大相撲では、白鵬が歴代最多1048勝を追い越し、名古屋場所終了時には1050勝まで伸ばしました、この人は本当にすごい横綱ですよねえ。こんな人がいると、なかなか他はしんどいですねえ。これからどこまで勝つんでしょうか。ケガがなければ、まだまだ勝ちそうであります。しかし一方で、最近白鵬を中心とした横綱や大関が正面から堂々と戦わず、変わったり立ち会いの変化が目立ちますねえ。面白くないですね。千代の富士や北の湖などは、どうだったんでしょうか。なかなか難しいですねえ。堂々と下位のものを存分に受けとめて、打ち負かす風格を見たいです、
まあ、それはそれとして、今回はショパンであります。ショパンのたくさんのピアノ曲から、ワルツ。それほど、このワルツは、聴きませんでしたね。 ショパンのワルツは、全部で19曲あります。その中で、生前に出版されたのは第1番から第8番まで。第9番から第13番までは作品番号付きの遺作(死後出版されたもの)、第14番は作品番号なしの遺作です。そして、第15番から第19番は習作とされています。1番は作品18で「華麗なる大円舞曲」、2~4番は作品34-1~3で「華麗なる円舞曲」、5番は作品42で「大円舞曲」、6~8番は作品64-1~3。6番は「小犬のワルツ」です。そして、9~10番は作品69-1~2。9番は「別れのワルツ」。そして、11~13番は作品70-1~3とされています。華麗なる大円舞曲と華麗なる円舞曲はどう違うのかわかりませんし、また、以前に華麗なる円舞曲が何曲かあるのはなぜだ、とか思ったこともありました。これも同じ作品番号の曲だからなんですね。昔からこのことが引っかかって、この曲ってあまり聴きませんでした。すんません。
ということで、この曲の演奏であります。まあこれだけの有名曲となれば、多くのCDで聴けます。フランソワ、ルービンシュタイン、リパッティ、アラウ、アルゲリッチ、ポリーニ、などなど、まあ他にも多くの演奏があります。そんな中で、今回は、ヴラディーミル・アシュケナージのピアノ。1970~85年 ロンドン、ピーターシャムでの録音とされています。
アシュケナージは、1037年のお生まれなので、だいたい70才くらいですね。まあ、かつてはピアニストとして活躍しておられましたが、現在では指揮者としての活動が主になっていますね。1987年にはロイヤルPO音楽監督に就任し、ベルリン・ドイツSO、チェコPO、N響などの音楽監督、首席指揮者を歴任しています。私は、この人の演奏はあまり聴いたことがかなったのですが、近年ボツボツ聴くようになりましたが、例えばモーツァルトのピアノ協奏曲などは実に素晴らしいです。加えて、ショパンもそれなら聴いてみましょう、となると、これがまたいいのです
何がいいか。それはピアノ音楽の演奏の理想型がここにはある。ピアノの音色は混じりっけもなく、たいそうきれい。そしてどんな難しい曲もそれを感じさせないほどのテクニックと指の運びも存分に満喫できる。ショパンについても、そんな演奏でほとんど不満もストレスもなく、美しいショパンのピアノ音楽を実に気持ちよく聴くことができるのであります。このワルツも、有名な小犬のワルツなどは、程よい愉悦感と爽快さでまた華麗なピアノの響きが実にいい。また7番などの短調も、ピアノならではの情感に満ち満ちていますねえ。私的に一番好きな曲である9番の「別れのワルツ」でも、美しいピアノの響きとピアノの表現力を理想的に駆使しての演奏には、まったくもって素晴らしい。洗練されたセンスも、この人ならではであります。おそらく表情であったり、精神的な深みとか、無い物ねだりをする向きもあるでしょうが、この演奏を聴いていくと、ショパンの音楽にそんなものを求めることは、実にダサいことのようの思えてしまうのでありました。
このCDは、13枚組で、アシュケナージのショパンの演奏をすべて収めてあり、これがあれば、すべて揃うというもの。中古やさんで3000円で買いました。安かったです。
(DECCA COLLECTORS 4437382 1995年 輸入盤)
まあ、それはそれとして、今回はショパンであります。ショパンのたくさんのピアノ曲から、ワルツ。それほど、このワルツは、聴きませんでしたね。 ショパンのワルツは、全部で19曲あります。その中で、生前に出版されたのは第1番から第8番まで。第9番から第13番までは作品番号付きの遺作(死後出版されたもの)、第14番は作品番号なしの遺作です。そして、第15番から第19番は習作とされています。1番は作品18で「華麗なる大円舞曲」、2~4番は作品34-1~3で「華麗なる円舞曲」、5番は作品42で「大円舞曲」、6~8番は作品64-1~3。6番は「小犬のワルツ」です。そして、9~10番は作品69-1~2。9番は「別れのワルツ」。そして、11~13番は作品70-1~3とされています。華麗なる大円舞曲と華麗なる円舞曲はどう違うのかわかりませんし、また、以前に華麗なる円舞曲が何曲かあるのはなぜだ、とか思ったこともありました。これも同じ作品番号の曲だからなんですね。昔からこのことが引っかかって、この曲ってあまり聴きませんでした。すんません。
ということで、この曲の演奏であります。まあこれだけの有名曲となれば、多くのCDで聴けます。フランソワ、ルービンシュタイン、リパッティ、アラウ、アルゲリッチ、ポリーニ、などなど、まあ他にも多くの演奏があります。そんな中で、今回は、ヴラディーミル・アシュケナージのピアノ。1970~85年 ロンドン、ピーターシャムでの録音とされています。
アシュケナージは、1037年のお生まれなので、だいたい70才くらいですね。まあ、かつてはピアニストとして活躍しておられましたが、現在では指揮者としての活動が主になっていますね。1987年にはロイヤルPO音楽監督に就任し、ベルリン・ドイツSO、チェコPO、N響などの音楽監督、首席指揮者を歴任しています。私は、この人の演奏はあまり聴いたことがかなったのですが、近年ボツボツ聴くようになりましたが、例えばモーツァルトのピアノ協奏曲などは実に素晴らしいです。加えて、ショパンもそれなら聴いてみましょう、となると、これがまたいいのです
何がいいか。それはピアノ音楽の演奏の理想型がここにはある。ピアノの音色は混じりっけもなく、たいそうきれい。そしてどんな難しい曲もそれを感じさせないほどのテクニックと指の運びも存分に満喫できる。ショパンについても、そんな演奏でほとんど不満もストレスもなく、美しいショパンのピアノ音楽を実に気持ちよく聴くことができるのであります。このワルツも、有名な小犬のワルツなどは、程よい愉悦感と爽快さでまた華麗なピアノの響きが実にいい。また7番などの短調も、ピアノならではの情感に満ち満ちていますねえ。私的に一番好きな曲である9番の「別れのワルツ」でも、美しいピアノの響きとピアノの表現力を理想的に駆使しての演奏には、まったくもって素晴らしい。洗練されたセンスも、この人ならではであります。おそらく表情であったり、精神的な深みとか、無い物ねだりをする向きもあるでしょうが、この演奏を聴いていくと、ショパンの音楽にそんなものを求めることは、実にダサいことのようの思えてしまうのでありました。
このCDは、13枚組で、アシュケナージのショパンの演奏をすべて収めてあり、これがあれば、すべて揃うというもの。中古やさんで3000円で買いました。安かったです。
(DECCA COLLECTORS 4437382 1995年 輸入盤)
今日行った整形外科の待合室で読んだ週刊誌によると、白鵬の帰化に反対の親方衆もいるのだとか。将来、白鵬が協会の理事や理事長になってモンゴル人力士勢が増えると困るのだとか。
アシュケナージのショパン。好さげですね。
買ってみようかなぁ。