隠れた斜面を登ります。

 この登りには気を使いました。
登山道を外れると笹や低い灌木があるので足元が滑ります。
登山道を外さないように慎重に歩きます。

 急登を登り終え山頂に続くなだらかな尾根に出ますが、この尾根も登山道に降った雪が邪魔をして足元が不安です。
周りをよく見て登山道を踏み外さないように歩きます。
 
 11:10分、烏帽子岳の山頂に到着です。
   
   登山標識があるだけの山頂です。

 ここから見る神威岳は下に見えるのです。
   

 烏帽子岳の山頂部は何もないので写真を撮ると直ちに下山します。
この下山も雪で登山道が滑るので慎重に下ります。
神威岳への分岐まで登り返し、少し雪が解けて滑り安くなった登山道を下ります。

 慎重に下ったのですが、私もmocoさんも滑って尻もちをついてしまいました。
そんなこんなですが、無事に下山することができました。

 13:25分、車に戻ってほっと一息です。

 帰りがけは、冷たくなった体を小金湯の温泉(松の湯)で温めます。
小金湯の露天風呂からは目の前の山が紅葉の真っ盛り!!
綺麗な景色を見ながらの温泉は、本当に癒されます。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今年は登れませんでした (コズ)
2013-11-11 08:15:43
おはようございます
神威岳も風不死も、私は今年も登れませんでした残念です。
もう上は雪ですね!これから冬モード登れません~短い山で遊びます
でも、登れて良かったですね~~
近いと最後まで後回しになって、中々近いのに行けません(笑)

返信する
これからの季節は・・・ (MIKO)
2013-11-11 20:08:33
もう11月ですのでこれからの季節は夏山と違い冬山として考える時期となりました。

雪も降る積もってしまえばいいのですが、この時期の雪は本当にやっかいです。

藪の中を歩くと登山路は見えず本当に神経を使います。

でも、何とかして登れると空気は澄んでおり雪景色の山は白く輝き本当に綺麗です。
こんな景色に出会えるから登りたくなりますね。
返信する

コメントを投稿